うつ病日記2005年9月分

9月1日

 よく考えると、昨晩何していたっけ ? と考えてしまう。ネットを見ていたのは確かなんだけど、よく思い出せない。掲示板に書き込みしたかも定かではない。あまり気にすることでもないけれど。睡眠もすぐに熟睡に入り、6時頃トイレで起きたような気もするのだが、これも定かではない。何か記憶がない昨晩でうある。

 喉の調子は少しよくなっていた。というより昨日の日記で書いた通りで言うならば風邪薬による風邪の症状の緩和により喉の痛みが緩和されたといった方がいいかもしれない。

 会社では、まず暗号化ソフトの本社申請のリターンがあったのでそれを各担当者にメールで送信し、次のステップに移行するように依頼した。と言っている自分のところが実は全く進展していないのだけれどもまあ慌てない。ごり押ししても駄目な時は駄目。流れに乗って行動した方がうまくいくというものである。

 なんだか M 課長は機嫌がよろしくないらしい。暗号化ソフトの進捗状況を聞いてきて、「 9 月中に導入 100% を達成しろ!」言いつつ、個人のスケジュール板にそのことをでかでかと書きやがる。どうでもいいけど、責任者は僕じゃなくて M 課長だから導入 100% 達成できなかったら責任あるのは M 課長なんだけど。大体責任者なら率先して暗号化ソフト導入しろよ、僕は案内メール送ったし、うちの課の大半はもう導入済みだぞ、と心の中では思っていたが、気にしていない。個人的見解では 8 割導入完了すればいいほうかな、とは思っている。

 で、またふと思ったのだけれども、そんなに情報セキュリティだなんだって喚くなら Windows なんか使うなよ、と思ってしまって、CD-R から起動できる Linux ディストリビューション KNOPPIX を使ったらウイルスの危険性も大幅に低減出来るし、そもそも CD-R で起動するからデータも書き込めない。業務に必要なドキュメントとかは、どこかのサーバーに保存するように設定だけしておけば、個人情報保護なんてとても簡単。もちろんタダだから無駄金出費する必要もない。Word や Excel に相当するソフトとか、インターネット、e メールソフトも付いているから業務をするのに何の不都合もない、と思ってしまったのだけれども、どうも経営トップはこういうフリーのソフトは信用ならんと思っているらしい。無駄なことしているよな、としみじみ思ってしまう。(どこかの学校で学生に使わせたら、「特に不都合は感じなかった」という調査結果もあるらしい。)

 販売子会社との価格の問題は色々なところに波及しているらしく、販売子会社側からは「卸価格などの情報も記載してくれないと困る。」と言うのだが、事業部の営業企画からしたら、「うちはもう工場と同格扱いなんだから販売子会社の方で価格を決めたらいいだろう ? 」と意見がすりあわない。で色々調べてみると、またまた R 課長が余計なことをやっているために話がぐちゃぐちゃになっていることが判明。何かこの日記最近 R 課長叩きの日記と化しているが、実際迷惑を被っているのだからしょうがない。営業企画の意見を尊重して、「流通への価格設定」を販売子会社に任せるようにしたら良かったのに、変に自分の仕事にしがみつくあまり、その価格設定を事業部で行なうような話を勝手にしているのである。そりゃ、揉めて当然だよ、と思ってしまう。個人的にはもう事業部には営業がいないのだから、流通への価格設定権なんてない、という営業企画の意見に賛成である。

 午後は久々に職場懇談会用の資料を作成。大分勉強になる。コンピュータウイルスの進化の過程はとても興味深い。特に差出人詐称のテクニックが分かったときは凄い、と感じていた。

 M 課長の機嫌の悪さは僕だけに留まらず、特注品とかの業務関係を担当している K さんにも当たっていた。彼女もスケジュール表に何かを書かれた上に、夕方、何かの会話をしているときに「個人の喜怒哀楽を他人にぶつけるんじゃない。」とか M 課長が喚いていた。K さん、そんなこと言っていなかったような気はするんだが。またまたここで夏休み、実家に帰って父と話していたときの言葉をふと思い出した。父曰く「体育会系とか、気合だ、とか言っている人は実は不安で不安でしょうがない人達で、それを隠すためにそんなことを言っているんだ。」ということを。M 課長、何が不安なんだろう。将来 ? 生活 ?

 夕方は組合の集会があったので定時には帰れなかった。内容は選挙に関する話だったが、これまでと妙にトーンが違う。前だったら、高圧的な物言いで民主党を押していたのだが、今回はとてもおとなしい。最終的には「どこの政党に投票してもいいから、棄権だけはしないでくれ。」とまで言い出す始末。今回、民主党の方向性と労働組合の方向性にずれがあり、あまり積極的支援を組合側がしないというニュースを先日聞いたけど、そのせいだろうか。ちなみに僕は、自民党には絶対投票しない、と書いたと思うけど、僕の感覚に近いサイトを見つけたので一応紹介を。中村正三郎のほっとコーナーというサイトで、ご本人はコンピュータのプログラマ。この人の書いた「ウイルス、伝染るんです」という本を読んでいかに Windows がセキュリティに甘い OS かを学ばしてもらったので時々サイトを覗いていたりしたのだけれども、選挙に関する書き込みを見ていると僕が感じていることが言葉になっているな、とは思った。キツイ書き方してるから抵抗感はあるかも。

 

9月2日

 昨晩のことはちゃんと覚えている。掲示板に書き込みをした。しょうもない荒らしがいたので、「深夜に暇だね。とっとと寝たら。明日の仕事に支障が出るよ。」と華麗に突っ込みを入れる。別のスレッド見ていると、この荒らし君、また同じことを書いていて、別の人が「早く寝ろ、ヴォケ ! 」とやはり華麗に突っ込み。赤の他人なのに突っ込む内容が同じだったのでおかしくなってしまった。

 昨晩も睡眠の質は良く、6 時に起床、トイレに行ってしばらくこもった後また寝た。

 そろそろ会社の暗号化ソフト導入申請書の締め切りになってきたので、本日は追い込みをかける。で、よく考えたら 3 月の休職前に配属された部署からの返信が何もないことを思い出した。で、そこの担当者に話しにいくと、メールはろくに読んでいないし、文句をぶつぶつ言ってくる。それでも低姿勢で「今日中に申請書作ってください。見本も送付しますから。」と言って一応自分の席に戻る。多分作らないだろうな、と思いながらも。

 そのほかにも色々抜けがないかをチェックしているから結構神経を使う。週末にこれは少々きつい。昨日も書いたようにこんな暗号化ソフトなんて面倒くさいもの入れて情報セキュリティを高めるなんて土台無理なのだから、仕事していて面白いものでもない。PC とかを業務で使うのって業務の効率化のためのはずなのに逆に非効率化している。で昨日のように「 Windows なんか使うのやめちゃえ。」という話になるわけなんだけれども。

 昼休み少し前に営業企画の K 課長(と書くのなんか気分として変なんだよね。僕の意識では未だに信頼できる先輩、という感覚しかないので)、から「来客食堂に弁当が余っているから食べに来いよ。」とお誘いの TEL があった。S さんにも声かけてということだったが S さんはあいにく女性陣と昼食用のパンかなんかを買ってしまったようなので、僕だけとことこ出向いていった。ちょうど今日は新製品の勉強会を販売子会社の SE、SI 対象に行なっていて、主催はうちの事業部から出向していった営業の連中なんだけれども研修会場が手配できないからうちの事業部で開催、ということになったそうだ。で、研修に来ている SE、SI 用に昼食の弁当を手配したら、当日欠席者が出たために声がかかったという次第。K さん、柄は悪いけど(どこかのヤクザっぽい雰囲気だし)、いい人なので僕としては社内で数少ない信頼をしている人である。

 午後はとりあえず暗号化ソフト導入申請書を待ちながら職場懇談会用の資料を作成。この分だと月末相当の力技でこの暗号化ソフトを導入せざるを得ないから早め早めに動いた方がいい。昨日、Word とか Excel、PowerPoint と高い互換性を持つ OpenOffice.org というソフトの新ヴァージョンのテスト版がリリースされていたので早速それをインストールしてテストがてら資料作成をしてみた。このソフトは無料なので、多少の使い勝手の違いさえ乗り越えられたら、かなり使えるソフトだと思う。テスト版だから変な動きをするときもあるが、ヴァージョン 1 に比べて相当改善されている。一般家庭で使うのだったら問題ないのではないかと思う。

 夕方まで待ったが、予想通り申請書は届かないので、最初に本社の情報部門と連絡を取って 1 部門だけ月曜に申請になってしまうことを伝え予防線を張っておいた上で、最終的には会議の最中に乱入して、強引に申請書に必要な情報をもぎ取ってきた。全くいいやり方ではないが、止むを得まい。どの道この担当者のスタンスだと、いくら直接お願いをしても無駄だろうから、印象悪くしても強引に進めた方がいいと思っていた。

 ふと情報をもぎ取った後、この部門、長々と会議をやっていることに気付いた。1 時間半か 2 時間ぐらいやっているのではないだろうか。技術部門って、時間の無駄を無くすために「会議は 1 時間で打ち切る」って取り決めしていなかったっけ ? 休職する前はめちゃくちゃな精神状態の中、無理行って人事に異動願いを出したけど、やっぱり正解だったような気はする。今の部署がベストとは思わないが、その部署への復帰だったら間違いなくうつ病のぶり返しを起こしていたように思う。変に長時間会議をすればいいという感覚。それ自体がもう時代にマッチしていないと思う。

 そんなことを夕方行なっていたので、勝手に残業してしまった。サービス残業である。どこかで帳尻はつけよう。

 R 課長、定時を過ぎたらとっとと帰ってしまった。何か話するんじゃなかったっけ ? まっ、いいか。S さんも、突っ込みいれていたし。

 今週は結構疲れた。でも段々調子がよくなってきたからいいほうかな。

 

9月3日

 昨晩寝る前になってお腹の調子が悪くなった。やっぱり仕事ちょっと無理してしまったようである。深夜も一度トイレに起きた。朝はまあまあな気もするが、ちょっどダウナーな気もしないでもない。週末自体いつもそんなテンションが高くないし、ちょっとしたことですぐにお腹を壊すことは前々からあったから、変な腹痛に見舞われないだけいいほうだと思う。一応整腸剤は服用していた。

 いつも昼食、洗濯と終わると PC に向かうのがパターンだ。今日 FM 横浜のサイトを見ていたら、いつも朝のラジオでアナウンサーをやっておられる北村浩子さんが書かれていたコラムが今回を持って終了するという。5 年も続いていたとのこと。いつも楽しみにしていたので、お礼のメールを書いておいた。

 件の DVD のサイトは更に酷くなってきたのでこちらも某巨大掲示板スタイルの荒らし状態になって書き込んでいた。もうどうでもいいや、って気分。最初は建設的に書いていたつもりだが揚げ足しかとられんし、疲れ果てた。でここで「ローレライ」の DVD の画質が何で悪いか書いておこうと思う。かなり長いので飛ばしていただいてもいいです。映画って一番最初に出来るのがオリジナルのネガフィルム。でもこのネガは鋏入れたり糊で貼り付けたりして出来たものだから、とても傷つきやすい。そこでこのオリジナルのネガからポジフィルムを作成する。これが事実上映画会社のマスターフィルムとなる。映画の制作費はフィルムという形でしか残らないから、このマスターポジが映画会社の資産そのものとなる。これをそのまま劇場で上映すれば当然最高の画質で見られるのだけれども、会社の資産だからそんなことは出来ない。そこでこのマスターポジから更にインターネガと呼ばれるネガフィルムが作成される。これは 1 本ではなくて数 10 本単位で作成される。(マスターポジも 1 本ではなくて数本は作成される。) この段階で字幕をネガフィルムに焼き付ける。それも 1 本、1 本。で字幕が焼き付けられたインターネガから映画の上映用フィルムが完成する。当然 1 本のインターネガからは 10 数本とか数 10 本単位で作成されるから、 1 本 1 本の色にバラつきは出る。前に映画のフィルム工程は 5 回と書いたけど、あれは洋画の場合なので、邦画はこの 3 回の工程になっているはず。海外に配給する必要がないから余計な工程は少なくなると思う。で、DVD の画質が何で悪いかというと先日書いた字幕なのである。この映画、一応戦争映画の振りをしているので(よく見ると SF ファンタジーだけれども)、米軍の台詞のシーンも多々あるのだけれども、その日本語字幕が DVD でもフィルムに焼き付けられたのと同じ。しかも黒が沈んでいないことからしても多分映画館で上映するために制作したフィルムの 1 本をそのまま DVD のマスターにしたのだと思う。コピーを 3 回もしたフィルムをマスターにして DVD を作ったら余計画質が悪くなるのは当然である。でも、多くの DVD コレクターはその辺まで知らないし、マスコミが「輸入盤 DVD が画質いい。」と騒げばそちらにどっと流れ、「最近国内盤 DVD の画質が輸入盤 DVD を上回る」と書けばまたそちらに流される。自分で考えるということが出来ないからそうなってしまうのである。僕はどうかといえば、元々輸入盤レーザーディスクを買い始めたのは、マスコミの話を鵜呑みにしたのではなくて、今も取引を続けている業者の方のミニコミ誌に疑問を感じて買い始めたのが真実である。理系的に考えたら理屈に合わない書き方をしていたから。しかし、コレクションをしているうちに、それを認めざるを得なくなってしまった。自分の目で見ても確かに輸入盤レーザーディスク、DVDが国内盤より画質はいいし、映画館で見るフィルムよりもいいのだから。そこでまたまた理系的に何でだろうと考え出す。それである理論を推測していたのだが、いかんせん関係者じゃないから推測しか立てられない。そこででてきたのが先日の掲示板の業界関係者だったのである。僕の推論が当たっていた、というよりそれ以上の情報を教えてくれたのだから、嬉しくて当然である。で、その話にもって行こうとして色々策を労したのだがことごとく外れ、結局僕が荒らし君状態になってしまった、という状況である。後でこの理論の説明のために新スレッド立てて、件の掲示板は見るのやめようと思う。いかんせん感性が違うのに自分の意見を言っても無駄だと思う。ただ、件の掲示板の DVD コレクターの人たちは、多分、DVD が衰退したらあっさり DVD を捨てて別のメディアで同じ映画を買いなおすと思う。僕としてはあまり意味のあることとは思えない。そんなお金あるくらいだったら別の映画を観る。

 掃除をし終わった後は、輸入盤 DVD の新譜注文を書く。先日その業者の方がこのサイトに来られていたようなので、それを前提にして色々自分の思いを書いたり、前述の情報を書いたりしていた。でも、何を観ようかはまだ思案中。

 昼にスパゲッティを作って食べた後は「ガンダム」を見たり、早々と洗濯物をたたんだりして、歯医者に向かう。ずいぶん時間も費用もかかったが、ようやく今日で治療が終了である。来週は土曜日のんびりできる。

 一旦自宅に戻った後、少し休憩してからメンタルクリニックに。今日はやけに込んでいる。受付の女性に「混んでますね。」と話かけたら「そうなんですよ。」と愛想良く返事してもらえた。

 主治医との診察でこの2週間のことを隠さず話をしたところ、「あまり掲示板には深入りしないようにしてください。」と「仕事を全部自分の責任と抱え込まないようにしてください。」とアドバイスを頂いた。それよりもこの 2 週間の鬱屈した気持ちを誰かに話せたことでこちらもすっきりしたような気がする。

 夕食はちっとも食べたいものがなくスーパーをうろうろしていたが、ホイコーローの素を見つけたので、それを使って結局はホイコーロー味の野菜炒めになってしまった。明日雨が降らなきゃ魚にしてもいいと思ったのだが、どうなるか良く分からないからとりあえず明日の食料分まで買いこむと結局野菜炒めの方向に走ってしまう。

 食事はおいしかった。どこかで吹っ切れた部分もあるのだと思う。でも、自分の物の見方を変えるのって大変だ。それをやるつもりで掲示板に書き込み始めたら、いつの間にかそれに固執してしまい、物の見方が変わっていないのだから。先は長い・・・。

 

9月4日

 昨晩はネットサーフィンは軽くしておいた。一つ嬉しかったのが、うつ病関連の掲示板で、僕が書き込みをしたことに対して丁寧なお礼を頂いたことである。元々「医者から大分よくなりましたね。といわれたけど実感が沸かない。」とか、「医者って何を持って症状が良くなっている、と判断しているんだろう」というような書き込みがあったので、「「うつ」からの社会復帰ガイド」に書いてあることを抜粋して書き込んだだけなんだけれども、それがいいアドバイスになったみたいである。

 昨晩は熟睡に入るタイミングが早かった。朝は 6 時起床。トイレに 2 度ほど行き、後はうとうとしながら8時にベッドから離れる。金曜に壊したお腹はしっかりと背中の凝りと腹部の筋肉痛となって表れていた。早速消炎剤を塗布する。とても心地がいい。

 朝食を食べ終わったあと、睡魔に襲われた。「これは今日も昼寝しちゃうな。」と思いながら、DVD の注文書を書き終わり、代金を振り込む。ふとラジオのニュースを聞いていると、選挙の支持政党のアンケートのことを放送していて、小泉人気が高いということだった。ここでふと考えた。このニュースが本当かどうかは知らないけど、多分選挙は自民党勝利を終わる公算が強い。となったときに僕は小泉路線は日本を改革するどころか日本滅亡路線を推し進めるだけと考えているから、為替がどうなるかを考えてみると長期的には円安になると考えられる。ということで、米ドルの外貨為替を購入した。すぐには目に見えてこないだろうし、僕の読みが外れる公算も大きい。でもとりあえず試してみよう、と思った。リスクがあまり大きくない程度の額にとどめておいた。

 雨が降らなかったので一応追加の買物をしに出かける。本屋で色々為替とかの本を探してみるが、なかなかこれというものが見当たらない。多くは「こうすれば株で儲かる」とか「外貨為替はこうして儲けろ」とか書いてあるが、これらを鵜呑みにしてはいけないので、逆のことが書いてある本を立ち読みして、自分の考えを固めてみた。逆の内容が書かれている本だと多くは「日本は破綻する」といったような内容なんだが、そういう本は大抵最後にいくつかのヒントを書いた後に「自分の身は自分で考えて守れ。」と書いてあったりするので、否定的見解を書いているようでいながら実は肯定的だったりする。どちらにしても自己責任の世界が来ているのだろう。

