うつ病日記2005年7月分

7月1日

 昨晩は腹痛もほとんどなく、睡眠に入れた。途中時々意識がうっすら戻ることがあったが、トイレに起きずということろまではいかず、朝も目覚ましラジオがないと起きれないくらいだった。今週は本当に腹痛のお陰で相当体力を消耗した気がする。

 微妙に腹痛は残っているので一応薬は飲んでおく。ただその腹痛の位置も段々変わっていていることから、何らかの異物が腹痛を引き起こしていると思われ、その異物が排出されれば直るだろうという気がしてきた。

 今日がリハビリ最後の日である。何時ものように会社までの通勤リハビリを行ない、再び図書館に戻って何時ものようにトレーニングを始めた。

 そうは言っても体力の消耗はいかんともしがたく、新聞を読むことに対する集中力はしばしば欠け気味だった。同じ記事を 2 回読む場面も何回か散見された。その割には読み終わって時間を確認すると 2 時間も経っていない。なんだかよく分からん。

 午前中の残りは日経新聞の興味のある記事と、「アエラ」を読んで訓練を終える。

 昼食は多分これでしばらくは行くこともないだろうからと思って「ガスト」でフリードリンクつきの本日のランチを食べた。多分午後は眠くなるだろうし、コーヒーを飲みたかったのもある。食事自体はおいしかった。コーヒーはいまいちかな、というところである。値段が値段だから文句言うのもなんだけど。

 午後からは最後のリハビリということで先日購入した富野由悠季著「ターンエーの癒し」というエッセイを読んだ。富野氏はあの有名なアニメ「機動戦士ガンダム」の生みの親である。何でこの本を買ったかというと、とある掲示板で「富野氏はうつ病だった」というような話を聞いたことがあって、本当のところどうだったのか気になっていたのだが、この本にその真相が書いてありそうだったので購入したのである。タイトルの「ターンエー」とは、富野監督が 1999 年に制作したガンダムシリーズの一つ「ターン A ガンダム」の事を指している。で読んでいると正確には富野監督はうつ病ではなかったようだ。ただしそれに近い状態になっていたことは事実のようである。それが「ターン A ガンダム」という作品を創ることで回復に向かっていくという内容になっている。もっとも富野監督はかなり癖があるのでエッセイと言ってもかなり様々な社会批判などが織り込まれていたりして一筋縄ではいかない。それでもなかなか面白い内容だった。印象に残ったのは「これまで僕(富野監督)はずっと直球勝負でアニメを作ってきて、これで壊れてしまった。今回の「ターン A ガンダム」では変化球を投げる」という発言である。確かにここのところの富野監督の作品は以前とかなり印象が違ってきている。うつ病に近い状態を経験したことで物の見方が少し変わったのかもしれない。先日「機動戦士 Z ガンダム」をいい歳して映画館まで観に行ったが、それはものすごく感じた。だから僕からするとロボットアニメを観に行っているというよりは、富野監督の物の考え方を観に行っているという感覚が強かった。

 午後はずっとこのエッセイを読み続けたが、コーヒーを飲んでも多少集中力散漫になっていたのは否めない。後半日で休みだという思いで読んでいた。

 定時を少し過ぎて図書館を後にし、スーパーで惣菜と復職祝いとして本当のビール(普段飲んでいるのは第三のビールだから本当はビールじゃない)を買って家に帰る。夕食をおいしく食べ、久々の本物のビールを楽しみ、疲れを癒した。

 そういえば、この日記を書き始めてからちょうど 1 年が経つ。自分でもよく続けられたものだなと驚くとともに、この駄文をずっと読み続けていただいた方々のお陰でもあるかな、という気がしている。本当にありがとう、お礼を申し上げたい。

 なお、日記はもうしばらく続けようと思っている。当然社会復帰後の事まで書かないと内容が中途半端になってしまうからである。まだ完全に治ったわけでもないので自分の行動を客観的に見るためには日記を書き続けることが必要かなと思っている。もしよろしかったら引き続き読んでいただけると嬉しい。

 

7月2日

 そういえば 7 月 1 日はボーナス支給日だったな、と思い出して昨晩ネットサーフィン中に自分の銀行口座を覗いてみた。去年の冬の金額と比較するとなぜか口座に振り込まれている金額が多い。あれ ?、という感じだった。月曜日ボーナスの明細を貰ったらよく比較してみよう。なんとなく税金が関係している気がするんだが。

 昨晩も疲れていたので 22 時半に早々と寝てしまった。今朝は小便で 6 時に目が覚める。トイレに行って再度寝るかと思ったら今度は排便を催してきたので、再びトイレへ。それからしばらくの間トイレと仲良しになってしまった。ベッドとトイレを数度往復した後、目が完全に覚めてしまったので 7 時半に起床をした。やはり休日の朝は気分がのんびりしているので心が穏やかである。

 今日も何となく蒸し暑いが、雨降っていないだけマシなので洗濯をし、掃除も行う。掃除もトイレまで掃除してしまった。なんだかつい先日掃除したばかりのような気がするが、湿度が高くなっているから汚れやすくなっているのかなと思った。

 掃除を行う前は少しネットサーフィンをしていた。ネタは戸田奈津子嬢の字幕誤訳サイトを見て笑うというもので読めば読むほどそのひどさが明らかになってくる。そんな中、ふとしたことから映画のフィルム制作についての本の情報を入手したので「これは「何で輸入 DVD で映画を観るのか」というのサイト作りの参考資料になりそうだ」とさっさと Amazon.co.jp に注文を入れてしまった。ちなみにラジオで聞いたところによると、風水師のドクター・コバ氏によれば今日は無駄遣いをした方が運気が上がるということだそうである。ネット通販なら今日の 23 時 59 分まで物が帰るので何か自分にご褒美を買ってみてみるのもいいかもしれない。僕は前述の本と同時に映画「ローレライ」の DVD も注文入れてしまった。更に何か買うかも。

 掃除が終わった後は食糧を買いに出かけた。今日は徒歩で出かけることにした。軽い運動をしておいた方が血のめぐりもよくなるから体調も整ってくるだろう。週末の夕食はおなじみ野菜炒めなので野菜を買い込む。ふとドラッグストアを見ると本日限りのセールでトイレットペーパーを値引きしているではないか。勢いで買ったはいいが、手で持って帰るには意外と重たくて難儀した。

 昼は手軽にと思ったのでカップラーメンとおにぎり 1 個。カップラーメンも多様化が進んでいるので今日はエスニック風のスープだった。辛いので飲み干せなかったが、意外とおいしかった。

 午後からは「スタートレック・エンタープライズ」と「スタートレック・ディープスペースナイン」の連続鑑賞。「エンタープライズ」の方は久々にスタートレックの基本理念に戻ったような内容で満足だった。「ディープスペースナイン」は今日も考えさせられる内容だった。何せ同性愛がテーマなのだから。ただ救いなのが SF という特殊なジャンルをうまく使ったことでテーマが生々しくなくなりながらも視聴者に問題提起をきちんと突きつけられている点であろう。僕のプロフィールのところで「日本のトレンディドラマは嫌い」とあるのはこういう個人的な問題から社会的な問題までを生々しくなく作ることが出来ない(というかそこまでの問題意識すらない人が多い)からなのである。確かに日本にも山田太一氏とか、優れた脚本家がいないこともないのだが、どうしても現実感がありすぎて物語が重くなりすぎるから嫌いなのである。

 「ディープスペースナイン」を観ている最中少し睡魔が襲ってきたので、鑑賞後ベッドに横になったが、眠れなかった。寝すぎないようにとアラームをセットしたのでかえって意識してしまったのかもしれない。

 寝られなかったので起きてコーヒーを飲み、洗濯物をたたむ。それから少々「何で輸入 DVD で映画を観るのか」のページ作成を始めたが今ひとつ集中力に欠け、また文章にも悩んだのであまり進展なく中断する。ちょっと今週の疲労が回復し切れていないようだ。まあ趣味だから無理する必要もない。のんびり書いていこう。

 その後はだらだらネットサーフィンをしていたら面白い記事を見つけた。今年の夏のアメリカでの映画の興行収入はひどく悪いらしく、スピルバーグ監督の「宇宙戦争」も予想外に不振らしい。(日本は別) 挙句の果てに「スター・ウォーズ」の生みの親であるジョージ・ルーカス監督が「もう大作映画は作らない。今後はテレビなどの小画面で楽しめる作品が増える」とまで発言しだしたようである。僕はずっと取引のある輸入 DVD ショップの影響を強く受けたのでほとんど映画館で映画を観ないことにしているのだが、映画制作者自体がそれを肯定し始めてしまったことに驚きを禁じえない。

 夕食は予定通り野菜炒めを作る。今日はあっさり塩、コショウで味付けをしたら最初は味が薄すぎで「失敗したかな」と思ったのだが、食べ続けていくうちにその微妙さ加減にしっかりはまっていた。結果論だがうまく出来たようだ。

 

7月3日

 昨晩もネットサーフィンをしつつ、某巨大掲示板のメンタルヘルス板で、休職に最近入った人にアドバイスをしたりしていた。経験者が未経験者にアドバイスすることは必要かなと思っている。特にサラリーマンにとっての休職-復職に至る過程などは自分でも驚いたことに出版物でも巨大なインターネット網でもほとんど見かけないのでその辺は問題だな、と思っている。

 シャワーを浴びてベッドに横になると眠くなってきたので 22 時過ぎに消灯したのだが、いざベッドに入るとなかなか熟睡に至らない。「寝付けないな」と思いながらふと時計を見るとなんと深夜 0 時。自分の感覚以上に時間が経っているのに驚く。どうも寝付けないのではなく浅い眠り状態のまま睡眠が続いていたようだ。一瞬デパスを飲もうかとも思ったが、日曜の夜寝られなかったときのために取っておくことにする。そうこうしているうちにようやく熟睡状態に入っていった。

 朝は 6 時過ぎに最初に目が覚め、その後は短い熟睡と短い浅い睡眠を繰り返しながら 7 時 40 分には完全に目が覚めたので起床する。昨晩の寝つきの悪さがあったにもかかわらず朝の気分は上々。脳みそ的にはきちんと休息が取れているみたいだ。

 腹痛もなくなり、排便もようやく正常に戻ったようなのでこれも一安心。ちゃんと朝食をとり、今日も洗濯をし、その他もろもろの雑務をこなす。

 ネットで相互リンクの作業を行う。メールで再登録のお願いが届いていたからだが、そのサイトに相互リンクの手続きをしたときはなしのつぶてだったので登録されていないものと思っていた。こちらも相互リンクから外していたくらいである。面倒だなと思いつつ再登録を始めるといろいろプログラムの規制に引っかかって登録が出来ない。頭にきてとりあえずそのプログラムの規制をかわした形で仮登録をしておく。本登録されたらこちらの意図したとおりに修正をかけるつもりだ。今トップページにいびつなリンクがあるのはそのせいである。

 午前中に食料の買物に出かける。原付自転車にガソリンを入れたり、石鹸を買ったり雑貨類も多い。今日も夕食は野菜炒めなのだが、ふと見ると小エビが安かったので何時もの豚肉をやめてシーフード風にすることにした。中華風の調味料もちょうどあるのでおいしく出来るのではないかと思う。

 家に帰ってきてふと、「矢井田瞳のライブ番組っていつ放送だったっけ ? 」と思い出し調べると、今日の 12 時からと判明し、慌てて録画の準備をする。特にファンというわけでもないのだが、時々好きな曲があったりするので一応 PC に保存しておこうと思った。それで録画をしながら昼食のソーメンを作って食べた。自分で作る料理はおいしい。

 昼からは久しぶりに輸入 DVD での映画鑑賞。映画自体は最近よく観ているが自宅で DVD で観るのは 3 週間振りである。明日からの復職で知らないうちにストレスを感じているだろうと思ってストレス発散にアクション物にしてみた。観たのは「レジェンド・オブ・メキシコ / デスペラード」。しかしこちらの予想に反して、主人公の影が薄く脇役大活躍という変な映画なので頭が混乱してしまい、すっきり爽快とはいかなくなってしまった。英語の理解力も今ひとつ。それでも感覚のみで一応のストーリーは把握できた。10 年もこんな趣味やっているからできる芸当だろう。

 観終わったらコーヒーブレイクを入れて映画のレビューの作成。割と疲れる。特に映画内に出てくる「カルテル」という言葉の解釈に悩んだ。党派連合と解釈すべきか、麻薬カルテルの意味か。やむなく、映画サイトをちょっとだけ覗くと麻薬カルテルの意味で使っているようだ。ということでレビューもその方向で書く。しかし映像では麻薬のシーンが出てこないので、どっちにも取れそうだ。

 その後は夕食を作り始めたが、海老の殻をむくのが手間がかかり、どうも料理の手際が悪くなってしまった。主婦は偉いと改めて感心する。今日の野菜炒めは、ちょっと味付けに失敗。期待はずれの味になってしまった。その代わり今日もあきたこまちの炊き立ての御飯がおいしい。どうも微妙な水加減が鍵のようである。

 早くも夕方から雨が降ってきた。明日は一日雨のようだ。復職一日目が雨というのもなんだかなと思う。

 

7月4日

 昨晩も早めにベッドに入った。眠気はなかったのだが、とりあえず横になっておこう、と思ったのだ。案の定寝付きは良くはなかったが、デパスの助けを借りることなく熟睡に入ることは出来た。

 恒例の早朝のトイレ起床を経て、6 時 50 分に目覚ましラジオが鳴り出すと同時にベッドから離れる。人事から 8 時半に出勤するようにと指示を受けていたので、余裕を持っておこうと思ったのだ。あいにくの雨の朝の為、バス通勤にならざるを経ず、道路事情も読めないから早め早めの支度をした。幸い朝の気分はいいようだ。

 通勤も思ったほど道路が渋滞しておらず、無事 8 時半には会社に到着。しかし、実際のところ 8 時半についても人事が何をするわけでもなく、何の意味があったのかよく分からなかった。しかも今朝は総合朝会があるとのことで職場異動の引越しをすぐさま始めるわけにも行かない。30 分ほどぼーっとしていた。

 9 時からは 1 時間ほどの総合朝会。最近椅子に座って朝会を行なうようになったそうで、ちょっと楽である。

 朝会が終わったあとは、職場で挨拶。M 課長は気を使ってか、病気のことを何一つ口に出さなかったが、どのみち噂話で広まっているのだから変に隠さなくてもいいのに、とも思った。僕自身も休職を経ていい意味で少し開き直りが出来るようになってきたようなので、余計にそう感じた。

 周囲の反応は様々。復職したことを喜んでくれる人もいれば、何となく敬遠しがちな人もいるし、無視する人もいる。まあこんなものだろう。

 とりあえず午前中は荷物の引越しで終わってしまった。なんだか引越しばかりしている気がする。

 昼食は久々の社食。以前、「社食の味が悪い」ともの凄く怒っている人がいたが、ここのところずっと外食していた身からすれば、栄養バランスはいいし、値段も安くありがたく感じる。今日は鯖の塩焼きを食べた。

 午後からは R 課長の指示により軽く共用 PC の設定と溜まりに溜まっていた e メールの処理で終わってしまった。e メールも無駄な配信や返信が多いので、読んでて疲れてくる。途中たびたび休憩を入れつつ e メールの処理を続けた。後、予想外に疲れるのが人との会話。さすがにリハビリではこれは出来なかったからしばらくは疲労の原因になりそうである。

 途中で E さんと無駄話をする。相変わらず僕の異動した先(というかうつ病を発病する前にいた部署)はギクシャクしているそうだ。去年のうつ状態の歪んだ認知状態でも僕もそう思っていたくらいだから、驚くには値しない。こちらも開き直りをうまく使って適切にうつの完治(正確には完治という言葉は使えないけど)を目指しつつ仕事をしていけばいいや、と思っている。

 e メールを見ていると僕の復職に対して何の関心も払わなかった S さんのメールがあったので見ていると、相変わらず元々の自分の仕事にこだわって今の部署の仕事とは関係なく勝手なことをしているみたいだ。去年どこかで書いたような気がするのだけれども S さんは 2 度程うつ病かそれに類する精神病をわずらっているはずである。どちらにしてもこういう病気を経験して一応治ったのであれば、少しは物の見方とか考え方が変わりそうなものだが(僕ですら多少変わリつつある)、この人は何も変わっていないようだ。見ていてかわいそうな人だな、と思った。

 何とか無事に定時が来たので挨拶をして退社をする。散々リハビリを行なってきたつもりだが、やはり疲れた。

 その分お腹も空いたのでかぼちゃとごぼうの揚げ物とビールがとてもおいしかった。後納豆もおいしかった。納豆は、うつ病予防には効果が高いそうである。うつ病になってしまった人に対してはどうなのかわからないけど、健康にはいいと思う。

 

7月5日

 そういえば昨日はアメリカの独立記念日だったよな、と日本には全然関係ないことを思い出していた。でも気分的には復職初日がアメリカの独立記念日というのも印象的にも感じていた。

