うつ病日記2005年2月分

2月1日

 昨晩は熱もあったが、体の一部が痒いので少々無理してシャワーを浴び、早々にベッド入った。日曜の晩があまり眠れなかったせいで、昼間散々寝ていたにもかかわらず、すぐに眠りに入った。もっとも時々寝返りを打つときに意識が戻ることがあったが。

 朝起きて体温計で測る。まだ 37.2℃ あるが、今日はちょっと無理して会社に行くことにした。多分今日休んでも寝てはいられないだろうと思ったからで、もし途中具合が悪くなったら相対も視野に入れていた。

 今朝も朝食は牛乳を飲んだきりで食べ物は取らなかった。丸一日水分以外は取っていない。しかも昨日はその水分すらあまり取らなかった。ただ昏々と寝ていたからだ。

 会社に行ってもやはり何となくだるい。できるだけ簡単な作業をすることで負担を軽減する。

 昼食も食欲はなかったが、下痢も落ち着いてきたようなので、菓子パンを買ってきて 1/3 だけ食べ、あとは薬を飲んで休養する。ついでに栄養ドリンクも飲み、多少なりとも体力維持に努める。

 午後になると、妙に喉が渇いてきたので、コーラを買ってくる。イギリスの民間療法では「熱のあるときにはコーラを飲むといい」というのがあるそうだが、多分これはコーラが体を冷やす成分を持っているためではないかと思う。

 夕方になると何となく体の調子はおかしいが、熱は下がっているなという感じがしていた。薬の力で押さえているなという感じがする。

 帰る時間はいつもとそう変わらなかった。夜も食欲が今ひとつないのと、ここのところの絶食のこともあって、日曜の夕食用に買っておいた肉団子だけ少し食べた。急に元の量に戻すとかえって胃腸にもよくないだろう。薬も熱は下がってきたようだが一応飲んでおく。

 

2月2日

 昨晩、食事の後しばらくして絡もう一度熱を測ると 36.9℃ と微妙な体温になっていた。そこで昨晩も早めにベッドに入る。途中、2 度ほど夢を見た。最初の夢は、なぜか妹のことを思って悲しんでいる自分がいるという夢で(もちろん現実にいるのは弟だけなので何故妹なのか不思議だが)、夢から覚めたときに悲しい気分になった。

 朝は、目覚ましの音でびっくりして目が覚めた。かなり熟睡していたらしい。体温を測ると 36.1℃ とちょっと下がりすぎなくらいになっていた。まだ何となく体の調子が今ひとつだが、峠は越したみたいだ。

 午前中は月初恒例の販売検討会用資料の作成を行なった。まだ風邪の事を気にしながらであったが、ぶり返す様子はないようだ。

 昼食はそれでも胃の負担を考えて蕎麦のみにした。いつもだとそれにおにぎりつけたり、いなり寿司つけたりするのだが、それは止めておいた。その代わり今日もまた栄養ドリンクで栄養の補給をする。

 午後は会社の商品( Linux ベースで動くソフトウェア)をいじって勉強してみた。この手の商品は実際触ってみないと全く理解できない。特に Linux という普段使わない OS がベースでは。

 そのような中、F 課長から 2 - 3 の仕事の依頼が入ってくるので気が散ってしまい、途中で商品の勉強を止めてしまった。

 ふとことで、販売子会社の 4 / 1 付けの組織変更についての情報が入ってきた。前々から書いているが、我々がその販売子会社に出向するということとリンクしているようで、久々に風邪のことから考えが離れ、別の意味で憂鬱になってきた。本当に日曜からここ 2 - 3 日風邪で辛くて抑うつ気分を感じるということすら感じなかったのである。

 夕方の組合も面倒だった。もはやあまり意味のない春闘がテーマだったからだ。賃金体系が能力主義になってしまった以上、春闘に何の意味があるというのだろうか。時代についていけない組合に諦めを感じる。

 夕食はようやく普通に食事してみた。これで明日何もなければもう大丈夫だが、金曜日はまた新年会だ。これも正直出たくない。職場で浮き上がりぎみなので無理して出ることにしているが。

 

2月3日

 昨晩もまだ体のことを考えて早めにベッドに入ったのだが、また寝付けなかった。いつものように悲観的な考えが頭の中を閉めてしまい、どうしても取り払うことができなくなってしまったのだ。昨晩の組織のことが関係しているのは明らかだった。22 時半にベッドに入って1時半になっても未だ眠れなかった。その後ようやく寝付くも夢は見るし途中また目覚めるしで睡眠の質はよくはなかった。

 朝、ふと目覚めたときに何かいやな予感がして時計を見ると、寝坊していた。起床時間を 20 分以上寝過ごしていた。セットしてあるはずのラジオのタイマーがなぜか解除されていたのだ。慌てて朝の支度をする。それでもいつも余裕を持って会社に通勤していたので、遅刻はせずに済んだ。

 日曜に引き続きあまりいい睡眠が取れていないから、今日の調子も今ひとつだった。あまり人と話ししたくない。そういえばうつ病になってから人と話すのが妙に億劫になっている。今週は風邪のせいもあって余計にそれが強く出ているようだ。

 そんな調子の中、F 課長と仕事の話をしていてまたなんだか責められているような気がしてきた。自分は営業外回りをやりたくないのにそれをやれ、と言われているようなそんな風に思えた。ますます頭が硬直して何も考えられなくなる。自分が持っているはずの自信もなくなっていくのを感じる。

 昼休みに日光浴でも出来れば多少はいいのだろうが、風邪が治りきっていない上にこの寒波で外が寒すぎて日光浴をする気にもなれない。気分が晴れないまま一日を過ごした。

 それでも定時を迎える頃になると、少し心が開放されるのを感じる。今週はしんどい。明日の新年会まで何とか頑張るしかないけど。

 

2月4日

 昨晩は寝る前に少し本を読んでから寝た。またネガティヴな考えが頭に浮かび始めるが、さすがに前日の睡眠の質の悪さからそれが持続せず、結果的にはさほど寝つきが悪くなかったように思う。

 いつもだと週末は気分がいいほうなのだが、今日はやはり新年会のこともあって何となく憂鬱な気分だった。特に午前中はそれが強く出ていたように思う。

 昼休みは久しぶりに太陽の日を浴びることが出来た。今日は風も弱かったから外にいてもあまり寒くなかったのだ。多少気分がよくなる。

 とは言っても午後もそんな好調なわけではなく、思考回路は堂々巡りしているようなものだった。

 夕方になって販売資料の数字に間違いがあることが発覚した。そのことでまた気分がへこむ。統計作業すら満足に出来ない自分が情けなくなる。

 新年会は、2 時間乗り切れば何とかなるだろうと思っていたが(つまり二次会は当然逃げようと思っていた)、結局一次会だけで 5 時間。家に着いたら午前様だった。いい加減最後のほうはいやになっていた。途中で薬を飲んでいたから我慢できたようなものだ。やっぱり職場の雰囲気が肌に合わないのを改めて感じる。

 せめて週末だけは何も考えずにのんびりしたい。今週は運動も止めておこうと思う。

 

