石垣島「南の島の星まつり」2016年

2016年8月6日

「南の島の星まつり」に参加するに至った経緯

そもそも「南の島の星まつり」に参加しようと思ったのは、2016年7月3日(日)にFM横浜で放送された「南風通信」という番組を聞いていたことに始まる。番組は、週一回、沖縄の情報を紹介する番組なのだが、その中で、2016年は8月6日(土)の夜に、石垣島で「南の島の星まつり」の「星空観望会&夕涼みLIVE」が開催され、夜8時半から1時間、石垣島全島で照明が消され、満天の星空を見ることができる、と聞いたことから、興味を持ったのである。それで、放送終了後、インターネットで8月6日(土)から7日(日)の1泊2日のツアーを探していたところ、楽天トラベルで、福岡から石垣の全日空の航空券と朝食付きホテルのパックセットで65500円というツアーが見つかった。Skyscannerで航空券の格安料金を見ても、47000円程度が最安で、しかも那覇乗り継ぎでかなりの時間がかかるので、ホテル代も含めると、全日空で行きは福岡から石垣直航便、帰りは那覇乗り継ぎだが乗り継ぎ時間30分というショートタイムになる、ホテル代込みの65500円のツアーは妥協できる金額だった。そのツアーに即刻で予約を入れたのは、言うまでもない。

 

僕にとっては、2016年のゴールデンウィークに八重山地方を旅行した時に、星空を見られなかったことに対するリターンマッチという側面も持っていた。苦労して日本最南端の有人島、波照間島まで行きながら、天候があまり良くなく、星空を見られなかったことに対して、悔しい思いを抱いていたのである。そのため、今回の石垣島のイベント「南の島の星まつり」には、期待を抱いていた。

 

旅行の1週間前に、事前に楽天のサイトから、航空券の2次元バーコードの発行や、旅行日程表の印刷をしていた。土曜の午後移動だが、午前中、別の用があるので、あまり余裕はない。

石垣島の天気予報

 天気予報は、一番気になるところである。1週間前から、気象庁、日本気象協会、ウェザーニュース、Weather.comなどの天気予報サイトを見て回ったが、各社、予報はバラバラ。しかも1日単位で同じ会社でも予想が変わり、かなりやきもきさせられていた。いい予想だと晴れ、なのだが、悪い予想だと雨のち曇りとなっていて、実際に石垣島に行ってみないとわからない、というのが現実である。

福岡空港から石垣空港へ

行きの飛行機は、福岡空港から石垣空港への直行便である。福岡空港から石垣島の直行便は、閑散期には運行していない。正月、ゴールデンウィーク、夏休みといった、大型の休みの時にだけ運行する季節便である。午後1時10分に福岡空港を出発するので、石垣島に着いても、観光する時間はない。ただ、今回は夕方から夜のイベントなので、特に問題なかった。それにゴールデンウィークに石垣島は散策しているので、特に見たいものもない。せいぜいお土産をどうするかぐらいである。

 

福岡空港の出発ターミナルは、第一ターミナルである。地方路線なので、冷遇されている。12時に手荷物検査を受けたが、ロビーは大混雑だった。考えたら、夏休みの土曜日。混むのも当たり前かな、と思う。iPhoneにアプリを入れたので、電子チケットである「Wallet」を使うことができた。これはApple Watchで使うと非常に便利である。

 

飛行機は、全日空B737-500で、搭乗率は7割程度といったところ。少なくとも、僕の隣には誰もいなかった。定刻を少し過ぎて出発したが、最終的には、石垣空港に定刻より早く着いた。

 

石垣空港からは、離島ターミナル行きのバスに乗った。それで終点のバスターミナルまで。空は雲も多いが、晴れ間ものぞいていた。この時点で、「多分星空の一部は見えるだろう」と直感がした。

「南の島の星まつり」星空観望会&夕涼みLIVE

バスターミナルからは歩いて10分のホテルチューリップ石垣島にチェックイン。いらない荷物を置いて、「南の島の星まつり」の会場である、南ぬ浜町緑地公園に歩いて行った。確かに南国なので暑いのだが、風があるので、福岡の暑さに比べると、少し楽である。会場に着いて、持ってきたレジャーシートを敷き、石垣島地ビールと、つまみを買って、「夕涼みLIVE」に備えた。