 22 時半頃ベッドに横になって少し本でも読んでから寝ようかと思っていたらあっさりそのまま寝てしまった。残念なことに 4 時過ぎに一度トイレで目が覚めてしまったが、その後はまた熟睡。目覚ましラジオが鳴っても半分寝たままで番組コーナーが終わりかけた頃にようやくベッドから起きた。一瞬「会社に行くのいやだー」という気分に襲われるが身支度をしているうちに平常心に戻っていった。

 今朝は電車の運行状況が乱れていた為、車内大混雑。身動き一つ取れなかった。朝から疲れる。

 会社に着いて畠山さん(彼女は販売会社に出向していた)に復職した旨のメールを出したり(大分心配してもらっていた模様)、社内の方針資料を読んだ後に 10 時から R 課長と仕事の役割分担についての打ち合わせを行なった。内容は感覚的に分かるもの(というより去年不調状態の中でも何とか成し遂げていた仕事)が半分と、全く初めての仕事が半分。更に社内イントラネットの担当者である S さんのフォローを陰で行なえという無茶な要求まで出てきた。正直、会社の仕事としての Web 戦略には興味を失ってきているのだが。僕の方向性(常に最先端を走る方向)とその他の方々の方向性が全く一致しないのでつまらなくなってしまったのだ。それにこのサイトで最先端の方向性でいろいろ情報発信も出来るようになってきているのも理由の一つである。このサイトは自己責任も伴うが基本的には自由であるからである。

 仕事の方向性を聞いているうちに段々「自分にこの仕事できるかな」と不安になってきた。案の定それがストレスとなって早速体に現れてしまい、打ち合わせの後、しばらくトイレに何度も行く羽目になった。腸が過敏に反応してしまったようだ。あまりにはっきり反応してしまったので自分でも「ストレスに弱いな」と半分笑ってしまったが、そもそもストレスに耐え切れなくなったからうつ病になったのだから、この程度ならまだマシだといえよう。それにトイレにたびたび行くから結果的に仕事の力の入れ方が普段の 7 - 8 割になってしまい、かえってよかったかもしれない。

 昼食後、新しい部署の総責任者である N 部長に呼ばれるから何かな、と思っていたら、ボーナスの明細書を頂いた。一応中を確認してみると、意外なことに去年の額より数万円多かった。給与は一切昇給していなかったので、驚くと同時に嬉しくなってしまった。思わず少し無駄遣いしようかな、と思ってしまった。

 午後もしばらくはトイレに行き来しつつも自分の仕事分担に関係ありそうな資料を慌てずあせらず読んで感覚をつかもうとした。途中 PC のメンテを入れたりころころやることを切り替えながら資料を読んでいるうちに何となくイメージがつかめてきた。この感覚がつかめてくると心が安心をしだし、ストレスも軽減されていった。仕事のイメージがつかめれば、後はそれに挑戦してみる事が出る。それで仕事がうまくいけばまた自信にもつながっていけるというものだ。

 今日も定時が来たので早々に帰宅をする。昨日よりは疲れた、という感覚はない。少し慣れてきた部分もあるのだろう。ゆっくり慌てずに、である。

 昼間散々トイレと仲良しになっていたのでお腹はとても空いていて夕食はおいしかった。日曜に炊いて冷凍しておいた御飯(電子レンジで解凍)ですら納豆とか佃煮がなくてもおいしかったぐらいである。とても幸せな気分になった。

 

7月6日

昨晩ネットニュースを見ていたら、ハリウッド俳優のトム・クルーズと、ブルック・シールズさんの確執についての記事が目に留まった。内容は、ブルック・シールズさんがお子さんを出産した後にうつ病になってしまったことと、坑うつ剤を服用していたことをカミングアウトしたら、トム・クルーズが「そんなものはビタミン剤とエクササイズで何とか治る」と非難したというものである。この記事を読んでトム・クルーズは馬鹿じゃないかという気になり、一気に嫌いな俳優になった。ちなみに彼はサイエントロジーというカルト宗教集団の熱狂的信者であり、どうも教祖様の影響を多大に受けているらしい。教祖様もお馬鹿な人で、彼が書いた信者が最高傑作と崇める SF 小説「バトルフィールド・アース」という作品は一般 SF ファンからは相手にすらされていないそうである。(映画版も存在していて、最低映画大賞の主要部門を独占したくらいひどい映画だそうだ。大体何故宗教団体の教祖様が SF 小説を書くのかも謎だが。)

 昨日も割と早く寝てしまったが、掛け布団をどうしようと悩んだ末に夏掛け 1 枚にしたらそれが失敗だったようで、深夜 1 時にトイレに起きるは、朝は少し寒くて、起きた時多少調子が悪いはで少々しんどかった。若干抑うつ気味だった。

 今朝も雨降りなので気分がうつうつしがちである。それでも会社に到着する頃には体調不良を除けば気分は安定して来た。

 今日も昨日に引き続き資料を読みつつ自分の仕事のイメージつかみを続けることにした。午前中は相変わらず何回もトイレに行っていた。まだ職場自体に対するストレスに対応しきれていないようだ。まあ、復職リハビリを順次増やして行ったときも最初は具合が悪くなりがちだったのでしばらくは我慢するしかないだろう。もちろん無理しない程度に、である。1 - 2 週間もすればストレスに対する耐性もできてくると思う。

 昼食は体調不良を吹き飛ばすべく、カレーライスを食べて辛味による血流の増加を図り、コーラによるカフェイン摂取で眠気を覚まし、更に昼食後軽い昼寝を取った。お陰で午後は復調してきたようだ。

 昼寝といってもちょっとしたコツがあって、これができると意外と調子が回復するので簡単に紹介しておく。20 分程度でも効果があるのでよかったら試してみてほしい。

腰を浅くした状態で椅子に座る。

足は多少伸ばし気味で OK。

軽く手のひらを握り、ひざから腿の辺りにその手を置く。

目をつぶって心を落ち着かせ、手のひらが温かくなってくれば、意識があっても睡眠状態に入っている。

 明日は販売会議があって、僕もその会議に参加するようにと言われていた。役割としては会議の議事録を作成するようにとのことで復職してから初めての集中力と気力を必要とする作業になる。それで本日は M 課長と R 課長がその資料作りをしていたようだが(メインで作成していたのは M 課長で数字回りだけ R 課長がフォロー)、どうも横目で見ていると二人のやり取りがうまくいっているとは思えない。R 課長は家の事情もあるらしく、「今日は早く帰る」と宣言し続けているし、女性陣は女性陣だけでたびたびくだらない会話をしているようで、本当にまとまりがない職場だな、と思ってしまった。もっともそれだからこちらも慣れてくればストレスの掛かり具合が相対的に少なく自分の思うように仕事が進められると踏んで人事に無理言って異動させてもらったわけだが。

 会社を休職しているうちにいろいろ会社の仕組みも変わったようで、なんでも今の職場では毎週水曜日はノー残業デイになったのだそうだ。僕は会社から最低 1 ヶ月残業禁止を命じられているから毎日ノー残業デイだが、こういう仕組み自体はいいと思う。後は社員の考え方が変わるかどうかだろう。残業しないで仕事をうまく行なおうとしたら従来のやり方を見直す必要が出てくるからである。

 昨日に引き続きトイレとお友達状態だったのでお腹はとても空いていた。夕食はおいしかったがここのところはまっているアボガドはまだ熟していずに硬くて食べられなかったので、ラップをかけてしばらく放置しておくことにしておいた。

 明日のために今晩はちゃんと睡眠をとっておかないと。

 

7月7日

 昨日、トム・クルーズのうつ病の理解のなさについて書いたが、その後彼の奇行が次々明るみになっているようだ。「宇宙人はいると思う」と発言したり(僕も異星人あるいは、地球外生命体(ヒューマノイド型のみならず微生物も含めて)はいるとは思っているからここの部分だけは彼の批判が出来ないが)、自分の結婚式に元妻を呼ぼうとしたり。やはりカルト宗教に侵されすぎているみたい。宗教も程々にしないといけないなと思った。

 昨晩は久々に 23 時少し前の就寝となった。多少寝付きが悪かったが、一度睡眠に入ってしまうと、朝までぐっすり。目覚ましラジオで少しずつ目を覚ましていった。今朝は気分もばっちりである。

 いつもは会社に着くと喉が乾くので冷水機で水分補給をするのだが、午前中の販売会議のことを考えてかなり控えめにしておいた。

 9 時半から販売会議の準備を行なう。座席のセッティングやプロジェクターの設置など。もっとストレスがかかるかと思っていたが、今日はとても平常心を保てた。

 10 時ちょうどに販売会議がスタート。各部門の部門長が勢揃いで緊張感あふれる会議だった。今までこういう大局的な会議に出席したことがないので新鮮に思えた。会議の議事録を取り始めるが、ペースがものすごく速い上に、内容が理解できないところもあったりして、取りこぼした部分も多々あったが、心の中では「今日初めてこういう仕事を体験したのだから出来なくても当然。次回もっとうまく出来るように慣れればいいや。」と意識していたので、ストレスには感じなかったし、便意を催すこともなかった。

 会議自体は 1 時間ちょっとで終了したが、議事を記録するのにものすごい集中力を必要としたので、かなり疲れた。会議終了後、R 課長にカマをかけて「議事録の完成は明日でもいいですよね。」と問いかけたら「今日中に。」とのこと。病み上がりの人間にきついこと言うじゃないかと思った。(実際は明日完成でもよかったのだが。今後の心構えとしての意味でそういう発言をしたようだ。)

 そこで会議終了後少し休息を入れて、午前中は気を使わない様調整しながらぼちぼち議事録をまとめ始めた。

 昼食はおいしく食べられた。一緒に食事している別の部署のおじさんは、人が休んでいたことを知りたいらしく、何かと聞いて来るのでこちらものらりくらりとかわしておいた。病気もうつ病とはいわずに「内臓を壊した」と言って適当にはぐらかす。いや、正確にはうつ病って脳という内臓の機能不全なのだから本当のことを言っているのだけど。昼食後は念のため、軽い昼寝をとって脳を休めておく。

 午後からは本格的に議事録のまとめを行なう。復職リハビリで相当読書リハビリを行なっていたので議事録まとめもかなり高い集中力の元、進められた。但し、疲れすぎるのを防ぐ為、2 時間を目処に多少休憩を入れたりした。

 議事録がほぼまとまりかけた 16 時過ぎにグリップハンドの山野さんが久々に顔を見せる。ということでちょっと休憩&雑談をする。どうも僕が休職していたのを全く知らなかったようだ。割とそんなものだろう。特に仕事の直接の関係が薄くなってしまっている現状では。それでも親しみのある顔を見て雑談をするのは楽しい。

 16 時半にはとりあえず議事録が完成したので、R 課長にデータを転送し、誤字脱字や記載漏れ、間違いのチェックを依頼した。その後はかなり疲れたので軽く社内資料などを見ながら定時まで過ごした。

 一つ最初の山場を乗り越えたことでまた少し自信が付いたな、と思いながら家路に着いた。夕食時に飲んだビールはおいしく、昨日残してしまったアボガドもちょうどいい具合に熟していて美味だった。

 

7月8日

 昨晩のニュースでロンドンで同時多発テロがあったとのこと。テロの映像インパクトとしては、数年前のニューヨーク同時多発テロにはかなわないと思ったが、アメリカ以外の国、特に今サミットが開催されている中でのテロ行為に衝撃を覚えた。前回のテロのときは日本はテロの標的にはならないだろう、と僕は思っていたのだが(それはテロリストが日本にテロを行なうメリットがあるとは思えなかったからだが)、その後の国際情勢や小泉首相のアメリカ外交偏重主義を見るにつれ、そろそろ日本がテロの標的になってもおかしくはないかもしれないと感じるようになって来た。

 昨日の仕事で疲労度が高かったのにもかかわらずつい夜はインターネットの掲示板にいろいろ書き込みをしてしまった。特に某掲示板のメンタルヘルス板でサラリーマンが休職から復職を目指してもがき苦しんでいる人が書き込みをしているのを見ているとほって置けなくて、ついいろいろアドバイスなどを書き込んでしまっていた。そのため更に疲労度が増してしまったようで、寝付きは少々悪く、朝 4 時にトイレ起床をし、その後は眠りも浅かった。

 朝起きたときも変な感じで、心の半分は抑うつ気分が若干あったのだが、一方ではとてもさっぱりしているというまるで心が分裂したような感覚を覚えていた。朝の支度をするうちに抑うつ気分はなくなっていったが、昨日の疲労が抜けないようで、体が何となくだるい感じだった。

 それでも会社に着いて昨日以外はずっと続けていた様々な資料の理解に一日を費やした。それと、できるだけ意識的に周囲の雑談に明るく加わるようにしていた。しゃべること自体は苦痛ではなかったのが幸いである。

 僕の今いる課には ST さんという女性社員がいるのだが、今日は体調不良で休みとのこと。話を聞くとよく体調不良を理由に休んでいるらしい。元々彼女は全く違う部署から来た人とのことでうまく周囲と溶け込めていないらしい。本当、人間関係ではいろいろ難しい職場だ。

 途中、M 課長や R 課長の忙しさを横目で見ていると、一言「手伝いましょうか。」と言おうかとも思ったのだが、本日は体調が今一つなのと、途中から手伝ってもかえって仕事が混乱するだけだろうという判断、それとまず職場の雰囲気に慣れつつ、徐々に負荷をかけていくべきだとの判断からあえて今日はただただ様々な資料に目を通し続けた。それでもそういった資料に目を通し続けていくと、いろいろな矛盾点が見えてきたのは大きな収穫に思える。販売統計一つ取ってみても変なところがいろいろ見つかるのである。元データはメインフレームと呼ばれる大型コンピューターで集計したデータのはずなのに、それをまとめた資料とは数字の誤差が生じているのである。一部は、いろいろな補正がかかっていることが判明したので納得できたのだが、理解できない部分もあり、うーん、と悩んでしまった。

 調子が悪いと言っても食欲だけは旺盛で昼食はおいしく食べられた。昼食後は今日も軽く昼寝。昼寝というよりとにかく脳に何も考えさせないようにしているという意識の方が強い。

 一週間の疲れが出てきたせいか、午後は睡魔と意欲の低下に襲われた。睡魔はガムと、紅茶の飲用で乗り切れたが、意欲の低下はどうしようもない。集中力が多少散漫になってしまったし、夕方には頭痛も起こしていた。無事定時を乗り切ったときはほっとした。

 家に帰っての夕食はストレスから開放される一番幸せな時間だ。餃子を食べたがおいしくいただけた。

 夕食後は親も心配しているだろうと思って、自宅に電話を入れたら 15 分ぐらいいろいろ話し込んでしまった。一応今週の状況を話しておいたので親としても一安心だろうと思う。

 

7月9日

 昨晩ネットサーフィンをしながら TV を横目でちらちら見ていた。「ミュージックステーション」を見ていたのだがつまらない。そういえば今日は「スターウォーズ・エピソード 2 」が放送されるよな、21 時からだよな、と思って 20 時 40 分頃チャンネルを変えてみたら既に放送を開始していた。あちゃー、と思いながらそのままネットサーフィンと平行しながら、途中シャワーを浴びるために中断しながらも結局は最後まで見てしまった。ますます「エピソード 3 」に対する期待が膨らむが、公開初日である今週末は職場復帰して最初の休みであることもあって、無理をせず心身ともにゆっくり休息をとろうと思っていたので観に行くのを我慢することにした。来週は 3 連休だからそのときでもよいかと考えている。

 「スターウォーズ」を見終わって少ししてからベッドに入ると一週間の疲れがあったと思うのだがすぐに熟睡に入った。途中 4 時過ぎにトイレで一回起きてしまったのは残念だが、その後はきちんと熟睡に入ることが出来て、8 時過ぎまでしっかりと睡眠を確保できた。もちろん朝の気分はさっぱりしている。

 天気はよくないが、洗濯は行なった。ここのところ梅雨らしい天気が続いているので仕方がない。

 今日は普通の掃除をした後、PC の埃取りも行なってしまった。背面のファンにはよく埃が溜まるものだから、たまにはきれいにしておいた方が効率もよくなる。

 その後は軽くネットサーフィンとかしてすごした。昼食はどうしようかと思ったが、本日は夕方に病院に通院にするので家にあるもので済ます。スパゲッティと粉末スープである。粉末スープは最近トラブル続きのJALの機内食で出されるスープ。なぜか以前スーパーで安く売っていたので買っておいたのだが、何か懐かしい味。昔はよく出張で飛行機に乗っていたのでスープもよく飲んでいた。

 「スターウォーズ」を映画館まで観には行かないものの、自宅ではビデオ鑑賞を行なった。毎週恒例の「スタートレック・エンタープライズ」と「スタートレック・ディープスペースナイン」の 2 作品である。どちらも面白かったが、特に「ディープスペースナイン」は大笑いしてしまった。1947 年のアメリカはロズウェルで発生した宇宙人騒ぎをパロディーにした内容になっていて終始笑いっぱなしだった。(現実の世界では気球の墜落ということになっているのだが、それを物語の中では登場人物たちがタイムスリップして本当にロズウェルに到着してしまったことにしてしまったのだ。)