2月5日

 昨晩家に帰ってきてこの日記のみ書き、すぐにシャワーを浴びてベッドに入った。どうせだから少し本でも読んで寝よう、もうすでに遅い時間だし少し寝るのが遅くなっても、と思っていたがベッドに入ると睡魔が強く襲ってきたのですぐに寝てしまった。

 途中 2 度ほど目を覚ました。最初は 5 時半でトイレに行った。2 度目はよく分からない。廃品回収業者のアナウンスが聞こえてきたときだから朝 8 時とかだと思う。そのときは「うるさいな。」と思っていた。

 最終的に目が覚めたのは正午だった。自分でもちょっと寝すぎたなと思ったが、その分久々に寝起きの気分がいい。朝の薬を飲み忘れたことになるがやむを得ないだろう。やはり昨日の飲み会が相当精神的な疲れを呼んでいたのかもしれない。朝昼兼用のトーストを食べ、薬を飲む。

 寝すぎたくらいだからその後も調子が回復してくるかと思ったが、あまり気分が高揚してこない。むしろ何となく意欲がない。今日は通院の日だが、それもちょっと気力がいった。いつものゲームセンターに行ってゲームをしてても面白くない。

 診察でいろいろ話をするが、風邪により気力が相当奪われているからでしょうということになった。確かに風邪と 2 週続けての飲み会は精神的に疲れた。今週の半ばにあった悲観的な考えに支配されて眠れない、ということを話すると、更に薬が追加された。デパスという薬でこれも坑不安剤である。ただしこちらは、眠りに入れないときだけ飲むようにとのことだった。

 帰りに夕食の惣菜を考えるが、あまり食べたいものもない。食の楽しみが涌かないのはちょっと状態がよくないなと感じる。

 夕食はまあそれなりに食べれたし、そこそこ味は感じていたが、心から楽しいという感じではなかった。大した量を食べていないはずなのに満腹感を感じる。年齢的なものもあると思うけど、食べられる量が減ったなと思う。

 

2月6日

 昨晩は 22 時半に寝に入った。昼の起きている時間わずか 10 時間半。寝ている時間が多い土曜だった。寝つきはよかったが、しばしば眠りは浅くなったようだ。

 朝は 7 時半に目覚めるが、ベッドから出たくない。現実世界に戻ってくるのがいやでその後 1 時間以上うとうとしながらベッドの中で過ごした。しかし、洗濯などしなくてはならないので少し気合を入れて起きた。

 朝から何となく意欲はなかったが、昨日出来なかった掃除と洗濯だけはしてしまう。意欲がないというのもあるが、何か心が一つの事柄にとらわれてしまって自由になれない感じだった。

 意欲はないが御飯は考えないといけないので買物に出かける。今日も惣菜を買うだけにして適当に済ませる。天気がいいので少しだけ気分がよくなる。

 昼食後薬を飲むと、ようやく多少の意欲が出てくる。朝昼の薬の飲む間隔が短いから血中濃度が上がっているのだろう。PC の新しいソフトをインストールしたりしてみる。しかしうまく動かないので困ってしまうが。

 夕方になってようやく「スタートレック」ぐらいは観ることができた。といっても物語にはのめり込んではいない。何となく落ち着かない気分のまま 1 話見た感じだった。

 何か心の底に仕事の不安が引っかかっていて、ゆっくり休んだ気になれない一日だったような気がする。そう思っているうちに夕食の時間が過ぎ、夜になってしまう。

 

2月7日

 昨晩は 22 時に就寝した。何故そんなに早く寝られるのか不思議といえば不思議だが、悲観的な思考が頭の中を駆け巡らない限りは寝つきはいいようだ。眠剤の効果もあるのだろう。もっともいつものように途中眠りが浅くなったり夢を見たりはしているのだが。

 朝起きたときの気分は普通だった。眠くて起きたくはないが、会社なので起きる。音楽を聴きながら通勤するが、気分が高揚するわけでもなかった。途中、畠山さんと一緒になるのであまり話しをしたい気分ではなかったが話しながら会社に向かう。そろそろ子会社出向についての内示があるようだ。何となくまた気分が落ち着かない感じがしてくる。

 会社に着くと、緊急の連絡会があるからという話があった。畠山さんと話した内容かな、と思った。

 実際は細かい話までは今日はなかった。内々定が来週の月曜にあるそうだ。なんだか死刑宣告を受けたかのような気がしてくる。

 金曜の飲み会のせいでむしろ課内のメンバーに親密感を感じるどころか拒絶感を感じ始めてしまった。今日もあまり人と話ししたくない。仕事もやることがない(というか全くアイデアが出てこない)。

 午後の 15 時ごろには眠気まで襲ってきた。コーヒーやガムで対応するが、そんなものでは眠気は去らなかった。気分もあまりよくない。定時が来るまでひたすら耐えている感じだった。

 夕方は組合の職場会を開催しないといけない。声の大きさも抑え目にして(あまり大きな声を出したい気分ではなかったので)、何とか職場会を終了させる。

 帰宅時間はいつもと同じく 19 時。今日もテンションの低い一日だったなと思った。もう会社に行きたくないという想いが段々強くなってくる。

 

2月8日

 昨晩の就寝時間は 23 時ちょうどだった。友人からの e-mail や、掲示板への書き込みをしていたら時間が経っていたのだ。もう少し早めに寝たかった。睡眠の質は昨晩もよくなかった。かなり長い夢を見、その途中途中で眠りから半分覚める、といった感じだった。

 朝の気分は可でもなく不可でもなく。ただ天気が悪いので若干不可気味だったかもしれない。会社に着いていつものように仕事の打開策を考えるが今日も何もアイデアはでてこない。結果的には何もしていないのと同じである。

 そんな中、来年度の販売計画の修正がまた入ってきた。普通なら何も出来ない状況なのだから何かする仕事があるということは嬉しいはずなのだが、かえってイライラし、軽い焦燥感が襲ってきた。その状況を改めて自分で自覚し「やはりまだ病気なんだな。」と思うに至った。

 昼休みは寒いから自分の席で寝ていた。ただ目をつぶっているだけだったが、多少は気分がよかった。

 そんな中、Web サイトのアクセスログを見ていると、多少自分がやってきたことの成果の痕跡が見られたので嬉しくなる。Web による商品の販売増の展開という作業は全く手探りの作業なので先が見えず辛いことばかりだったから、わずかな成果でも(それが誰にも評価されなくても)嬉しい。

 夕方になると、椅子と腰の相性がよくないこともあり、落ち着かなくなる度合いが強くなってくる。そう思ったので少し早めに帰宅した。家に着くとほっとするが、何となく何かしこりが残っているような感覚を抱えたままだった。

 