 昼食は賞味期限の切れた冷凍ラーメンにハムと卵を乗せて食べた。インスタントラーメンに比べたらよほどおいしい。なかなか捨てたものではないな、と思う。

 昼食後に「スタートレック・エンタープライズ」を観た後に予想通り昼寝を取った。考えたら土日も掲示板や DVD 作成ソフトトラブル等でストレスにさらされているのだから疲れても当然のような気がしてきた。

 約 1 時間ほど昼寝をした後はしばらくぼっーとしていた。体調は良くなった気はするが、その分頭はすっきりしない。多分今晩もぐっすり眠れるだろうからかまわない。

 昨日は「ローレライ」の画質が悪いことを掲示板に論理的に書く気でいたのだが、疲れが出ているせいもあるのか、気が変わってしまったので、とりあえず止めておいた。そのうちまた気が変わったら書くだろうし、書かないかもしれない。その代わり、DVD 作成ソフトのメーカーにはきつめのクレームメールを書いた。はっきりと「責任者を出せ。」と書いた。漫画家の藤臣柊子さんもうつ病やパニック障害に襲われた後、「ひどいことをされたら、その人に対してひどいと言う様になった。」と自身のエッセイで書かれていることでもあるし、僕もひどい目にあっているのだからこのくらい書いてもいいだろう。これ、特にうつ病の人には重要だと思う。どうしてもうつ状態にあるときってすべてのことが自分のせいだと思ってしまうから。

 PC いじっているのも疲れるし、何か映像物を見たいと思ったのだが、輸入盤 DVD を観るまでの気力はないし、といって「スタートレック・ディープスペースナイン」の日本盤 DVD も観る気に離れなかった。(スタートレックだけは日本盤を購入しているのだが、これは TV で吹き替え版を観てしまった印象が強いためである。様は吹き替え音声目的であえて日本盤を購入しているのである。) そこでふと思い出したのが佐野元春のライブ DVD。いつだって調子の悪いときは佐野元春である。ちょうど 1 時間のライブ DVD だったのでそれを観ることにした。最初はぼーっとしながら漠然と観ていたが、ロックのリズムが段々身体を活性化させていくらしい。最後の方は大分元に戻ってきた。ロックでなくてもいいと思うのだけれども、好きな音楽を聴くというのも健康の秘訣の一つのような気はする。考えたら、佐野元春という人は常に最先端のことにチャレンジをしつつも、その一方で伝統を重んじていたりする人でもある。昨年出したアルバム「THE SUN」なんか、デジタル化全盛の中、サウンドの手触りは昔のアナログレコードの雰囲気を漂わせている。そういうところが好きである。

 夕食は昨日と全く変わりがない。あまりおいしいと感じなかったが、炊いた御飯自体はおいしかったので、おかずの味付けがうまくいかなかったのだろう。

 

9月5日

 昨晩夕食後、母から電話があったので、「低空飛行ながら何とか無事だよ。」と話していた。実際はそうじゃないときもあったけど、あまり心配かけてもなんだからそんな会話をしていた。

 ネットサーフィンも軽めに行ない、早々にシャワーを浴びてベッドに横になった。いつも寝る前 30 分は何か本を読んでいる。新刊ではなく、前に買ったものを読み返したりするだけで、それもうつ病関連の本が多い。出来るだけ無茶に走らないよう、この手の本を読んで自分を戒めているようである。昨晩は「うつと自殺」という昨年「何か自分がおかしい。」と思ったときに最初に買った本をパラパラ読み返していた。でふと気付いた。「何で僕、この本を最初に手に取ったんだ ? 」 新刊で本屋に平積みされていたとはいえ、他の本を買ってもよかったはずなのによりによって「うつと自殺」というタイトルの本を買うなんて。自分でも気付かないうちにこの世から去りたかったのだろうか。強烈な死に対する欲求はなかったけれど、それはメンタルクリニックでドグマチールを処方されていたことにより、何とか踏みとどまれたのではないか。あるいは、両親、友人たちに悲しい思いをさせたくないという気持ちが一線を越えないよう踏みとどまらせていたのか、よくは分からない。

 就寝時間は 22 時半だったが、ちょうどその頃大雨と雷がなっていたこともあったのか、熟睡に入ったのは 23 時過ぎ。平日と変わらない就寝時間となった。

 朝はほんの少しだけ眠りが浅くなったが、概ね満足のいく睡眠が取れたと思う。昨日の昼寝も体調回復に役立ったようである。

 会社に着くと、早速大問題が発生していた。ここの所取り組んでいる PC の暗号化ソフトの導入進捗率が非常に悪い為、経営幹部が「どんな手段を用いても 9 月中に 100% 導入完了しろ。」と指示を出してきたのだ。M 課長の指示ぐらいだったら「すいません。出来ませんでした。」で逃げられそうなものだが、ちょっと逃げ道を絶たれはじめてしまった気がする。でも「不味いな。」とは思いつつもその一方で妙に覚めている自分がそこにいた。以前だったらストレスを思いっきり感じていただろうに、あまり表面的には感じていないのである。ルボックスはよく「気分をフラットにする薬だ。」という話を聞くのでそのせいかもしれないし、一方で開き直っている部分もあるのかもしれない。とは言っても適当では済まされない状況なので、色々考えざるを得なくなってしまった。とりあえず、手段の一つとして、M 課長に仕事を振り帰す事にした。M 課長に推進しろ、というのではなく、部課長の連絡会で部課長に意識付けを図ってもらおうと考えた。そこから始めないと、個人技では絶対不可能である。後は、こまめに各部署の担当者をつつくしかないだろうし、最悪はやりたくはないが自分で手を下すしかないかもしれない。うつ病を再発させないコツの一つに「余計なことに首を突っ込まない」というのがあるが、まさにそれになってしまっている。9 月下旬、乗り切れるだろうか。

 その一方で何とか抜け穴を探して負担を軽減しようと思ったが、暗号化ソフトが本社のサーバーと何らかの通信をしている為、申請書を出したのに PC にインストールしていないと、あっさり嘘がばれてしまう。個人的にはとりあえず「 9 月末 100% 導入完了しました。」と宣言しておいて、10 月上旬目処で少しずつつぶしていこうと考えていたのだが、これではごまかしもききやしない。余計なソフトを作りやがって、富○通、と罵りたくなって来た。

 午後は技術の担当者がまた訳分からんことをいってくる。暗号化ソフト導入の推進者はその部門ではその人なのに自分で何も調査しないでこちらに振りっぱなし。「いい加減にしろよ、このタコ。」といいたくなったが、言ってもしょうがないのでこちらで処理する。でも「そんなスタンスだから商品開発が遅れっぱなしなんだよ。」と心の中でつぶやいていた。

 今日は一日中そんなことの繰り返しで初日から疲れた。昨日の昼寝がなかったらやばかったかもしれない。夕方になると本社から申請書の受付が終わったというメールが部門ごとに続々届くからどんどん部門担当者に振っていく。後でフォローが大変そうである。1 部門だけはしっかりと推進しているからいいけど、他は気をつけないと。特に僕がいく予定だった部署。一番ヤバイ。

 そんな状況だけれども、残業規制は解けていないし、今から飛ばしたら体が持たないから定時で会社を後にした。会社を出る途中、山野さんも帰宅するところだったので、途中まで雑談をしながら帰った。何だかんだでストレスがかかっていたから、山野さんとの雑談はほっとする。異性だし。

 夕食は揚げ物のにポテトサラダにしたが、今日は全部がおいしかった。

 

9月6日

 昨晩もネットサーフィンはさらっと流し、うつ病関連の掲示板も書き込みはしなかった。書き込みしようかなと思ったのだが、どうも話の流れが変な方向に行っているので、止めてしまった。その代わりに、中村正三郎さんのブログを見ていて大笑いしていた。

 早めにシャワーを浴びて、早々にベッドに横になると、眠くてしょうがないので、23 時にならないうちに寝てしまった。

 朝は少々眠りが浅くなったようである。起床したとき、久しぶりに若干の抑うつ感を感じた。「会社に行きたくないな。」と。ひげを剃っている間にそれは消えてしまった。

 今朝は雨が降っていたのでバスで通勤をする。時間がかかるから PHS の Web 機能でニュースを色々観ていた。掲示板では結構まじめに今回の選挙について議論しているようで勉強になる。凄いのが、諸外国の今回の衆議院解散、総選挙に対する報道の記事を原文と翻訳文を記載して議論しているところである。しかもその情報源まできちんと書いている。本来掲示板で議論をするならここまでやらないと、と改めて感じた。

 会社に着いてメールを見たら早速不愉快な気分になる。昨日の訳の分からん技術屋がまた余計なことをメールで寄こしてきた。暗号化ソフトを入れたくないというのが見え見えである。頭にきて、多少きつい書き方で「導入をしろ。使う、使わないは勝手だが、それで何らかのトラブルが起きても自分の責任に降りかかるからな。首になっても俺は知らん。」というような意味の返信をした。(実際はもう少しソフトな書き方だけど、本音はこの内容どおり。)

 そのメールを書いただけで疲労感を感じてしまったので、本当だったら他部署の進捗状況を直接顔を出して確認したかったのだが、TEL で済ませてしまった。それでも結構疲れるものである。元気な声で話をしなければならないのだから。

 訳分からん技術屋に対しての返信メールを書いている途中、営業企画の E さんがこそこそと寄ってきてひそひそ話を始めるから何かと思ったら、今年の 1 月を持って大阪の子会社に転籍を前提にした出向をしている連中の一部が転籍を拒否して大阪の子会社の人事と、うちの事業部の人事で揉めていると言うことだった。向こうからすれば、こちらから移管した事業は撤退するから出向してもらっている人はいらない、と言うし、うちの人事からしたら赤字状態でこれ以上人を受け入れられない、というところで揉めているようである。従業員を大切にしない会社ではあるけれど、面白いな、と思ったのは、昨年この話が出たとき、僕が連中に対して「転籍は本人の同意がないと認められない。」と入れ知恵したのをうまく使っているな、というところである。僕自身連中に対してあまりいい感情は抱いてはいないが、会社に有利な状況にすることもないだろうという考えで組合活動を行なっているときにわざと強調して説明していたのである。どうもしっかり覚えていたらしい。

 昼食後は今日も軽く昼寝を取った。昨日も取ったけれど、この業務状況を乗り切ろうとしたら、出来る限り休める時間を見つけて脳を休ませるしかない。

 午後は少し時間が出来たので、職場懇談会様の資料を作成した。ほぼ完成に近づいてきたので、後 1, 2 ページ書けば終わりだろう。もっと書きたいこともあるけれど、PC スキルが高くない人に話するのにはあまりに難しすぎるから程々にすることにした。でも多分今回のは難しくて居眠りする人でるだろうな。

 夕方頃になると眠くなってきた。脳が「もう仕事をするのを止めろ。」と警告を出しているみたいである。「分かっているよ。」と頭の片隅で考えつつ、一旦トイレに逃げ込んで少し脳を休憩させた。そして、また各職場の暗号化ソフトの導入進捗状況を確認した。結果、半分の職場では、僕が積極的に関わらなくてもちゃんと導入してくれそうである。その後それを使うかどうかは知らないし、それは個人のモラルの範疇だと思っているからそれには目をつぶる。とにかく上からの指示は「 100% 導入しろ。」だけだからその先のことは関与しない。大体経営トップなんかまともにこのソフト使いこなせないはずである。どうせ秘書辺りにすべて丸投げで終わり。だからトップが「情報セキュリティ遵守 ! 」なんて喚いても説得力が0である。

 今日も定時帰宅。考えようによっては残業規制のかかった中、体調にも気をつけながら業務を遂行するというのも物の見方を変えるいいチャンスかもしれない。しかしこの業務、復職 2 ヶ月の人にやらせる仕事じゃないよな、と思ってしまう。

 家に着いて 15 分ほどベッドに横になってから夕食を食べた。食事は今日もおいしく食べられる。今日も早めに横になろう。

 

9月7日

 昨晩この日記を書いた後、e メールを確認したら、件の DVD 作成ソフトメーカーの責任者から返信があった。色々言い訳及び嘘をつきまくっていたが、最終的には「特例として」そのメーカーの最新ヴァージョンのソフトを送付するということなので、郵送先を返信してほしい、ということだった。返信文章の嘘の付き放題には大笑いしていたが、とりあえずそ知らぬふりをして、自分の住所を書いて返信をしておいた。

 その嘘の付き方は列挙すればきりがないが、まず、郵送先を連絡してほしい、なんていうのがそもそもおかしい。そのソフトを最初に動かしたときにユーザー登録をしろ、とメッセージが出たので自分の住所、氏名を登録しているのだから僕の連絡先なんて知っていて当然のはずである。次に、海外サイトとの矛盾を指摘したら、「当社は日本の企業であり、海外サイトは関係ない。」なんて書いてあったが、これも嘘。ユーザー登録を行なったら英語の登録完了メールが来たし(今でもメールボックスには保存してある。)、その、メーカーの会社概要を見てみれば、「本社はアメリカのカリフォルニアにある」としっかり書いてある。どちらにしても最終的に最新版を送ってくるのだからそれでどうなるか、楽しみである。

 その後は軽くネットを見て、うつ病関連の掲示板にちょっとだけ書き込み。何か変な流れになっているな、と思ったら、変な流れにしている人自身の本音が垣間見えてきたので(この人もうつ病を患っているから荒らしではない)、忌憚のない意見を述べてみた。その人がどう思うかは分からない。

 ニュースで台風情報をちらちら見ていたが眠くてしょうがないので 22 時半前に就寝。小学生並みの就寝時間だ。いや、最近の小学生は夜更かしがひどいって聞くから幼稚園児並かも。とにかく体の欲求には逆らわない。

 朝は少し眠りが浅くなったようで多少不機嫌だし、眠くて眠くてしょうがない。「頼むからもう少し寝かせてくれ。会社行きたくない。」と思いつつ、無理やりベッドから離れた。

 会社に行くと、各部署から暗号化ソフト導入のスケジュールがメールで入っていたので少しほっとする。それと、訳の分からない技術屋の部署のところも M 課長を利用したお陰でどうも重い腰を上げて動いてくれそうだ。徐々にいい方向に向かっている感触を得てきた。

 それらの情報をまとめて、本社に導入スケジュール案を提出する。ここ 2 日間ストレスになっていたのは「 9 月末 100% 導入完了しろ ! 」という幹部指示よりもそれの裏づけ資料の作成に神経をすり減らしていた部分が多い。そんなに心配だったら直接事業部に来て作業しろよ、と言いたくなる。こんな無駄資料作成のために時間とストレスを抱えるのは本当にたまらない。

 スケジュール案を提出した後は、眠気に襲われていたので、午前中はあまり仕事をしなかった。出来るだけ休息に努めていた。

 昼食後も軽く昼寝を取り、できるだけ脳を休めさせる。午後からは販売検討会と、その議事録作りもあるからまたちょっと頑張らざるを得ない。

 販売検討会の議事録はあまりまじめに取らなかった。M 課長の変なこだわりで「議事録は 3 枚以内にしろ。」とかあったので、適当に聞き流していた。ただ、質疑応答の多い部分については色々チェックを入れてはいたけれど。

 販売検討会が終わったあとは、少し休憩を入れてだらだらと議事録をまとめ始める。もう 3 度目だからさほど負荷にはならなくなってきていた。適当なところで切り上げて、本日も定時で退社する。

 S さんは僕が残業規制延長のために断ったプロジェクトにハマってしまっているので、定時退社日なのに帰社できない。S さん、月曜の午後から体調不良で昨日は休みを取っていたし、今日もあまり具合は良くなかったみたい。考えたら S さんが数ヶ月の休職後、復職した後もちょくちょく体調不良で休みを取っていたけれど、やはり精神系の病気を患うと、自然治癒力が弱くなるとか、体調を崩しやすくなるのだろうか。今でも S さん、薬飲んでいるみたいだけど。

 今週は多分暗号化ソフトの導入についてはこれ以上の動きが取れないから、明日議事録をまとめたら大分ストレスから解消される。金曜はゆとりの時間があるだろう。

 

9月8日

 昨晩久しぶりに佐野元春のファンクラブ会員専用 Web ページを見ていたら、10 月のライブのチケットの販売方法が不公平だということで多くのファンが憤っていた。僕もそう思っている。残念ながら抽選に外れてしまったようなので、観に行くことが出来ない。最近くじ運が悪いからあまり期待していなかったけれど、残念といえば残念である。

 昨日も早めにベッドに横になったけれど、熟睡に入ったのは普段どおり 23 時過ぎ。朝 6 時少し前にトイレで目覚める。なんだか朝、寒さを感じたのか、夏掛けにしっかりとくるまっていたようである。

 気分は平常だけれども、眠いことには変わりない。頭に霞がかかったような感じがしないだけ、いらつきは少ない。

 午前中は議事録をまとめていた。M 課長が気に入るように文章を捏造して、発言内容を肯定的にすべて置き換えるように意識して書いていた。例えば、営業の発言で「 9 月の販売計画は達成は出来ません。」というのがあったとしたら「 9 月の計画達成は困難を極める。」とか、とにかく前向き風に書き換えてみた。

 M 課長から「 R 課長にチェックしてもらえ。」と言われていたので、一応チェックをしてもらうが、さほどの指摘は受けなかった。発言内容を嘘に書き換えているのだから。

 途中、業務関係を担当している K さんから業務に関係するソフトの導入の相談を受けたので、手伝いをする。作業中、K さんもかなり M 課長を嫌っていることが分かった。まああれだけそのときの気分でころころ意見が変わったら普通は嫌がると思う。しかも変に精神論振りかざすし。でもこれが後で僕にも降りかかってきたのだが...。