 夕方は先にも書いたように病院へ通院。今日も歩いていくことにした。特に何も考えていなかったのだが、かばんに折り畳み傘を入れ、原付自転車にレインカバーをかけておいた。

 病院について自分の診察の順番を待っていると、自分の前の患者さんが目に止まった。年老いた両親と、20 代後半から 30 代前半の若者。その若者の顔を見た瞬間、愕然とした。うつの症状がかなり悪い様子で全く生気が見られなかった。両親は息子をとても気使っている様子だった。どうも病院側でも通院では症状が改善できそうもないから大学病院か何かに入院をするようにと手続きをとっている様子だった。自分が休職したときの顔つきはどうだったのだろう。そんなことすら考えてしまうほどに重度のうつに苦しんでいる若者の姿を目の当たりにしてショックを受けていた。

 自分の診察はといえば特に問題もなく、今週の木曜、金曜辺りの仕事の対応方法も「その方法でいいですよ」とのことだったので、ほっとする。僕に関する限りは用心しつつ徐々に負荷をかけていけばいいようだ。

 来週は病院が 1 週間お休みしてしまうとのことなので次回の診察は 2 週間後。大分混雑しそうだが、やむを得ないだろう。

 病院から外に出たら、なんと雨が降りだした。薬を薬剤師に調合してもらい、夕食を買いにスーパーに寄っているうちに降り方も激しくなってくる。折り畳み傘が役に立ってしまった。帰りはやむなくバスで帰った。

 夕食は自炊ではなく、イカのナゲットと、玉ねぎを生で食べた。一応味ぽんで味付けしたのだが、玉ねぎが辛すぎて舌が麻痺してしまった。でも玉ねぎは血液をさらさらにするそうだし、この辛味のお陰で血流もよくなるだろう。

 夕食中、父からの電話があったのでちょっと話し込む。幾つになっても僕は両親からすれば子供なんだな、と思った。特に先ほどの病院で見た若者の姿を見た後では。

 

7月10日

 昨晩は寝る時間の辺りにかなりの雨量のせいで少々耳についたものの、寝つきはよかった。その代わり朝は多少眠りが浅くなったのと、6 時にトイレ起床した後はどちらかというとうとうとした状態になってしまった。

 本日は 8 時に起床。朝の多少の眠りの浅さに不満は感じるが気分自体は至って平常。久しぶりに太陽も雲の間から顔を覗かせているようで気持ちよくなってくる。

 その代わり腰が少し痛い。最近腰が痛くなるときはストレスがかかっているときとかの要因が多いのではないかなとも思っているので、きちんと睡眠を取りきれなかったのが原因かなという気がしていた。

 朝食を食べながら FM ラジオを聞いていると 20 年以上前のヒット曲、ガゼボというポップグループの "I Like Chopin" が流れていた。なんだか懐かしい。日本だと小林麻美さんが「雨音はショパンの調べ」というタイトルでカバーしているのでご存知の方もいるかもしれない。

 午前中はいつものように買物に出かける。昨日の玉ねぎが半分残っているので、牛肉か何かと一緒に炒めて食べたいなと思っていたところ、ラム肉が値段が安かったので、夕食はそれに決定。後ブロッコリーも買っておいたので茹でておけば 2 - 3 日食べられるだろう。昼食はスーパーの子会社の手作りおにぎりとスープにした。コンビニ風おにぎりよりは値段 50 円ほど高いのでおいしいだろう。

 早めに家に帰り、今日も PC をいろいろメンテナンスする。ソフトウェアもどんどんヴァージョンアップしていたりするのでその辺を再インストールしたりしていた。

 昼は TV のニュースを見ながら昼食をとった。イギリスは戒厳令状態になりつつあるようで、国際情勢の悪化が見て取れる。おにぎり、スープともにおいしかったが、スープはインスタントとはいうものの半分は自炊するタイプのものだったのでおいしさもひときわだった。

 午後からは DVD での映画鑑賞。「トイ・ストーリー 2 」を今更ながら観た。この DVD は買ったときはなんともなかったのに、観るタイミングを逃していて 1 年後ぐらいにさて観よう、と思ってプレイヤーにかけたらディスクが錆を発生させていて再生できなくなっていたのである。先日 DVD プレイヤーを買い換えたこともあったので今回再チャレンジしたわけである。結果から言うとクライマックスの再生には難があり、画面が止まったり、シーンが数秒飛んだりしたり、音が途切れたりしたものの、かろうじてストーリーとしては楽しむことが出来た。なんだか長年の胸のつかえが取れた気分である。この DVD を買ってからもう 5 年も経っているから余計である。ちなみにもう一本観ることの出来なかった「あの頃ペニーレインと」は完全に駄目だった。これも購入当初はちゃんと再生できていたので、メーカーや販売店に文句を言いようもないし、少々悔しい。

 DVD を観終わった後はコーヒーを飲んで一息入れる。今日は真夏日になったようだが、風もそれなりにあるので暑いものを飲んでも苦にならなかった。映画の後のコーヒーはおいしいなと思った。

 せっかく映画を観たのでレビューも書いてみることにした。大人から子供まで楽しめる作品だから簡単に書けるかなと思っていたら、書いているうちにいろいろ深読みをしだしてしまい、意外と考えた内容になってしまった。でも大衆が楽しめる映画というのは思っているよりも奥が深いのかもしれない。レビューを書くのに思考力を使ってしまったので、書き終えたら少々疲れてしまった。

 その後はニュースを軽く見た後に夕食を作る。昨日の玉ねぎとラム肉を塩、コショウで炒め、同時にブロッコリーを茹でておかずを作る。御飯は既に炊飯器で炊いていたので、順次食卓に料理を並べていく。機能鼻まで食べたため苦しかった玉ねぎも火に通せば甘くておいしい野菜に変化していた。ラム肉との相性もばっちりである。またブロッコリーは、体内の免疫機能を高める効果があるとのことなのできちんと頂いた。今日は味付けもうまくいったな、というところである。

 

7月11日

 なんだか昨日の映画のレビュー書きが響いたのか、22 時半にベッドに横になったら日曜の夜にしてはすぐに寝てしまった。でも相変わらず深夜の 3 時だか、4 時だかにトイレで目覚め、今朝は眠りの浅さと、時間の混乱を招く夢のせいで不愉快な気分で寝ていた。

 それでも起床時にはまずまずの気分。どちらかというと月曜なのでブルーマンデー症候群に陥っている感じはある。

 今日も暑くなりそうなので薄着をして(クール・ビズなどというかっこいいものでもないけど)、会社へと出かけていく。MP3 プレイヤーから流れるポップスで気合が入ってくるから今日は大丈夫だろうと朝のうちは思っていた。

 会社に着いて、今日は何をしようかと考え、とりあえずメインフレームを PC から操作するためのソフトウェアのインストールとその操作の勉強をしてみようと思ったが、いかんせんそちらに関する知識がないので、情報を担当している課に相談に行く。担当者は「後でそちらに伺いますよ。」ということなので、それまでは先週に引き続き資料を読んで過ごしていた。結局今日はその担当者は来なかったのだけれども。

 気分的には安定しているのだが、どうも寝ていたときの姿勢に問題があったらしく、背中が痛い。最近は日記に書いていないが、このようなことは度々あるので気にしないようにしてはいたが、やはり気は削がれがちである。それと度々トイレにも行くことにもなった。どうも月曜は条件反射的にストレス度合いが高くなるようだ。

 そんな状態でも朝 10 時ぐらいから空腹感を感じていたので、昼食はおいしかった。塩カルビ丼にこんにゃくだ。昼食後は今日も昼寝を決め込む。脳を思いっきり休ませるのと、PC 自体がウィルス対策ソフトによるスキャンでまともに使えない状態になってしまうので、寝ているのが一番適当になってしまう。今日の昼寝はまじめに寝入っていたようだ。

 午後一番で部門内の連絡会があった。その中で「リスク・マネージメント」のテストを全員受けるように、との指示があった。うちの会社はしょっちゅう PC が盗まれたり、携帯電話をなくしたりといった不祥事が多いので、勉強しろ、ということのようだ。どうもこの連絡会の話では、大問題に発展しかねない不祥事が発生しつつあるらしい。でも、2 月にうつ状態で苦しみながら情報セキュリティの洗い出しをした身から言わせてもらえば、「うちの会社なら起きても当然。」としか思わない。

 そのような指示があったので、早速試験を受けてみる。結果は 100 点満点中 86 点と一応合格点だったが、問題自体にいくつか引っ掛けのような設問もあったようだ。これでかなり脳を使った気がする。

 M 課長から、今年度の仕事の目標設定のうち、仕事そのものではなく、自分の特長を記述する欄のみ先に提出するように言われたので、ざっと書いてみた。例えば、責任感は強いか、だとか、リーダーシップ力はあるか、といった内容だ。病み上がりということもあって、自分のこれまでの自信がリセットされてしまっているので、ちょっと控えめに書いてみた。まあこれは徐々に取り戻していけばいいだけではあるが、今はそこまで自信過剰にはなれない。

 そうこうしているうちに、今日も定時を無事迎えた。でも週明けでいきなり疲れてしまった。今週まだまだ長いぞ、と思ってしまった。

 今日の夕食はシュウマイと昨日茹でたブロッコリー、御飯には納豆と、満足だった。何でも昨日は納豆の日だったそうなので昨日食べた方が気分だけは面白いかなとも思ったのだが、昨日は炊き立て御飯だったのでそのまま食べてしまったからちょっと残念というところである。

 

7月11日

 昨晩の就寝時間は 23 時少し前。ごく普通に熟睡に入れた。今朝も 5 時半にトイレで一度ベッドから離れるも、その後は再び熟睡。目覚ましラジオで徐々に目覚めていく。内容はもう覚えていないが、何か楽しい会話をしているなと思いながら朝を迎えた。

 今日も気温が高いという天気予報だったので薄着で出勤する。今日も午前中は販売統計資料の解析である。メインフレームに接続するソフトの設定を今日もしてもらえなかったからである。うちの会社はここ数年度々引越しや部門変更を繰り返しているが、今週末は、僕のいる課が場所を 2m 程移動するとのことである。そんなことが重なっているので情報管理部門は社内のネットワークの変更でてんてこ舞いらしく、僕の依頼まで手が回らないとのこと。しかも人事からそういう情報自体がきちんと伝わっていないというから、驚いてしまう。引越し費用だけでもかなりのお金を使っていると思うのだが、これで経営は大丈夫なのか、変に心配してしまう。何しろ、復職後いろいろ資料を見ていたら、今年度のうちの会社は、販売計画は去年より少し落とすが、利益は去年の 5 倍を確保するというのだから、どうしたらそんなことが出来るのか不思議に思ってしまう。

 今日はあまりトイレとお友達にならないようと思って、午前中は水分を取るのを控えていたのだがものすごく喉が渇く。考えたらこの喉の渇き、6 月辺りから顕著になってきたように思える。もしかして、ルボックスの副作用かな、と思っておくすり 110 番というサイトで調べると、当たりのようである。逆に言えば薬の効果はしっかり出ているといえるだろう。まあ我慢できる範囲なので、明日以降ちょっと工夫をしてみようと思う。

 本日の昼食はハンバーガー。何故社食でハンバーガー、と言われても困るが、メニューにあるのだからしょうがない。以前街中でマクドナルドのチラシを貰って部屋に放置していたのであるが、それを今朝ふと見てしまい、朝から「今日の昼はハンバーガーだ。」と決め付けていたのである。昼食後は昼寝はしなかったが、ぼーっと何も考えずにいた。

 午後からは販売統計の資料を見るのにも飽きてきたので、別の資料を見ていた。そうこうしているうちに、R 課長の周囲で様々なトラブルが起き始めた。関与しないよう聞き流していたが、一つ目は今週末の課の引越しに関して、企画課に在籍している事業部長の秘書の M さん(前にも情報セキュリティのときに僕と一緒に R 課長を攻め立てていたことがある)と意見の相違で大揉めに揉めていた。M さんはとてもまじめな女性で、信頼できる人なので(但しその分頑ななところがあるとも言えるかも)、「 M さん、大変だな。」と同情してしまった。二つ目は、販売子会社との商品の販売価格の問題が発生していて、体制が変わった 4 月以降もその問題が放置されたままだったようである。こちらは畠山さんと揉めまくっていた。

 で、結局二つ目の問題については、最終的に僕も巻き込まれ、販売価格を設定する書類の修正を行なう羽目になってしまった。まあ仕事が出来るのは嬉しいが、よく考えたら、単に書類を修正するだけでは収まらないことに気づいた。ISO 9000 をうちの会社は取得しているからそういうことも考慮しないといけないし、さあ、どうしよう、と考えてしまった。こういうときの結論は唯一つ、「明日できることは今日は行なわない」である。で、明日ゆっくりと取り組むことにした。

 本日も定時を迎えたので退社をすると、意外と心地よい風が流れている。どうも天気予報が外れたみたいである。

 夕食はブロッコリーにキュウリ、メンチカツと多少野菜を大目にしてみた。もちろんおいしかった。

 

7月13日

 昨晩の天気予報によると、今朝の気温はかなり低いとのことだったので、掛け布団は毛布にしてみた。それでも最初は足が熱い感覚を持っていたのでしばらく扇風機をかけて足を冷まし、それから床に着いた。

 幸いトイレ起床はなかったが、多少朝の眠りの浅さはあったようで、不愉快感を感じた。その代わり起床時間の気分は普通である。若干その不愉快感を引きずっていたような気はする。

 服装をどうしようかなと思ったがいつものように半袖シャツにして出かけたら、少々涼しくて選択を間違ったかな、と思った。もっとも会社内は気温が高いからこれでも大丈夫だろう。

 会社に着いて、喉の渇きを抑えるための工夫を始めてみた。紙コップが手元にあったので、それに冷水機から水を注いでおいて、それを少しずつ飲むことにしたのである。そうすると水分も控えめになりながら喉の渇きも癒され、結果的にトイレに行く回数も減るという推測である。

 本日の作業は、価格設定をする書類の修正から始まった。実は昨日も夕方少し手につけていたのだが、今朝は本格的に修正をかけ始める。しかし、予想以上に手間がかかる。何せその書類が EXCEL で作られているので、列を一つ追加しただけですべてが狂ってきてしまい、頭の中で幅のサイズを推測立てながら修正をかけざるを得なくなってしまったのである。うちの会社は PC スキルが低いので、決裁などの重要書類フォーマットはすべて EXCEL といういたって使いづらい環境なのである。このような書類は WORD の方が適していると思うのだが、うちの会社はそういうところが駄目である。結局半日で終わるかと思っていた作業は一日すべてを費やしてしまった。

 この作業は本を読む以上に脳の集中力を必要とするようで、2 時間も続けて作業など出来なかった。午後は 1 時間半まではぶっ続けで作業できたが、午前中はトイレに行きたくなることもあって、1 時間が限度だった。

 今日も昼食をおいしく頂いた後、何も考えずに脳の休息を図る。昼寝までには至らなかった。

 17 時頃に書類の作成がとりあえず終わり、ふと、M 課長に月曜に指示された、自分のスキル一覧表の上司評価を見てみた。大分低めに書いたつもりだったが、上司評価ではもう一段階低かった。一瞬がっくり来る。特に、リーダーシップ力と、協調性が平均点より低めに付けられていたのは微妙にがっくりだったが、去年一年間の僕の能力を病気という観点を除いて判断するとそうなってしまうのだろう。でもすぐに気分を持ち直して「まあ、いいか。」という気に持っていけた。前に図書館リハビリのときに読んだ「何故日本人はナメられるのか」を思い出すと、どうも僕は欧米の個人主義的要素が他人より強いのではないかと思う。それがもっとも日本的な村社会の縮図であるうちの会社の一般的な視点から観たら、協調性が低いとなっても仕方がないのかもしれない。その協調性もどの視点で見ているかにもよるけど。

 しかし改めて思うのはうちの会社みたいな大手メーカーこそこういうメンタルヘルスに対して積極的に取り組んでいかなければならないと思うのだが、全くその意向が見えないのは情けない。大手がきちんとそういう問題に取り組まないと、中小企業などに影響を与えることができないと思うのだが。実際中小企業で働いているうつ病の人は本当に辛いだろうと思う。僕みたいに休職することすら出来ない場合も多いし、即解雇という事例も多いから余計である。

 帰宅少し前にグリップハンドの相川社長が顔を見せに来たので少々談笑する。話によると奥様の体の具合がよくないらしい。人工透析の副作用のせいで睡眠が取れないとか、休日は一日寝ているとか話をうかがったが、本当に人工透析の副作用のせい ? と考えてしまった。

 今晩の夕食はホタテと葱の炒め物に卯の花を食べた。ホタテの炒め物の残りの汁がおいしそうだったので、少々下品な食べ方だが御飯にかけてみた。期待通りにおいしい。

 

7月14日

 昨晩は書類の作成で疲れたなと感じたので少し早めにベッドに入ったのだが、寝付きは悪かった。疲れすぎのせいで体中が痛く、また、昨日の夕方の評価のことを若干引きずってしまっていたみたいである。ただ寝付きが悪いと言っても全く寝ていないわけでもないらしい。通常だと睡眠に入るとまず熟睡状態に入るのが普通なのだが、昨晩の場合はまず眠りが浅い状態のほうに入ってしまったようである。