2月9日

 昨晩の寝つきはよかった。あっという間に寝てしまって、夜中の目覚めも一度だけだった。トイレに行きたい感じだったのだが、そのまま行かずに寝てしまった。

 しかし朝起きたときの気分はいつものようにあまりよくない。抑うつ気分というのでもないが、「また今日も会社か...。」というため息のような感じは覚える。

 午前中は眠くてしょうがなかった。花粉症対策の抗アレルギー剤の副作用がでているのかもしれないが、今日も集中力に欠け、しばしばトイレに行き気を紛らわす。

 昼食は昨日から何となく食べたかったハンバーガーを食べるが、実際食べても楽しくない。美味しくないわけではないのだが、幸福感を感じないのである。相変わらず心が不調なのだろうか。昼食後は今日も昼寝をする。この時間がとても幸せである。

 午後もやることがないので席に座っているのが苦痛になってくる。何かアイデアと実行する気力さえあれば苦痛も感じないのだが、行動も何となくしたくない。

 ここ 2 日ほど 15 時ごろになると食堂に行って休憩することを復活させている。自分の席にいるのが苦痛なら、そこから少しでも離れるしかない。幸い今日はあまり人も周囲にいなかったので気楽に席を離れられた。

 夕方は組合の会合と、従業員の緊急ミーティングが重なってしまった。時間配分がうまく行けばもう少し有効に時間が使えるのにと思いつつ、あたふたする。組合の会合でも子会社への出向の話が大枠だけだが出てくるのでまた気分は憂鬱になる。今はこの話がストレスの原因になっている気がする。出向したくないな、というのが心の本音である。

 

2月10日

 昨晩も割とすんなり睡眠に入ってしまい、あまり途中で目覚めることもなかったようだ。とはいうものの朝は相変わらず辛い。起きる時間をた 5 分だけ遅くする。

 会社に行って社内のイントラネットの情報を読んでいると、情報セキュリティについての通達が出ていたのでよく読んでみると、なんと本日中に途中経過を報告しろ、と出ている。むちゃくちゃだ、と思いつつ、企画の M さんと話をしていると、M さんもいろいろ思うところがあったようなので、事務局である問題児 R 課長のとこに文句を言いに行く。

 あーでもない、こーでもないという話を繰り返しているうちに、結局何でもいいから基準を達成したことにしておけ、という話に落ち着く。個人情報保護法が施行されようとしている中、大手企業の実態がこれである。いずれはこのつけがどこかででてくるのだと思う。いつかこれが仇になってうちの会社は某企業のように自滅していくような気がする。

 そんなやり取りをしている中、ふと、「今朝薬飲んだっけ。」ということが気になりだす。よく考えると飲んでいないようだ。飲んだ記憶がまるでない。もっとも今日は昨日までの調子に比べるとさほど悪い感じではないので、昼食時に飲むときまで薬を飲むのを止めにしておいた。あまり短時間で薬を飲んでもかえって体によくないし、精神的には焦燥感もあまり感じていなかったので昼休みにきちんと飲もうと思った。(後で家に着いて調べてみると本当に飲み忘れていた。)

 今日はここ 1 - 2 週間感じていた焦燥感や、人と会話をしたくない、という感触が弱くなっているようだ。どちらかというと調子が戻ってきているようにも思える。やはり先週の風邪の後遺症と、あまり行きたくなかった飲み会の無理な出席がたたっていたのかもしれない。

 昼食後 F 課長から話があった。要点は 2 点。

希望していた CS 部門への異動は凍結。

その代わり別部門への異動の話が出ている(部署は不明)

 以上の話を受けて多少ほっとした気分がしたのは事実だ。他部署がどこかという不安もあるし、その部署でうまくいくのかという不安もあるが、今の部署に馴染めない以上、多少は希望が持てるのかもしれない。F 課長は「この前の飲み会楽しかったか ? 」と聞くので正直に「疲れたし、ああいう騒がしい飲み会は好きじゃない。」と返答しておく。

 今日の午後の特に何もしなかったが、一つだけちょっとしたアイデアが浮かんだので、それを Web ページに反映しておく。これで顧客の反応が見えるかもしれない。

 朝起きたときは何となく憂鬱だったが、帰る頃には心が落ち着いていた。3 連休、ゆっくりしようと思う。

 

2月11日

 昨晩母から電話がかかってきた。僕のことが心配らしく、「この 3 連休帰ってこない ? 」という電話だったが、ここ 2 週間の不調もあったのでそのことを話し、この 3 連休はのんびりしたいということを話した。その代わり今月末一度実家に顔を出そうかと思う。

 ベッドに入って少し本を読もうかなと思ったが眠いので部屋の電気を消して寝に入ると、多少思考がぐるぐる回転しだす。おかしい、と思ったが、「まあ寝られなかったらデパスを飲めばいいや。」と思っているうちに睡眠に入っていた。

 睡眠の質はあまりよくなかった。しばしば眠りが浅くなる。朝は一度トイレに起きて再び寝るが、眠くて起きたくないというのが実感である。そうはいっても先週みたいに昼まで寝ているわけにも行かないので 9 時には起きた。

 今朝は忘れずに薬を飲んだ。花粉症対策の抗アレルギー剤が増えたことで段々どの薬を飲めばいいか分からなくなりつつある。服用する薬の種類が多すぎるのだろう。

 今日も天気が今ひとつで寒いせいもあるのだが、何となく意欲に弱い。昼に買い物に行き昼食にラーメンを食べるが、心から美味しいとは感じなかった。もちろん味はしているし、まずくはないのだが。

 家に帰ってきてから「スタートレック」を観ようとするが、どうも集中できず、落ち着きもないので、ベッドにもぐりこんだら結局寝てしまったらしい。起きた後、午後のコーヒーを飲み、洗濯物のアイロン掛けをした後に再び「スタートレック」の鑑賞に挑む。最初はやはり物語に入り込みづらかったが、結局は最後まで観てしまい、観終わった後は「面白かった」と思えるようになっていた。

 夕食は、アジの塩焼きと、煮物の惣菜を食べた。単に栄養バランスを考えたらこうなったに過ぎない。食べたいという意欲があって選んでいるわけではなかったが、まあ食べられることは食べられた。しかし何でここのところ食に対する意欲までなくなっているのだろう。

 

2月12日

 ふと考えたら、昨日は父の誕生日だった。そのせいもあって一昨日母が電話してきたのかな、という気もしてきた。今度帰るときは酒ぐらい買って帰ろうかなと思いつつ、床に入った。

 睡眠は全般的に少々浅かったようだ。昨日昼寝したせいかもしれないし、別の要因かもしれない。いつものように覚えていない夢を見ていた。早朝に一度トイレに目覚める。その後はまた再びまどろみに入り、いつものように 9 時に起きた。また背中が痛い。寝過ぎなのかとも思ったが、この前のときはその後風邪に発展したのでなんともいえない。何となく喉が痛い。

 午前中洗濯と掃除をしてから近所の内科医院に向かった。花粉症対策の抗アレルギー剤をもらいに行ったのである。ところが行ってみてびっくりした。医院が大混雑をしているのである。昨日休みだったせいなのかもしれないが、見たこともない大勢の人たちだった。多くは子供か老人たちなので、風邪を引いている人が多いのだろう。たかが薬を処方してもらうだけなのになんと 2 時間も待たされてしまい、大幅に今日の予定が狂った。