 今日も昼食後は昼寝を決め込む。20 分程度の昼寝がとても幸せである。

 午後は、特注商品の価格マスターの登録作業に着手する。商品の点数が多い上に、R 課長が変なことやっているから、この確認作業に手間取る。ほとんど午後はこれで終わってしまい、しかも半分ちょっとしか完了できなかった。

 昨日秘書の M さんが僕に「 ISO9000 の担当者ってがちゃんさんになったんですか ? 」と聞いてきたので、「引き次ぎも何もないし、今は受けられないよ。」と話をしていたら、夕方になって社内の監査があるということで、M さん、M 課長に直談判して R 課長に業務をさせるようにしたようである。僕より 2 - 300 万は多く給料もらっているんだから多少は仕事してもらわないと。

 議事録も M 課長のチェックが終わり、ほっとしたら、変な精神論を振りかざしてきて、「残業規制が掛かっているのは知っているが議事録を今日中に関係部署に配信しろ。」と定時間際になって言ってきた。それどころか、変な思い付きをしたらしく、また議事録の修正を掛けさせられる羽目に陥ってしまった。結局今日もまた残業である。何とか 1 時間の残業代をもらう言質を取ったので、気分的には少しいいけど、本気でうつ病の怖さを知らないようだ。労働組合は「メンタルヘルス対策として、労働時間の適正化を図る。」という目標を掲げているけれど、その前に部課長クラスのメンタルヘルス講習をちゃんと行なってくれ、と言いたくなってきた。絶対メンタルヘルス教育は今まで一度もやっていないなと改めて思った。

 疲れた体で帰路に着き、スーパーでおかずを買おうとしたら、屋台で宇都宮餃子の販促をやっていたので試食した後、値段も考えずに買ってしまった。6 個で 630 円と餃子にしてはかなりお高い。その代わりおいしさとその量は十二分に満足できるものであった。正直言って、餃子とキャベツの千切りを食べたら満腹になってしまったくらいである。ちょっとした贅沢と言うところか。

 

9月9日

 昨晩は餃子が胃にもたれた。6 個でも多かったかな、と思ったがよく考えたら試食で 1 個食べているから 7 個食べている勘定に。胃薬を飲んで胃もたれ解消。何をやっているんだか。

 昨日もさくっとネットを見ただけなので、残業した割には早々にシャワーを浴びてベッドに横になれた。しかし、エアコンを切るとなんか暑いし、つけると足が冷えて眠れない。結局 1 時間タイマーをつけて、夏掛けをかぶって寝ることにした。寝つきは多少悪かったけれど、酷くはない。

朝は眠りが浅くなっていたようだし、久しぶりに夢も見た。泥棒に入られた夢なのだが、通帳とか、印鑑は取られていないというところで不気味である。

 朝は金曜日ということもあってかまあまあだった。今日一日何とかしのげれば2日間の休みが取れる、そんな気持ちがあるのだろう。

 会社では、創業者の歴史展を開催していて、全員見に行け、という。しかも見たか見ないかをチェックするために IC カード型の社員証で確認をするという。面倒臭いが朝一番で周囲の人と顔だけ出し、とっとと事務所に戻る。しかし、本社の人間って本当ろくなこと考えないな、と思ってしまう。現場を知らないから現場を見下す態度で物事を進めてくる。

 M 課長は今日もご機嫌斜め。K さんに資料の要求を 2 - 3 分置きに行なっていた。ちょっと異常。組織責任者には向いていない人だなと思ってしまう。

 自分の席に戻ってからは、特注品の価格マスターの作成を午後の 14 時半まで続けた。間違いのないようにチェックしながら、また、他の人にいろいろヒントを貰いながら、間違いのないよう作成をした。また R 課長が余計なことを行なっているのが発覚したが気にしない。この人、自分を守ろうとするあまり余計な仕事を作ったものの、それが自分の首を絞めてしまったようである。

 今日も昼食後は昼寝を決め込むが、あまり長時間の睡眠にはならなかった。

 価格マスターの登録が終わり、「疲れたー ! 」と思っていたら、事業部長から e メールが入ってきて、暗号化ソフトのインストールがうまくいかないという。元々技術出身の方なので PC に詳しいはずだから操作ミスも考えられず、情報部門に問い合わせに行った。すると、何件か同様のトラブルが発生していて本社のインストール方法の仕組みの変更を依頼しているという話だった。「 9 月末に 100% の導入を完了しろ。」なんて言うぐらいなら、セットアップ方法ぐらいしっかりしろと言いたくなったが、ふと、これを言い訳に使えば 9 月末に完全導入をしなくてもいい事に気がついた。多分本社のことだから早々とミスを認めず、直そうとしないだろうから思わずにんまりしていた。

 その後は自分の PC に暗号化ソフトの導入をすべく、PC のメンテナンスをして定時まで過ごした。今週はよく乗り切れた方かな、という気がしてきた。

 定時を過ぎたので今日は早々に帰宅し、家に着いてから「 Z ガンダム」を見た後に夕食を取った。「 Z ガンダム」も後 2 回で最終回だが、やはり子供とか、オタク向けの作品ではないような気がしてきた。あまりに冷たい現実が作品の根底に流れている。ラスト 2 話はもっとひどい展開になるので、きちんと観たい。

 

9月10日

 昨晩も早めに PC から離れ、ベッドに横になりながらニュースを見る。珍しいことに普段なら特集をしない選挙と同時に実施される最高裁判所裁判官の信認のことを取り上げていた。ネットでこの辺のことは知っていたので、今回はまじめに調べて駄目な裁判官には烙印を押そうと思っていたのだが、TV がこんなことを取り上げるとは思わなかった。ネットの力に負けて特集を組んでいるようにも見受けられる。既に新聞の閲覧時間よりもインターネットの閲覧時間が多くなっているという調査結果もでているし(但し新聞はそのことを一切取り上げていない)、既存のマスコミが果たす役割は終わりつつあるようにも感じる。

 昨晩も 23 時に就寝した。夜中何時だか分からないけれどトイレで一度起きて、朝はまた多少眠りが浅くなる。気付くと今日も夏掛けをしっかりかぶっていた。7 時半に起きたときに室温を見ても 27 度ぐらいあったからそんな寒いというとも思わないのだが、何でだろう。低体温症なのかなと思って体温計で測ってみてもそうではない様子。よく分からん。

 睡眠時間は普段と大して変わらないけれど休みということで気分的にとても楽。いかに会社に行くこと自体がストレスになっているかがよく分かる。

 朝食を食べ、洗濯をしてから PC に向かう。例の DVD の掲示板はどうしようかなと思ったが一応覗くと、また別のやつが叩いてくる。本当面白い。誰一人としてまじめに議論しようとしていないで揚げ足だけ取って 2 度と書き込まない。これで最後と思って全部論理的な記述で自分の意見が正しいということを書き込んでみた。この先どうなるかは知らないし、まあまた揚げ足だけ取るやつらばかりだろうけど、自分の中では、決着がついた気持ちである。これまでだと人に強圧的に言われると、反論できなくなってしまっていたが、今回はタイムラグや、途中精神的にもダメージを受けながらも最後は自分の意見を主張だけはしたのだから少し進歩できたように思う。でも、これ以上は御免である。そろそろ本業の趣味である映画鑑賞のほうに戻らないと取引のある業者さんから忠告を受けそうだし。

 掲示板に書き込みが終わり、部屋の掃除を終えた後、久しぶりに自転車に乗ってみたくなった。少し暑さも和らいできたのと、一日中部屋にこもりっきりなのも息が詰まってきたので、軽く多摩川沿いを一周してみた。確かに気分がいい。約 1 時間弱という軽めの運動だったのがよかったのだろう。考えたら今年の 2 月以降自転車に乗っていなかった。

 昼食も外食にした。チャーハンが食べたかったので、中華料理屋で昼食を取る。運動したせいか喉が乾いてビールが飲みたい気分になったが昼なので止めておいた。昼に飲むと結構疲れるから。

 その後は本屋で少々立ち読みをして、スーパーで夕食のおかずを買って家に戻った。ようやく、DVD 作成ソフトも届いたが、普通郵便で CD-R で焼かれたものだった。パッケージも何もなし。CD-R も台湾製の安物。あっという間にデータが読み取れなくなる代物を使っている。凄い会社だな、と思いつつ、まずは洗濯物の片づけをし、午後のコーヒーを飲んだ。

 続いて先に「スタートレック・エンタープライズ」を観てしまった。PC の方に掛かりっきりになると時間をロスする可能性が高いからである。今日のエピソードもまあまあ面白かった。特殊な宇宙空間内で幻覚に襲われる主人公がぎりぎりで踏みとどまって事態を解決するという内容で、変な共感を覚えた。

 その後メーカーから届いた DVD ソフトをインストールしてみた。メーカーのサポートセンターは「お客様の PC の問題が高いから Windows を再インストールすることをお薦めする。」などと書いてあったが一切無視。そんなことやったら現状復帰まで丸 2 日間は掛かるし、DVD 作成ソフトのほうに問題があるというのが僕の考えだからである。実際のところはメーカーから送ってきたソフトをインストールしてテストしたら、全く不具合は出なくなった。但し動作がとても重く、ヘタをすると他の作業が全くできないときもあるようだが、これで元から入っていたソフトそのものが問題だということが切り分け出来たので一安心である。後は適当にメーカーに返信するだけでいいだろう。

 夕食には生秋刀魚を焼いて、トマトと一緒に食べた。そろそろ秋刀魚のおいしい時期かな、と思う。今は北海道産だけれども段々南下していくのだろう。もっとおいしくなる。

 

9月11日

 昨晩も PC から早めに離れ、ベッドに横になる。一応最高裁判官の判決内容はざっと目を通してみたが、判断が難しい。しかし、何らかの意志表示をしないといけないなとは思っていた。

 寝付きはよかったが、朝は 2, 3 度眠りが浅くなり、時間感覚が狂った上に 6 時に起床。トイレに行ったら、痰が出て寝られなくなった。実はまだ夏風邪がきちんと治っていない。大分症状が軽くなってきたが時々咳が止まらなくなるときがある。時間が掛かりすぎである。

 朝食を取ると今日も眠気が襲ってくる。夏バテ気味なのか、ルボックスの副作用が強く出てきてしまっているのか、仕事のストレスが疲れを呼んでいるのか。とりあえずプライベート上のトラブルは解決方向なのでそちらのストレスはなくなってきているから徐々にいい方向に向かっていると思いたい。

 朝はもう少しだけ DVD 作成ソフトの検証をしてみたが、特に問題はない模様。やはり元々 PC に付いていたソフトに不具合があったのを隠していた可能性は大きい。他のユーザーがどうなのかは知らないけれど、僕みたいに変にこだわった作りをしようとしない限りは不具合を気付かない可能性も大きい。真相は闇の中だけれども。

 食料の買物に行く前にはちゃんと選挙に行った。前々から書いているように「自民党には投票しない。」と宣言していたので、「民主党」に投票した。とにかく「自民党」が与党から転落すれば僕としては OK なので、消去法でいけば、「民主党」が一番確率が高くなる、という理論である。他党ではパワーがないから 1 票が無駄になる。ついでに最高裁判官の信認も全員「バツ」にしてみた。全員の判決を読みきれなかったが、ここの所どうも裁判が原告不利の様相が多いような気がしたので、あえて否認にしてみた。

 買物で夕食は何にしようかなと思ったがマグロの剥き身がおいしそうだったのでそれにする。昼は冷麺が残っていたので具としてキュウリだけ買った。

 昼食は冷麺を茹で、キュウリを千切りにし、僕にしては珍しく味付け無しの玉子焼きを作って冷麺の具にして食べた。玉子焼きを作るのって結構難しいけれど、今回はまあまあかなという気はする。

 映画 DVD を観たい意欲はあるのだが、やはり朝に感じた眠気には勝てず、今日も昼寝をしてしまった。もっとも 30 代になった辺りからしばしばあったことで、今回の病気の後遺症とも思えない。30 歳を過ぎた辺りから、会社での業務のストレスが高くなり、週末は疲れてしまって映画を観る気力がないことが度々あったからである。それが今の買ったはいいが観ていない DVD がたまっている理由のひとつでもある。特に輸入盤 DVD は英語音声に英語字幕だから観る時は真剣勝負である。体調、精神状態、どちらかがちょっとでも狂ったらもう駄目である。観たとしても作品を深く観ることは出来ない。結果として心に残らないものになってしまう。今日もそんな感じだったので諦めて睡眠をとることにした。

 起きた時は先週と違って頭もすっきりしていたが、今度はお腹の調子が悪い。週末になるとトイレに行く頻度が高くなるのは、会社員になった頃からだから腸が過敏反応しやすい体質だったのだと思う。で、今日もその通りになっている。

 昼寝から起きた後は何か映像は観たいな、と思ったので、先週観た佐野元春のライブ DVD の続きを観ることにした。2 枚組みディスクの 1 枚目を先週観たから、今日は 2 枚目である。今日のは 1 時間半だったが、先週よりは昼寝の後の頭のすっきりさが際立っているので最初から楽しむことが出来た。映画の DVD はもう 1 ヶ月も観ていないけれど、来週、再来週は 3 連休があるからどこかで観ることは出来るだろう。映画を観ること自体への意欲は全く失っていないのだから。

 DVD を観ていると突然の豪雨である。調子が悪いのもこの辺の関連もあるかもな、と一瞬だけ頭をかすめた。どこかの精神科医が自身のホームページで書き込んでいたらしいのだが、気圧の変化が体調にも影響するらしい。これは健常者でも同様である。でも健常者の場合はその影響が無視できる程度らしいけれど、どこか病気を抱えている人はもろに影響が出てくるということだった。そのせいも多少はあるかもしれない。まあ本当の理由は良く分からない。人間の内臓の中でもっとも複雑な機能を有している脳みそのことなんか一般人には理解できない。研究者ですら理解できないのだから。

 佐野元春のライブ DVD を観てご機嫌になった後は、ちょっと PC をいじり、DVD 作成ソフトのメーカーに(一応)御礼のメールを返信し、それから夕食の支度をした。

 夕食はビールを飲みながらマグロの剥き身をつまみ、残りは炊き立ての御飯に乗せて食べた。思ったとおり、とてもおいしい。自分の思い描いていた通りの味になると嬉しくなってしまう。

 

9月12日

 昨晩はネットを見ながらちらちらと選挙速報を見ていたが、自民党有利の様相なので、22 時半には寝てしまった。昼寝までしているのにすぐに眠れたのは驚き。朝は 2 度ほど意識が戻ったようだが、目覚ましラジオが鳴るまではちゃんと寝ていた模様である。よく寝ている。元々長時間睡眠型の体質とはいうものの、少し寝すぎの気がする。

 選挙結果が気になったので、身支度をしながら PC でざっとチェックすると、自民党大勝利。目を疑った。神奈川県は 1 区だけ無所属の人が当選したようだが、他の区はすべて自民党。ここまで当選が偏るとは思わなかった。本当に大丈夫か、日本、と思ってしまうが、民主主義である以上、受け入れざるを得ない。本当に小泉改革がうまくいくことを祈るばかりである。でも、「靖国神社に 8 月 15 日に参拝する」という簡単な公約すら出来なかった人が改革なんて出来るのか疑問だけは残るけど。

 事実は受け止めた上でいつものように会社へ出勤をする。昨日の雷雨のせいか朝はさわやかだった。なんだか不思議な気分を味わった。

 会社では、E さんがこそこそとやってきて、「日本人って馬鹿じゃないの。」と話しかけてきた。彼女は特に政党のマニフェストとかをよく読んだわけでもないのだろうが、感性として小泉首相が信用できないと思っているようである。考えたら僕も彼を信用していないのだけれども、その理由が社会人になってからの彼のような、「私がやります。」と積極的発言をしながら実際は部下に仕事を押し付け、成果が出たら自分の手柄、失敗したら部下のせい、というのを散々見てきたし、自分も何度もその状態に置かれたこともそう感じていたのかもしれない。

 惨敗した民主党は、選挙前に公約した通り岡田代表は辞意を表明していた。これは納得できる。

 会社の仕事の話に戻ると、午前中は PC の HDD の暗号化ソフトの導入で終わっていた。HDD の暗号化の途中は一応ドキュメントの作成ぐらいはできるのだが、あまり余計なことをやってトラブルを招きたくないので、積極的には仕事をしなかった。

 M 課長からは金曜日の特注品製造会議に出席してその議事録を取るように、という指示を受けた。何かまた余計なことに首を突っ込みそうないやな予感はするが、とりあえず承諾しておく。

 今日も特注品の価格マスターの登録作業が数件あったので作業を行う。今日も作業中に色々疑問が浮かんでくるので、作業終了後、気になった点をメモしておいた。やはり無駄な作業を行なっている気がしてならない。途中畠山さんと電話をしてみたが彼女も困っているのはよく分かる。しかし今それにまじめに取り組んでは不味い。間違いなく主治医の言う「 3 ヶ月は 80% の力で仕事をしてください。」を越して 120% に行ってしまう。度々「何もしなかった。」という記述をしているが、自分の性格からしてすぐ 100% 以上の力で仕事をしてしまうのが目に見えているから意識的に仕事をしないようにしているのである。それでも多分主治医の言う 80% 程度になっているのだと思う。

 夕方は復職 2 ヶ月目の面談があったので健康管理室に向かい、産業医と色々話をする。産業医は「もう少し様子を見ましょう。」と結論付けて、次の面談は 12 月になった。これって残業してもいいのかな ? それともまだ控えなさいと言っているのかな ? と思ったが、勝手に後者の方を選択した。前述の主治医のアドバイスに従えばそちらの方が妥当に思えた。まあ残業は、する必要があるときはする、なければ定時で帰る、でいいと思う。

 この話は M 課長には報告しなかった。これまでの彼の思想からしたら、ちょっとリスクが大きいし、本来ならば僕が彼に言う事でもない。産業医と人事と M 課長で調整すべきことだと思ったからである。でもこういうことを平気でやるから評価が低くなってしまうのだろう。