 今朝も眠りの浅さが度々感じられ、時間感覚が狂ってしまう。その割には、起床時間には割とすっきりと起きられるのだから自分の脳はよく分からん。

 昨日と同じく、朝は涼しく、弱い霧雨が降りかけていたが、今日も原付自転車で通勤をしてしまう。昨日は大した霧雨ではなかったが、今日は段々降り方が強くなってしまい、困ってしまった。何か雨に濡れて気持ち悪い、といったところである。

 午前中は、昨日作成した書類を社内のイントラネットに掲載すべく、担当者に相談しようとしたが、TEL での連絡が取れなかったので、メールを送って返事待ちになってしまった。そこでまた別の業務資料を読んで時間を費やした。

 昼食は最初肉系の料理にしようかなと思ったが、土壇場でアジの塩焼きに変更する。バランスよく食事しないといけないので多少は気を使う。

 午後からは情報セキュリティの会議に出席した。どんな内容かと思ったら、また PC に余計なソフトを導入するという話だった。あまりに社員が PC の紛失などの不始末が多いので、ついに PC のハードディスク自体を暗号化するソフトを入れろ、ということがその内容である。まじめに 2 時間話を聞いていて理解はしたが、元々業務効率化のはずの PC 導入が逆に非効率化になってきているような気がする。その暗号化ソフトを入れたらパスワードは 10 桁以上にしろだとか、もうほとんど無理な要求である。

 会議が終わって疲れたので一息入れようかなと思ったら、午前中の担当者と連絡が着いたのでそのまま打ち合わせに入ってしまった。そこで発覚したのが、書類の修正が更に必要だということ。更にドツボにはまった気がする。

 その担当者との打ち合わせを元に何人かの他部署の人と打ち合わせをし始めるが、16 時ごろになると疲れてしまって、脳が悲鳴を上げていた。こういうときにこれ以上打ち合わせを続けるのは得策ではないと考えて、そこでこの作業は強制終了。残りの時間は軽い作業でしのいだ。

 帰りも頭痛はするし、「疲れたなー。」と思っていたが、お腹だけはきちんと空いているので夕食はいろいろ買い込む。メインのおかずはフランクフルトソーセージと、ちょっと夕食のおかずではないなと思いながらもあまりにおいしそうだったのでそれを手に取った。他はキャベツとごぼうサラダと今日も野菜を多めにした。当然夕食はおいしかった。疲れが取れた感覚を覚える。

 夕食後、母から電話。今週末は 3 連休だから実家に来ない、という内容だったが、今週末は「スターウォーズ」とか観に行きたいし、ゆっくり休みもとりたいし、ちょっと趣味の世界にも走りたいので今回はパス。今月末に中華街で食事でもという話もあるから今回は帰らなくてもいいか、と思っていた。

 

7月15日

 昨晩、この日記を書いた後、e メールを確認したら、友人の一人から「 17 日の日曜日に飲み会やらない」との誘いが入っていた。うーん、と一瞬悩んでしまったが、飲み会自体は楽しいと思うのだが、それによって睡眠時間の確保が出来なくなることがちょっとまだ怖いので(次の日が休みだとしても)、体調不良を理由に欠席の返信をしておいた。別の友人の一人はこのサイトを見ていてくれていて、大体の状況は理解してもらっているので適当に対応してくれるだろう。

 もう一つ困っているのが、同日にグリップハンドの山野さんが参加しているクワイアのゴスペルコンサートが開かれることになっていてそちらを観たいなという気がするのだが、この水・木の疲労度合いと友人からの飲み会の誘いを断ってしまったことを考えると、行こうか行くまいかで頭を抱えてしまっていた。それどころか、ここのところ「スターウォーズ」を観に行きたいと度々書いているけど、観に行く気力が回復しているかどうかすらちょっと現時点では予想がつかない。ただ、映画とは別にちょっとした雑貨を買いに横浜か川崎の繁華街に出ないといけない状況にあるのも事実としてあるので、様子を見ながら判断するしかないな、といったところである。

 夕食後に収まっていた頭痛もベッドに横になると復活してきて、少々寝付きは悪かった。また、深夜にトイレ起床する羽目になったのだが、昨晩のはかなり異常な起床状態で、体は目覚めていて尿意を催しているのに、脳がほぼ熟睡状態という奇妙な感覚の中、トイレに何とかたどり着いた。当然トイレの後は再び完全熟睡状態である。多少朝は眠りが浅くなったかもしれない。

 今朝の気分は上々だが、脳の疲労感は抜けきっておらず、きつい週末になりそうだな、と思っていた。それでも会社に一番近い駅から会社まで約 15 分ほどの徒歩通勤が多少血流を良くしたようで、社内に入ったときには一時的に疲労感は抜けていた。

 今週末は自分のいる課が 2m ほど異動するということで午後から引越しの準備をすることとなった。元々は S さんがメインで担当していたみたいだが、突然 M 課長が僕を引越しリーダーに任命してしまったので、S さんの気を損ねないよう「フォローをよろしくね。」と声をかけておいた。

 午前中の最初の 2 時間は忙しかった。昨日の会議の概要を R 課長に報告し、水曜に作成した書類の調整を各部署に図り、更に引越しの手続きを行ないはじめたので、2 時間を越した後は早くも脳の疲労が復活してしまった。ということで午前中の残り 1 時間はほとんど周囲の女性との雑談で過ごしてしまった。

 困ってしまうのが R 課長で「引越しは俺の仕事だ。」といわんばかりに勝手に朝から動き始め、秘書の M さんと揉めまくっていた。S さんと、二人で「困ったものだねー。」などと話しながら午前中の残りの 1 時間は過ぎてしまったので、脳の疲労度は深刻化しなくてすんだ。これをみていて、僕自身も「引越しリーダーに任命されたけど勝手に動きたい人がいるのなら動かしておいて、僕はリーダー面していればいいや。」とかなり開き直りの気分になってきていた。まあこういうときはうまく流れをつかんでしまったほうが楽である。

 グリップハンドの山野さんには「体調が不良気味だからコンサート観に行けなかもしれないけどそのときには別の機会にまた誘ってください。」ということと「この前談笑したときに何か戸惑っているような感じを受けたので、「犬が行う飼い主の健康管理 うつ病(鬱病)」の「 うつ病(鬱病、心の病気、心の病、精神障害)を理解できない周囲の方に・・・」というページをよかったら見て下さい。」という趣旨の e メールを送信したら返信が来て、山野さんが戸惑っていたのは、どうも先週僕の顔を見たときの顔がかなり疲れた顔をしていたらしいのに、陽気にうつ病についての話とかしていたので戸惑っていたというような内容だった。前述のサイトは見てくれたそうで感覚的にうつ病を理解してくれたみたいなのでそれは嬉しかった。友人にもサイトを見てくれている友人は感覚的に理解してくれているからいいけど、他の友人は理解できないだろうし、むしろカミングアウトすることで友情関係が壊れるのもなんだか寂しい。高校以来 10 数年友人関係を続けているのだから、知られずに済む秘密なら知らないことのほうがいい場合もあると思う。その代わりこのインターネット上ではむしろうつ病の社会への認知に向けて取り組みたいなと思ってはいる。

 午後は引越しを始めたが、それぞれやるべきことはきちんと認識しているので問題なく、割と早く終わってしまった。ただその後が問題で、また R 課長と M さんが揉めている。R 課長の女性陣からの評判はほぼ最悪と言ってもいいくらいである。結局その揉め事に巻き込まれ、最終的には、M さんの引越しの手伝いを僕が率先して行なうことになってしまった。ただその方が M さんとしてもよかったようである。頭は使わず肉体労働だから脳の疲労度は午前中のまま留まっていた。

 その後は昨日の会議を社内に徹底させるための e メールの文章を作成し始めたが、やはり物事を考え始めると脳の疲労度がまた深刻化してくるので、度々休息を入れながらゆっくりと作っていった。最終的には M 課長、R 課長に文章の確認をお願いする e メールを送ったところで定時を迎えた。

 夕方になると、S さんが「疲れるよねー。」と声をかけてきた。僕がうつ病で休んでいたことに対しての発言なのか、R 課長に振り回されがちな部分に関してのことなのか判断はつきかねたのだが、この一言で S さんに対する印象が変わってしまった。「かわいそうな人だな。」という気持ちは変わらないのだが、その何がかわいそうなのかの原因が僕の中で変わってしまったのだ。S さんはとある商品に長くかかわっていて、その商品に愛着を感じている人なのだが、結局 2 度の精神病関係による休職の為、もうその商品の担当につくことが出来ないのである。うちの会社の臭い物には蓋を、のターゲットにされてしまったのだろう。実のところその商品も販売子会社に開発部隊も含めて移管されてしまっているので S さんはその商品にかかわることがほとんど出来ない。唯一かかわれるのが Web サイトでの商品 PR だというところで、それが本来の業務から外れた勝手な仕事になっているのである。そう考えると本人の夢だとか、自己実現だとかがほとんど絶たれている点で「かわいそうだな。」と考え方が変わってしまった。僕はといえば、会社での夢は絶たれたと言うか自分で絶ってしまったのだが、その代わりインターネットという世界で自己実現が出来そうだから人生に絶望はしていないし、むしろ新しい希望を持ち始めている。

 とりあえず明日はゆっくり休んで考えるのはそれからにしよう。それでも今週 1 週間、良く頑張ったと自分にほめたくなってしまった。

 

7月16日

 昨晩、この日記を書き始めたら結局 1 時間もかかってしまい、疲れがまた増大したような気がするのだが、夕食時に飲んだビールの影響で感覚が麻痺しているのか、そのときは思ったほど疲れを感じなかった。よくうつ病になったときにアルコールに頼るのは絶対駄目ですよ、という話があるけれど、それはアルコール依存症になる可能性が高くなるからという理由なのだが、昨晩のことを経験するとアルコールによる感覚麻痺により無理を重ねてしまい、更に症状を悪化させる恐れもあるから、という理由もあるのかもしれないな、と感じていた。

 昨晩も 22 時半にはベッドに横になったが、多少寝付きは悪かった。この頃になると頭痛が復活してくるからである。それでも一昨日よりは寝付きはいいほうかなと思う。恒例のトイレ起床は 4 時少し前に発生。今朝は体も頭もそこそこ目覚めていたのである意味正常。その前に早朝にトイレに目覚めてしまうという症状自体が異常なのだけど。次に 6 時過ぎに目が覚め、その後はどちらかというとうつらうつらしながらも 8 時過ぎに起床。やはり疲れは残っているが、気分は正常。腰が痛い。昨日書いたように今日はゆっくり休むつもり。朝食のデニッシュがおいしかった。

 朝食後はだらだらとネットサーフィンをしながら洗濯物を洗濯し、部屋の掃除に取り掛かる。ほとんど真夏日の今日は、掃除をしているだけで汗は噴出すし、頭がくらくらしてくる。脳に一気に血が流れた印象を感じた。部屋の掃除のついでに今日もトイレを掃除を行った。湿度が高いせいか汚れ方が早くて困る。

 掃除の後は食料を買いに今日も徒歩で出かける。やはり 2km ほど歩くと頭がすっきりしてくる感じである。今の僕の運動量としてはこの程度がいいのかもしれない。ただ今日は歩くのも暑かった。昼は簡単にカップ麺とおにぎりにし、夜はホルモン焼きに玉ねぎと人参を炒める予定とした。本当はピーマンにしたら彩りがよかったと思うのだが、一袋の分量が多すぎて処理しきれないだろうと思ったので人参に変更した。

 昼食を食べたあとは、いつものように「スタートレック・エンタープライズ」を鑑賞。今日は「ディープスペースナイン」は止めておいた。3 連休あるから月曜に観てもいいだろうと思っていた。今日のエピソードは単純に観ていると面白かったが、よく考えるとストーリーに矛盾があるような気がしないでもない。まああまり考えない方がいいだろう。

 「エンタープライズ」を観終わった後は、ちょっとベッドに横になる。午後からは風が部屋に入り込んできていたので割と過ごしやすい。ちゃんと寝たわけではなかったが、極楽な気分にはなれた。

 その後はいつも輸入 DVD を購入している店からの新譜リストと、過去 1 年のリストを見ていた。夏のバーゲンセールとのことで割引販売を行なうというので、買いもらした作品はないかな、とチェックしていたのだが、あまりにありすぎて困ってしまった。相当絞らないといけないようだ。

 更に日本盤の DVD だが「スタートレック・宇宙大作戦」が Amazon.co.jp で 50% OFF の 45,000 円で投げ売りを行なっているのでそれもほしいなと、心が動く。さあ、どうしよう ???

 午後のお茶は熱いのでコーラと久しぶりに羊羹を食べた。疲れた体には最高のおやつだなと感じるくらいおいしかった。100 円ショップの品なのに。その後は洗濯物をたたみ、アイロン掛けを終わらせ、今日の実務はほぼ終了。後は夕食作るぐらいである。

 その後はインターネットで輸入 DVD の選定した作品の批評家の評価のみ確認して、ある程度の絞込みを図る。どうせ買うのなら、出来のいい作品を買いたいので(あえて出来の悪い作品を笑いながら観るというのもあるけど)、適当ながらポイントを絞って調査していた。当然英語サイトがメインになるが、こういう時は本当、インターネットって便利である。インターネットブラウザに Google ツールバーを追加したお陰で英単語の翻訳もしてくれるし、かなり英語サイトも読みやすくなってきている。

 夕食は予定通りホルモン焼きと人参と玉ねぎを炒めたが、ホルモン焼き自体に下味がはいっていて赤めの色だったので、人参と相まって彩りは最悪だった。やはりピーマンがほしかった。味はよかったんだけど。

 本日は無理を控えた為、大分夕方には疲労度が抜けてきたように感じる。後は今晩ぐっすり寝て、明日の調子がどうかだろう。

 

7月17日

 昨晩の夕食後、ふと「Mellowhead」というユニットのライブがスカイパーフェク TV で生中継されるのを思い出したのでチャンネルを合わせてネットサーフィンしながら見ていた。お目当ては、ゲストで出演するという「佐野元春」なのだが、「Mellowhead」自体もなかなかいい曲が多いな、と思って見ていた。しかし、いい世の中になってきたものだな、と思う。コンサートを自宅にいながら体感することができるというのは。特に僕の場合ステレオアンプ自体が 5.1ch 対応のシステムの為、ライブ会場の雰囲気を出せる音場を創出することができるから余計リアルに感じる。なかなか楽しいものだった。

 昨晩も用心のため早めにベッドに横になる。前なら眠剤を飲んでからしばらくは漫画とか読んでリラックスして寝に入っていたのだが、どうも最近は眠剤を飲んでベッドに横になると本を読む気にならないのでとにかく部屋の電気を消して横になるようにしているのである。昨晩も寝付きは今ひとつ。睡眠自体も満足という感じではないのだが、実際はトイレ起床はないし、早朝の眠りの浅さもあったとしてもかなり弱い感じである。6 時過ぎに一度目覚めた後、7 時過ぎにトイレで起床。後は少しベッドでぐだぐだしながら 8 時前には起きてしまった。今日は疲労感もない様子だが、どうも朝は低血圧の状態になっているのか、少し頭がふらつく。それでも今日の調子は悪くないだろうと思ったので、予定通り「スターウォーズ」は観に行こうと思った。「ゴスペルコンサート」は映画を観終わった後の状態によって行くかどうか決めることにする。コンサートも開始が 16 時と早いから少なくとも睡眠は確実に確保できる。

 9 時過ぎに家を出てとりあえず横浜に出来たシネコンに行ってみる。神奈川県内でDLPと呼ばれるフィルムを使わないフルデジタルの方式で上映しているのがそこだけだったので行ってみたのだが、なんと機器の不調により本日は通常フィルムでの上映だという。「スターウォーズ」の今回の作品は最初からフィルムを一切使うことなくフルデジタルで制作されているのでフィルムでは観たくなかったのだが、仕方がない。慌てて横浜からホームグラウンド川崎に戻り、TOHO シネマズ川崎の THX シアターで観ようと判断を変えた。

 運の悪いことに、TOHO シネマズ川崎の THX シアターはプレミアシアターと呼ばれる通常料金より高い料金を取るシアターでの上映しかなく、しかも前売り券は一切使用できないという。全く商売っ気のない映画館だ。だから地方都市の映画館で日本一の観客動員数を誇るというチネチッタ川崎に商売で負けるんだ、と思ってしまった。

 最終的には、何とかチネチッタ川崎の THX シアターの昼の回を確保できたので一安心である。しかし、本日の暑さもあいまって、頭はくらくら、体はなんだか痺れが走るし、熱中症にかかりかけているんじゃないかと思ってしまった。チケットを確保できたので、コンビニで炭酸ドリンクを買って一息つける。

 その後は上映開始まで雑貨の購入と早めの昼食を取る。雑貨とは、電動歯ブラシの替えブラシなのである。なぜか家に近い駅のドラッグストアには置いていないので、都市圏に出て行かなければならなくなってしまうのである。電動歯ブラシは使い出すと口の中がすっきりして止められなくなるから、もう普通の歯ブラシには戻れない。