 午後からは本当は余裕を持って「ロード・オブ・ザ・リング」の DVD を観ようと思っていたが、ゆとりがなくなってしまった。それでも観始めたのだが、よく考えると前作(第一作)の内容をあまり思い出せないので観ていても話しがよく分からなくなっていた。そこで別の作品を観ようと思うのだが、日光が部屋に入って気持ちはいいのだが、画面が観づらくなってしまったので見る気力がなくなってしまった。

 15 時少し前にコーヒーを飲んでから結局はまた「スタートレック」を観る事にした。映画の DVD は英語のみだから気力が欠けると観るのが辛いがこちらは日本語字幕もあるから気楽に観られた。またこの頃になると日光が翳ってきていたので画面も観やすくなっていた。

 「スタートレック」を見終わって洗濯物のを片付けると、なんだか再び映画を観たくなってきた。「ロード・オブ・ザ・リング」は 3 時間も上映時間があるので辛いが、「シカゴ」なら 2 時間弱なので観れるだろう。そう思って観始めた。最初は物語に入り込めなかったが、30 分も経つと物語に入っていけた。前回「ティアーズ・オブ・ザ・サン」を観た時よりも楽しく感じた。

 映画を観終わったらいつものように Web サイト用のレビューである。あまりこちらは読まれていないようだが、まあ趣味で書いていることだし、観た記録にもなるからいいかな、と思っている。

 夕食は今日も野菜炒め。この前知人に「いつも野菜炒めなんですね。」と言われてしまったが、まあ楽だし美味しいしついこれになってしまう。料理は趣味じゃないので簡単なほうがいい。今日は食べる楽しみを感じた。少し調子がいいようだ。

 

2月13日

 昨日はいろいろあったな、と思いながら昨晩も早めに床に入った。やはり早朝少し何回か目が覚める。早く寝すぎるのかなという気もするのだが、その割にいつも朝は眠気で起きるのが辛い。眠剤の効果が出ているような気はするのだが、それならなぜ早朝目が覚めたり、眠りが浅くなるのが実感できるのか分からない。

 今朝の気分は可でもなく、不可でもなくといったところで、今日はどうしようかなと思った。何となく曇りがちだし運動しようかしまいか考えてしまう。この前はそれで急に熱出したし。一度風邪を引いたからしばらくぶり返すことはないと思うのだが。

 そんなことを考えつつもやはり軽く運動したほうがいいだろうと思って、自転車に乗って河川敷をサイクリングしてみた。曇り空なので気分がよくなるところまでいかないが、まあ健康にもいいし、軽度のうつには効果があるだろう。サイクリング後に昼食をどうしようかな、と思ったが久しぶりに「てんや」で天丼を食べる。チェーン店なので絶品とは思わないが、それでも揚げたての天ぷらは美味しい。今日も食事が楽しめた。

 午後は今日も「スタートレック」を観た。今日もそれなりに楽しめた。その後少し DVD を観たくなり、すでに一度鑑賞した作品のワンシーンをPCで観たりしていた。今日の映像に対する意欲は高めのようだ。

 夕食は今日も野菜炒めだったが、味付けをキムチソースで行なったので昨日とは一味違ってこれまた美味しかった。食事が美味しくないとどうしようもない。

 

2月14日

 昨晩は珍しく、湯船にゆっくり浸かった。今住んでいる賃貸マンションのユニットバスは追い炊き機能がないので、湯船にお湯を溜めてしまうと無駄が非常に多くなってしまう。そこでいつもは寒くてもシャワーを浴びるだけだったのだが、昨日はのんびりしたかったので浴槽にお湯を溜めたのだ。なかなか心地よかったが、風呂から出た後、とても喉が渇いてしまった。しばらく我慢してから眠剤と一緒に冷たい水を飲んだ。

 その喉が渇いた印象がかなり強烈だったらしい。夢の中でも喉が渇いてしょうがなかった。早朝喉が乾いた感じだったので目を覚ましてみると、まだ 4 時 18 分だった。水を飲みたかったが、ベッドから出ると寝られなくなると思い、そのまま我慢してもう一度寝に入った。

 朝起きたときも喉が乾いた感じが抜けなかったので、いつもは電子レンジで温めている牛乳を今日は冷たいまま飲んだ。とても美味しかった。冬の寒い朝に冷たい牛乳が美味しいというのも変だけど。

 今朝はいい天気で、久しぶりに気分も良かった。通勤時はいつものように音楽を聴いていたが、これも気分をよくさせてくれた。

 会社に着いてしばらくすると、H 部長と、F 課長に呼ばれた。異動のことかな、と思いつつ会議室に行くと、まさにその通りだった。3 月 1 日付で職場異動の内々定が出た。ただ驚いたのが異動先がなんと技術部門だったことである。確かに元々大学も理工系だったし、ずっと技術的な仕事をしたいと言い張っていたが、まさかこの歳になって技術職に異動させることもないだろう。今の職場から離れられるという安堵感とともに、新しい部署でうまくやれるのかという不安感も出てきた。もっともその不安感は普通の人が感じる程度の不安感だったのでよかったが。

その内々定を聞いてからは何となく不抜けた気分で一日を過ごした。しばらく Web でいろいろ調べていると検索エンジンの Google で大変動が起きていることを知る。そういえばこのサイトも検索するたびに順位が変わったりして不安定だなと思っていたが、どうもそのせいらしい。(そして段々順位が低くなっているみたいである。残念ながら。) その代わり会社の Webサイト の順位がまた少し上位に位置するようになっていたのでこれには「やった!」という気分だった。順位が上位に行けば、Web 閲覧者が会社のサイトを見てくれる可能性が高くなるのだから。間接的な売り上げ増につながるという論法である。

 夕方はまた組合の職場会を開催した。今回は自分も含め組織変更についての話になるのでまじめにやらないと、というところである。職場会が終わると、周囲の人たちが早めに帰っていることもあり、僕も早めに会社を退社する。

 

2月15日

 昨晩の眠りはまずますだったと思う。しかし 6 時ぐらいに何となく目が覚めるとそこから 1 時間ぐらいが何となく憂鬱な気分だった。半分寝た状態なのに憂鬱な気分を味わうというのも不思議な気がする。

 月曜日にストレスがたまるせいか、どうも火曜日はテンションが下がり気味だ。そうでなくても職場異動の内々定が出てしまっている今の状態では今の仕事をやる気も起きない。とは言うものの何かしないと一日過ごせないから一応今の仕事の勉強を続ける。

 午前中、とある女性社員から相談を受ける。僕も危惧していた子会社出向に関して、別の女性社員が嫌がっているらしい。そこで僕のところに相談に来たようだ。会社が決定したことに関しては何もできないが、今はまだ確定していないので、いろいろなアドバイスをしてみる。とは言っても自分の異動ですら意外な状態なのでアドバイスになっているような、なっていないような感じになってしまった。

