NAKASU JAZZ 2016 vol.8

2016年9月10日

 NAKASU JAZZの存在を知ったのは、去年だったと思う。佐野元春 & THE COYOTE BANDのキーボードディスト、渡辺シュンスケのソロプロジェクトであるSchroeder-Headzが土岐麻子とともに出演する、という情報を得たからである。しかし、去年の時には体調の関係もあり、見に行かなかった。

 

 今年「フードクライマックス 肉フェスvs餃子フェス」の中のイベントで土岐麻子が出演するというのでヤフオク!ドームに見に行った時、サポートとして渡辺シュンスケが登場していて、曲の合間のMCで「NAKASU JAZZに出演します」という話をしていて、その存在を知った次第である。出演日が土曜である9月10日なので、これは見に行けそうだな、と思った。

 

 夕方、自宅を出て、地下鉄の中洲川端駅まで移動した。駅は閑散としていて、「イベントに人が集まっていないのかな」と気になった。ふらっと会場であるKBC GREENステージまで行ってみると、すでに人がたくさんいて、座る場所を確保するのにも苦労しそうだった。一旦、早めの夕食を川端の商店街で取って、再度KBC GREENステージに行き、なんとか座る場所を確保した。

 

 ライブ自体は始まっており、「Nao Yoshioka」という歌手が歌っていた。当然知らない歌手であるが、グルーヴ感はいいな、と思った。「Nao Yoshioka」のライブが終わると、司会がゲストの紹介をし、しばらくして、「あんみつ姫」というグループが出演した。何かと思ったら、天神にあるおかまバーか何かのメンバーが出演していて、ダンスをしていた。何でも「あんみつ姫」というグループは天神では有名なメンバーらしい。夜の酒場等に詳しくない僕には、面食らった。

 

 続いて登場したのは、「amin with The Old Shanghai Jazz Band」というグループ。メインのaminは、NHKの中国語講座などで活躍しているそうである。紅白歌合戦にも出演した経歴があるとか。今回は、戦前の中国・上海をイメージさせる音楽を何曲か演奏した。どうもこの手の曲には馴染めないので、あまり楽しめなかったが、途中でタップダンサーが出てきて、ご機嫌なリズムを取っているのには、関心をした。バンドはかなりのグルーヴ感を持っていて、確かに上海のインパクトは与えられる、とは思った。

 

 「amin」のライブが終わると、また、ゲストとMCのトークセッションが行われた。ゲストはキリンビールの福岡の責任者と、TSUTAYAの店長。キリンビールの人は、ビールを7杯飲んで、それでもトークはばっちり、という酒豪ぶりだった。

 

 そして、僕が目当てに行った「Schroeder-Headz」のライブが始まった。キーボードが渡辺シュンスケで、あとはベースに玉木正太郎とドラムの番長という構成。僕自身はSchroeder-Headzのライブを見たことがなく、曲もApple Musicで何回かアルバムを聴いただけなので、セットリストが書けない状況ではあるが、JAZZのジャンルにカテゴリーされるSchroeder-Headzの曲たちは、かなり乗れる曲である。ただ、渡辺シュンスケのMCでわかった曲を列挙すると、「Surface」、「Hype」、「Blue Bird」、「Sleepin' Bird」は演奏している。曲の合間のMCで渡辺シュンスケは、「NAKASU JAZZに今年も来られて、嬉しいです」という趣旨のMCをしていた。会場も、Schroeder-Headzの登場時にだいぶ観客が増えたようで、かなり盛り上がっていた。合計で7-8曲は演奏したかと思う。ラストは、スヌーピーの曲から、「ライナス&ルーシー」を演奏し、熱狂のライブが終わった。

 

 ライブ終了後、物販コーナーで渡辺シュンスケのサイン会が開催されるというので、物販コーナーに並んだ。かなり混雑していて、30分ぐらい待たされたが、最新CDを購入し、渡辺シュンスケのサインをCDにいただき、握手までしてもらったので、かなり満足していた。

 

 サイン会を待っている間、イベント最後のアーティストが出てきて、会場の盛り上がりはさらにヒートアップしていた。ゲストにSing Like Talkingの佐藤竹善が登場していたのもその一つみたいだが、CDを入手して、帰ろうと思ったら、通路が大混雑で動かなかった。ようやく行列を離脱し、一路帰路に着いた。