 上映時刻が近づいたので映画館に戻るとチケット売り場は大混雑である。早めに動いてよかったと思った。劇場に入り、映画が始まるのをわくわくしながら待っていた。

 映画はすばらしい、の一言につきる。前回劇場で観た「バットマン・ビギンズ」がフィルムの質が悪くて頭にきていたのを考えると(だから僕は普段輸入盤 DVD でしか映画を観ないのだ。日本での洋画のフィルムの質は悪いことが多いから)、今回は不満もなく、作品自体もすばらしいストーリーテリングだったと思う。思えば 8 歳のときに初めて「スターウォーズ」を観てから 20 数年間の後にすばらしい出来で最後を飾れたのを嬉しく思う。次は DVD リリース時に改めてエピソード順に観ることが楽しみになって来た。幸い脳の回転もよく、時には字幕を見ないで言語だけで理解しているときもあった。

 映画を観終わった後も変な疲れは感じなかったので、山野さんの出演するゴスペルコンサートに行くことにした。場所は自由が丘の玉川聖学園というキリスト教系の学校とのこと。思いっきり雰囲気がそれらしく感じられる。コンサート自体は無料だが献金は歓迎とのことなので多少は献金する予定だ。

 会場に着いてきょろきょろしていると山野さんを発見。声を掛けに行ったら、いきなりビデオ撮影を頼まれる。どうも最初は山野さんの友人(女性)に頼んでいたようだが、僕が現れたので、予定変更してしまったようだ。まあビデオ撮影も面白そうなので「人使いが荒いなー。」と笑いながらも承諾する。

 16 時 5 分頃からコンサートがスタート。せっかくビデオカメラ撮影を頼まれたのだから、いろいろズームをしたり、パンをしたりして単調にならないように撮影してみたが、何せビデオカメラを触ってのって今回が初めてなので、少々失敗もあった。それでもただステージを同じ画角で写しているよりは、後で見たときに面白いと感じるとは思うのだが。そんなことをやっているうちに自分はこういう職人的なことが本当に好きなんだなと実感した。それが会社では出来ない(というより人材育成の名の元、人の苦手な仕事ばかり無理にさせられ続けていた)からストレスを溜め続け、結果的にうつ病に陥ったんだと改めて思った。「うつ病日記」のトップには「上司との折り合いが悪く〜」云々の理由でうつ病になったと書いてあるけど、最近それはうつ病を発病させる止めに過ぎなかったのではないかと思い始めている。それ以外の要因もいろいろあったのだと今は思っている。

 コンサートの途中で、今回の会場の手配をした影の功労者(女性)が話す場面があったが、話を聞いているうちに「あれっ、この人まさかうつ病にかかっていたんじゃないの ? 」と思っていたところ、本人自らがうつ病になっていたことをカミングアウトした。この瞬間、このコンサートに観に行ったこと自体に何か意味があったような気がしてしまい、特別な感情が生まれていた。

 当初 2 時間の予定のコンサートが結局は裏でいろいろトラブルもあったようで 3 時間近くになってしまったが、いい体験をしたな、と思った。ステージから降りてきた山野さんに「ラストの曲取れなかったよ。」と話したら、「会話の部分カットしてくれてよかったのに。」のとのこと。あのー、そういうのは最初に言ってもらえると嬉しいんですけど。でも会話の部分カットしてもバッテリーが持たなかったと思うし、むしろビデオの流れが変になるからこの方が結果的にはいいと思うんだけどね。

 山野さんのお友達と多少会話ををしながら、僕は家路に着いた。彼女たちは多分夕食会でも行なうのだろう。

 スーパーで惣菜を買って家についてすぐに食事を始めるが暑くて食欲が涌かないから、ちょっと実家に気になっていることの確認の電話を入れて落ち着いてから改めて食事を楽しむ。今日は肉体的には疲れたけど、精神的にはリラックスできたと思う。

 

7月18日

 昨晩は寝付きがよかったが、なんだか熟睡感の薄い睡眠だった。特に朝の眠りの浅さもなかったのだが、ぐっすり寝たという満足感がない。今朝は 6 時過ぎに目が覚め、トイレに行きだしてからあまり眠れなくなり、7 時半にベッドから抜け出した。頭はすっきりしているが、何となく眠気は残る。

 朝食を取った後は、また洗濯を行ない、それから輸入盤 DVD の注文書を書き始めた。最近ペンを持って文章を書くことが少なくなってきているから、注文書を書くのに難儀する。それでも選別に選別を重ねた作品を注文に入れた。

 今日も暑い一日で、気をつけないと熱中症になりかねない。天気予報でも梅雨明けしたと言っている。

 午前中は食料を買いにいつものように駅まで出かける。今日は原付自転車で出かけた。こんな暑い日に歩いたら頭がくらくらしてしまいそうだ。それと今日も買物はお米も買わないといけないので歩いて行くこと自体がほとんど無理。スーパーで品定めをし、冷蔵庫に残っている人参と玉ねぎを考えて、ラム肉を夕食のメインにした。今日も炒め物だがまあいいや、と思った。栄養バランスだけは取れていると思う。

 野菜コーナーを見ていると、ピーマン 1 個売りを発見。これで彩りもよくなると迷わず買物かごに入れた。昼食は、惣菜のうな重がおいしそうだったので、それとインスタントの豚汁にした。

 家に帰ってきてからは、少々 PC で作業をしてから昼食を取り、「スタートレック・ディープスペースナイン」を観ていた。今日のエピソードは主人公たちの宇宙艦が敵の攻撃を受け絶体絶命になる、という内容だったが、そこは奥の深い「スタートレック」のこと、単純な話にならず、指揮官の部下に対する命令についての方法論など、意外とためになる内容だった。なかなか普段の上司ってこの作品のように部下を信頼して任せるということが出来ないものなんだよな、と納得してしまった。

 「ディープスペースナイン」を観終わった後は眠気もあったので、春頃 FM ラジオから VHS ビデオに録音しておいた佐野元春の「Radiofish」という番組の最終回を PC のデータに記録させつつベッドに横になったら、4 - 50 分程本当に寝てしまった。まあ気温が高くてそれが体にストレスとなっているのかもしれない。本当、うつ病を体験すると、自律神経も狂ってくるから厄介である。

 昼寝から起きた後はコーヒーを飲み、洗濯物をたたみ、いろいろな葉書を書き、ついに「スタートレック・宇宙大作戦」の注文も入れてしまった。一体いくら DVD に金を注ぎこんでいるんだと我ながら呆れるが、映像を観るのが好きなのだから仕方がない。いろいろな葉書を書いているときに、ちょっと体調の不調を感じたが、どうも昼寝をしても暑さによる体へのストレスが軽減されたわけではなかったようだ。この夏は電気代がかかっても積極的にエアコンを使用すべきだろう。出来るだけ無理を避けるようにしないといけないと思った。

 エアコンを入れて部屋の中が冷えてくると調子も落ち着いてくる。

 夕食は体が落ち着いて来たこともあって美味しく食べることが出来た。いつも書いているけど、自炊の食事はおいしい。これで誰か一緒だともっとおいしいのかもしれないなと思うけど。

 

7月19日

 昨晩いつものようにネットサーフィンをしていて、掲示板で自分の会社の話題を見ていたら、とある社員がどうもうつ病らしく、どうしたらいいか分からない旨の書き込みをしていて、その後に何人かが「心療内科に行ったほうがいい」などと書き込んでいた。しかし、その次の書き込みを見て猛烈に怒りがこみ上げてきた。内容は、「メンヘルのせいで仕事が回らなくて迷惑しているんだ。何でお前らリストラされないんだ。とっとと会社を辞めろ。」といったような書き込みだった。とっさにこちらも書き込みを開始し、めちゃくちゃに相手を罵倒してやった。曰く「お前の考えは間違っている。」とか「お前も一度病気になってみろ。」だとか、「お前みたいな奴は課長職以上に昇格するな。」とか思いっきり直球罵倒の書き込みを行なってしまった。この日記を書いている今、相手がどう反応してきているが分からないが、正直病気で苦しんでいる人に対してそういう書き込みをする人間は許せない。

 そんな書き込みをしながらも、眠くてしょうがないので早めにベッドに横になった。しかし、体の節々が痛く、後頭部の痛みや軽い頭痛もあり、あまり寝付きはいいとはいえなかった。どうも自律神経の狂いによって、外的要因(気温の変化だとか)に対しての追従性が悪いようで、それが調子を悪くしているようである。

 今朝も眠りの浅さはなかったが、トイレ起床で 6 時半に目覚め、その後は通常の起床時間までただベッドに横になっているだけになった。それでも気分はいいし、体調不良も軽くはなってきているようだ。

 会社に着いたら職場の引越しが終わっていたので、周囲の PC の設定とか手伝いながら自分の仕事環境も整えていった。それでも、引越しに伴うゴミの大量廃棄だとか、実際の戸棚の位置が使いづらいので再調整をしたりしていたので、午後 2 時近くまで引越しに関する様々な作業が仕事になってしまった。戸棚の位置の変更などははっきり言って、R 課長の強引な配置と、それに反発する S さんの間を取り持って調整をしたようなものだった。

 そんな中、とりあえず山野さんに「コンサート楽しかったよ。」と e メールを送っておいたら、「ビデオの撮影がよくて、楽しめました。」との返事が来た。初めてビデオカメラを使ったのであまり出来のいいとはいえない撮影だと思っていたのだが、相手に喜んでもらえたのでとりあえず一安心。なんだか嬉しくなってくる。

 午後の引越しに関する業務が一段落したのち、再び社内の統計資料等をいろいろ調べ始めた。調べているうちに、本来行なうべき作業がいくつか行われていないことに気づいてしまった。本当、この職場うまくいっていないんだな、と思ってしまったが、その分自分のやる事ができるわけで、まあ慌てずクリアしていこう。

 話は前後するが、社内は適切な気温に設定されているので、一日が楽だった。昨年の今の時期は、うつ病で苦しむは、職場は照明自体が暗くて鬱鬱していたは、H 部長などを初めとする体育会系が「あちいー ! 」と喚きながらエアコンの温度設定をとても低くしてしまうのでこちらは冷え性気味になってしまうは、と散々だった。そういう意味では今の席はいい場所だと思う。

 昼食は、メインディッシュを珍しくカボチャと豆の煮た物にして、サブメニューにミニトンカツといういつもと逆の発想にしてみた。こういうメニューの選び方も食事を楽しむコツだろう。

 夕方になり、いろいろ統計資料の調査が佳境に入ってきたが、定時退社するので、途中で止めてしまった。後はちょっと PC のメンテナンスを行ない始めたが、これも定時の為、不完全に終わる。まあ明日ゆっくり行なおうと思った。

 定時退社後は夕食を買って家に帰る。思ったほど夕方の気温は高くなかったので楽に感じた。夕食のシシャモのから揚げは総菜屋の味付けが失敗しているので味が濃すぎておいしくなかった。サラダにと思って買ったレタスの方がよほどおいしかった。

 しかし夕食後はまた関節を中心に痛みを感じ始める。何なのだろう。ちょっと気にはなる。

 

7月20日

 昨晩の夕食後、掲示板の書き込みを見てみたら、別の人からの書き込みがあって、「部分部分では同意するけど、全体的にめちゃくちゃな論理で説得性なし。」と書き込まれてしまった。若干へこんでしまったが(実はその後翌朝まで何となく引きずった)、その書き込みに対して変化球で「あなたの書き込みでがっくりきたよ。」という内容をその掲示板特有の絵文字を使って返信した。確かに論理的な書き込みではないけど、まあ元々が病気で苦しんでいる人に対する心無い書き込みに対する中傷が目的なので、論理的になっていいのも仕方がない。論理的に書けなくはないが、どうせそういう書き込みをする人には、無駄だと思っているので気分的には頭をぶん殴るつもりでの書き込みにした。逆に「説得性なし。」と書き込んだ人は、きちんと説明すれば感覚的に理解できそうな人にも思えるが、どんなものだか。

 昨晩は寝るときには関節の痛みの和らぎ、割と寝つきもよかった。朝の眠りの浅さもほとんど感じることなく、さわやかな朝を迎えられた。

 会社に着いて、PDA のデータ整理だとか、PC のエラーの発生している箇所の修正とかしていたら結構集中してしまい、あっさり 1 時間以上経過してしまった。あまり仕事に直接関係のない作業を続けるのも何なので、今日も統計資料の調査を続行。いろいろアイデアが浮かんでくるので、何がおかしいのか、とか、どうしたら統計作業を効率化できるかということを考え始めていた。

 関節の痛みはほとんどないが、なぜか左腕のひじだけは筋肉痛がずっと取れないような感覚を受けていた。出勤前にエアーサロンパスを吹きかけておいたので、大分楽だったが、困ったものである。

 昼食は、ジャガイモとカリフラワーのコンソメ煮がおいしそうだったので、それに決定。周囲からは「健康食だね。」とからかわれるが、夕食が偏りがちなのだから昼ぐらい栄養バランスを考えないと。

 午後からは社内情報ネットワーク会議に出席。先週の会議とはまた内容が異なっていて、今回のは、本社情報部門の取り組み内容紹介といった雰囲気が強い。一緒に出席していた R 課長は途中居眠りしていた。結構冷房が効いていたから居眠りするにはちょっと寒いと思うのだが、こればかりは個人差のあるからなんともいえない。僕はちゃんと起きて聞いていた。

 会議が終わり、普段なら食べないお菓子を午後の休憩として食べたら、周囲の女性陣から思いっきりからかわれた。普段やらないことをやっているから面白いのだろう。まあ女性陣に嫌われるよりはマシである。全員とは言わないが女性の場合、その性ゆえの異性に対する生理的な好き、嫌いが強いようで R 課長が周囲の女性陣に嫌われているのもそのせいかな、と思ったりする。

 夕方までまじめに統計資料の勉強をしていたら、頭痛がしてきた。ちょっと頑張ってしまったようだ。

 定時は迎えたが、組合の職場会が開催されるというので、一応出席してみた。本当なら、残業禁止令が出ているということは、組合活動自体も控えた方がいいと思ったのだが、いつも朝会社に到着するのが始業時の 30 分近く前でそこからだらだらと仕事をし始めていることを考えると、大して代わりはないと判断した。でもよく考えたら、朝の 30 分近くの時間、サービス残業しているようなものである。もっと体調がよくなったら、今月の分取り戻させてもらおう。

 組合職場会があったので、帰宅時間は少々遅くなった。少し一息入れてから夕食をとる。昨日の昼にトンカツを食べたのに、今日はチキンカツとレタス。なんか似たような食事ばかりだが、おいしかった。

 

7月21日

 昨晩は帰宅が少々遅かったせいか、就寝時間は通常時間に戻っていた。寝付きはよかったが、今朝も 4 時にトイレ起床をしてしまった。それだけならまだいいのだが、そこから寝付けなくなってしまった。「やばい、早朝覚醒してしまった」と思いながら再度トイレに行ったり、空腹感を我慢しながら横になっていたら、1 時間半後に再び眠りに着いた。でも起きたときは頭が重く、「本日は駄目っぽいから適当に仕事しよう。」と早くも考えていた。

 会社に着いてからはしばらくだらだらと統計資料の解析などをやっていたのだが、テンションは低かった。集中力に欠けるという訳でもないが、あまりやる気はなし。昨日頑張ったから今日はいいやと思っていた。

 10 時過ぎに営業企画の E さんがこっそり仕事の依頼をしてきた。彼女は、新製品の提案書の作成をグリップハンドの阪田君と行なっていたのだが、助けが必要だという。よくよく話を聞くと、元々は海外営業部が作成した英語の提案書を日本語化していたのだが、なかなか先に進まないので、僕に頼みに来たらしい。本当はうつ病を再発させないためには、余計なかかわりを持たない方がいいのだが、今日は元々資料関係の勉強をする気が薄かったので気分転換にその提案書作成の手伝いをしてみることにしてみた。

 最初は、阪田君の作成した不完全な(英文のままのページが大変多い)資料を見ていたのだが、何か意味が通じないので E さんにもともとの英文のみの提案書のデータを貰ってざっと読んでみると、阪田君の訳が全然見当違いの訳になっていることが判明した。「こりゃ、駄目だ。」と思いながら一から英訳を開始した。でも仕事で英語を使うのは初めてだが、10 年以上輸入盤レーザーディスクや DVD などで英語力をつけていたお陰で英訳の仕事は楽しかった。ただ、ざっとイメージとして読む分には理解できるのだが、きちんと他人に理解できるように日本語訳を入れようとすると、結構難しい。どういう文章にしたらいいかいろいろ考えてしまう。

 昼食に秋刀魚の塩焼きを食べて、満足した後は、朝の不調から回復すべく、軽く昼寝を行なった。やはりこれは効果ありである。午後はすっきりした状態で提案書の英訳を行なえた。

 午後は急に忙しくなり、提案書の英訳だけでなく、2, 3 の作業が重複した。その一つが情報セキュリティの洗い出しで、僕が休職中から始まっていたから「今回は僕はパスだな。」と思っていたのだが、秘書の M さんと S さんに呼ばれ、洗い出し確認作業に加わった。