 ということで本日も勝手に定時に退社した。もちろん「お疲れ様でした。」と挨拶だけはした。こそこそと帰らず、堂々と会社を後にした。

 最近考えるのだけれども、このうつ病日記のトップの文章、書き換えないといけないかな、と思っている。H 部長がうつ病を発病させる止めを刺したのは間違いないけれど、それ以外にも色々なストレスが掛かりすぎていたのではないか、自分に嘘をついて生きてきたのではないか、そんな気はする。だからもしかしたら H 部長や F 課長の存在がなくてもどこかで精神が破綻していた可能性も否定できない。でも、去年止めを刺された最終的な原因は今でも彼だとは思っている。今は恨みも何もないけれど、事実としては認識をしておこうと思う。

 

9月13日

 昨晩ネットを見ていて、中村正三郎さんの Web ページに何が書かれているか気になっていた。自民党圧勝を受けて、彼の文章は暴走していた。彼の脳内歴史では 2010 年に中国及び統一朝鮮と戦争になるから早く憲法改正しないといけないとか、すさまじかった。でも最後にポツリと、「戦前の日本もこうだったんだろうかね。」と書き込まれていて、納得してしまった。

 自民党圧勝を受けて一時期は円高に進んだようだけれども、昨日の終値は自分が外貨貯金をしたときと対して変わらず。利率が目当てでやっている部分も大きいのであまり一喜一憂はしないようにしている。

 寝る前には軽く読書をした。昨日は「サラリーマン残酷物語」。これも何回も読んでいるけれど、「うつからの社会復帰ガイド」と同じことが書いてあるのである。会社のための自分になってはいけない。自分の自己実現のために会社があるんだ、と。絶えずこの辺りの本を読み返すことによって自分の意識をぶれさせないように気をつけている。

 寝付きはよく、朝は 2 度ほど意識が戻りかけたが、今日もラジオの音で目覚めた。気分は至って普通である。

 通勤中に PHS で Web を見ていたが、某巨大掲示板から生まれたキャラクターにそっくりのキャラクターを某レコード会社(プロフィールで僕が大嫌いと公言している会社)がぱくってしかも著作権を登録してしまっているらしく、揉めているらしい。某掲示板の住人たちはそのレコード会社を非難しているのだが、そのレコード会社は関連会社を使って文句を言う人たちにものすごい圧力をかけているらしく、その問題を取り上げているサイトが次々に閉鎖させられているらしい。ここ数週間の DVD 作成ソフトのトラブルでのメーカーとのやり取りを通じても感じたことだが、最近とみに企業が横暴さを増しているような気がする。先日の「ローレライ」の画質に関しても件の掲示板だけでなく、インターネット書店の最大手アマゾンに書き込みをして、そちらは掲載されているのだが、それを引用している通販サイトの記述が次々と消されているのである。興味のある方は Google で「ローレライ 画質」と入力して、出てきた検索結果と、Google のキャッシュ(ヒットしたページの右下に小さく「キャッシュ」と書かれているところをクリック)を比較してみると面白いと思う。キャッシュには僕が指摘した内容が残っているのに、現在のサイトではすべて消されている。何らかの圧力がメーカーから掛かったかな、と勝手に被害妄想モードに入る。それはそれで面白い気もするけれど。これで僕の Web ページからの連絡先に警告メールが送付されてきたら笑うところである。そんなに目立つサイトじゃないから来ないと思うけれど。

 会社では、午前中は暗号化ソフト導入の相談や文句に追われ結構疲れた。訳の分からないことを言っていた部署の担当者は今は積極的に推進してくれていてそれで相談を色々投げかけてくるからいいけど、3 月にいた部署の担当者は何だかんだ言って導入を拒んでくる。その理由も凄くて、PC の HDD の構成を RAID (複数の HDD を同期させて、データを分散記録することで、1 個の HDD が壊れてもデータの復旧が出来る方式)にしているから入れられない、というのである。この人、元々本社の研究所にいたらしいが、本当、余計なことをする。普通の社内業務でなんで RAID 構成なんかするんだよ、と突っ込み入れたくなってしまった。お陰で午前中はへとへとである。

 午後はその分楽をして、また色々調べ物をする。今日も価格マスターの仕組みをこそこそ調べたりしていた。考えたら昨日辺りから眠気が弱まっているし、今日はあまりトイレにも行かなかったような気がする。少しは耐ストレスがついて復調してきたか。

 後半は既に 10 月の職場懇談会用にスパイウェアのことを調べ始めた。今はウイルスよりこちらの方が危険だと思っているので、いい勉強になる。他職場では職場懇談会を行なわず、でっち上げの報告者を提出しているみたいだが、僕としては、自分の知識の確認や、それを人に伝える、という訓練にもなるから悪いことでもないかなとは思っているのだが。でも職場の思いとしては「面倒臭い」だろう。僕も半分くらいそう思っているから。

 今日も定時で帰宅をする。特に M 課長に言わなかったこともあってか、本人も残業規制が掛かったままと思っている様子。まあ、その方が助かる。

 夕食のキャベツのぶつ切りにオリーブ油と塩をかけた食べ方はあっさりしていてなかなかいける。濃いドレッシングよりおいしいかも。

 

9月14日

 昨晩も中村正三郎さんのページを見ていたら、スティーブ・ジョブス氏のスタンフォード大学卒業祝賀スピーチへのリンクが張られていた。スティーブ・ジョブス氏はアップル・コンピューター社の創設者なのだけれども、途中で経営幹部の裏切りにあって首となり、その後、「トイ・ストーリー」や「モンスターズ・インク」、「ミスター・インクレディブル」などの良作の CG アニメを制作しているピクサー社の経営責任者をしている人である。文章が少々長いのだけれども、とてもいいスピーチをしていたので、感動してしまった。人が成長するってこういうことか、と感じてしまった。

 昨晩は 23 時に就寝し、いつものように早朝 2 度ほど意識が戻りかける。困ったことに腰の痛みが強くなってしまっていたので不愉快感は強かった。でも、熟睡度だけは高いようである。

 会社では今日も特注品の価格マスターの登録作業を行う。ここのところ毎日価格マスターをいじっている気がする。で作業をすればするほど、色々変なところが見つかってくる。しょっちゅう同じことを書いているけれど、今は、作業をしながら何がおかしいのかをずっと探っているのが実態である。どう改善するかを考えているのではなくて、おかしなところを洗い出ししようとしているところであり、それがどんどん見つかってきていて収拾が付かなくなりつつあるのが現実である。記憶だけじゃ覚え切れないので、とにかく気付いた点はメモ帳に書き込んでおく。R 課長にそ知らぬ顔をして質問をしたりしながら、裏で別の人に聞いたりして、色々変なところを少しずつ洗い出しつつあるところである。

 その作業をしつつ、価格マスターの登録に必要な書類の修正を掛けてみた。Excel で出来ているので、同じ内容を入力したり、価格の計算をさせるところは全部計算式を入れてしまった。そうすれば作業ミスなど大幅に減る。R 課長が価格入力のミスを連発したのは Excel で入力表を作っておきながら全部手作業で計算をして入力するように作ってあるからなので、単なる馬鹿としか言いようがない。そこを出来る限り関数まで使って自動演算させるように変えてしまった。これで、大量のマスター入力作業がきてもミスを起こさずにすむ。

 M 課長が呼ぶので、そばに行くと来週末の連休に部内でバーベキュー大会をやるという話があったが、何のためらいもなく、「家の予定がありますから。」と断ってしまった。どうも入社時から会社の家族的雰囲気が肌に合わないところがあって、休日まで会社の連中と顔を突き合せたくない、という気持ちの方が大きい。どうも僕は日本人的思想の持ち主ではないようである。どちらかといえば欧米諸国の合理主義のほうが肌に会う気がする。

 昼食後はまた眠気が来たので昼寝を決め込んだ。うつで落ち込んでいるわけでもないからなんだろうな、と思う。あまり気にはしていないが週末の通院には主治医に伝えておこうと思う。多分「夏の疲れが出ているのかもしれませんね。」と言われそうな気もするけど。

 水曜の午後一番は部内のゴミ掃除だったのでごミ捨てを行なっていたら、M 課長が途中から僕の作業を引き継いでしまった。どうも昼寝をしている姿を見て、勝手に体調があまりよくないと思ったようである。まあその方が少しは配慮してくれそうだからラッキーかな、とは思う。

 午後も午前中の作業を続けつつ、部門内で HDD の暗号化ソフトの導入が少しずつ始まってきたので、質問には応対していた。後、価格マスターの入力項目の不審な点の調査で海外営業にいる N おじさんのところに話を聞きにいき、また少し疑問が解消されてきた。N おじさんには「次からはその入力項目に関する資料は僕に渡してください。」とお願いして少しだけ変なところを修正をかけることにした。今まではその資料は R 課長に渡していたのだけれども、彼がちゃんと仕事をしないから今年の 4 月以降データの一部が入っていないのである。で、そこは直さないとな、というのが僕の考え。大した業務負担になるわけではないから、話を担当者通しで済ませてしまった。

 今日は結構いろいろ考えて仕事をしたせいか、夕方になったら頭痛がしてきた。脳がオーバーヒート気味。労働時間じゃなくて、労働の質が高かったな、と思ってしまう。なので今日も定時退社。

 夕食を食べると少しほっとする。疲れが取れる気がする。不思議なことだけれども。

 

9月15日

 昨晩 TV のニュースを見ていたら、「ニート」の特集をやっていた。何で「ニート」になるのかは原因はよく分からないけれど、単なる心の持ちようというわけでもないようで難しいな、と思ってしまった。ある面うつ病みたいに動けないというところはあるし、将来に希望が持てないというところも同じ。でも「ニート」に対する特効薬なんてものはなく、レポーターとかの意見を聞いても「何かその考え違うんじゃないの?」という気がする。そのレポーターは「日本が豊か過ぎてしまったからでは ? 」みたいなことも言っていたけれど、年配の人の意見だからよくは分からないけれど「そうじゃないよ。」と思ってしまった。どちらにしても「ニート」は増加傾向にあり(うつ病患者と同じく)、日本の労働生産性を大きく引き下げているみたいである。年寄りの意見ではなく、近い世代たちの意見が聞いてみたいな、と思った。

 昨晩も熟睡していたが、腰はやはり痛む。何で寝ているときに痛みがひどく気なるんだよ、と思ってしまう。朝起きたら、それに加えて右腕に痺れを感じていた。何だ、これ ?

 今日は何か仕事のエアポケットにはまってしまい、急ぎの仕事がなかったから、いつものようにネットで自己学習をする。途中、本社の情報セキュリティ部門の責任者から電話があって「暗号化ソフトの進捗状況はどうですか ? 」とおとなしめに問い合わせてきたから、「多くの職場が 16 日までに導入予定と報告してきているから、来週初めに進捗状況を確認予定です。」と回答していたら、後でまた進捗状況確認表を提出しろ、というメールが来た。全く手間のかかる仕事だ。まあ少しずつだけれども導入は進んでいるようなので最近あまり心配はしていないのだけれども、一部門を除いては。

 今日も眠いから昼寝をしようかなと思ったら、商品企画の課長がその暗号化ソフト導入の質問をしてきたので昼寝が取れなくなってしまった。その代わり導入一人完了したから我慢しよう。

 午後は本気で眠かった。気が抜けているからだけれども、夕方は職場懇談会はあるし、その後課の夕食会もあるから、エネルギーはあまり使わないほうがいいなと思っていた。

 夕方は職場懇談会ということで、ずっと前に作成していた「コンピュータウイルス」についての勉強会を実施した。PC に詳しくない人ばかりだからウイルスの進化の過程と、感染しないようにするポイントだけ覚えてもらえばいいと思いつつ、1 時間ほどしゃべっていた。

 途中、技術から TEL が入り、暗号化ソフトのインストールでトラブルが発生している、というので職場懇談会後顔を出してみる。大したトラブルではなくて、5 分とかからず解決してしまったけれど、その技術者の PC を見たらもはやマイクロソフト社がサポートを打ち切った Windows98 を使っているし、ウイルス対策ソフトも本社指示のものを使っていない。とりあえず見なかったことにする。

 夕食会ということで居酒屋ではなくファミリーレストランで食事中心の飲み会になった。M 課長 4 月から飲み会をやりたいと言っていたらしいけれど、6 ヶ月経ってようやく実現、というより本心では誰もやりたくなかったのだろうと思う。ST さんは体調不良ということで欠席。

 夕食会は S さんが斜に構えた風で M 課長をからかい続けていたので面白かった。途中、M 課長はまたいつものようにお説教ぽいアドバイスをしてきたけれど、慣れてきたので聞き流していた。

 M 課長の近所の話で M 課長のスタンスがよく分かったことがあって、隣人の奥さんが、精神的に不安定で時々深夜に怒鳴り散らすという行為をしているそうである。精神安定剤も飲んでいるということだから精神系の病気なのだろう。で、M 課長はその人のことについて「精神病院に入れちゃえばいいのに。」と言っていた。やっぱり分かっていないな、というのが実感できた。病院に入れたとしても治るかどうか分からないと思うけど。それよりもきちんとした治療を受けているのかな、とちょっと気になる。

 S さんの話は段々暴走し始め、「社内には幽霊がいる」とまで言い出し始めた。本人曰く、精神状態が不安定になると見え出してくる、ということを言っていたので、普段見えない何かが霊という形で見えているのかもしれない。僕もよくデジャ・ヴ現象を体験するから、理系の人間といいながらも一部では理系で解決できない現象も受け入れたりしている。もっともそれは、現代の技術では計測できないものなのだという考え方もあるけれど。で S さん曰く、ST さんには最初生霊だったのが途中で死んで死霊になったものが憑いている、とか、M 課長にも一時期憑いていた、とか言っていた。なかなか面白い。こういうのをばかばかしいと一蹴せず理系的に解明できるともっと面白そうだと思うのだが。そういえば 90 年代初め、ソニーが本気でその手の研究をしていたっけ。途中でやめなければよかったのに。

 帰り際、その霊の話で S さん、「ここ 2 日ほど R 課長にも黒いものが何か見える」とボソッと話して来た。僕は霊は見えないが、彼のここ 2 - 3 週間の行動が前とは違っているから、不思議には思わなかった。

 ということで復職後初めて軽くではあるが業務後の飲み会に出席できた。明日疲れが変に残っていなければ、また少し回復したことになるのだろう。

 

9月16日

 昨晩日記を書いて、インターネットをちょっとだけ見て、疲れたので 23 時過ぎにはベッドに横になると、早々に熟睡に入り、朝の目覚ましラジオが鳴るまで全く起きることがなかった。でも、疲れが残っている。とても眠い。やはりまだ少し飲み会参加は早かったかな。

 それでも落ち込みはないから会社には行く。これも一種の徐々に負荷をかけているようなものである。朝一番は眠くて大したことはしていなかったが、午前中のある商売の受注検討会になると、集中力が増すから眠気は感じなくなる。その代わり小便に行きたくなってしまっていたのには困ったが。会議前にトイレにちゃんと行っているのに。

 会議は、とある顧客に新製品を売ることには成功しつつある状態なのだが、その新製品の開発ができていなくて、最初は特注品で納入をしながら徐々に標準品に置き換えていくという内容の打ち合わせだった。しかしそんな手段でうまくいくのかな、と思った。確かにこの商売がうまくいくとものすごい販売額になって収益が大幅改善するのだけれども、その商品が IP ネットワークをフィーチャーした商品なのである。これまでも標準品でこの手の商品を発売してきて、市場クレームを出しまくり、販売ががた落ちしているのに、大丈夫かな、と思ってしまう。

 そういえば、昨日の飲み会で M 課長は、「今は底だから、これからは上がっていくんだ。」などと言っていたけれど、甘い、と思う。実際つぶれた事業部にいた身からしたら、今の事業部の状態は底には達していない。もっと深い底が目の前にあると思う。

 1 時間半近い会議が終わるとちょっと疲れるが、M 課長のことだから「議事録は早急に作れ。」と言うに決まっているので、トイレだけ行った後、早速議事録をまとめはじめた。

 昼食は今日もおいしく食べられたが、眠気は増したので昼寝を取って午後の作業に備えた。職場の人間はよく「食堂の食事は不味い。」と言うけれど、値段からしたらこんな程度だと思う。あまり欲を張ってもいけないと思う。僕は空腹感を感じているのならば、よほどひどい味じゃない限りそれなりに食事は楽しんでいる。会社の食堂でも同じである。

 午後も議事録をまとめつつ、ちょこちょこ各部署からの暗号化ソフトの問い合わせに対応したりしていた。一部の職場では PC が壊れて修理中だから 9 月末の導入完了は出来ないと言ってきたり、他の部署ではインストールするソフトを間違えたり。何かぐちゃぐちゃである。まあ、10 月に入って落ち着いてから整理しようと思う。とりあえず出来る部分だけ行なって、出来ないところは正当な理由をつけて導入完了の報告に持って行く予定である。

 午後の議事録作成は 2 時間かかった。集中力が高く、トイレにも行かなかったし、飲み物もあまり飲まなかった。完成した後に M 課長にチェックをしてもらうためにメール送信をする。

 M 課長は、癖のある人だから、誤字、脱字のチェックではなく、自分のそのときの気分で議事録の修正をかけているみたいである。で、僕の書いた議事録を自分で半分ぐらい書き換えていたようなのだが、途中でファイルを破損して修復できなくなり、僕に M 課長の PC 上で修復作業を命じてくる。面倒くさいし、他人の PC ほど使い勝手の悪いものはない。挙句の果てに、僕のキーボードの叩き方(僕はキーボードを結構強く叩く傾向がある)に非難の声を上げるから「キーボードがこれで壊れたら、ちゃんと使ってもらえたことですから、本望だと思いますよ。」とやり返してやった。で、S さんが横から茶々を入れて「埃をかぶっているよりいいよね。」と言って来た。その通り。