 昼休みは今日も日光浴をする。今日は 3 月の気候だということでとても気持ちがよかった。しかしそろそろ花粉症を心配しないと。

 午後の 15 時ごろになると、ものすごく眠くなってくる。仕事が単調だからなのか、薬が効いているのか、それともストレスから開放されているからなのか、とにかく目を開けていられなかった。席を外し、食堂で 5 分ほど寝る。ほんの少しの睡眠だが効果はあったようだ。

 業務の M さんが「まだ薬は飲んでいるのか。」と聞くので、「飲んでますよ。」と答える。引き続き M さんは「職場異動するからストレス解消になるんじゃないか。」というので「かも知れませんけどね。」と返事をする。すると M さんは「新しい職場では待ちの姿勢ではなく、自分から動いていかないと仕事をやらされているという気分になるから気をつけな。」と言ってくれた。アドバイスとしては大変ありがたい。ただ、うつ病の場合、待ちの姿勢なのではなくて、動きたくないのが実態なのでちょっと的外れなアドバイスともいえなくはないが、うつ病に詳しい人がいない状態ではしょうがない。最近はあまりこういう「頑張れ」系のアドバイスを聞かないようにしている。

 

2月16日

 今朝は地震で目覚めた。というより眠りが浅くなった時間帯に地震があったというのが正解かもしれない。半分夢うつつのまま、「ああ、地震大きいな。」と思っていた。

 その後はまた 6 時ごろから何となく半分目覚めた状態になる。ここからが何となく不愉快な時間である。

 朝起きてみると久しぶりに雨が降っていた。でも気分的な落ち込みはないからいいほうだろう。通勤途中、PHS で Web サイトを見ていると今朝の地震は 4 時 46 分だったとのことで、いつもの早朝覚醒の時間となんとなく一致しているなと思った。

 午前中は何となく時間が過ぎていった。今日は午後から出張なので、午前中が早く過ぎていった。

 昼前に同じ課の K 君と M さんと一緒に出張に出る。会社の商品の動作検証を行いに都内の電話会社の試験センターに向かうためである。いつもより早めに昼食をとり、薬を飲む。

 その都内の試験センターには、他部署からもう 2 名の参加があった。計 5 名で試験を開始する。最初は機器の操作がよく分からず惑うが、慣れてくると試験のペースがあがってくる。久しぶりに時間が経つのも忘れるくらいだった。

しかしその一方でなぜかまた訳の分からない不安感に襲われ始めた。12 月のときに比べると軽いものだったので我慢できたが、いったい何なのだろう。自分でも訳が分からなかった。

 試験が終わり、トイレに行きたかったので用を足すと、少し不安感も軽くなってくる。知らないうちにトイレを我慢していたのも不安感が上昇していた原因なのだろうか。それとも今日初めて会った他部署の人たちと仕事をしていることで知らず知らずのうちにストレスになっていたのか。

 試験が終わると、組合もあるので皆より一足早く会社に戻る。組合がなければ会社になど戻りたくないところだが、組織変更のことなどいろいろあるのでやむを得ない。会社に着くと、ようやく不安感は落ち着いてきた。

 組合はそろそろ春闘が始まるのでその準備を行なった。賃金アップが焦点ではないので何となく盛り上がりに欠けるが、労働状況の改善に期待するしかないだろう。僕自身あまり長時間仕事したいとは元々思っていないし、サービス残業など御免である。

 家に帰る頃には雨も止んでいた。そして不安感もなくなっていた。

 

2月17日

 昨晩は少し寝る時間を遅くしてみた。それが早朝覚醒にどう影響するか試してみたのだが、やはり 5 時 40 分にトイレで目覚めてしまった。そこからは長いようで短いような 1 時間 20 分をうつらうつら過ごす。

 職場異動の内々示が出てしまってからというもの、一層仕事との意欲がなくなってしまっている。今やっている Web によるマーケティングという仕事も意外と結果が出るまでに時間がかかるので余計である。とは言うものの次の職場で何を期待されているのかよく分からないから、動きようがないとも言える。ある程度分かっていればその勉強時間に当てられると思うのだけど。

 昼休みは珍しく女性社員たちと昼食を食べた。彼女たちも 4 月の体制変更で子会社出向が予定されているので何とかそれを回避したいとのことで相談を受けたのだ。特に子供のいる女性社員は深刻な問題だろうと思う。あまり適切とは思えなかったが、それでも 2, 3 のアドバイスはしておいた。彼女たちが出向対象にならないといいのだけど。

 午後も午前中と同じように過ごし、定時後、そろそろ帰ろうかな、と思ったら、F 課長から仕事の依頼が来た。この人がいやなのは、自分のペースを人に押し付けてくることだろう。何せ夜中の 3 時でも 4 時でも仕事をして電子メールを送ってくるぐらいだし。内容は、最来週の展示会に展示する商品のテストを行なうのに同じ課の F さん一人では大変だから手伝ってくれ、というものだった。そしてやたらと大量の資料をメールで送ってきた。何も人が異動する最後の週に大変そうな仕事を依頼しなくてもいいだろうに、と思うが、この人のスタイルがこうなのだから仕方がない。そのメールを読んでどんな内容か大雑把に把握するだけでも時間がかかってしまい、いつもより 40 分近く帰りが遅くなってしまった。

 帰るとき、「そういえば何年か前はこういう風に夜遅くまで仕事してたよな。」と考えていた。それでもまだ人より帰りは早いといわざるを得ないのだが。僕が長時間夜遅くまで仕事するスタイルが好きじゃないのだから仕方がない。

 

2月18日

 今朝も 5 時 46 分にトイレで目が覚めた。ただ不思議だったのは薬の効果が間違えなく出ているらしく、半分脳も体も寝た状態なのにトイレが我慢できなくなり、行ったことだろう。これまでだと目がパッチリ覚めてしまっていたから変である。

 朝はいつものように起きるのが辛い。眠くてしょうがないので起床時間がずるずると数分遅くなる。今日も天気はよくない。今週は水曜も雨だったし、早くも春の足音が近づいているだろうか。

 今日は会社には自分以外誰もいないはずだったので、気分的に楽だな、と思っていたら、午前中は T さんが社内にいたので少々鬱陶しかった。ただ、席が少し離れているのでそれだけはよかったけど。

 午前中は昨日 F 課長から大量に送られて来た資料にもう一度目を通してみた。内容的には何となく分かったが、大体テストする時間なんかあるのだろうか。資料に目を通していると、商品の確保している日程からいって、そんなテストをする時間なんかないようなんだけど。また F 課長の思いつきに振り回されているだけのような気がしてきた。

 昼食後は天気もよくないので昼寝をする。ささやかな幸せである。

 午後は自社の商品の勉強をしていた。何せ長いこと商務の仕事をしてきた結果、自社の商品のことをよく知らない状態なのである。異動するのにそれではまずいだろうという思いが頭の片隅にあった。午後は周囲に誰もいなくなったのでのんびりと資料などに目を通していた。

 ただ本当にのんびりしていたかというとそうでもない。よく電話がかかってくるのである。大半が同じ課のメンバーへの取次ぎ電話なのだから鬱陶しい。大体 F 課長が構内電話を解約して携帯電話だけにしてしまったのだから、客側も携帯にかけてほしい、と心から思ってしまった。客といってもエンドユーザーではないのだし。