 その一方 S さんがヒソヒソ声で「がちゃん君はホストコンピューターで価格マスターの登録とかの作業をすることになるの ? 」と聞いてくるから「徐々にそうなるみたいだよ。」と返事したら、「 R 課長がいろいろ問題起こしているみたいなので。」ということで、販売会社に出向している畠山さんから M 課長へ向けて送られたクレームの e メールを転送してくれた。畠山さんは S さんに BCC でその e メールを送っていたようだ。e メールの内容を見ると 6 - 7 月の新製品の発売のときに登録した価格マスターでの価格がかなり間違っていたらしく、それで畠山さんのほうは大騒ぎになってしまったとのことで、e メールには「担当者を変えてくれ。」とまで書かれていた。先日どこかの電気量販店が液晶 TV の価格表示を 1 桁間違えて大騒ぎになった事件があったけど、それに近い状態になっていたようである。

 情報セキュリティの方もいろいろ問題があったらしく、今日も M さんは不満げな表情で、なんだか、僕の前途多難だな、と思ってしまった。適当に会社と距離を置いて仕事しようと思っていたのだが、どうもずぶずぶ入り込みそうな感じ。その割には気分的には他人事のように感じていたのだけれども。まあこういうのは適当な開き直りが必要。

 そのような作業を行いつつ、提案書の英訳に熱中していたら、M 課長に呼ばれ、「 R 課長から聞いていると思うけど、価格マスターのチェック、頼むな。君が間違うと大変なことになるからな。」とのこと。あのー、R 課長からは価格マスターを操作するソフトの導入がどうなっているかしか聞かされていないんですけど。

 途中休憩を入れ、歯医者に電話を入れた。どうもここ 1 - 2 週間左の奥歯がしみたり、物を噛むと少し痛みを感じるので、虫歯を疑って一度見てもらおうと予約を入れようとしたのだが、週末は予約が一杯で、相当待たされることになるかも、とのことだった。しかし、もし虫歯だったら早めに治療した方がいいので、強引に土曜の午前中に予約を入れてもらう。土曜はメンタルクリニックにも行くから、思いっきりドクターショッピングになりそうだ。しかも両方とも待ち時間が長そう。本でも持っていかないと駄目みたいである。

 電話が終わって事務所に戻ろうとしたら、経理の O さんと出会ったので、無駄話をしてしまった。驚いたことに、O さんと映画の話題で盛り上がってしまった。彼女は「スターウォーズ」だけでなく、「機動戦士 Z ガンダム」まで旦那さんと観に行ったとのことで思いっきり会話が弾んでしまった。「スターウォーズ」はともかく「 Z ガンダム」で盛り上がれるとは思わなかった。

 ラスト 2 時間は完全に提案書の翻訳に集中。残念ながら 2/3 しか出来なかったが、まずまずの出来のように思う。その分脳は相当疲れたけれど、気分がいい。逆にこういうことをしていて改めて、字幕の女王、戸田奈津子嬢が何故誤訳だらけの字幕を作るのか、不思議になってしまった。プロならちゃんと勉強しろよ、といいたくなってしまう。

 疲れた分、夕食の時間は至福のひと時に感じる。ほっとする瞬間である。

 

7月22日

 昨晩の夕食後、注文していた「スタートレック・宇宙大作戦」の DVD ボックスが届いた。箱が馬鹿でかい。DVD だけでなく、作品中に出てくる小道具を模した電磁波測定器なんかが入っているからかさばるのである。このサイズを見て、Amazon.co.jp が 50%OFF などという採算度外視の値付けをし始めた理由が分かるような気がする。はっきり言って在庫管理費が馬鹿にならないのだと思う。だから赤字になってもとっとと在庫処分した方が損失が少ないと判断したのだろう。

 その後ネットサーフィンをしていたら、その「スタートレック・宇宙大作戦」にチャーリー機関士役で出演していたジェームズ・ドゥーアン氏が亡くなられたことを知った。何かまた偶然とは思えないタイミングである。商品が届いた日に出演者死去のニュースを聞くなんて。

 相変わらず、掲示板のメンタルヘルス板で休職中の人が復帰する段階に入って不安がっているのを励ましたりしている。こういうときには、インターネットの緩やかな人と人のつながりが効果を発揮するような気がする。マスコミ辺りはすぐにインターネットの暗黒面のみを強調して取り上げるが、インターネットそのものが現実世界の縮図である以上、いい面も数多くあるはずである。僕はそちらの方を活用していきたい。

 昨晩は正しい疲れのせいで寝付きはいいし、途中トイレ起床はあったものの半分寝た状態でトイレに行ってまたすぐ寝てしまったから、朝の気分はいいし、すっきりしていた。

 会社に着くと R 課長から、ようやく昨日の価格マスター事件についての仕事の依頼を受けた。本人は自分のミスを認めず話をすり替えながらダブルチェックの依頼を僕に頼んできた。しかし、その価格マスターを操作するためのソフトが未だ自分の PC に導入できていない。そうしたら、課の共用 PC にソフトが入っているから、それを使ってくれ、とのことなので、今日は自分の席では仕事はしなかった。

 共用 PC を起動すると、何か違和感を感じた。気になったので Windows Update を行なってみると、なんと去年の春以降、不具合を修正するプログラムを一切適用していないことが分かった。しかもその共用 PC、僕が前に商務課にいたときに管理していたものだった。その後誰もまじめに管理しようとしなかったようだ。やれやれ、と思いつつ、まず仕事の前に PC の修正プログラムを適用し始めたが、時間が当然かかってしまい、午前中をほぼその作業に費やしてしまった。幸いなことに、以前その PC の設定をしたときに、社内ネットワークからのアクセスを受け付けないように設定を変えていた為、ウイルスの感染はしていなかった。

 そこまでして PC のメンテナンスを行なったのに、よく見ると、価格マスターを操作するソフトが入っていないことが判明。R 課長に思いっきりだまされてしまった。いや、PC の不具合修正ファイルが全く適用されていない時点でそのことに気づくべきだった。まあ、午前中の作業のお陰でウイルス感染の脅威を大幅に下げられたから、全く無駄な仕事ではなかったが。

 昼食は、パスタとサラダで決めてみた。きちんと睡眠が取れて調子がいいと午前の早い時刻から空腹感を感じるので、今日は特においしかった。

 午後からはやむなく、販売会社に出向してしまった人たちが事務所で作業できるようにした部署に行き、そこで価格マスターソフトを操作して、チェックを行なった。単調な仕事の上に、価格マスター上の金額が円単位ではなく、銭単位なので気をつけていないと、ダブルチェックでも見逃してしまいそうだ。しかし、R 課長が間違って登録したという商品の多いこと。ちょっとひどすぎである。これでは畠山さんが怒るのも無理はないと思う。価格を一桁間違ったという内容ではなく、違う商品の価格が設定されていたりするのだから話がややこしい。午後はほとんどそのチェックに追われてしまった。

 それでも昨日よりは疲労度が少ない気はする。今週は 4 日間だけの出勤だから楽なのも事実だ。

 定時を迎えて、家に帰ろうとすると、M 課長と S さんが、僕がスケジュール表にその部署にいるということを書いておいて消し忘れているのを指摘して、「お前、販売子会社に連れて行かれるぞ。」とからかわれてしまったので「拉致はいやですよー。」などと笑いながら、挨拶をして会社を後にした。

 週末なのでほっとしながら夕食を食べながらニュースを見ていると、またロンドンでテロのような事件の発生を報じていた。昨晩もテロがあったし、今回のテロはじわじわ不気味さを漂わせてくる気配である。

 

7月23日

 昨晩は外気温が下がってきていたので、部屋の窓を全開にしていたらエアコンがなくても楽だった。そこでそのままベッドに横になったのだが、ベッド自体はまだ昼間の熱を放出できていなかったらしく、少々寝付きが良くなかった。「ベッドに扇風機を向けておいて風を当てておけばよかったかな。」と寝付く前に思っていた。

 今朝も 4 時頃トイレ起床。その後の睡眠は浅い眠りと深い睡眠を短い周期で繰り返していたようである。ただ浅い眠りのときでもとても眠い感じがしていたので、浅い眠りと深い眠りがせめぎあっているような気がしてならない。

 今朝は 8 時に起床。カーテンを開けると、予想外に天気は悪く、時折雨は降っているし、気温も低い。ちょっと驚いた。いつもの土曜のように朝はのんびりした気分でいた。多少頭が重かったが、睡眠の質のせいだろう。

 洗濯や掃除を終わらせ、とりあえず歯医者へと向かった。予約時間を若干過ぎて歯医者に到着し、自分の番が来るのを待った。幸いなことに歯医者にはマンガの「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が置いてあったので、それをニコニコ笑いながら読んで待ち時間をしのげたので、退屈はしなかった。(どうも 40 分以上待たされたみたい)

 自分の治療の番が来て見てもらうとやはり虫歯になっているとのことで歯の治療が始まった。自宅に近いところにも歯医者はあるが、僕が通っている歯医者は通勤時に使う駅前の歯医者である。距離的には遠いが設備が整っており、最先端の治療をしてくれるのでこちらをメインにしている。虫歯の状態もひどいところまで行っていなかったようで、特に痛みを感じることなく、一応今日の治療は終了。来週にまた歯の歯石取りなどの治療があるのだろう。来週は、14 時 15 分にちゃんと予約を入れた。しかし、去年からうつ病を初めとして色々体の不具合が一気に出てきているような気がする。他にも足は皮膚病(水虫ではなさそう)を患っているし、一度きちんと体のメンテナンスを行なわないといけないかな、と思っている。

 駅前まで出てきたから外食しようかとも思ったが、治療の際に使われた麻酔が効いていたので、スーパーで昼食を買って家で食べることにした。惣菜のジャージャー麺がおいしそうだってのでそれに決定。一度家に戻った。

 昼食後は「スタートレック・エンタープライズ」を鑑賞した。「スタートレック」シリーズではよくある「人間とは何か」を問いかける内容で、具体的には、登場人物の一人が生死をさまよう怪我を被い、その治療法のためにある異星生命体のクローン能力を活用してその人物のクローンを作り、クローンの正常な部分を登場人物の負傷した部分に移植をする、という方法が取られることになった。しかし、クローンはその登場人物の完全コピーではなく自我が目覚め始め苦悩する...、という展開が取られている。僕が「新スタートレック・ザ・ネクスト・ジェネレーション」を観始めた頃はこういう話がかなり多く、それがとても「大人のドラマだな、日本のドラマじゃ絶対作れないな。」と感じて、以来 10 年以上も観続けている理由の一つなのだが、「エンタープライズ」ではストーリー的に浅い話が多く、ちょっと惰性で観ている面もあったので、今日のエピソードはまずまずだったと思う。

 「エンタープライズ」を観終わった後は、眠気を催してきたので、軽く昼寝をしてしまう。夏にしては穏やかな気候なので心地よく居眠りしてしまった。休日ぐらい体の欲求に逆らわずにした方がまだいいようだ。

 昼寝から覚めてしばらくぼーっとした後、今日 2 度目の病院通院に向かう。こちらのメンタルクリニックの方は、大した本が置いていないので、先日購入した「映画という仕事」という本を持参していった。

 メンタルクリニックに着き、早速本を読み始める。読んでいるうちに病院の建物が奇妙な振動を発し始めた。しばらくすると、それが地震の予兆ということに気づく。地震はかなり大きいようで、かなり揺れていた。

 待ち時間は 20 分弱で、思ったより待たされたという気がしない。以前にも 20 分程度待たされたことがあるから、思っていたより短かったな、というのが印象である。ここ 2 週間の状態、先週は疲れてしまったが、今週はあまり疲れなかった旨を述べると、主治医は「段々体が慣れてきますから。その辺は心配しないでください。」とのことだった。それは自分でも実感できる。後は、睡眠の質が安定してくることをじっくり待つしかないと思う。

 メンタルクリニックを後にして、薬局で薬を受け取りに行くと TV でニュースを放送していて、川崎の震度は 5 弱とのことだった。予想以上に震度が大きかったようだ。

 夕食は時間的に作る気はしないが惣菜もいやだなと思っていたら、一人用のカルパッチョとおぼろ豆腐が目に付いたのでそれに決定。あっさりしていそうでおいしそうである。

 家に帰ってきてから洗濯物をたたみ、昼に観損なった「スタートレック・ディープスペースナイン」を観てから夕食をとった。予想通りおいしかったが、治療した歯の具合がまだ馴染んでいないのがちょっと気にはなった。

 

7月24日

 昨晩は部屋の窓を開放しているととても涼しく、エアコンも扇風機も要らなかった。昼寝をしたのにもかかわらず、23 時にベッドに横になるとすぐに熟睡にはいってしまった。ただ昨晩は少々涼しすぎたきらいはあるような気はする。夏掛けをかぶっていても少し涼しいような気はしていた。でも毛布だと暑すぎるだろうけど。

 今朝も 4 時過ぎにトイレで目が覚め、小便をした後ベッドに横になろうとしたら、今度は腹痛。何だかんだで 20 分ぐらい起きていた様な気がする。その後は、いつものように浅い眠りが時々訪れる。もっとも最近の浅い眠りはあまりはっきりしなくなってきてはいるので不愉快感が少なくなってきてはいるのだが、熟睡感が感じられないのは気分がよくない。

 8 時に起床し、カーテンを開けると今日も天気はあまりよくなく、気温も低そう。梅雨明けしたとたん冷夏の様相を示して来たのは異常気象のせいだろうか。僕的には外的ストレスと体力消耗が少なくて済むからいいけれども。

 今朝もぼーっとした面持ちで朝食を食べ、10 時頃買物に出かけた。

 いつも週末の買い物に行くときにはゲームセンターで「機動戦士 Z ガンダム DX 」というゲームを 1 回だけプレイしている。面白いことに、うつ症状がひどいときにはステージ数のクリアがひどく低かったのだが、段々頭の回転がよくなってくるにつれて、ステージ数クリアの度合いが高まってきているのである。未だにラストステージだけは難しすぎてクリアできないのだが、大分クリアに近づいてきているのは確かなようで、こんなところにも脳の活性化が見て取れるのが面白い。

 ゲームをプレイした後に昼食と夕食を考えるが、どうもピンと来ない。よく考えたら昼食用にはソーメンがまだ残っているし、夕食用には前に実家から貰った冷凍鮭もあることを思い出したので、それに少し野菜を付け加えて買物を終わらせた。

 ビールも切れかかっていたので、サッポロのドラフトワンを購入したら抽選会を行なっていて、B 賞のジンギスカン鍋が当たってしまった。プレゼント当選は嬉しいんだが、自宅に卓上コンロがないから使い道がないぞと思ってしまった。

 昼食は温麺のソーメンとおにぎり。気温が低めだから温麺でもおいしいかったが、よく考えたら、具が何も乗っていなくて、乾燥ねぎと唐辛子のみというわびしい感じか漂ってしまった。

 昼食後は若干眠気が出たものの、DVD で映画「シービスケット」を鑑賞することが出来た。1930 年代に人気を博した競馬馬「シービスケット」と馬に関わる人々の人間模様を描いた作品である。確か去年の 2 月頃、ギャンブル(競馬)好きの友人の誘いに乗って映画館で観た記憶があるのだが、映画館の設備は悪いは、フィルムの質は悪いはで閉口した記憶がある。今回改めて鑑賞し、制作者の意図がきちんと理解できたことで作品の出来のよさを改めて感じられた。

 映画を観終わった後はコーヒーブレイクを入れてから、レビューの書き込みを開始した。やはり頭の回転がよくなっているので、書く分量自体が多くなってしまった。でも気分がいい。

 夕食の冷凍鮭は予想以上に塩辛く、ビールのつまみとして食べるよりは白米のおかずとして食べてもいいのではないかと思ったしまったぐらいだ。御飯は 3 合炊いたが、うち 2 合はあきたこまち、残り 1 合は千葉県産のこしひかりをブレンドせざるを得なかった。あきたこまちが足りなかったのである。水を少し少なめにした為、硬めに炊き上がりなかなかおいしかった。

 夕食中に自宅から電話が入り、僕の様子の確認と来週の中華街での夕食会の話をした。声自体に張りがあるようなので、親も安心しているみたいである。

 

7月25日

 昨晩はいつもの日曜の夜のように早々にベッドに横になった。早くベッドに横になったからといってすぐに寝られるわけでもないのだが、横になっているだけでもそれなりに休息が取れるからそうしているに過ぎない。それでも思ったほど寝付きは悪くなかったようで、ベッドに横になってから1時間以内には熟睡に入っていたようである。

 今朝は恒例のトイレ起床こそなかったものの、6 時に目が覚めてしまった。条件反射でトイレに行ってしまい、その後はとりあえずベッドに横になっていた。朝の気分はまずまずである。

 起きてみると、背中が何となく痛い。よく考えたら、昨日、映画のレビューを 1 時間半をかけて書き上げ、この日記も 30 分かけて書き、更に掲示板に映画の話題を書き続けていたから、キーボードを叩きっぱなしで、その後遺症が出ているのだろう。ちょっとやりすぎたと感じた。