 議事録の作業が終了した後は疲れがどっと出たので、今日も定時退社する。眠くてしょうがない。

 帰りに PHS で Web を見ていたら、文春新書刊の「拒否できない日本」という本がなぜかインターネット書店の最大手アマゾンでだけ購入出来ない、という情報を目にした。他のインターネット書店や本屋では買えるということなので在庫切れということでもないらしい。内容が郵政民営化法案が 1995 年にアメリカから日本に対する改善要求書として出されているとか、いろいろな裏事情が書かれているので何らかの陰謀が働いているのでは、という憶測も流れている模様。で、帰宅途中小さな本屋に寄ったら確かに在庫はあったので買ってみた。ちょっと読んでみようと思う。読み終わったらまた日記に何か書くかも。

 家に帰ってきても疲れは取れないので「 Z ガンダム」は VHS に録画しておいて後で観ることにした。ベッドでしばらく横になってから夕食を取る。もちろん食事はおいしかったのは言うまでもない。

 来週の週明けは暗号化ソフト導入の進捗状況調査などでハードな状態になりそうだから、この 3 連休はきちんとした睡眠と、ストレスの解消に図りたいな、と思う次第である。

 

9月17日

 昨晩は当然眠くてしょうがなかったので、ベッドに入ったらすぐに熟睡状態。このまま朝まで一度も目覚めなければよかったのだが、朝の 4 時ぐらいにトイレで目覚めてしまった。で、再度寝ようと思ったら、やけに涼しい。夏掛けをかぶっても何となく寒い感じである。その後は今一のような感じもするけれど、8 時過ぎまではあまり意識も戻らなかったようであるのであまり不満感はない。

 ベッドから離れて、部屋の窓を開けると心地いいというより本当に涼しい。急に秋になった感じである。考えたら昨晩はついにエアコンを使わなかったし、夏は終わったようである。

 いつものように食事を取って洗濯をした後に証券会社に電話をする。自社の持ち株制度で貯蓄している分を一度引き出して自分名義に書き換えて証券会社の口座に預けようと考えているのだが、これも色々調べてみると、証券会社に特定口座というのを作らないと株の売買を行なったときの利益に関する確定申告が面倒になるということなので、その問い合わせをしてみた。自分の口座は特定口座になっていないということなので特定口座を作成をする資料の送付を依頼した。

 自社の持ち株制度をで貯蓄した株を自分名義にしたいというのは、一つは株主総会に出てみたいというのと、やはり将来的なことを考えると会社に預けっぱなしは危ないな、という思いからである。動けるようになったら色々試してみることは大切である。

 株の売買はちょっと延期している。本当は明治製菓の株を買おうかと思っていた。お菓子メーカーではあるが、製薬部門も持っていて僕が服用している坑うつ剤ルボックスを製造、販売しているので、将来的に期待できると思っていたのだが(つまりうつ病患者が増大するという点で)、その分の貯金を米ドルの外貨預金に回してしまったのでちょっと様子見といったところである。

 部屋の掃除を行った後は、「 Z ガンダム」と「スタートレック・エンタープライズ」を立て続けに鑑賞する。何となく眠気はあったが、両方ともきちんと鑑賞はした。「 Z ガンダム」は主要登場人物が次々に死んでいき、主人公の精神状態が不安定になっていく話である。でも今観ると、理不尽な世界に翻弄される主人公という印象が強い。「エンタープライズ」は相変わらず船長暴走モードなのだが、今日のは捻ってあって理不尽な船長の指示に部下たちが反逆を企てるというものだった。上の言うことが絶対ではない、というストーリーはアメリカならではないだろうか。ちなみに船長の今日の暴走は、異星人の毒液にかかってしまい神経がおかしくなってしまったという落ちだったのであるが。

 ビデオを観た後は今日も自転車に乗って運動することにした。川崎駅まで出て買物もしたかったというのがある。片道 12km を少々ペースを上げて走る。最初は足が重かったようだが、走っているうちにスムーズになってきた。

 買物はプリンターのインクと、映画版の「 Z ガンダム」の前売り券、通勤用の靴下の購入などなどである。映画館で上映されるプリントの質がよくないことは知っているが、どうせ第一部を観てしまったのだから最後まで映画館で観る予定である。全国での上映館が少ないこともあるから、そんなひどいプリントにはならないだろう。第一部もプリントの質は悪くなかったと思うし。

 買物の後は本屋でまた色々立ち読みをするが、やはりいくつかの書籍では「日本崩壊」を記しているようである。残念だが、国の借金が天文学的数字になっているのは事実なので、あまり楽観的にはなれないな、というのが実感である。とりあえず今日は何も買わなかったけれど、いずれ購入してみたいと思う。

 電気屋の店頭で TV のデモを見ていたら、某巨大掲示板のキャラクターをパクッたレコード会社のビデオクリップが流れていたのでまじまじ見る。確かにパクリである。レコード会社は「インスパイアされたもの」と言っているが、オリジナリティがどこにも感じられない。そのレコード会社を指差して笑いたい気分である。

 適当な時間になったので、メンタルクリニックに向けて来た道を戻る。帰りは少々疲れがきたが肉体的なものだから、気分は爽快である。

 メンタルクリニックでいつものように診察を受ける。ここの所「眠い。」と毎日書いていたのでそのことを告げると、色々質問があってそれに答えていたら、主治医曰く、「病気が改善されてきて薬の副作用が強く出てきている可能性もありますから、昼に飲んでいるワイパックスをご自分で調整してみてください。飲まないでも不安感とか、焦燥感を感じなければ飲まなくてもかまいません。ただし、食事後飲まないでいて、不安感とか出てきたらすぐに飲んでください。」という指示が出た。ちょっと驚きの発言だった。せっかくなので、この 3 連休(と言っても後 2 日間だけれども)、試してみようかと思う。

 家についてからは洗濯物をたたみ、夕食のアジを塩焼きにする。まずまずおいしい。でも肉体的に疲れたぞ、というのが今日の本音。脳の疲れよりよほどいい。

 

9月18日

 昨晩はネットをまあまじめに見ていて、掲示板にも書き込みをしようと思ったのだが、止めた。何か最近荒らしと言うわけでもないのだけれども、うつ病を理解しようとしない無知の知の人たちが変に書き込みをしているので、書き込みしづらくなっている、というのがある。元々は自分の体験を元に何かの参考になればと思って書き込みを始め、途中荒らし君をつぶそうと思ってその相手をしてきたわけだが、ここのところ様相が変わってきてしまったので、少し様子見である。でも、何で健常者でうつ病を怠け者とか差別意識を持っている人がわざわざその関連の掲示板に偉そうに書き込んでくるのか、どうも理解できない。大体うつ病なんて、ヘタしたら何の理由もなく発病することもあるのだから、職場のストレスが原因だけともいえない場合もあるし、何を考えているのだろう、と思う。無知なのはしょうがないが、無知であることを知らない、というのが最大の問題であると思う。

 最近掲示板に対する意識がまた変わってきてしまっている。元々「物の見方を変える」つもりで書き込みを始めたのに、いつの間にかこれに固執している部分も感じられたので、結果として「物の見方が変わっていないじゃないか。」と思い始めているのである。もっと風にうまく乗れるように、あるいは水のように変幻自在に自分のスタイルを変えられたらいいのだが、これまでの人生があるからなかなか難しいところではある。

 22 時からはスカイパーフェク TV で「ミスター・チルドレン」のライブが放送されていたので、PC に録画する。「ミスター・チルドレン」のファンでもなんでもないが、佐野元春がスペシャルゲストで出演していたというので、とりあえず録画し、後でその部分だけを切り抜くつもりで録画を始めた。しかし、なぜかモノクロの映像で録画されている。慌てて調べてみると、どうも VHS との切り替えスイッチが壊れているらしく、色だけが出ていない模様。急遽接続方法を変えて、無事にカラーで録画が始められた。

 PC は録画が終わったら自動的に電源が切れるようにセットしておいたので、「拒否できない日本」を少し読んでから、23 時に就寝する。大体熟睡でき、朝は 7 時に起床をする。平日の生活パターンだが、昨日の運動がよかったせいか、眠くてしょうがない、ということはなく、割とさわやかに目覚められた。

 食事を取ってから PC に向かって昨晩録画した番組をチェックすると、ちゃんと録画できているので、さっさと佐野元春の出演部分だけ切り取って他の部分は破棄してしまう。高画質モードで 3 時間も録画していたから 10GB も HDD を使ってしまっていたので不要部分はきれいさっぱり捨てたほうが後々 PC の整備には楽である。

 夏の間毛布の洗濯をしたかったのだが、どうもうちの洗濯機では駄目らしいので、クリーニングに出して来た。6 月辺りに大分汗を書いて寝ていた気がするから、これから寒くなってくる前に一度きれいにしておいた方がいいかなと、思ったのである。で、今日はクリーニング屋のサービスデイで割引をしてくれるから今日にした次第。得できるところではうまく活用した方がいい。

 今日の買物はビールもあるし、昼食、夕食を考えないといけないから買物の量が多いし、出費も多い。昼は総菜屋のカレーライスがおいしそうだったのでそれにして、夕食はいつものように野菜炒めの予定である。簡単で栄養バランスもいいので味付けだけ失敗しなければ全く不満はない。

 昼食のカレーは意外とおいしかった。で、早速主治医の話通りに実験でワイパックスを抜いてみた。最初は抜くこと自体が少々不安だったのだが、実際に抜いてしまっても大丈夫みたいだ。平日がどうなるかは分からないけれど。

 午後はようやく 1 ヶ月ぶりに映画 DVD を観た。最初は「マッチスティック・マン」という作品を観ようと思ったのだが、しばらくぶりなので英語読解力が低下している。急遽作品を変え、「マトリックス レヴォリューション」を鑑賞した。観ているうちに英語理解の感覚が戻ってくるようでとても楽しめた。作品としてはなんか破綻している気もするけれど、ど派手な SFX シーンが多いからそちらだけでも十二分に堪能できる。もちろん映像の質はちゃんとしている。どこかの邦画とは大違いである。

 映画を観たらコーヒーを飲んでからレビューを書いて、更にトップページに色々注意書きを書いてみた。個人サイトでプライバシーポリシーみたいなこと書く人って珍しい、と我ながら思いつつ、一応書いてみた。書くこと自体がまったく辛くなく、いくらでもキーボードを叩いていられそうだ。もちろんキーの叩き方は強めである。自分の PC だから別にいいのである。

 TV のニュースでは民主党の新党首が決まって、この人が支援母体の労働組合と決別をするかのような発言をしていた。それはかなり思い切った発言だな、と思うと同時に御用組合と揶揄される労働組合がどう動くか面白い展開になりそうだな、とも思った。そういえば選挙のとき、掲示板で自民党に投票した人の中には「労働組合はリストラとかで何も労働者を守らないくせに選挙で自分の意見を押し付けてくるから民主党の投票をしなかった。」というような意見もちらほら見かけた。確かにそういわれれば納得できる話ではある。僕も自民党には投票しないと決めてはいるものの、民主党万歳とも思っていなかったから以前の選挙なら別の党に投票していた可能性は大きい。ただ今回は自民党が郵政民営化の是か非かを論点にすり替えてしまったのが気に入らなかったのであえて消去法で民主党にしてみたのだが、結果はこの通り。その後は選挙のことは書くのは控えようと思っていたが、どうも早くも自民党は公約違反を始めつつあるようで、しょうもない党だな、と思っていたところでもあるのでちょっと書いてみた。

 調子に乗って「うつ病について」も少しだけ書き直してみた。明日気分が乗っていたらもっと書き直す予定である。

 夕食の味付けは今晩はばっちり決まった。すべてがうまい。いい気分である。食後はちゃんとワイパックスとルボックスを服用する。ルボックスだけは服用は欠かしてはいけない。再発防止のためにも。

 

9月19日

 昨晩もネットを見ていたが、少々酒の量が多かったのと、見なければいいのに掲示板の「ローレライ」レスを見たために、少々不安感が出てしまった。正確には本文は読まずにタイトルだけしか見なかったのだが、どうも火に油を注いだ模様。もう泥沼状態だから二度と見ないと決めた。その代わり、うつ病関連の掲示板では久しぶりに色々アドバイスをしてみた。少し煽りの書き込みは収まった模様である。

 寝る前に「拒否できない日本」を読んでいた。とんでもないことが色々書いてある。ちょうど 10 年前、阪神・淡路大震災が起こったのを記憶されている人も多いと思う。その数年後、建築基準法が改定されたのだが、震災に対応した改定ではなく、震災の数年前からアメリカが自国の利益のために日本に圧力を掛け続けた結果の改定だというのである。しかもその内容は、在日アメリカ大使館のホームページで日本語で読むことが出来るという。気になってちょっとだけ見てみると、確かに毎年、日本に対していろいろな制度改善を要求しているようである。まだ、2/5 しか読み終わっていないが、恐怖感を感じ始めた。

 寝つきは少々悪かった。色々理由はある。もっとも横になってから 1 時間以内には寝入っていたから入眠障害とはいえないと思う。

 朝はまた 6 時に目覚め、複数回トイレに行く。下痢ではない。ちゃんとした便通であるが、 1 回ですっきりしないのである。そのまま 7 時に起きてしまった。それでも今朝は食事を取った後でも眠気は感じなかった。やはりワイパックスの副作用が強く出てきているのだろうか。

 食事後は部屋着を洗濯し、Web ページの修正を始めてしまった。最初は映画のページを修正して、DVD のレビューとシステムの紹介のページを分けてしまった。その方がすっきりとする。それが終わると、「うつ病について」を修正しはじめた。結局この作業は調子に乗ってしまい、途中色々中断があったものの、夕方まで修正を続けてしまった。2/3 は書き直してしまったのではないかと思う。疲れてしまったが、気分はいい。多少は一見さんの人にも役に立つ内容になったと自分では思うのだが、実際はどうかはアクセスログを見ないと分からない。

 10 時になったらいつものように食料の買出しに出かける。後で気付いたことだが、今日も野菜炒めが夕食なのに、肉を買うのを忘れていた。変なところでボケるようだ。それでも脳の調子がいいせいか、いつも 1 プレイだけしている TV ゲームもかなりいいところまで行った。反射神経はいいようである。

 家に帰ってきてから先日不調だった PC に繋いでいる TV の切り替えスイッチを直してみようと中を開けた。回路はちゃんとしているようで、テスターで調べても異常は見つからない。スイッチを何回かカチャカチャ切り替えていたら、何か直ってしまったので、再び蓋をした。スイッチの接触不良のようである。

 昼食はお弁当を食べ、ワイパックスは 1 錠をナイフで割って半分だけ飲んでみることにした。昨晩の夜の不安感を体験すると、いきなり抜くのもなんだかな、と思ってのことである。

 昼食後はこちらも 1 ヶ月ぶりに「スタートレック・ディープスペースナイン」を観た。「スタートレック・エンタープライズ」に比べると、圧倒的に複雑な人間模様に圧倒される。「スタートレック・エンタープライズ」も日本の TV ドラマに比べたら質は高いと思うのだが、「スタートレック・ディープスペースナイン」は更にその上を行っている。

 その後は昼寝をしてしまった。半分に割ったとはいえ、どうもワイパックスの副作用があるようにも感じる。睡眠時間の少なさもあるとは思うが、心地よい風の中、1 時間ほど寝てしまう。

 起きたら、途中コーヒーブレイクを入れたものの、ずっとキーボードを叩き続けた。自分でも信じられないくらいの集中力である。トイレですら我慢してキーを叩いていたくらいだから。

 さすがに書き終わったらちょっと疲れたのでベッドに横になって脳を休ませる。そして少しネットを見てから夕食を作り始めた。

 肉のない状態で野菜炒めだと、本当に野菜しかないな、と考えていたら、ふとシーチキンが残っているのを思い出した。結局シーチキン入りの野菜炒めになってしまった。食べ始めはボリューム感がなく、さびしいなと思っていたのだが、食べ続けているうちに結構いい具合になっていることに気付いた。最終的には結果オーライとなったようである。

 天気予報だと、今日も真夏日だったらしいが風が心地よかったので楽に感じた。明日からは気温が下がってくるそうだ。

 

9月20日

 昨晩 Web メールの Gmail を確認してみたら、迷惑メールフォルダーに 11 件も入っていることに気がついた。見てみると、どうも同一の業者が波状攻撃的にアダルト系のメールを送ってきているようだ。しかし 1 日で 11 件とはいくら PC で自動送信しているとはいえ、呆れ果てる。で、早速「財団法人 日本産業協会」と「財団法人 日本データ通信協会」にメールを転送した。どこまで効果があるか分からないけれど、やらないよりはマシと思える。

 寝る前に「拒否できない日本」を読もうと思ったのだが、昼のキーの叩きすぎで疲れてせいか、ちょっと読む気にならなかった。23 時前に熟睡に入ったが、朝の眠りの浅さは少々強く出てしまったようだ。しかもまた腰が痛い。困ったものである。

 朝は 6 時半頃目が覚めて、ラジオの音と同時にベッドから離れたのだが、伸びをした瞬間、首と肩を捻ってしまい、更に痛みが倍増する。何かいやな週明けだ。

 今日は、先週の予定通り、朝からほとんど一日中社内の暗号化ソフトの進捗状況の確認や、場合によっては導入の手伝いに明け暮れた。自分の席にいる時間がほとんどなかったくらいで、休憩もほとんど取っていない。それでもできるところは進めてしまった方が後々不測の事態に対応できるから、精力的に各部署の担当者のところに顔を出した。

 他部署の進捗状況だけではなく、自分のいる部の導入も推進しないといけないから大変である。自分ではできなさそうな人は、僕が導入を推進してしまった。部長も含めてである。でないと先に進めないし、後々禍根が残る可能性がある。R 課長が前にこういう仕事をやっていたときは、e メールを流してほったらかしにしていたようだが、よろしいことではない。仕事をしていないも同然である。それでいて昨年の R 課長の評価は最高ランクを得たらしい。仕事をしないで給料が上がるとはいいご身分である。

 午前中も終わりに近づくと、多少心臓辺りに不安感を感じるようだったので、今日はワイパックスを 1 条飲むことにした。実際午後も忙しかったから、眠気を感じている余裕もなかったようである。