5時に「夕涼みLIVE」はスタート。イベントの司会は、タレントの篠原ともえであった。彼女の話があった後、最初のアーティストとして、前花雄介が演奏。ドラムとベース、パーカッション、三線の女性、ボーカル&ギターという構成で何曲か披露した。

 

続いて登場したのは、オオザカレンヂkeisukeで、、5時40分に登場。ファンも多いらしく、大阪からの遠征組が多いことが発覚した。関西は、関西国際空港からLCCのPeachが直航便を飛ばしているので、石垣に来やすいのではないかと思う。オオザカレンヂkeisukeはギターソロで、何曲か歌った。カラオケの曲もあったが、悪くないミュージシャンである。

 

その後、篠原ともえの誘導の元、石垣中山市長の挨拶があり、夏川りみとSkoop On Somebodyが揃って登場。一曲コラボの後、Skoop On Somebodyのステージに。ボーカルとキーボード以外は地元のミュージャンだということである。Skoop On Somebodyクラスのアーティストになると、客の乗せ方もうまい。シートに座っている客を立たせ、リズムを取らせていた。

数曲歌った後、夏川りみに交代し、「涙そうそう」や、大黒摩季の代表曲「ららら」など、数曲を披露した。その後、skoop on somebodyと再びコラボ。そして、篠原ともえも加わってのコラボで、一旦ライブは終了した。

 

石垣中山市長が再び登場(なんと泡盛を飲んでいる)し、星空の保護区についての説明を行った。国際ダークスカイという星空保護区についての説明をし、石垣島の高校である八重山商工の活動を紹介した。

そして、ライトダウンプロジェクトの紹介まで行ったことで、石垣の夜景についての取り組みが説明された。石垣島はジェット気流から外れたところに位置するので、天空の星が瞬くことなく、くっきり見えるのだそうである。

 

その後、公開結婚式が行われた。静岡出身の同級生カップルが抽選で選ばれ、ステージ上で指輪の交換や、誓いのキス、夏川りみとSkoop On Somebodyによるお祝いの合唱があり、最後はミュージシャン全員のお祝いの言葉まで、披露された。カップルには子供がいるのだが、何を聞いても「船」としか言わず、場内の笑いを誘っていた。この公開結婚式の最中、一瞬雨がぱらつき、天気を心配した。

そして、8時半に、無事石垣全島ライトダウンが行われた。なんと奇跡的に、空は全天星空で、ものすごい感動を感じた。暗闇の中で見る星空は、ここまで見えるか、というぐらいはっきり見えていた。あまりの感動に、1時間のライトダウンは、魅力的だった。ただ星を見るだけでなく、専門家による星の解説もあり、非常に分かりやすかった。ただ、途中から屋台が照明を点灯してしまい、少し星空は見づらくなった。天の川まで見えたので、今回の旅行は、満足を感じたし、大枚叩いて石垣島にリターンマッチで訪れた甲斐があったと思う。もちろん、時期が外れているので、南十字星は見えなかったが、満天の星空に抱かれているのは、心地よかった。写真にはさそり座と、天の川が写っている。iPhoneと夜空撮影アプリ「NightCap Pro」で撮影したものである。iPhoneでもここまで夜空の撮影ができる。

 

9時半にライトダウンは終了。これをもって、イベントは終了した。感動を胸にホテルまで移動した。

2016年8月7日

石垣島から福岡への帰宅

次の日、起きてみると、また天気予報は外れて、いい天気だった。ただ、夜中に雨が降ったらしい。路面が濡れていた。天気がいいので、福岡に帰宅したくない、八重山観光したいと、一瞬思ったが、飛行機のチケットもあるので、おとなしく石垣空港へと移動した。

 

石垣-那覇はB737-500で満席だった。で子供連れが多いからか、シートベルト着用サインが出ていても、トイレに立つ親子が後を絶たなかった。

沖縄本島は雨が降っていて、そのためかどうかは知らないが、那覇空港は混雑していた。当初の予定到着時刻を15分回って、ようやく駐機場へ到着した。当初あった35分の乗り換え時間がわずか20分に短縮され、食事もできないので、空弁で済ませることにした。空弁はポーク玉子おにぎりとさんぴん茶なので、一応沖縄を満喫した空弁になる。

 

那覇-福岡はB767-300で、約半分の搭乗率だった。沖縄本島付近は、大気の状態が不安定で、かなり揺れたが、本島を過ぎると、安定した。飛行機は定刻通り福岡空港に到着し、無事帰宅できた。