 夕方は、異動に対しての組合との対話会を行なった。今の自分の心境や、健康状態について実直に話をする。異動はいいけど、何をメインの仕事としていくのかよく分からないから不安感がある。その辺をはっきりさせてほしいことを強く要望した。

 対話会が終わった後は早々に帰った。誰もいないから帰りやすかった。金曜日に早く帰れるのは嬉しい。

 

2月19日

 昨晩家に着いて食事をし、ネットサーフィンをしていたら、疲れがどっと出てきた。一週間会社に行っていた疲れだろうと思うが、気力がなくなった感じを受けた。23 時過ぎにベッドに入るとすぐに寝てしまい、毎朝恒例の早朝の眠りが浅くなる現象も発生することなく、8 時半までぐっすりと眠れることが出来た。そこでトイレに行きたくなり、一度起きてトイレに行ってから再び少しだけベッドにもぐりこむ。朝がゆっくりなのはほっとする。

 今朝の天気は雨でしかも寒いので、洗濯は諦める。どうせこれでは洗濯しても乾かないだろう。明日晴れるというから明日に延期である。その代わり、雨なのをいいことに掃除を行った。雨が降っているということはスギ花粉が飛ばないことを意味しているので、部屋の中にスギ花粉が入ってこないだろうと思ったからだ。しかし窓を開けて掃除するととても寒い。掃除は早々に終わらせてしまった。

 会社の住宅積立金の利息が 20 万円を越してしまった為、確定申告をしなければならないのだが、何をどうしたらいいのかよく分からない。Web で調べてもはっきり分からないので、来週税務署に行って相談しないといけないだろう。

 昼食は久しぶりに自炊をした。雨降っているから外出したくないというのが理由だったが、スパゲッティを作った。正月に実家に戻ったときにミートソースをもらってきていたのでそれを使ったのだが、なかなかいける。粉末スープとの取り合わせで十分な昼食になった。

 昼食後はいつものように「スタートレック」を観ていたが、エアコンを付けっぱなしにしているのに何となく寒くて落ち着かない。物語自体は楽しめたのだが、その後寒くてベッドにもぐりこんで体を温めていたら結局1時間ほど寝てしまった。

 今日はメンタルクリニックへの通院日なので 15 時半頃家を出た。いつもなら原付自転車で通院するところだが、雨なのでやむなくバスで通院する。外の寒さはかなりきつかった。部屋がなかなか暖まらないのもそのせいかな、と思った。

 予約時間より少し早く駅に着いたので、久しぶりに喫茶店に入ってコーヒーを飲んで時間をつぶす。家で飲むインスタントコーヒーも悪くないが、喫茶店のコーヒーも美味しかった。出来ればスターバックス辺りのコーヒーショップがあれば尚良かったのだが。

 予約時間少し前に病院につくと誰も患者がおらず、すぐに診察となった。いつものようにここ2週間の状況を話す。職場異動のことも話すと、「異動に対してどうですか。」という問いがあったので「不安はありますね。」と答えたりしていた。医者も職場異動におけるストレスの変動に対して気にしているようだ。

 

2月20日

 昨晩の睡眠は何か今ひとつという感じだった。結局起きてみればいつもの週末のように 9 時近かったのだが、全般的に睡眠が浅い感じがした。恒例となっているひじの痛みも発生している。

 部屋のカーテンを開けるとすばらしい青空、ではなくて霧がかっている。よく見れば霧雨が降っているではないか。天気予報のうそつき。それでも昨日に比べると十分暖かいのでとりあえず洗濯をする。乾くといいのだけど。

 こう天気が悪いと買い物にもいけない。ビールが切れそうなので 1 ケース買ってきたいのだが、雨では原付自転車にも乗れない。どうしようと考える。昼ごろまでに雨が止めば買いにいけるのだが。

 しばらく部屋で時間をつぶしていると、いつの間にか雨も止んでいたので、買物に出かける。いろいろ買いたい日用品はあるのだが、原付自転車だと搭載量にも限界があるので、大物はビールぐらいしか買えない。昼食は、ドムドムバーガーというハンバーガー屋でホットサンドウィッチを食べる。なんだか朝食とメニューが変わりないような気がする。(ちなみに朝食はイチゴジャムでトーストを食べた。) 値段で選んではいけないということだ。(ちょうど 500 円でドリンク飲み放題だったのでつい。)

 家に帰ってきてからはいつものように「スタートレック」を観た。今日は落ち着いて物語に没頭できた。気温が高くて寒気がしないからでもあるのだろう。

 14 時ぐらいに洗濯物を調べてみると一応乾いているみたいだ。少し早いが取り込んでアイロン掛けをする。今日は夜に佐野元春の「THE SUN TOUR」の最終公演があるので渋谷に出かけることになっているから、夕方まで洗濯物を干していくわけには行かないのである。考えてみるとここ半年、しばしば抑うつ気分に悩まされながらも、いつも佐野元春のライブのときは調子が何とか復活している。やはり彼のライブが楽しいからであり、それが脳の休息になっているからだと思う。それでもいつも行く 1 - 2 週間前は不調に陥るのもお決まりの状態なのが不思議といえば不思議だが。たまたま好不調の波と重なっているのかもしれない。それに発病時に比べれば不調時のレベルが変わってきているようにも思える。底上げされてきているというか。

 ライブはすでに 2 回観ているので新鮮味はなかったが、その分じっくりと曲を聴くことができた。ツアーファイナルということで会場内はかなり盛り上がっている。いつもは日曜にライブに行くことなどしなかったので次の日のことを考えると少々不安もあったが、途中からは時間も忘れてライブを楽しんでいた。

 ライブ終了後は知り合いとオフ会である。場所はモスバーガー。結局今日は 3 食ともパンになってしまった。オフ会自体は楽しかったが、やはり何か対人恐怖症的な面もあるのか、体がこわばっている感覚を感じていた。それと、やはり明日のことを考えてしまい、時間が気になってしまった。モスバーガーで 2 時間会話をした後に彼らと別れ、家に戻った。帰宅時間はやはり午前様だった。

 

2月21日

 昨晩家に着いてすぐにシャワーを浴び、0 時半過ぎにはベッドに横になった。しかし、多少「早く寝なきゃ。」という焦りと、階上の部屋から聞こえてくる楽器の音が気になって少々寝つきが悪かった。

 朝は 6 時半に一度目覚め、その後 30 分うとうとする。やはり朝起きたときは睡眠時間が少々短かったので眠い。医者は「 6 時間睡眠時間が取れれば脳の休息は取れますよ。」といっていたが、やはり僕としては 6 時間では少々きついようだ。

 眠いことは眠いが、気分の変な落ち込みはない。昨日のライブがストレス解消になっているようだ。

 会社に着くと部屋の暖房のせいで余計に眠気が襲ってくるし、何となく頭に霞がかかったような感じがする。更に花粉症の影響が出てきているのか、目が少し痒く、充血もしていた。喉もいがらぽかったので緑茶を飲んで口の中をさっぱりさせる。