 進捗状況を調べるにつれて、トラブルが多発していることが分かってきた。当然本社への報告書にすべて記載をする。更に意外なことに病気で休職中の人がいる為、ソフトの導入ができない、という意見が散見された。何の病気かは分からないけれど、技術系に多かったことから、精神系なのかな、と思った。

 ちょっとだけ時間の空きができたので、Windows FAQ というサイトを覗いてみると、どうも管理人は掲示板を閉鎖する意向のようである。以前はこのサイトの世話になっていろいろ学んだことも多かったけれど、ここ 2 年ほどトップページは更新されていないし、古参兵たちの態度がものすごく鼻につくようになってきていたので、今回の管理人の意向もなるべくしてなったのかな、と思う。古参兵たちの態度が鼻につく、というのは、初心者に対して、罵倒に近い態度で書き込みをするところである。確かにインターネットという世界は自己責任、自己努力によって成り立っている世界なので、初心者が簡単なことで軽々しく質問してくる姿勢にも問題はないとは言えないのだが、最近ちょっと考え方が変わってきてしまい、そもそも PC やインターネットのようなある程度のスキルが必要なものを家電製品のように普及させてしまったマイクロソフト社と、PC メーカー、そしてマスコミに問題があるのではないか、と思い始めていたところである。初心者の人からしたら、何でもできる PC というのは、逆に何をしたらいいかすらよく分からないのではないだろうか。何が分からないかが分からないのだと思う。それに対して、PC 古参兵たちの「 Google で調べろ。」とか、「もっと詳しく書け。」などという発言はいくらヴォランティアベースの行為とはいえ、不親切極まりない。そうした面から見たら、このサイトの掲示板が役に立たなくなってきているなとは思っていたから、まあ閉鎖した方がいいのだろう。僕個人としてももうこのサイトは不要である。

 午後も進捗状況の調査中に先週開催された特注品件名の会議にまた借り出されてしまった。今日も議事録記録係である。疲れて集中力が欠け始めている上に、これまで自分に縁のない内容の討議だから、議事のしようがない。知識がないのだから当然である。それでもちょこちょこメモ程度には書き留めておいた。

 話は前後するが、部の連絡会が午後一番で開催されて、10 月の人事異動が発表された。営業企画の K 課長が子会社に出向になってしまうということ、大阪に転籍前提で出向してきたメンバーの出向解除メンバーのリスト(戻ってくるのは技術系ばかりで、営業系の連中は転籍を受け入れたらしい)、H 部長がずうずうしくも新規事業のリーダーになるということ(自分は最先端を行っているというアピールだけは悪魔的天才の才能を持っている)、など驚くことばかりである。とにかく H 部長は、僕の近くに来ないでくれ、と思った。先日恨みはない、とは書いたが生理的には絶対に受け付けられない。思考と、生理的反応は別である。

 ほとんど自分の席にいなかったので、定時になったらぐったりしてしまった。当然今日も定時で帰る。本気で精神集中をしたら、残業できるほどの余力はない。結局暗号化ソフトの進捗率は HDD 暗号化が 5 割弱、Word などのドキュメントファイルの暗号化が 8 割、というところである。まあまあのところだろう。後は少しずつ潰していくことになるだろう。

 家についたらぐったりしてちょっとだけベッドに横になる。すぐにでも寝られそう。でも、少し横になってから食事を取った。御飯はおいしく食べられるのが救いである。

 

9月21日

 昨晩、「報道ステーション」を見ていたら、今回の選挙に関しての世論調査の報道がされていたが、小泉首相の支持がかなり高いものの、与党の極端な議席獲得には不安を感じる、というむちゃくちゃな結果が出ていた。そんな回答するんだったら、自民党なんかに投票するなよ、と思ってしまう。もっともこの世論調査というのも曲者らしく、本当の世論回答にはならないようになっているらしい。週末に 20 代以上を対象に無作為に抽出して電話アンケートをした、ということだけれども、20 代とか、30 代なんて、僕みたいなインドア趣味の人を除いたら家になんかいないだろうと思う。となると、高齢者ばかりが回答していることになるから、全然説得力がないようである。

 疲れがひどかったので 22 時半にはベッドに横になるが、少しだけ足が汗ばんでいたのでエアコンを 1 時間だけ入れる。入れてすぐに熟睡に入ってしまったようだ。只、夜中涼しくなったのか、トイレ起床はあったし、朝も時間は確認していないものの、6 時ごろから半分目覚めていたようである。

 起きたときの気分はとてもさっぱりしていて、自分でも驚いた。昨日の疲れが残っているかと思っていたからである。

 しかし、会社に入ったら、とたんに気分がダウナー状態になってきた。体がだるいし、「仕事したくないよー。」という気分に変わってしまった。やはり疲れは取れきっていないようである。

 とりあえずやることはあるのだが、少しペースを緩めることにした。昨日本社に進捗状況の報告書を出したら、それに対しての回答と、いくつかの質問がメールで届いていたので、まずはその返事を行ない、それからゆっくりと昨日の会議の議事録をまとめ始めた。

 議事録自体も M 課長から「簡潔に。」と言いくるめられていたし、大してメモも取れなかったから、A4 用紙 1 枚で収まるように記述してみた。最終的には多少の勘違いの記述はあったものの、ほぼ修正がかからずに済んだ。もっとも M 課長は Word が苦手らしく、結局議事録の文章を Excel に貼り付けなおして配信したようだが。Word が苦手なのは社内の人ほとんどだからしょうがないけれど。

 その後は寝間違って HDD の暗号化ソフトをインストールしてしまった人の復号化のための情報を情報システム部門に連絡したりした。そんなこんなで午前中は終わる。

 昼前に眠気があったのと、今日はさほどストレスもかかってないようなので、昼のワイパックスは半錠だけ飲んだ。会社に行っているときにワイパックスを抜くのはまだ少々不安がある。

 午後は昨日頑張ったから半分息抜きの気持ちでスパイウェアについての勉強をしていた。もちろん 10 月の職場懇談会用にである。仕事として人事が認定しているのだから問題ないだろう。で、最初は調べ物を探していたのだが、いつの間にか、関連の掲示板を覗き込んでいて、そこの常連のハンドルネームを見ていたら、昨日書いた Windows FAQ にいた常連たちだということに気付いた。そのうちの一人などは、「書き込み者に対する配慮はしない、トラブルをどう解決するかのみに関心がある。」と書き込みをしていたのを見かけた記憶がある。Windows FAQ の掲示板と同じように自分視点で物を語っているような様子である。なんだかな、と思う。本人は努力の上に知識を持っているのだろうけれど、使い方を少し間違っているように思う。あくまで個人的感想だけれども。それにそこの掲示板でトラブルに困っている人に対する指示の方法も、PC スキルの高くない人では少々敷居が高いように感じられる。そのうちその掲示板も運営がうまく行かなくなるんじゃないか、と思ってしまう。

 そんなことを考えつつも、少しずつ資料は作っていたりしていた。それと同時に自分のいる部署の暗号化ソフトの導入も少しずつは行なったりしていた。導入推進部署の進捗率が低かったらシャレにならんだろう。

 途中、珍しく、PHS の電話が鳴ったので「誰だ。」と思ったら、電話に出たとたん切れた。番号を見るとフリーダイアルからなので、放置しておいた。その後はかかってこなかったけれど。

 本日は会社としての定時退社日なので、当然定時退社する。何か最近「残業代は入らないから、定時で帰らせてくれ」という意識が強い。しばしば読んでいると書いている「サラリーマン残酷物語」の著者である風樹茂さんも、新入社員の頃から窓際族を目指していたそうで、その理由として、自分の時間が作れるし、異性とのデートをすっぽかすこともない、家族ができたら子供と遊べるから、と至極まっとうなことを述べていた。それと昨日 TV で「本当は怖い家庭の医学」という番組を聞き流していたのだが、とある女優さんがガンを発病してしまったのだが、舞台があるので手術を延期したいと医者に訴えたところ、医者が猛烈に怒って、「自分の命をなんと思っているんだ ! 仕事を優先して、死んでしまって、いったい何が残るんだ ! 自分の命をもっと真剣に考えろ ! 」と言われ、結局舞台を降板してガンの手術を受けた、というようなことを放 送していた。ここのところ自分の考えている自分の生き方、自分あっての会社という考えに通じるものがあって心打たれるものがあった。

 夕食を美味しく食べたあと、「ターン A ガンダム」の最終回を観た。最終回だけあってテンションは高かったが、ラストの余韻はなかなかよかった。主要登場人物はほとんど死ぬこともなく、一人さびしいエンディングを迎えた以外はとてもいい感じだった。そのさびしいエンディングを迎えた登場人物は、福井晴敏版の小説の方が幸せなラストでよかったかな、と思うけれど、小説の方は主要登場人物がほとんど死んでしまうので、後味はあまりよくない。でも一日の終わりにはいいアニメを観たな、という感じがする。

 

9月22日

 昨晩は久し振りにうつ病関連の掲示板に書き込みをする。数日前に「ルボックスを飲んでいるのだが、調子のいいときもあるが、自殺したいときもある。」という書き込みがあったので「回復しつつあるのではないですか。」と書き込みをしていたら、その人が、「自殺したくなるときは、仕事がトラぶっているときと、奥さんが理解をしてくれないときだ。」という書き込みをしてきていた。独身の僕としては、夫婦間のアドバイスは出来ないけれど、仕事の件については、「逃げちゃうのも手ですよ。仕事が出来る、といわれる人の中にはよく人に仕事を押し付けたり、ミスを大嘘ついて言い逃れしたりする人もいるから、あまり抱え込まない方がいいですよ。」などと返信してみた。実際自分の周りではそういう人がいる事なので、そんな事を書いてみた。

 責任逃れと言えぱ、F 課長と部下の K 君、取引先の担当者から「うちの商品を 2000 台、夏に売るから」と言われ、真に受けて工場に製造指示を出したところ、取引先が全然商品を売らず、大量在庫となってしまい、問題になっている。そのときの責任逃れが、取引先の見込み違いということだったが、そもそも裏付け取らずに真に受ける方もおかしい。でも巧妙に言い逃れをしていたので、会議では一応責任者辺りは納得していたようだが、僕からしたら、元々そんな大量に売れる商品とは思っていなかったので、いい加減だな、としか思わなかった。

 昨日も 23 時にベッドに横になり、すぐに熟睡に入る。朝は 6 時前から何となく目覚め始めていたようである。睡眠時間としてはそんな足りないわけでもないが、やはり火曜の仕事の頑張りすぎがまだ祟っている模様。首の痛みが取れない。今日も消炎剤の塗布である。すっかりご愛用になってしまった。

それと明け方は大分涼しくなってきた事も眠りが浅くなる要因の様である。夏掛けだとちょっと涼しい。でも毛布はクリーニング中だし、寝るときは少々暑い気がする。微妙である。

今日も会社ではのんびりモードにしてみたが、ちょこちょこ暗号化ソフト導入トラブルが入ってくる。大したソフトじゃないのに、何でインストールが出来なかったり、インストール後 Windows が立ち上がらなくなったりするのか訳が分からん。その辺のトラブル集が開示されていないからいちいち情報システム部門に問い合わせをしなければならず、面倒でしょうが無い。

 それ以外は、今日もスパイウェアについての調査を行う。ウイルスじゃないので、わざと自分の PC にスパイウェアを入れたりして、実験してみたりしてみた。ほとんど遊んでいるようなものだけれども、自分で試してみるのは勉強になる。自宅 PC ではそんな事やる気は無いから、ちょうどいい。

 今日も昼前に眠気が来るから昼のワイパックスは半錠だけにした。疲れもあるけれど、ワイパックスの副作用も大きいような気はする。

 午後も午前中と同じ作業で過ごす。何か R 課長は引継ぎ資料は作っているようだが、何処まで作っているのかよく分からないし、今のところ積極的に動こうとは思っていないから、しばらく放置である。必要になればどの道仕事は転がってくる。残業代も出ないから、無理に仕事を増やそうとも思わない。逆にどう効率化を図るかを考えた方がいい。どの道効率化を図っても、別の仕事が出てくるだけだからである。

 夕方になって、業者の人が来て、S さんに pdf データを持ってきたのだが、S さんは会議中なので、代わりに預かった後、その人と一緒に帰ることになった。今日は、実家に顔を出すつもりだったので途中まで雑談をしながら帰宅した。

 実家に帰るのは親に元気な顔を見せるのと、美味いご飯を食べに帰る位の気分が強い。親との適当な距離の置き方を覚えたような気はする。ご飯はとにかく美味しかった。量も多かったけれど、惣菜と違って薄味だからしつこくないので食べられてしまう。明日は、本を読むか、実家にある DVD を観ようかな、と思っている。

 

9月23日

 昨晩も寝る前にニュースを見ていたら、「郵政民営化をしても官から民へお金が流れるのでは無くて、官から官に流れるだけ、という話もあるようですが。」など言う話が出て来ていた。で結局は深堀もせずそのニュースは終わってしまったのだが、そんな事は中村正三郎さんのページで 1 ヶ月も前から言及していた事なので、何を今更、と思ってしまった。その後寝ようかなと思いつつ、「拒否できない日本」を読んでいたら、深夜 0 時になってしまった。内容が段々すごい方向に向かっている。で、この本の内容が、嘘とは思えないところが怖い。うちの会社も去年「米国会計基準監査」導入という流れになって、そのときの H 部長のパワーハラスメントがうつ病発病の止めだったのだが、この話自体が、要はアメリカの流儀に従えという事だそうである。で、アメリカが何をしたいかといえば、日本市場への積極的参入であり、それを行なうのに、政治的圧力を使っているのが実態のようである。郵政民営化法案も、郵貯と、保険分野での市場参入、或いは買収を目論んでの事らしい。これが本当ならば、小泉改革なんて、日本を救うどころかアメリカの隷属になるだけである。ここの部分はそのうち調べてみたいとは思う。

 実家の方は涼しいので毛布を掛けて寝たけれど、それでも明け方は少し寒い気がした。6 時にトイレで起きた後は、半分考え事(ネガティヴなものじゃない)をしつつうとうとしながら 8 時まで布団にいた。

 昨日親との距離の事をちょっと書いたが、度々親の話を書いていることに気付いて、ふと「自分はアダルトチルドレンなのかな」と思ってネットで調べてみたが、どうも違うらしい。アダルトチルドレンとは、アルコール依存症の親に虐待されて精神的に傷を負ったまま大人になってしまった人のことを本当は指しているそうである。僕の場合、少しだけ「親に対していい子供であり続けようと無理をしていた。」だけのようである。それが様々な周囲の環境にも作用されて「誰に対してもいい人でありつづけようと無理をしていた。」に変化してしまったのが本当のところではないだろうか。最近はあまり親がどう思おうと気にしなくなった。

 新聞では「ソニー 1 万人リストラ」という記事が大々的に掲載されていた。ここ数年ソニーはソニーらしい商品を生み出していないな、と思う。Apple 社の発売している iPod なんか、20 年前だったらソニーが生み出すような商品だったと思う。経済欄を読むと、「顧客本位の点が欠落してしまった。」のが原因の一つに挙げられていたが、元々ソニーに顧客本意の思想は無かったはずである。ソニーの流儀は、テクノロジーが先に有り、顧客のことを考えて物作りなんかしてこなかったはずである。顧客本位の思想は、ライバルメーカーの松下電器ではないだろうか。大きな間違いをソニーはしてしまっているようだ。

 父の PC に届く迷惑メールは相変わらずひどいようなので、迷惑メールフィルターを導入し、ついでに無料のウイルス対策ソフトも導入した。元々父の PC は会社から強引に持ってきたものなので、ウイルスバスター・コーポレート版のアンインストールが出来なかったのだが、今日、強制的にアンインストールする事が出来たので、Avast!というソフトをいれてウイルススキャンをしてみたら、しっかりとウイルスに感染していた。前から危ないな、と思っていたが、予想が当ってしまった。まあ、今回のウイルス対策ソフト入れ替えにより、少し安全性は増しただろう。しかし、実家に帰ってまでこんな事をしているとは。PC をいじるのは趣味ではなくて、自己学習と調べ物をするための側面が強いのだが。

 昼食は醤油ラーメンを食べる。いい味である。ワイパックスはどうしようかな、と思ったが、とりあえず抜いてみた。

 午後からは「マトリックス」を見直してみた。先週「マトリックス レヴォリューション」を観たので、なんか第一作を観返したくなったのである。いつもの AV システムでの鑑賞ではなかったものの、やはり面白い。続編の出来は 7 掛けという言葉を思い出した。映画を観ている途中から少し落ち着きがない感じもしたので、観終わった後、ワイパックスを半錠だけ服用した。すぐに安定する。効いていないようで効果の高い薬である。

 折角鑑賞したので、レビューを書いてみる。続編で書いたことと矛盾しないように書くのは少々苦労したとも言えるが、面白い面もある。続編のレビューを書いてから最初の作品のレビューを書く人なんてあまりいないと思うからである。

 じきに夕食になったので、夕食を食べてから自宅に戻ることにする。おかずが秋刀魚にグラタンに、チンジャオロースという和洋中折衷のおかずになっている。うまくて食べ過ぎてしまい、お腹が苦しい。

 で、20 時近くになってから実家を後にして自宅に戻り、この日記を書いていたりするわけである。本当、PC があればどこでも書けそうである。途中までは実家で書いていて、一度書きかけのままアップしてあるので、今書いているのが最終版ということになる。

 

9月24日

 自宅に戻って Gmail の確認をすると、僕のところにも思いっきりアダルト系迷惑メールが届いている。幸い Gmail のスパムメールフィルター機能が優秀なのであえて見に行かなければ気にならないのだが、面白くはない。面白いことに、Hotmail には全く来ていないのである。Gmail は今のところ新規アカウントの取得ができなくて、既にアカウントを持っている人から招待されないと、メールアカウントが取れない仕様になっている。勢い、使用ユーザーが少ないので、スパルメール業者が PC で数撃ちゃ鉄砲も当たる手法で狙い撃ちしている可能性は高い。何せ、プロフィールに書いてあるメールアドレスも、HTML という文章の記述に細工をしてあって、普通のスパムメール業者ではメールアドレスが解析できないようにしてあるから、ネット流出というのは考えにくいし、Hotmail には一切届いていないということもある。PC の自動メールアドレス生成機能ソフトを使っているのだろうと思われる。