 午前中の業務は、先週の会議で e メールから感染するウイルスを防御するために本社の情報部門が exe, zip, scr などといった拡張子を持つファイルの送信禁止を提案してきたことに対する意見提起の文章を作成していた。もちろんそのメールの件だけでなく、情報部門の社内の情報セキュリティの対応方法があまりに対処療法的なので、こちらからいくつか別の提案も書いてしまった為、長文になってしまい、午前中一杯かかってしまったのである。本社がどういう対応をするかは疑問だが、もう少しリスクマネージメントを考えた方がいいのではないかと思う。何せウイルス感染しないよう「Windows Update」をしろなどと e メールで送ってくるだけで、それ以上のことをしないからである。個人的には、Internet Explorer と、Outlook Express を使用しなければウイルス感染の確率が極端に低くなるのだから、インターネットブラウザも別のものを推奨すればいいのに、実際は Internet Explorer でしか動作しないように社内イントラネットを構築しているのだから少々呆れている。

 昼食を食べたあとは、何となく眠くなってきたので、軽く昼寝をする。もちろん意識はあるから、周囲の話し声は聞こえてくる。女性陣たちが僕の姿を見て「瞑想しているー(笑)」とか言いながら、どうもお菓子を差し入れてくれたみたいだ。後でお礼を言っておく。

 午後は先週中断してしまった、提案書の翻訳を再開した。午後は先週と違って少々気力を要したが、とりあえず直訳ながら全ページの翻訳は終了した。ただ、それだと変な提案書になってしまうので、改めて修正を掛けなおした。幸いなことに、インターネット上で「コンピューター用語用英和辞書」のサイトを見つけたので、それを使って補正を掛け始める。本当にうまく使うとインターネットって便利だ。

 途中トイレ休憩に行こうとしたら、昨年 1 年一緒に仕事をしていた N というおじさんと出合ったので 2, 3 の会話を交わした。この N さんは心臓病を病んでいて、ここのところ不調だという。例の F 課長の部下だから、余計に負担がかかるのであろう。そういえば先週 T というおじさんと会話したときも F 課長に対する愚痴を連発していて「本人は夜中の 3 時に e メールを平気で送ってきながら、午前中の打ち合わせには体調不良で欠席する、とか迷惑なことばかりしている。」と言っていた。確かにあの人の部下なんかやっていたら、健常者でも体を壊しそうだ。F 課長や H 部長辺りの部下の辛さが分からないような人は一度病気を患って身を持って勉強してもらった方がいいと思う。(冷たい言い方だが。)

 今週の水曜日は、社内の女性社員の地位向上のためのセミナーがあるということで、男性社員が出てもいいとのことだったので、興味本位で出てみようかなと思ったのだが、M 課長は、ST さんに出席させようとしているらしく、双方で行き違いの会話を交わした後、渋々 ST さんが出席することになった。僕に対しては「君はちゃんと仕事しているように。」と笑いながら言われてしまったので、こちらも笑いながら「まあ女性がメインの会議ですしね。」とあっさり矛を収めた。

 また今日も R 課長が揉め事を起こしていた。今日の相手は M 課長で、最終的には M 課長が揉め事の話を収め、S さんに指示をしていたみたいである。僕は話は聞きながらも関与はしなかった。直接関係する仕事でもなかったので。

 提案書の英訳修正は終わらなかったが、定時になったのでとっとと会社を後にする。変にこだわって切りのいいところで、なんて考えると疲れが残るのでしばらくは割り切っておこうと思っている。

 夕食を食べながらニュースを見ていると台風接近の情報が。梅雨明け以降、地震に台風と天変災害がよく続くな、と思ってしまった。暴風雨の中、会社行くのいやだなー、と思ってしまう。

 

7月26日

 昨晩日記を書いた後、e メールを見ていたら、佐野元春の 1 夜限りのライブがこの秋開催される、というニュースが入ってきていた。観に行きたい ! と強い欲求が沸きあがってきたが、会場を見るとライブハウスとのことで入場可能人数は 1,100 名。いくら一般的な知名度が低いとしても、固定ファンがしっかりいるからチケット入手は困難を極めそうだ。でも観たい。

 昨晩はいつものように 23 時に就寝をした。寝付きはよかったが、また朝の 4 時にトイレに行きたくなり目が覚めてしまった。ふと自律神経が狂っているため、寝ているときの汗のかき方が少なく、その分膀胱に水分が溜まってしまってしまうのが原因ではなかろうか、と思い始めた。

 その後は再度睡眠が取れたものの、奇妙な夢を見た為、不機嫌になる。なぜかどこかの草原(湖がそばにあった)で、全く関心のない「ハウンドドック」というロックバンドのライブをビデオで撮影していたのである。ただ、その夢の中、一瞬だけ鮮やかな空を見て心が揺さぶられたことは印象的だったが。

 そんな不機嫌な夢を見たものの、朝の起きがけの気分自体はいいほうだった。昨晩の天気予報通り、朝から雨が降っていた。台風の状況も気になるし、いやな一日になりそうだ。そんなことを考えていたせいか、食後の薬の服用を忘れかけるは、個人の PHS を身に着けるのを忘れるはと、ちょっと注意力散漫気味。

 雨なので久々のバス通勤だったが、微妙に変な不安感に陥った。会社に着く頃には回復したので、慣れの問題だろう。

 会社で引き続き、提案書の翻訳をし続け、午前中に完了したので E さんに返却する。とりあえず一仕事終わりである。E さんに感謝された。

 事業部の業績がひどく悪いらしく、部門内の残業時間も制限を掛けるとのことで、なんと僕は 9 月まで残業代を付けられず、10 月以降も月 10 時間までしか付けられなくなってしまった。しかも僕の人件費を考慮していなかったからとか M 課長が話しているのが聞こえてきてしまい、若干凹む。でも後でよく考えたら、元々春に技術にいたときに残業代や、諸々の諸経費の引き当てがあるはずなのだから、それを単に技術から今の部門に振り替えてもらったらいいと思うのだが、そういう手続きをしていないのだろうか。残業代だって組合規定からしたら、年間 240 時間、つまり月 20 時間は協定なしで付けられるのだから変といえば変である。まあ物の見方を変えて、残業代が出ないなら、本当に残業をしないようにして、うつ病のぶり返しや再発の危険性を更に下げるように治療に専念する時間を貰ったと思うことにした。

 とは言うものの、残業代が出ないということは減収な訳で、年間でどのくらい減収になるのかざっと記憶をたどって計算してみた。およそ数十万の減という計算結果が出てため息をついてしまう。せめてもの救いは、100 万円単位での年収で、いままでの XXX 万円台という大台にかろうじて残ったことだろう。これが YYY 万円台に落ちていたら、ちょっと精神的ダメージが高くなるところだった。とりあえず上を見たら切りがないし、まだ恵まれている方だな、と思うことにした。それに来年度、国に払う税金が減るから国民を裏切る政治家に対してささやかな嫌がらせになるかな、と思ってしまった。

 それでも実のところ密かに怒っている部分もあって、昨年度の業務評価における昇給額が 0 円(前にちょっと書いたけど)というのは、改めて考えると納得がいかない。達成できない業務目標もあったが、できた業務目標もある訳で一定程度の成果を出しているのに全く評価されていないのはおかしい。某 PC メーカーの成果主義の崩壊と同じく、上司の偏った物の見方で評価付けされているのではないかとすら思ってしまう。うつ病になっていなくて、このような評価だったら正式にクレームを付けたいところだが、わがまま言って職場異動させてもらったので、一応は妥協するようにしている。

 M 課長から、「セキュリティ向上のために各人の机に鍵を掛けられるようにしたいので動いてくれ。」という指示があったので、課内の鍵をチェックし、前に「書類を収めたロッカーの鍵掛けも必要だね。」という周囲の話も思い出したので、「ロッカーの方も手配しますけど。」と M 課長に提案したら不機嫌そうに「そちらはやらなくていい。」とのことだった。本当に事業部の経営状況が悪く、経理から経費削減の締め付けが強くなっているようである。でも、こういうのは一気にやらないと絶対後で実施するなんてことはないんだけど。僕は会社入社以来、ずっと赤字の事業部にい続けているから、経営トップが「緊急事態だ。」と大騒ぎしてもあまり応えないのである。赤字の状態で業務することが当たり前になっているから、無駄な経費を使うこともないし、いい意味でも悪い意味でも慣れてしまっていると言える。

 最近、女性陣からよくお菓子の差し入れが入ってくる。以前商務課にいたときは女性陣たちからそのような扱いを受けたことがなかったので、ちょっと不思議な気分である。理由は良く分からないけど、悪い気はしない。

 昼頃から Yahoo! の天気予報などで台風情報が入ってき始めると、関東直撃のようである。どうせ定時退社しているから被害はないな、と思っていたら、なんと、15 時 50 分になって人事から台風接近の為、16 時に帰宅するようにという指示が出た。帰宅時間の指示を出すの遅すぎだよ、と思いながらも 10 分で片付け、早々に帰宅した。しかし、残業規制かかっているのに、定時勤務すらしていないぞ、今日。どうやって基準賃金を手に入れようか考えてしまった。とりあえずすっとぼけて、8 時半出社の時間を調整して残業なし状態の勤務カードを作って提出してみるか、と思った。さて、M 課長が見逃すか、追求してくるか。

 早々に帰宅した為、この日記を書く時間もゆとりが出来、横目で台風状況を TV で見ていた。この日記を断続的に書いている17 時 - 19 時頃ではまださほどの風雨になっていないようだが、この後暴風雨になるのかな。明日の朝残らないといいけれど。

 

7月27日

 昨晩の台風は期待はずれ。大した風雨にもならず、16 時退社の命令が意味がなかった。

 かなり早く帰宅したので、ネットサーフィンも早く終わってしまい、早めにシャワーを浴びてベッドに横になったらすぐに寝てしまった。昨晩の睡眠はしばらくぶりに熟睡したといった感じで、6 時半までトイレ起床も浅い眠りもなかった。当然起床時の気分はいい。

 身支度をしながらさて朝食のトーストを食べようとふと冷凍庫を見たら、トーストがなかった。昨日買い忘れていたようだ。今朝は朝食抜きで薬の服用か...、と思っていたが、前に災害対策用にクラッカーを買い置きしていたことを思い出したので、それを食べることにした。クラッカーと言っても、食感はトーストから水分を抜いて乾燥化したようなものなので、そのまま食べるとマーガリンの味がする。途中からジャムを塗って食べたが、なかなかいける。もしなんかのときに食べきってしまったらまた買い置きしておこうと思った。

 家を出るときは曇りがちだったが、会社に着く頃には青空が広がっていた。ちょうど佐野元春の歌を聞いている最中で歌詞に「♪月は空高く〜」というのが聞こえてきたのでちょっと心が空に奪われてしまった。月は出ていてなかったけど、空は高かった。

 そろそろ社内 PC の暗号化ソフトの導入に向けての手続き等を始めるかと、午前中から関係資料を読み始める。しかし、資料がただ多いだけで、とても分かりづらい。本社にどの社員が使っている PC にどのソフトをいれるのかという申請書の書き方すらじっくり読んでも今ひとつ理解出来なかったので、思わず本社の担当者に TEL をして確認してしまったぐらいである。こういうとき、本社みたいに現場に出てこない人たちの現場を知らない者の考え方が見えてきてしまい、いやになってしまう。PC セキュリティの強化をするのはやぶさかではないし、むしろ積極的に推進すべきと思っているが、これでは一般社員の意識は向上しないだろう。それで結局はいつの日か機密情報流失、社内大混乱という目に陥ると思う。

 途中、秘書の M さんが M 課長に相談をしているのが見えたが、話は聞こえてこなかったので、作業に没頭していたら、M 課長は R 課長と相談し始め、なぜか僕も話に巻き込まれ、最終的には僕がその相談について M さんと調整することになっていた。最近こういう場面が多いな、と思うが、まあぼちぼち仕事をするにはちょうどいいのかもしれない。

 昼食時に食堂に向かうので一度建物を出たら、正に「夏」という感じの暑さだった。でもそれなりに風が吹いていたので思ったほどきつい気はしない。(後で天気予報を聞いたら 35℃ を記録していたらしい。)

 午後も午前中の仕事を引き続き続けた。それで判明したことを他の課の情報セキュリティ担当者に e メールで流したりして作業のフォローを掛けた。

 そんな中、外線から電話がかかってくるから何かと思ったら、よくある勧誘の TEL で、今回はマンション経営の会社からだった。いつもなら、「全く興味がないので。」とぶつっと切ってしまうところだが、今日はちょっと自身の変化球を身につけようと思いついたので、まじめに話を聞きながらやんわり断りつつ、なおかつ相手の連絡先を聞いたりして、脈があるようでないような会話を 20 分続けてみた。個人的には、マンション経営はリスキーだと思っているし、そんな投資額があるなら自分の住処としてのマンション購入をしたいぐらいだが、度々書いているように成果主義のせいで給与や老後の保障がなくなってしまっている現在、自己責任で投資をする覚悟が必要だな、とは思ってはいる。ただそのための知識が圧倒的に不足しているのが今の状況で、一度きちんと勉強しないとな、と感じている。

 さすがに今日は午前中から割と集中力高く仕事をしていたら、16 時ごろには疲れてしまったので、残りの時間は軽めの作業にしようと、先日社内の e メールで配信されてきていた、社内のコスト削減提案活動に取り組んでみることにした。優秀者には金一封も出るということで、昨日も書いたように本当に事業部の経営状況が悪く、こんなことまでやりだしているようだ。ちょっと考えていたら、アイデアは思いついたが、具体的数字を出さないと意味がないな、と思ったので、それを調べ始めたら、結局はまた集中力高い仕事になってしまった。まだ完全にはまとまっていないが、きちんと数字に裏付けられた経費削減の提言が出来そうだ。それが優秀賞を取れるかどうかは別だけど。

 昨日の台風の早期帰宅があったにもかかわらず、今日も変更なく定時退社日にするとのこと。その話を聞いて、昔僕が営業企画を担当していたときの先輩の K さんが、「業務時間を短くしろ、と言うのはいいけど、そのための仕組みを考えてくれよ。」とぼやいていた。でも本社はそんなこと考える訳ないので、もう個人レベルで仕組みを変えていくしかないと思う。

 さすがに家に着いたら、疲労を感じて、体調が少しおかしくなる。食事中もなんか変だったが、食事が終わった頃には落ち着いてきた。まだまだ無理のしすぎは毒ということのようだ。

 

7月28日

水曜の夜は夕食後、「ターン A ガンダム」観るようになってしまった。観始めたのは福井晴敏氏の「月に繭 地には果実」を読んでからだから 5 月末ぐらいからだろうか。たまたまスカイパーフェク TV で放送されているのに気づいたので、物語の途中からだったが、観始めて今に至っている。福井氏の「月に繭〜」は実のところ「ターン A ガンダム」のノベライズ版なので、途中から観ても何となく話は理解できる。6 月末に富野監督のエッセイ集「ターンAの癒し」を読んだこともあって興味深く観ている。で気づいたのは、福井氏のノベライズ版は、80 年代に富野監督が直球勝負でロボットアニメを作っていた頃のままのストーリー展開なのに対して、アニメ版は確かに変化球を投げようとする意想が見えるというなかなか面白い構図になっていることである。当然ストーリー展開が全く異なっているので一粒で二度おいしいといったところである。いずれは再編集された映画版でいいから、DVD を購入して、アニメ版を最初から観てみたいものだなと、ここのところずっと思っている。

 一応ネットでマンション経営のことをざっと調べると、リスキーどころか、ハイリスク、ノーリターンであることが判明した。こんなものには手を出さないに限る。しかも、会社をネットで調べても該当するページが出てこないところも怪しい。

 昨晩は 23 時に就寝。すぐに熟睡に入ったが、残念なことに朝は少し眠りが浅くなり、不愉快感を感じていた。また、目覚めたのも 6 時といつもより 1 時間早かったのも不愉快感を増大させた。ただ、それを除けば気分そのものは安定してはいる。

 朝の支度をしているときに多少不安感に襲われ、その後会社に着いた後、腹痛に悩まされた。特に 9 時半頃が腹痛がひどかった。会社復職前の最終週に苦しんだ腹痛と感じが似ている。どうもストレスや疲れが体の方に出てきてしまっているようだ。

 自律神経もおかしく、今朝も暑い朝で、健康な頃だったら駅から会社までの約 1km の徒歩通勤で大汗をかくところなのに、あまり汗をかかなくなってしまっている。その分小便や大便で水分を排出しているようで、熱中症に人よりかかりやすくなってしまっている様だ。かなり気をつけないといけないかもしれない。

 会社に着いて e メールをチェックすると、なんと昨日書いた機密情報流失の可能性が高くなっている事態に陥っていることが知らされた。そのメールを読んで「やはりな」と笑ってしまったものの、本当に機密情報流失となれば、会社の信用失墜、売り上げ大幅ダウンが懸念され、当然それは自分の給料にも跳ね返ってくるので実のところ笑えない。下手すればまたリストラ実施だ。