 先週の F 課長からの仕事の依頼は本当に今週いろいろ手伝うことになったようだ。今日は、PC のサーバー機能を立ち上げ、専用ソフトのインストールを行なった。大した内容ではなかったが、数台にそれを行なうからそれなりに時間はかかる。F さんが手一杯なので確かに手伝う価値はあるかなと思った。それでもなんとなく仕事を行なうのに気力が必要だったのも事実だが。

 昼休みは、今日も昼寝を行った。特に今日の昼寝は効いた。午後は体の動きが軽かった。

 それでも眠気は残っていたのでコーラは飲むは、コーヒーはがぶ飲みだわ、とカフェインを大量摂取して乗り切った。

 夕方、組合の春闘の集会があったので、帰宅時間はほんの少しだけ遅くなった。明日は、年休を取っているので確定申告をしに税務署に赴く予定である。

 

2月22日

 昨晩ベッドに入ると、妙に興奮状態にあるような感じがして、少し寝付くのに時間がかかった。いつも月曜の夜はこうだ。営業部門にいると、どうしても月曜はストレスが高くなりがちなのでそのせいだろう。

 睡眠の質はよかったように思う。起きたときは 7 時 46 分頃だった。トイレに行き、もう一回寝ようとするがあまり眠れなかったので 8 時過ぎにはベッドから起きた。いつもの休みの起床時間からすると早い。いや、病気を発病し、眠剤を飲みだす前はこのくらいの時間に起きていたから、こちらのほうが普通だといえる。

 朝のニュースをラジオで聞いていると今週末にスギ花粉の大量飛散が予想されるとのことで別の意味で気分が憂鬱になる。そろそろ花粉マスクが必需品になってきそうである。

 午前中はまず内科に行き、抗アレルギー剤の処方箋をもらいにいく。週末は実家帰ろうかな、と思っているので通院できないからである。今日は風邪が落ち着いたのか、ほとんど混んでいなかった。

 続いて確定申告を行いに税務署に行く。サラリーマンをやっていると通常確定申告をすることなどないからまごついてしまう。今回は社内の住宅積立金が廃止になってその利子が 1 年 3 か月分払いだされてしまったため、20 万円以上の雑収入扱いになってしまったのである。税務署はかなり混んでいたが、申告書作成システムを税務署の人がさっと操作して行ってくれた為、申告自体は楽であった。しかし追加で支払った税金の額、34,000 円は痛い。残業代も削っていて収入が減っているから少しいろいろ買物を控えているのに。

 昼食はコストダウンの為、吉野家の豚丼と味噌汁で済ませる。いつものように坑うつ剤と坑不安剤を飲もうとすると店員がタイミングよくお冷を出してきてくれた。吉野屋ってこんなサービスよかったっけ ??? と思ってしまった。

 その後は正月帰省した時に何も土産買っていかなかったから、酒屋でお酒を探した。とはいっても父の好きな日本酒は弟の地場である東北にはかなわないから、泡盛を買った。泡盛も美味しい酒だと思う。ここのところ薬の副作用を考えて缶ビール一本ぐらいしか飲んでいないが、たまには飲みたいな、と思う。

 家に帰ってくると心にゆとりがあったので何か映画を観たいなと思った。時間のゆとりもあったので SF 映画の傑作である「惑星ソラリス」を観た。すばらしい、の一言である。いや、こういう難解な SF 映画を純粋に楽しめる状態になっている自分がいることにも嬉しくなってしまう。今日は調子がいいのだろう。

 

2月23日

 昨晩の睡眠は今ひとつだった。寝付きも今ひとつだし、熟睡度も今ひとつ。5時過ぎに一度トイレで目覚めた。しかし今朝は暖かかったためか、起きるのはさほど苦でもなかった。

 会社に着くと、F さんが、「展示会の準備の予定を 1 日早めて今日やるから。」と言われた。他にもやることが多いので日程を分散させたのだと言う。まあしょうがないかと思いつつ、準備を手伝う。

 光の全く差さない会議室でただ黙々と一日、展示会用の機材を並べ、動作チェックを行なう。頭をあまり使わないようにしていたのだが、それでも定時を迎える頃には、心身ともに「疲れたな...。」と言う気分が支配していた。

 作業の途中、以前組合で一緒に活動したことのある O 君といろいろ会話を交わす。彼は今全く別の部署にいる為、本来ならば展示会には関係ないはずなのだが、F 課長がどうも手伝いの依頼をしたらしい。O 君と話していると、自分が今度行く部署についての話や、大阪に行ってしまった連中についての話が出てきて、何となく不安な気分になってくる。もっとも今の部署のまま子会社に出向すれば、多分いずれはそのまま転籍にされてしまうだろうから、それから比べればまだマシかもしれないけど。大体新しい部署の責任者からは今のところ何の話もないのも不安を掻き立てる要因である。自分の席はどこかすら未だ分からない。もうあと何日かで異動日なのに。自分から新しい責任者のとこに話しに行かないといけないのかな、と考えてしまう。

 展示会の準備は明日も行なうようである。早くもいやになってきた。明日も何とか頑張るしかないけど。頑張りたくないな、と思ってしまう。

 夕方、F 課長が僕を見かけて親しげに肩を叩いてきた。個人的には「あなたに親しげに肩を叩かれる筋合いはない。」と言う気分だった。ちょうど疲れていた頃だから余計である。どうもこういう体育会系態度は好きじゃない。

 

2月24日

 昨日かなり疲れていたのだろう。睡眠はきちんと取れた。早朝に眠りが浅くなることもないし、トイレに起きることもなかった。しかし、朝起きると目が痒かった。そろそろ花粉症の症状が出始めたようだ。

 朝起きたときの気分は「疲れたな...。」だった。昨日の疲れが取れていないようだ。通勤時に音楽を聴いて気分を変えようとするが、MP3 プレーヤーが動作暴走を起こしてしまい、音楽を聴くことができない。ついていない朝だった。

 会社に着いてから、花粉症対策の目薬を差す。少しは症状が緩和される。

 午前中は特に仕事をやることがなく、異動先の新しい上司に話をしたい旨のメールを送ったりしていた。疲れが残っているから眠くてしょうがない。

 昼休みはまた昼寝である。かなり効果大である。疲れが軽くなった。

 午後からはまた展示会出展商品のチェックを行なう。何せ今まで触った事のない商品のテストである。今日もかなり疲れた。午後はあっという間に過ぎていった。しかし今日は光の全く入らない会議室で、大人数で商品テストをしていたのにもかかわらず、変な不安感は起きてこなかった。知らない人も多いのに、先週の時とは大違いである。何なのだろう。

 チェックも終わり、今日もへとへとになって帰宅をする。帰宅途中、雨が降り出した。多少花粉が減るから嬉しい。

 自宅に着いてから食事をし、洗濯物をたたみアイロンをかけ、実家に帰るための荷造りをした。たいして荷造りをするものもないけど、それでもこまごましたものをバッグに詰め込んだ。

 