 昨晩は 23 時少し過ぎに寝てしまう。夜半辺りから雨が降り出してきたようで、時々眠りが浅くなると、雨音が聞こえてきていた。

 今朝もトイレで 6 時に起床してしまう。なんだか 6 時起床が最近のパターンになっているようである。7 時間寝ているから寝不足というわけでもないとは思うけれど、休日はだらだらベッドの中にいたいな、というのが本音である。実際にベッドから離れたのは 7 時過ぎだったが、起きて朝食を取り、薬を飲むと少し眠くなってしまう。

 ネットニュースを見ていると、アステル PHS を関東で営業をしていた YOZAN が PHS 事業を停止するという記事を目にした。僕はずっと昔から Willcom (旧 DDI ポケット)のユーザーで、最近は加入者増が続いているし、どうも年末には携帯とは一味も二味も違う機種をリリースするという噂が流れているから携帯電話業者に切り替える気はサラサラないのだが、PHS という日本独特の技術が消えていくのはちょっとさびしい。その代わり中国辺りでは固定電話の代わりに PHS の普及率がとても高くて、グローバルな事業ででみると悲観するほどでもないようである。何せ音質はいいし、初期の頃のような通話の途切れもなくなってきているし(但し、僕の使っている日本無線の「味ぽん 1 」という愛称がついている機種と、知名度の高い「京ぽん」は少々電波のつかみ方がヘタなのだが)、よほど地方の人のいないところに行かない限りは普通に使えるようになってきていると思う。携帯電話の通話料や変な付加価値をつけて料金を取ろうという姿勢よりは、定額で低額なのは、結構僕の価値観にあっている。

 台風がどうなるか予断を許さないのだが、今日はパシフィコ横浜に「 AV フェスタ 2005 」という展示会を見に行くことにした。以前は「オーディオフェア」という名称で毎年開催されていたのだが、段々オーディオ人口も減り、展示会自体がつまらなくなってしまったことと、僕自身の AV 機器及び映画を観ることに対する意欲が一時期弱くなってしまったこともあって、何年か見に行っていなかったのだが、今年は意欲があったので行ってみた。映画を観る意欲がなくなりかけていたのは、今から 2 - 3 年前で、輸入盤 DVD を買うのをやめようとすら思いつめていたのだが、止められないので結局購入枚数を減らすことで何とか映画を観続けている次第である。で、今はペースは落ちてしまっているとはいえ、映画を観るのは楽しくなってきている。この趣味を始めた頃のような気持ちに戻ってきているので、展示会も行くことにした。

 会場についてまず DTS 社のブースに入る。DTS とは、映画の音声方式の一つを作った会社で、ここのブースに行くとデモ DVD をくれるから必ず顔を出しているのだが、今回のイベントはよかった。何も考えずに入ったら、邦画やアニメの音響監督をされている百瀬さんという方の業界裏話が聞けたのである。この前の掲示板での映画のフィルムの出来方といい、何か次々に業界の内幕が聞けるのは嬉しい。百瀬さんが言うには、DVD で映画を観るのだったら、ヴァーチャルサラウンドで観ないでくれ、ちゃんと 5.1ch で観るか、普通のステレオ音声で観てくれ、ということでそれはヴァーチャルサラウンドだと制作者の意図した音にならないからだという。普通のステレオ音声でもちゃんと考えて作っているから、変な加工をしたシステムで映画を観ないでほしい、と言っていた。最近、メーカーがしきりに TV の上に置くだけで映画館と同じ雰囲気が出せるアンプ付きスピーカーを発売しているが、それは駄目、ということである。それと、「ローレライ」の画質で掲示板で喧嘩していたときにこだわったことの一つに「 THX は嘘つきだ」というのがあったのだが、この裏話でも、既にハリウッドの映画音響スタジオでは THX は廃れているという話が聞けたのは大きな収穫である。やはりブランド名で消費者はだまされているということだろうか。この予定外の話を聞けただけでも元は取れた、と思った。

 その後は昼食の時間も惜しんでメーカーのブースを見て回った。昼食はハンバーガーをさっと食べ、ワイパックス半錠を飲んでから、ソニーのハイクォリティシステムのデモを視聴する。このデモもオーディオ評論家の講演つきで、そのオーディオ評論家曰く、「凄いシステムです。」と絶賛していたが、僕の目で観たら、プロジェクターの色バランスは狂いまくっているし、低音専門のスピーカーは瞬発力がなくでろでろした音だし、「どこがハイクォリティだ ? 」と、頭の中で考えていた。

 その後もパナソニックのブースでビエラを見たり、ヤマハのブースで TV のそばに置くだけで映画館の雰囲気の出せるスピーカーのデモを観たりしたが、どちらも何か生理的に受け付けなかった。ビエラは売れているらしいけれど、原色が強く出すぎてやはり色バランスが崩れがちだし、ヤマハのスピーカーは百瀬さんの言うとおり、音がおかしかった。パイオニアのプラズマディスプレイはまずまずのような気はした。別の意味で面白い展示会だったと思う。最新テクノロジーを PR しているはずなのに、僕から見たら、全然魅力を感じないのだから。

 物品即売を行なっているところでは、学習リモコンを即売していて、急に物欲に駆られたのだが、現金でしか買えない、ということなので、今回はパスした。でも使い勝手のよさそうなリモコンだったな、と思う。ちょっと調べてみてよさそうだったら購入検討をしてみたくなった。

 雨は降ったり止んだりといった所で、台風も動きが遅いみたいなので、帰りに翌日の夕食分まで含めて買物をして帰る。やはり外出すると、少々疲れるみたいである。大分動き回ったこともあるけれど。

 いつものように野菜炒めを簡単にとはいかず妙に手間かけて作ってしまった。その分おいしくできたけれど、何でこんな手間がかかったかはよく分からない。材料が多かったせいかもしれない。今日はゴーヤまで入れたから。

 

9月25日

 昨晩掲示板を見ていて、ちょっと考えてしまった。相変わらず健常者が狭い理論を振りかざして「うつで休職している人が復職を目指すスレ。」で暴れていたのだが(その前に健常者が来るところじゃないだろう、何で来るんだ ? )、それに意見する人たちの中にも色々考えがあって、引っかかるものがあったのである。それは「うつを再発させないためには原因を突き止めておかないといけない。」というような書き込みで、僕がうつになった原因を考えると、前にも書いたけれど本当様々な要因が積み重なった上に止めを刺されたのが本質だから原因を避けることなんて出来ないと言っても過言じゃない。一昨日の日記で途中書きかけのものを Web 上にアップして、その後修正掛けちゃったけれど、書きかけの日記では「親離れ子離れがお互いできていなかった。」ということを実は書いていた。それと、その原因の一つとして、「自分が生まれたときに既に三途の川を渡りかけた状態だったから、余計親が僕のことを心配するようになったのでは。」ということも書いていた。結局うまく話が転がせないのでばっさり切って書き換えてしまったのだが、うつになった要因を考えると、極論だけれどもこれまでの自分の生き方そのものを全否定することになりかねないのである。なかなか親離れができなかった(厳密には親が僕に期待する人生に従おうとしていたという方が正しいのだが。つまり普通に結婚して、子供を生んで家庭を持つというありふれた生き方に。)のも要因の一つだと思うし、幼少自体のこと、学生時代のこと、社会人になってからのこと(特にこの辺りから自分の本音を隠して生きてきている。そうしないと様々なことを乗り越えられなかったから。)、そういったことの無理が積み重なっているような気がするので、原因の特定なんて僕には無理。過去を反省し始めると返って自閉しかねないので、認識だけに留めるようにしている。そう意味では、「原因を突き止めないといけない。」という意見はちょっと違和感感じるな、というところである。それに「〜しなければならない。」という思想そのものが前にも書いたように強迫概念になってしまう恐れがあるので、それも決め付けないほうがいいかなとは思っているのだが。

 昨晩は 23 時過ぎに寝て、5 時半頃トイレに起き、その後また寝てしまい 7 時半前に起床した。今朝は寝たかな、という気がするけれど、ワイパックスを服用すると眠気が出てくる。しかし服用しないと時々とても軽いが不安感も感じたりするときもあるし、何か難しいな、というところである。

 まずは昨日洗濯したものの生乾きだったカジュアルシャツとかにアイロン掛けを行なった。台風の影響がもっと酷くなるかと思ったが、雨は大したことがなかった模様なので肩透かしを食らう。まあ本当に土砂降りになって気分が陰鬱になるよりはいいかと思った。しかし、朝は寒かった。風も強いし、空気自体が冷え始めている印象を受ける。

 午前中は、だらだら PC でネットを見ていた。某 DVD 掲示板の評価を調べてみるかと思い検索エンジンを使ってみると色々面白いことが分かってくる。某巨大掲示板ではこの DVD 掲示板の常連を馬鹿にしていたようである。確かに馬鹿だろうな、と思う。人の意見を尊重しないのだから。特に僕に突っかかってきたやつはたちが悪いとか書かれていて納得である。ついでに今の管理人のことを調べたら、本人しっかり別のところで演劇のブログを一所懸命書いていることを発見した。2 年ほど前にその管理人、「体調不良なので輸入盤 DVD の情報更新はやめます。」とか書き込んでいて、僕は「どうせ飽きただけだろう。」と思っていたが本当にその通りだったようである。普通の日本人の感覚では輸入盤 DVD のコレクションなんか無理である。アメリカじゃ「お客様は神様です。」という発想はないのだから、途中で対応の悪さに嫌気が差してくるに決まっている。日本の業者を通じて購入している僕ですら何度もそう感じたくらいだから、マスコミの話題に載せられて飛びついた連中が続くわけはない。で何となくそのことが分かり楽しんでいた。日本人のグローバル化(と言ってもアメリカニズムという意味でしかないけれど。)は、相当遠いようである。だから「拒否できない日本」に書かれているように政治の世界までアメリカにコントロールされてしまうわけである。

 昼食はうどんにイワシのつみれを入れてみた。思った以上においしい。今日はワイパックスは抜いてみた。飲まないことに対する不安感もあったが、実際の不安感ではないので平気なようである。

 午後一番で「スタートレック・エンタープライズ」と「 Z ガンダム」を続けて観る。「エンタープライズ」は 5 月からこっち話があっちこっち飛んでいたが、ようやく本筋に戻り始めてきていて、面白くなってきた。今までほとんど暴走しっぱなしだったアーチャー船長が、ようやく対話によって事態を解決しようとし始めたところなどは本来のスタートレックの世界になってきたかな、と思う。「 Z ガンダム」は最終回ということで主人公が精神崩壊を迎える悲惨なラストシーンがあるのだが、20 年ぶりに見返してあまり悲劇的とも思わなかった。むしろその手前の大人たちの勝手な自己主張と、それに同調しない主人公の対比が非常に興味深く描かれているな、と思った。まだ再編集の映画版が残っているから楽しみはまだまだ続けれど、とりあえず TV では落ち着いたところところである。

 ビデオを観た後何となく外出したくなったので駅まで出かけた。とりあえずクリーニングに出した毛布の引き取りだけと思っていたが、出てしまうと、醤油がなくなっていることに気付いたり、スタートレックの食玩が明日発売だなと思ってホビーショップに行ったらもう売っていたのであっさり箱買いしたりと、何か色々買ってしまった。でも一日中部屋にこもっているよりは気分がいい。何かほっとした。

 コーヒーブレイクを入れた後は、在日アメリカ大使館のページを見たりしていた。で年次改革要望書をざっと目にしてみたのだが、確かに色々な要求が盛り込まれている。最近だと年次改革要望書ではないが、総務省の携帯電話の周波数開放について、強い要求が記載されているのが確認できた。今の NTT Docomo、AU、Vodaphone の市場占有率は閉鎖的なのでもっと他業者が参入できるようにしろとか書いてある。なかなか興味深い。いや、ここまであけすけに日本語が書いてあるといい根性しているな、アメリカって国はと感心してしまう。これまでの輸入盤レーザーディスク、DVDのコレクションでも日本とは相当違うと分かっていたし、実際にアメリカに旅行に行ったりすると、思いっきり人種差別を喰らったりしたこともあったので人よりはアメリカという国を知っているつもりだったが、予想以上だな、というのが今の気持ちである。でも村社会の日本よりはまだいいかな、という気はするけれど。

 夕食は当然野菜炒めだが、肉が豚の腸の下味付きだったので、味付けを醤油にしてみたら、とてもあっさり味で、昨日と分量が同じなのに食べすぎという感覚がなかった。もちろんおいしかったのは言うまでもない。

 夕食後ネットニュースを見ていたら、某掲示板のキャラクターをパクッた某レコード会社に対して、その掲示板の管理者がそのレコード会社の看板歌手のマークをパクッたキャラクターを作成し、逆襲をかけていることを知った。頭いいな、この管理者、ユーモアを持って反撃しているよ、と感心してしまった。

 

9月26日

 昨晩の一人で受けていたパクリネタ、知らない人が見たら何のことやらだな、と思ったのでちょっと補足とリンクをしてしまう。ネット上では「のまネコ」問題と言われているのもので、それに対して掲示板の管理人が「のまタコ」というキャラクターを作ったという次第。これがいかにもひょうひょうとしたスタンスなので大受けしていたわけである。こういうひょうひょうさは僕にはないからある面でうらやましいとも思う。

 ここのところ「ルボックスについて語るスレ」で何故かとある方とやり取りしてしまっている。何かその人後から色々細かいことを書き出してくるのでよく分からんのだが、まあルボックスを飲んでいるのは確かなようなので、ちょこちょこアドバイスをしてみている。できるだけ客観的にしてみようかな、と思っている。相手の波に飲み込まれると大変だし。

 また、うつ病関連の掲示板の書き込みを見ていたら、意外と親にパラサイトしている人が多く、何か自分と似たような人がいるな、と思ってしまった。昨日親離れについてのことを書いた後なので妙にタイミングがいいなと思ってしまう。

 昨晩は寝る前に「拒否できないに本」を 1 章読んで寝た。昨晩読んだ章では、著者はかなりアメリカのダブルスタンダード(つまり本音と建前というところだと思う。)に対して憤慨しているような書き方をしていたが、ちょっとこれには同意しない。日本の本音と建前の方が陰湿だと思っているからである。アメリカの方が分かりやすいからまだマシだと思う。でも本当はアメリカ中心ではなく、欧州辺りにがんばってほしいところもあるのだが、欧州連合の設立が頓挫しかけているから期待薄だな、と思う。アジアは日本だけ孤立しているようなものだし、しばらくはアメリカを中心に世界は回ると考えざるを得ない。だからアメリカを向いたことを色々やろうとしている。外貨預金なんかもその一環である。

 やはり朝は涼しくなったせいか 6 時にトイレで起きてしまい、寝られなくなる。もう夏掛けじゃなくて毛布にするかな、と思い至った。

 今朝は部課長の連絡会があって、そこでR課長が暗号化ソフト導入についての話をするのかと思っていたら、当の本人、健康診断で会社に来やしない。で結局僕が「推進よろしくお願いします。」という話をしておく。本当役に立たないな、と思って連絡会の後 S さんと話をしていたら、「この前事業部長と飲んでいたら R 課長の査定、最低評価だって言っていたよ。」とのこと。最高評価という話を前に聞いてこの日記にも愚痴とともに書いたけれど、本当は違うみたい。最高評価もらったって言っていたのは本人だから、また嘘をついたな、というところだけれども仕事には何の関係もないから笑って済ませられる。仕事に関することだったら頭ぶん殴ってやりたいぐらいかもしれないけれど。

 午前中は時々軽い不安感のようなものがあったので、昼のワイパックスは 1 錠にしてみた。その後軽く昼寝をしたので午後は眠気はなかった。

 朝の部課長連絡会でのお願いが効いたのか、2、3 の部署から問い合わせがあったりする。反応がいいな、と思ってしまう。当然誠実に対応をする。

 ところでこの暗号化ソフトの全社の導入進捗表をもらったのだが、見たら他事業部なんて酷いものである。全く推進していないところが多い。僕なんかずいぶん頑張っているような気がしてきてしまった。導入しておけば、例えばノート PC を紛失しても PC の実費弁償代だけで済むけれど、導入しないで PC の紛失なんかしたら場合によっては会社を首である。そういう意味では文句を言う人がいるにしても、できるだけやれることはしておいたほうが最終的にはいいのだと思っているし、部課長に対しても笑いながらそんな話をしたりしている。

 午後また特注品の価格マスター登録の依頼があったので作業をし始めたら、何か変である。よくみると、既にある特注品番と同じ品番(製品内容は全く違うのに)が付けられている。色々周囲に聞いた後に、M 課長に事態を報告し、動いてもらう。そのために今日は定時帰宅できなくなってしまったが、とりあえず結論だけは出て、明日作業を早急にすればいいことになったのでとりあえず一安心である。困ったときに上司に仕事を振ってしまうのは一つの手だな、と思った。特に今朝の部課長連絡会での僕がしゃべったことに対して M 課長、何か「こいつ前向きになったな。」と思ったらしく、とても協力的だったのでラッキーといえる。

 でも週明けから少々疲れた。今週の後半、山場だなと思う。

 

9月27日

 昨晩も「ルボックスについて語るスレ」でアドバイスをしていたのだけれども、本人が段々僕にカウンセリングをしてもらいたがってきているような気がしてきたのと、薬についての話題を扱うスレッドから離れ始めてしまっているので、「休職したらいかがですか。」ということと、「別のスレッドに移動された方がいいと思いますよ。」と書いた。ちょっと冷たい感じもなくはないけれど、最終的にはうつ病を治すのは自分だから、止むを得ないかな、と思った。その方は仕事をしているし、奥さんには理解してもらえず、幼い子供もいるということなので大変だなとは思うのだが、やり取りが進むにつれてみえてきたのは、ルボックスを服用していても症状が悪化して行っていることである。だから僕としては「休職されたらどうですか。」としかアドバイスをすることはできない。もしその方が休職されて、どのように療養したらいいか別のスレッドでアドバイスを求めてきたら、それは個人的体験に基づいてアドバイスはできると思うけど。