 そんな事件があったので、本社から早々に再度部門内の情報セキュリティをチェックしろ、と指示だけ来た。全くボトルネックのことを考えない連中だな、と思いつつ、秘書の M さん、S さんを交え、早急に再チェックを行なった。前回チェックしたときの資料はどうだったのか、僕は休職中だったので M さんに聞くと、「私も分からないので R 課長に資料をください。とお願いして貰ってきました。」と 4 月のときのチェック表を出してくれた。さすがに秘書を続けているから気の利く女性だなと思いつつ、3 人でチェックをし始めると、その 4 月で問題ないと書かれていたチェック項目も実際のところ問題大有りなのが判明した。とりあえず、ありのまま提出をし、それをどう改善していくが今後調整しようという方向で打ち合わせを終わらせた。

 となると、僕のやることが発生してきて、まず社員の使用している PC 全員にセキュリティワイヤーを装着させることとなった。M 課長も費用削減を追求されていても、さすがにこの事態は不味いと思ったのか、「早急にセキュリティワイヤーの手配をしてくれ。」と言ってきた。一応費用削減が厳しいのは知っているので、いろいろ流通に当たり、M 課長に「これだけの費用がかかります。」と報告した上で注文書の手配を掛けた。

 続いて、営業企画に社外持ち出し用の PC が 3 台もあるにもかかわらず、本社に登録していないことが判明したので、その手続きを始めた。しかし、その手続きをするには、社員の PC に何のソフトが入っているかを監視するソフトを導入しないといけなくなり、手続きのための手続きに追われてしまった。頭は冴えていて、回転はいいのだが、体が追いついてこないのがもどかしい。

 15 時過ぎまでそのようなことをドタバタしながら行なった後、ようやく「社内のコスト削減提案活動」の書類を作り始めた。しかし、この頃になると、頭も疲れてくるようで、回転度合いは悪くなっていた。

 いつも女性陣からお菓子のおすそ分けを貰っているので、たまにはと思って今日は僕がおすそ分けをした。そうしたら派遣の F さんが思いっきりわがままを言ってくる。全くちょっと気を許すとすぐ付け上がるんだから。

 午後に畠山さんが販売子会社からこちらに出張してきていて、S さんとごにょごにょ話していた。その 2 時間後ぐらいに S さんが「ちょっと。」と小声で僕を呼ぶのでとことこ歩いていくと、先日書いた R 課長の価格設定のミスが予想外に広範囲に広がっていることを知らされた。事業部と販売会社の間だけだったらごまかしが効くのだが、既に間違った価格で営業たちが見積もり提出などの営業活動をしてしまっているらしい。下手をすれば、販売子会社から損害補填金の請求をされかねないようで、ますます事業部の状況が悪くなってきているようだ。そんな中、ボソッと「がちゃん君、リハビリ中だし、大丈夫 ? 」というような意味のいたわりの言葉を掛けられて、やはり噂は広まっているなという確信とともに、S さんからそんな言葉を聞くとは思わなかったので少々驚いていた。でもこればかりはじっくりゆっくり治していくしかないので、無理はせず、但し仕事はしっかりまじめに行う、という難しいことにチャレンジしないといけないと改めて感じた。畠山さんも、R 課長から早く僕に担当が替わってくれることを期待しているようだ。

 今日は定時後に組合の職場委員会があるというので 30 分ほど居残った。内容は今後 1 年の組合活動の方向性についての賛否を取ると言うことだった。運動基調の中には「メンタルヘルスへの取り組みを強化」とあったが、それについてはあえて言及せず、労働時間の適正化について意見を述べることで間接的に意図を伝えようとした。特に密かに政財界で進行中の一般社員のみなし残業制度導入はサービス残業増加、うつ病発病者数増加を間違いなく招くので、あえてこれに言及をしておいた。

 家に帰ってきて食事をしていると、また腹痛が始まったが、食事が終わると収まっていた。今日はちょっと酒量を増やして、感覚を麻痺させたからかもしれない。

 

7月29日

 昨晩の食後しばらくは腹痛も治まっていたが、シャワーを浴びた後、再び始まってしまった。眠剤と一緒にビオフェルミンを服用しておき、とりあえずベッドに横になった。

 6 月最終週のときと違って、明け方 4 時までは睡眠が取れていたものの、やはり 4 時に腹痛で目覚め、トイレに数度駆け込む。便の匂いも悪臭といってよく、体調不良を感じるものだった。その後は 1 時間半ほど睡眠をとった後、また腹痛で目覚め、後はそのまま起床時間になってしまった。

 考えたら、前回のときも急な気温の変化についていけていない状況で起こっていたので、今回もそのせいかもしれないと思いつつ、朝食はきちんと食べ、サプリメントも含め様々な薬を飲んで会社に出かけた。

 朝一番で R 課長と一緒に電源の配線工事の手伝いを行なった。この時間帯は薬が効いているのか、体を動かしているからなのか、腹痛を感じなかった。

 しかし、その後 PC を操作し始めると、腹痛に苦しみ、集中力に欠けてしまった。とりあえず今日は急ぎの仕事がないから「社内のコスト削減提案活動」の資料を作っていたが、それすらなかなか先に進まなかった。

 そうはいいつつも、人の相談には元気そうに対応し、社内の TEL のやり取りも何とか論理的に行なえた。我ながら我慢強さに感心してしまう。

 昼食後に健康管理室に行って、診察してもらった。診察してくれた産業医は、復職事に担当してくれた産業医で、最初は腹痛の症状を聞いていたのに、途中から復職 1 ヶ月診察に変わってしまった。本当は来週開かれる予定だったのに...。とりあえず、下痢止めの薬と胃薬を貰って服用すると、しばらくは腹痛も治まり午後の最初の 2 時間ほどは集中力が回復していた。

 しかし 15 時を過ぎる辺りから再び腹痛に悩まされ始める。腰と肋骨の間の背中を押すと、異常に痛い。どうもこの辺も関係ありそうだ。16 時になると、また集中力に欠けてきたので、資料作りを諦め、ちょっと PC の使い勝手を良くする作業に切り替えた。

 ここ 2 - 3 日書いているけど、社内のイントラネットは Internet Explorer でないとまともに動かないようになっているのだが、やたらと画面がポップアップするつくりになっているので、Windows のタスクバー(画面の一番下に表示されている何のソフトが立ち上がっているかが一目で分かる部分)が Internet Explorer で覆い尽くされてしまい、作業がしにくくてしょうがない。普段自分の PC には Mozilla Firefox をブラウザとして使っていて、こちらは Excel のように画面のタブ化ができ、操作性も抜群なのを知ってしまっているから余計に Internet Explorer を使いたくないのだが、今後の業務上、Internet Explorer メインになってしまうので、Internet Explorer のタブ化を行えるソフトをインターネットで探してそれを導入した。これで多少は使い勝手がよくなるだろう。

 一方で、販売子会社のイントラネットを覗いていたら、「業務に関係のない " Google ツールバー " や " Yahoo!ツールバー " を削除しろ」という指示が流れていた。しかし理由が業務に関係ないからというのは無茶なこじつけのような気がする。大方、この手のツールバーの機能の一つである画面のポップアップをブロックする機能のせいで情報部門担当者が振り回されているからそんな指示が出ているのだろう。本当、PC 使用者も情報担当者もろくなものじゃない。

 何とか定時を過ぎて、帰宅をする。電車に乗って背中を伸ばしていると、多少は腹痛も解消するようで、空腹感すら感じてきた。どうも元々の体調不良に加え、社内での PC 作業時の体勢が腹痛を余計ひどくさせているようだ。実際家に着いてエアーサロンパスを背中に吹きかけたらしばらく腹痛も治まっていたくらいである。

 夕食中もまた腹痛を感じたが、食後に薬を服用しておいたので、今は収まっている。今晩はぐっすり眠れるといいのだが。

 

7月30日

 考えたら、昨日で復職 1 ヶ月を何とか乗り切っていたことに気づいた。腹痛に悩まされた1日だったけど、とりあえずのハードル越えに成功。夕食後は腹痛には悩まされなくなっていた。

 就寝時間は 23 時ですぐに寝てしまい、多少の眠りの浅さがあったものの 6 時少し前までは熟睡できた。6 時少し前の起床も単に目が覚めただけだが、条件反射でトイレに入っておく。腹痛は治まっているようだが、腰の少し上辺りの背中が猛烈に痛い。ひどく凝っている感覚を覚えた。再度ベッドに横になって少し睡眠をとるも、あまりの痛みに結局 7 時 40 分頃に起床してしまった。

 低血圧のせいか頭はふらつくし、背中は痛いしで散々な朝だったけど、会社に行くストレスがないだけ気分的にとても楽。背中にはエアーサロンパスを吹きかけておいた。かなり効果ありである。

 朝食後は様々な薬とともに、2 - 3 日前に安売りしていた琉球もろみ酢を飲用した。血液がサラサラになり、疲労回復にもいいというので、今の自律神経が狂っているときには効果があるかもしれない。

 今朝はかなり湿度も高く、ねっとりとした空気のせいでさすがに自律神経の狂っている僕でも汗がジワーッと噴き出してくる。かなりしんどい。

 洗濯を行ない、掃除をし終わったら、またまた腹痛を感じ始めた。どうも掃除機を使うのに腰を屈めていたのが引き金にようになったようで、まずいと思った。今晩は両親と弟夫婦と中華街に食事しに行く予定になっているから余計である。11 時からは「スタートレック・エンタープライズ」を観ようと思っていたが、ちょっとベッドに横になって腰を伸ばしていたら、1 時間半も寝てしまった。お陰で体調が回復してきたようである。睡眠による体の自然治癒力は大したものだと感じた。

 起きたのが 12 時半だったので、昼食はどうしよう、ビオフェルミンやエアーサロンパスもなくなってしまったから買いに行かないと、歯医者もあるし、などと考えた結果、外食で昼食を済ませることにした。何を食べようと考えていなかったが、駅の商店街に行くと、休職時おなじみになっていたチェーン店のカレー屋が目に付いたのでそこでカレーを食べる。暑い日には食欲をそそる食べ物である。

 その後ゲームセンターで「機動戦士 Z ガンダム DX 」を 1 プレイだけ行なって、ドラッグストアで買物をする。ビオフェルミンを買おうとしたら、店員さんが、ジェネリック品で効果がビオフェルミンより高いというビオラクミンを勧められたので、そちらにした。まあ効果が同じなら安い方がいい。

 14 時少しまわった頃に歯医者に到着し、歯の治療を受ける。歯に詰め物をする作業に時間がかかったこと、歯石を除去してもらった事などから治療は 1 時間もかかってしまった。しかも更に虫歯になりかけている奥歯が発覚し、来週また治療に訪れる羽目に。本当、色々体の不具合が見つかるものである。

 一度家に帰って洗濯物を取り込むだけして(シャツのアイロン掛けは時間がないのでパス)、一息入れた後、再び家を出た。

 夕方になると少しは風も出てくるらしく、日中に比べ多少は楽。でもエアコンの効いた室内がいいのは間違いのない気候だった。石川町駅に 17 時半待ち合わせのことで出かけたら 15 分も早く着いてしまったが、両親も弟夫婦もちょうどよく到着してきたので、待たされずに済んだ。

 中華街を歩いているとき、また腹痛を感じ始め、「ちょっと不味いかな。」と思っていたが、適当な店に入りビールを飲み、料理を食べ始めると、いつの間にか腹痛は治まっていた。

 家族で色々な談笑をしつつ、最近としては珍しく大量に料理を食べ、うつ病発病以来初めてアルコールもかなり飲んだ。ビール中ジョッキ 2 杯に紹興酒 1 合ちょっと。飲みすぎのような気もするが、とても楽しいし、料理もいい味をしていた。楽しいひと時を過ごせたと思う。

 何だかんだと 2 時間半も店にいた後、買物をしてからそれぞれ別れた。弟夫婦は中華街をもう少し散策するとのことで、僕と両親はそれぞれの家に向かって帰宅をし始めた。ふと、帰りの電車で背中の凝っている部分を押してみると、大分緩和されていた。ストレスが原因なのが改めて理解できた。

 

7月31日

 昨晩は家についた後、ちょっとだけ日記を付け足し(元々昼間チョコチョコ書き込んでいた。)、簡単にネットサーフィンだけしてさっさとシャワーを浴び、いつものように 23 時に就寝した。アルコールを大分飲んだから睡眠に悪影響があるかと思ったが、寝酒ではないから逆に熟睡できたようだ。とは言っても今朝も 6 時 15 分に一旦目が覚めてしまったのだが。目が覚めれば条件反射でトイレに行く。今朝も背中は痛い。しかしその痛みが昨日とか一昨日は内臓から来ているような感覚だったのに比べると、今朝は筋肉痛のような様相を呈していた。よくなってきているということか。まだ予断は許さないけど。

 再度睡眠をとり、8 時過ぎにまだ眠かったが起床をする。途中睡魔が襲ってくれば昼寝すればいいや、という気持ちで起きた。食欲はまずまず。昨日に比べると暑さが少し緩和されているようなので、多少は楽な朝である。

 朝食後は、昨日ほおっておいたシャツのアイロン掛けを行なった。これには汗をかく。アイロンの熱は伊達じゃない。

 食料を買出しに出かけようかなと思っていたら弟から TEL があって、PC の調子がおかしいとのこと。とりあえずトレンドマイクロ社の「トレンドマイクロ オンライン」を適用してみるように指示した。昨晩の夕食のときに Yaboo! BB に加入した旨話していたので、知らないうちにウイルス感染を疑ったのだ。また夕方にでも TEL するという。

 買出しは徒歩で出かけたが、暑い上に汗があまり出ないから厳しかった。買出しの途中また軽い腹痛に襲われる。今日は出来るだけのんびりしようと思っていたので、食事も昼はカップラーメンとおにぎり、夜は惣菜とキュウリで済ませてしまうことにした。

 家に着いて冷水を飲むとほっとする。しかしあまりに背中の痛みと腹痛が続くのでインターネットで調べてみると、やはりうつ病の症状の一つのようだ。オンラインチェックでは、精神状態自体が安定しているから何とか正常値を保っているが、今週の業務は更に用心しないといけないようである。先週は仕事は8割程度にしていたつもりだったが、割とドタバタさせられたし、この暑さで知らず知らずのうちにフルパワーを使ってしまっていたのかもしれない。

 昼食後は昨日観損なった「スタートレック・エンタープライズ」を観始めた。足の関節も何となく痛いので、観る姿勢に少々苦労したが、ストーリー自体は面白かった。こういう風に好きなものを楽しめる状態なのは幸いだ。

 「エンタープライズ」を観終わった後、今日も眠気が襲ってきたので、素直にベッドに横になる。こういうときは昼寝してしまうに限るようで、1 時間ほど寝ていたようである。目覚めたのも PHS が鳴ったからで、弟から、「手に負えないから PC を買い換えるのと Yahoo! BB の加入を取りやめ、T-COM に切り替える」という内容の電話があったからである。多少寝ぼけながらも「そのほうがいいね。」などと会話して電話を切った。弟の PC は Windows ME という古い OS だからもうマイクロソフトもサポートしていないので、PC の買い替えは費用はかかるけどいいことだと思う。Yahoo! BB もグローバル IP アドレスを直接 PC に割り当てるから、ウイルスや悪意を持った人からの攻撃をダイレクトに受けてしまう弱点があり、初心者にとっては不親切なこと極まりないから T-COM の方が安全である。(調べたら T-COM はルーター機能を持ったモデムを使っているからウイルス等の攻撃をモデムでブロックしてくれるので安全性は高い。) もっとも買い換えたからといってウイルスに対して完全に安全というわけでもないけどまだリスクは低くなる。あと、最近はスパイウェアの方が危険度が高くなってきているのでそちらの方も気にかかる。これも少し教えておいた方がいいかもしれない。

 午後のお茶にはコーラと、昨日中華街で買ってきた月餅で一息入れる。昨日はデザート用に杏仁豆腐も買っておいたので、夕食も楽しみ。やはり本場の味は違う。

 その後は出来るだけ疲労しないようだらだらとインターネットを見ていた。そんなことでも暇は十分つぶせる。頭を使わないようにしていたせいか、体調は小康状態といったところである。

 夕食は鶏のそぼろとゴボウを炒めたものがメインで、後の野菜は昨晩親から貰ってきたものだったので、野菜中心の食事となった。昼間は散々我慢したので、夕食時からエアコンを入れ始めた。最初は今ひとつの味に思えたが、だんだんおいしさをかんじはじめた。

 間違って今日の食材の買物で納豆を買い込んでしまい、ただ今冷蔵庫の中は納豆だらけ。あと 1 週間しか賞味期限がないから今日からしばらくは納豆付けになりそうである。一応炊きたての御飯を一口、二口食べてみると、少しやわらかいけどいい味をしていた。白米がおいしいと感じるのはいいことだと思っているのでちょっと残念だが、納豆をかけて食べた。何か贅沢な気分。

 デザートの杏仁豆腐も上品でおいしかった。一応食後は、いつもの坑うつ剤などのほかに、ビオラクミンも服用しておいた。