2月25日

 今朝は又変な夢を見てしまった。昨晩寝る前に読んだ雑誌の影響かもしれないが、会社の出勤時間の合間を縫って、僕は大船の競馬場(そのような場所は実在しない)に行って馬券を買っているのである。実生活では競馬は趣味じゃないのに。夢から覚めたときは 6 時 44 分。起床時間にほんの少しだけ早かった。

 今朝も眠いが気分の落ち込みは無い。疲れてはいるものの抑うつ気分にまでは落ちきっていないようである。多少波はある感じだが。

 午前中、新しい職場の課長と雑談をした。一応新しい仕事は、社内外の Web の一元統合を図る仕事との事で、少しホッとする。全くやった事のない仕事ではないから、不安感が少なくてすむ。しかし、そうはいってもまだ頭の回転が戻りきっていない状態では、どうしたらいいかな、と悩んでしまう。また、心の病を抱えているため、帰宅時間を早くしている事も告げておく。こういうのは隠して無理するより早めに言っておいた方が気分的にも楽だと思う。ただうつ病を理解出来る人はいないのだけど。

 とにかく今の職場と関係が薄くなることは精神的にもいいであろうとは思う。新しい職場に慣れるまでのストレスはあるかもしれないけど。

 午後は展示会商品の搬出作業を行った。今日も体力勝負なので足腰が疲れる。それでも滞りなく搬出作業は進み、定時時間内に終わった。しかし作業が終わると放心状態になって何も考えられなくなる。ここ 3 日ばかり同じような状態になるので、まだ脳の機能が完全回復には至っていないのかもしれない。

 定時終了少し前に F 課長が搬出作業が終わらないだろうから残業届を出しておく、と言って来たが断る。前述のように定時時間内に搬出作業は終わっているし、今日は定時退社日なので残業なんか意地でもしたくない。

 そのころ、新しい課長( T 課長)からメールが入る。新しい課の決起大会も含めて、展示会会場の設営準備に行こうというメールである。折角現組織と離れられると思ったのになかなかそうは行かないようだ。もう少し我慢が必要のようである。飲み会も面倒だなと言う気はする。

 

2月26日

 昨晩は定時退社後、まっすぐ実家に戻った。今月の 3 連休前の母との電話でのやり取り通り顔を出すことにしていたのだ。それも残業したくない理由の一つである。実家に戻ると、当然のように美味しい夕御飯がまっているので楽である。自分が職場異動するということを話すと、両親とも喜んでくれた。これで少しでも病気が改善するといいのだろうという気持ちがあるのだろう。

 昨晩の睡眠はまた今ひとつかな、という気がした。時々眠りが浅くなっていたようである。その割には、朝は会社から支給されている携帯電話の起動音で目覚める始末で、つまり起きたのが 9 時半だということである。それがなかったらまだまだ寝ていただろう。変なところで眠剤の効果が出てしまっているなと思う。

 実家にいても特にやることはないので父からもらった「亡国のイージス」下巻を読み始める。相変わらず息もつかせぬ展開である。

 昼食は蕎麦だった。これもなかなか美味しい。普通美味しい蕎麦ってなかなか食べられないので満足だった。

 昼から TV をつけていると NHK で「愛知万博」の特集を放送していた。今回の万博はあまり民間企業のパビリオンがないので、20 年前の科学万博に比べ興味の度合いは低いのだが、まあ機会があれば一度は行ってみたいとは思う。

 15 時過ぎに実家から自宅へと戻った。外に出ると寒いし、雪もちらついていた。

 昨日から花粉症の影響か鼻の中がむずがゆくてしょうがない。しばしば鼻をかむが効果がないので、自宅に戻ってから鼻うがいを行なった。慣れると気持ちいいものである。

 夕食は実家からもらったいなり寿司と炊き込みご飯を食べた。やはり美味しい。食事が美味しく感じられるのはいいことである。

 

2月27日

 段々日の出が早くなってきたのだろうか。何となく朝の眠りが浅くなってきているような気がする。実家だと雨戸で完全に光をシャットアウトできるが、自宅はカーテンなので完全にはシャットアウトできない。6 時前ぐらいから何となく眠りが浅くなり、6 時過ぎに一度目覚める。その後も 7 時過ぎに目覚めたりしながら、8 時過ぎにベッドから出た。花粉が飛散を始める前に部屋の掃除もしたかったので、このくらいの時間に起きるのが妥当だろう。

 起きて朝食を取ると、すぐに洗濯と掃除を行った。空気が異様に冷たい。どうも 8 時時点の気温は 1℃ らしい。寒いわけである。ただ晴れているから気分的にはいい気分である。

 買い物に行くときはマスクをして出かけた。そろそろ花粉症グッズが大活躍しそうである。マスク、洗眼薬、洗鼻薬などなど。ただでさえ気分の変調が起きやすい中、今年の花粉はすごいらしいから要注意である。花粉症とうつ病のダブルパンチではかなわない。そうでなくても毎年花粉症の時期は抑うつ気味になっているのに。

 買物からは早々に戻り、午後はのんびり過ごした。いつものように「スタートレック」を観たり、洗濯物をたたんだり(よく花粉は叩き落とした)して過ごした。自身の Web サイトも少々修正したりしてみた。この修正がどう検索エンジンの結果に出るか、楽しみである。

 夕食は今日も昨日と同じく炊き込みご飯と豚汁を食べた。今日も美味しかった。食事を取る前に観ていた TV 番組でマグロ料理の特集をしていて、余計に食欲がわいてくるのを感じる。

 

2月28日

 昨晩はいつもの癖で 22 時にベッドに入ったが、早々早く寝られるものでもない。少し寝つきは悪かった。その代わり特に睡眠の質が悪かったことはなかったように思う。

 しかし朝起きたとき、少し憂鬱な気分だった。「ブルーマンデー」ってよく言うしな、と思っていたが、憂鬱感は(かなり軽いものではあったが)、午前中存在し続けた。特に理由も分からない。もっともうつ病の波は特に理由があるわけでなく起きるそうだから、その一つかもしれない。

 そんなこともあって、今日も昼休みは軽い昼寝を取った。天気がいいから日光浴と言う選択肢もあったが、花粉症なのにわざわざ花粉を浴びても症状が悪化するだけである。日光浴はしばらく諦めようと思う。

 昼からは、新職場への引越しを始めた。荷物が多いから一苦労である。考えたら先週後半から肉体労働ばかりしているような気がする。それも神経を使う肉体労働を。それが午前中の憂鬱感に現れたかな、と思った。

 夕方、新しい職場に落ち着くが、何せ全くといっていいほど見知らぬ人たちばかりが周囲にいるものだから、何となく借りてきた猫のような気分になる。これも知らず知らずのうちにストレスになっているのだろうな、と考えてしまう。

 新しい職場で Google の順位チェックをしていたら、自分のサイトが再び上位に位置していた。最近の Google はおかしい。Web マーケティングでもこれだけ変動が激しいと大変だと思ってしまった。

 新しい職場でもとりあえず 19 時に退社する。しばらく馴染むまで、あるいは仕事が忙しくなるまではこの時間の退社でもいいかと思っている。