 寝る前に「拒否できない日本」を読み終わった。後半は、著者のアメリカ批判が強い印象でちょっと偏った感じになったかな、と思ったが、あとがきで何とかバランスを保ったようである。最終的には我々日本人がどう国際社会で自立していくか、というところに落ち着いていた。どちらにしても面白い本であるのは確かである。

 昨晩は毛布で寝たのだが途中トイレに起きてしまい、その後も度々眠りが浅くなってしまった。ただ、毛布のぬくぬく感は心地よかったので、不愉快感は軽減されていた。

 出社時は少々軽い不安感があった。ここのところストレス受けているからな、と思いつつ会社について昨日の作業を早速始める。しかしこの作業が夕方、問題を引き起こすとは思わなかった。僕のせいではないのだが。

 午前中は、相変わらず暗号化ソフトのトラブル解決に奔走したり、また特注品の価格登録作業が発生するのでそれを処理したりで、落ち着く暇もなかった。それでも暗号化ソフトのトラブルが解決するごとに導入が進んでいるのだから、愚痴っていても仕方がない。しかし、ちょっと休憩時間ぐらいはほしいところである。

 昼食後のワイパックスは半錠にしてみたが、ちょっと軽い不安感があるようなので、追加で半錠を服用する。つまり 1 錠飲んだのと同じことになる。でも業務が立て込んでいるから眠気を感じている暇もないくらいである。

 午後は更に標準品の発売決裁が回ってきたのでそれの価格登録を行なおうとしたが、また色々別の作業が入ったりするので、ほとんどできなかった。

 さすがに午後は少し休憩してネットニュースを見た。PHSの Willcom の新機種が公式発表された。確かに凄い機能だ。携帯とは毛色の違う機能を搭載してきている。ほとんど PDA の世界に入っている。今使っている機種は 2 年以上使っていて電池がへたりかけているし、表面も傷だらけなので、発売が楽しみになってきた。今日唯一の楽しみである。

 M 課長からメールが回ってきたので何かと思ったら、ついに暗号化ソフトの 9 月末 100% 導入が無理と本社が判断したらしく、導入できない理由がはっきりしていればその分は対象外にする、と言って来た。大体ソフト自体に問題があって入れるとトラブルばっかりなのだからしょうがないと思う。現場を見下した態度で仕事をしているからいい気味である。まあとりあえず僕は引き続き導入推進は続けるけれど。後になると忘れちゃうから。

 夕方になって、また特注品の価格設定にミスがあったことが発覚し、その修正に追われる。昨日の件といい、同じ部署から立て続けに似たようなミスをされると疲れがどっと出る。勘弁してくれよ、と思った。完全に人のミスの尻拭いである。

 更に帰る輪際になって、K さんが昨日の特注品の登録がされていないから何とかしろ、と言ってくる。販売子会社の業務が K さんを通じて文句を言っているようである。しかし、朝一番で僕の作業は終わってしまっているのだから「これ以上何をしろというのかい ? 」と K さんに返事したら、K さん切れながら先方とやり取りしていた。結論は販売子会社内部の連絡がうまく行っていないことが原因で、僕に何の責もないのだが、K さんぶちぶち文句を言うから「はいはい、私が悪いんでしょ。」と言いながらお菓子をあげてとっとと帰ってしまった。今日も定時上がりはできなかった。大体組織のあり方がいいか悪いかは別にして、何でも事業部に文句を言ってくるな、といいたくなる。更にこの特注品の価格登録自体が、単に売り上げだけしたいがための伝票売り(つまり商品はまだ完成していなくて、箱だけ売ったことにする手法)のためにやっていることなので、全くいい迷惑である。旧態依然とした営業方法でしかなく、腹が立ってくる。

 家に帰ってきてニュースを見ていると、次世代 DVD の規格分裂のことを報道していたが、今のところ関心はない。とにかく観たい映画なり音楽作品なりが充実してきてから考えればいい事で、慌てて飛びついてもしょうがない。今のところ現行の DVD で十分だと思う。

 

9月28日

 昨日ルボックスのスレのことを書いたけれど、昨晩覗いてみると、彼からの書き込みはなかった。彼からしたら見捨てられた、という気持ちなのかもしれないな、と少々良心は痛むが、彼の後出し書き込みからすると、自殺願望がでてきていて、仕事を休んでいないことから多分症状は悪化する方向に向かってしまうと思う。いくら坑うつ剤のルボックスを飲んでも脳を休息させない限り症状の改善は相当困難だと個人的に思うので、一刻も早く休職をすることを決断するのを祈るばかりである。

 昨晩もすぐに熟睡してしまったが、深夜 2 時前にトイレに起きてしまう。その後はまた熟睡に入るけれど、どうも 6 時前辺りから眠りが浅くなるようだ。しかも毛布をかぶっていてもなんか寒い。後で天気予報で聞いたところでは 10 月中旬の気候だったそうである。どうも急な気候の変化にはまだちょっと追従していないなと感じる。以前に比べるとよくなっているとは思うのだが。

 会社の今日の業務は、新製品の価格登録と、暗号化ソフトの進捗状況確認に明け暮れた。ちゃんと導入してくれているところはいいのだけれども、一部の部課長辺りが「忙しい」とか、「 PC が起動しなくなったら不安だから入れられない。」と言ってなかなか導入しようとしないので困ってしまう。でも大体このような不便なソフトを導入することになる背景には、部課長クラスの意識の薄さが原因としてあるのだからちゃんと認識してもらわないと困る。とある事業部の部長など、ノート PC を持って外出し、そのまま飲みに行って泥酔して電車に乗っていたら PC を盗まれた、というような話があるぐらいで、個人の意識が低すぎるので本社がしょうもないことを考え出すというマッチポンプ状態なのである。その辺知恵が回らないのかな、と思うのだが、実態は回っていないようだ。今の部課長クラスは 40 代が多く、経営幹部曰く「若返りを図った。」と自慢しているけれど、その 40 代辺りがその上の世代の影響をもろに受けてしまっていて、もう頭も柔らかくないから価値観を返られずに結局は何も変わっていない、という冗談としか思えない状況のように思える。会社が未だに精神論的要素が強いのもそのせいかな、と思っている。

 精神論が嫌いなのはよく書いているけれど、これも入社後の業務にかなり起因している部分はある。もちろん理系出身だということで元々合理主義的なところが強いのも事実だが、それに輪をかけてしまったのが、入社後担当した業務である。自分に嘘をついて無理をし始めたのはこの辺からである。最初は技術部に配属されたのだが、新入社員研修が終わったら、販売が悪い、ということで営業に飛ばされてしまった。ここで営業の OJT を一切教えてもらうこともなく、いきなり近畿を除く中部、西日本一体の営業にさせられてしまった。更に僕が入社する大分前に行なった営業施策のせいで販売子会社を怒らせてしまい、最初にあいさつ回りをしたときにいやみを言われ続けた。それだけでもう嫌気が差してくるのだが、最初に配属された事業部はずっと赤字垂れ流し続きで、いつも期末になると精神論で「なんとしても売り上げを達成しろ。」と上司に言われた。それで販売子会社に在庫を持ってくれと頼みに行くのだが当然聞いてもらえるわけもなく、いつも「何でそんなことができない。」とか怒られていたのである。そのとき、今いる事業部は販売子会社にとっては大得意元なので、在庫を受け入れていた。但し、タダではなく、販売子会社の倉庫代とか、商品の郵送代とかを事業部が出してとりあえず期末の数字の帳尻をあわせて、次の月になると全部返品を受ける、という全く無駄なことをやっていた。そういうところからも精神論嫌いが強くなってきたように思う。結局 4 年半途中発作的に死にたくなったりしながらもぎりぎりで踏みとどまって営業を続けた後、ようやく内勤になった。その先も更に自分に無理を強いることになっていくのだが。

 昼食後のワイパックスは半錠で何とかいけた。でも少々ストレスかかりすぎのような気はする。とりあえず今週である程度片付け、一旦リセットしたいところである。

 K 課長の歓送会が金曜にあるというので、一応参加表明をしておく。居酒屋ではなくて、社内の食堂で行なうということなので、長時間にならないだろうというのと、やはり色々教えてもらったので、今回は顔は出しておきたいという気持ちはある。次の日は休みだから何とか大丈夫だろうとも思うし。

 社内のイントラネットではここのところ毎日各事業部の暗号化ソフト進捗状況を掲載していて、いやみかと思ってしまう。しかも 100% 達成しているところなど、どう考えても暗号化ソフト導入しなきゃ駄目だろうという地方の営業支店が導入予定数「0」で導入完了になっているのである。何か正直者は馬鹿を見る、という気分になってきた。でも、いい加減なやつのせいで会社の機密情報が漏れて経営が傾き、またリストラとかやりだしたときにはどう責任取ってくれるんだよ、と思ってしまう。

 今日は定時退社日なので本気で定時退社した。「明日できることは、今日は行わない。」というのがうつの再発を防ぐ秘訣の一つである。

 

9月29日

 昨晩はいつものようにネットを見て、掲示板にちょこちょこ書き込み、いつものようにベッドに入った。かなり疲れている。当然すぐに熟睡である。

 朝は4時ごろトイレに起きて、その後はとてつもなく奇妙な夢をしてしまったが、眠りが浅くなったわけではないので、不愉快感は少ない。夢の内容は支離滅裂で書き出すことが困難なのだが、ひとつだけ強烈に覚えているのは、「寝過ごした ! 大学に行かなきゃ ! 」ということである。何で会社じゃなくて、大学なのかはさっぱり分からない。ただ 1 - 2 ヶ月ほど前に大学の研究室の同期の一人が大手の会社を辞めて、転職した、という挨拶状をもらったのをここ数日思い出していたので、その影響はあるかもしれない。

 朝の気分は普通なのだが、どうもここの所通勤時に軽い不安が時々来るようだ。ほとんど馴染みのものになってきているからあまり気にしてはいないが、絶対ストレス過多になっているな、とだけ思っている。会社に着く頃になると、ワイパックスが効いて来て大抵は平常に戻るのだが、時々午前中は、とても軽い不安感に襲われるときがある。そういう時は昼のワイパックスを 1 錠にしている。そうでないときは半錠のときが多い。どの道今日を入れて 2 日間でストレスから一旦開放されるからちょっとの辛抱である。どう考えても主治医の「 3 ヶ月は 80% の力で仕事を。」と言う言葉から外れているが、意地で定時帰りをしていることが多いから、何とか抑うつ状態になる手前で済んでいるような気はする。

 今日も基本的には暗号化ソフトの進捗状況の確認と、最終手段として僕自身が導入 PC の所有者(大体部長クラスが多いのだが)に了解を取って導入を推進してしまっていた。空いた時間は、できるだけ何もしないようにしていた。つまりトラブルがあったときにすぐに動けるように別の重い仕事はすべてすっ飛ばしたのである。そこまで行なったお陰でほぼ暗号化ソフトの導入が完了になって来た。残りは 2 人だけなので、どうとでもなる。

 部課長クラスの PC を見ていると昨日も書いたけれどセキュリティ意識が低いな、と改めて思う。Windows のセキュリティパッチは全然当てていないし、業務と全く関係のない iTunes だとか、RealPlayer、DiVX といった動画再生ソフトまで入れている人が意外と多い。業務に関係ないソフトを入れているのも問題だが、Real Player とか、DiVX 辺りはスパイウェアの疑いのある、あるいはスパイウェアが同梱されているソフトだということを知らないのだろうか。個人の趣向が業者に筒抜けになっていることを認識した方がいいのではないかと思う。

 そういう僕はどうかというと、基本的にスパイウェアとして黒に近いソフトは入れないか、入れても個人情報が流れないように設定を変更かけたりしているのだが、それでも完全とはいえない。Windows 自体が怪しいともいえるし(実際 Windows Update でセキュリティパッチを当てる際に PC のセキュリティホールのチェック以外の何らかのデータが Microsoft 社に送信されていることが判明している。)、検索エンジンで有名な Google も最近怪しい動きをしている。ある程度は利便性とトレードオフなのかなとも思うが、そういうことを知っておいた方がいいとは思う。個人が思うより企業のやることはしたたかである。

 夕方ドタバタして席に戻ってくると、M 課長から、「本社から進捗状況を教えろ、と言ってきた。」ということだったので、目処も着いたことだし連絡を入れる。本社はここのところ毎日イントラネットで進捗表を掲載していていやがらせかと思っているが、こちらはころころ変わる状況把握をする方が先だと思ったので、一切進捗状況を報告していなかった。そんな無駄なことする時間があるのだったら、経営トップの言うとおり 100% 導入完了させればいいんだろ、と思っていたのでほおっていたのである。しかし本当、本社に異動して現場を見下す仕事をしたくなって来た。楽だろうな、と思う。でも人間としての成長は止まるけれど。

 今日も定時上がりはちょっと無理だったが、一応僕の中ではこの業務は完了となったに等しいので「山を乗り切った。」という自信にはつながった。その分帰るときは疲労感がどっと出た。夕食時は半分放心状態で食事を取っていた。でもおいしくは食べられたからいいか。

 

9月30日

 昨晩のネットサーフィンはあまり考えていなかった。眺めていたというほうが正しい。何も書き込まなかったし、早々に切り上げてしまった。疲労感が強い。

 ベッドに横になったのも 22 時半前で、当然すぐに熟睡である。

 しかし朝は来た。5 時にトイレで目覚めたら眠れなくなった。途中空腹感まで感じてくる始末で「早朝覚醒がきちゃったー。」と思いつつベッドから離れるのはしゃくなのでそのまま横になっていた。

 今日も気分は至って普通なのだが、通勤時は若干不安感があったようだ。不安感というか緊張感というか、何か体に余計な力が入っている印象である。

 朝一番で技術部門の暗号化ソフトの導入完了を確認し、間違って導入してしまった人の解除を実施した後に自分の PC のブラウザをメンテナンスしていた。FireFox の表示がおかしくなるので、色々いじっていた。暗号化ソフトの未導入者は事業部長ただ一人となったが、その事業部長が午前中会社にいなかったので確認が取れなかった。

 案の定事業部長はいまだ導入をしていなかった。午後も会議が多いというので了解を取って強制的に導入をしてしまう。導入と言っても実際の作業は数分で、後はソフトが勝手に HDD を暗号化するのを見ているだけだから本当は大したことがないのである。で事業部長の PC を見てみると、またまた DiVX のコーデックがインストールされている。だからそれは Gator というスパイウェア入りのものなんだよ、と思ったが、見なかったことにする。無料版だからと入れたのだろうが、海外出張とか多くて英語ができるならよく Web サイトを見てから導入すべきと思うが。

 昼食後のワイパックスは念のため 1 錠にした。ちょっと負荷がかかりすぎていたから、安全を選んだ。

 午後はスパイウェアを実際に PC に入れたりして遊んでいた。正確に言えば職場懇談会用資料制作のためにわざとスパイウェアに引っかかりに行っていたのである。社内 LAN だと絶対にそういうサイトにいけないから、勝手に「味ぽん 1 」でダイアルアップ接続に変更して 32kbps のパケット通信でスパイウェアに引っかかり、その画面をキャプチャーしたりしていた。結構これが難しかったりする。画面に小さなウインドウが一瞬現れたかと思うとすぐに消えて変なソフトをインストールしようとするからそのキャプチャータイミングが難しい。自宅では絶対やらないな、と思う。いや、PC を買い始めた頃は、一応男なのでアダルト系サイトに行ったりしてその手の罠に引っかかりそうになったものだが、最近飽きちゃったのでアダルト系サイトに行くこともない。それに FireFox だとその手の罠を防いじゃうから意味がない。安全といえば安全である。

 本当は新製品の価格登録も行なわないといけないのだが、暗号化ソフト導入推進で精神的に疲れてしまったので「来週でいいや。」とあえてしなかった。

 夕方に事業部長の PC も処理が終わり、100% 達成である。報告書を書いて本社にメール送信をする。開放感に満たされ、K 課長の歓送会まで Yahoo! ニュースを見ていたりしていた。

 ニュースで興味を引いた記事が二つあった。一つは「のまネコ問題」で、レコード会社は商標権を取り消すということだった。でもその謝罪文がどう読んでも企業の出す質ではないのでまた某掲示板の住人たちが怒っているようである。このレコード会社、ちゃんとした広報担当者いないのか、という感じの文章である。

 もう一つは PC 用のワープロソフト「一太郎」のバルーンヘルプ機能が松下電器側に言わせると、「当社の特許権を侵害している」として裁判が継続していた件で、知的財産高裁で判決がでて、東京地裁の判決とは逆に松下電器敗訴の判決が出たということである。内容からしても松下電器側のいちゃもんに近い裁判かな、と思っていたのでこの判決の方がしっくり来る。

 K 課長の歓送会では、少しビールの量が多かったようである。色々な人と歓談し、大いに食べた。ただ、疲れから来るものだと思うが何となく背中辺りに不安感というか違和感を感じ続けていた。最後の方になって若手代表(うちの会社新人が入ってこないから 30 歳半ばでも若手になってしまう。)のエールに駈り出されてしまった。しかも勝手にメインにさせられるので適当に考えてやったら、笑いを取ってしまった。笑いを取るつもりじゃなかったんだが。でも以前だとそういう風に笑われるのがとても嫌いで嫌がっていたものだが、今日も多少不愉快感はあったとはいえ、そんなに気にしなくなっていることに気付いた。逆に開き直っていたりしていた。やはり少しだけだけれども視点が変わったのだと思う。本質は何も変わっていないにしても。

 家に帰ると、背中の違和感は凝りに変わりつつあるのを感じた。明日は朝から背中が痛むのかな、と思っていた。とにかく少しの間は過度のストレスからは逃れられるだろう。週末はのんびりする予定である。昼寝したければするし、ビデオを観たければ観る。サイクリングをしたかったらしに行く。何も考えていないけれど、とにかくストレス解消は図る予定である。