JUMANJI:WELCOME TO THE JUNGLE(輸入盤Blu-ray 3D UK)

邦題:ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル

基本データ

JUMANJI:WELCOME TO THE JUNGLE Blu-rayジャケット
  • レーベル:SONY PICTURES HOME ENTERTAINMENT
  • 制作年度:2017年
  • 上演時間:119分
  • 監督:ジェイク・カスダン
  • 出演:ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギラン
  • 画面:2.39:1/アナモルフィック
  • 音声:dts-HD MA 5.1ch 英語、イタリア語、スペイン語
  • 字幕:英語、フランス語、イタリア語、スペイン語

あらすじ

 高校生のスペンサーやフリッジ、べサニー、マーサの4人は学校で問題を起こし、校長から倉庫の掃除を命じられる。渋々掃除を始める4人だったが、掃除の途中、テレビゲーム機を見つける。電源を入れると「ジュマンジ」というゲームが起動する。キャラクターを選択してゲームを始めると、4人は現実世界からテレビゲーム機の「ジュマンジ」の世界に送り込まれてしまう。そこはジャングルで、キャラクターもゲームのキャラクターに変身していた。ゲームの世界から現実世界に戻るには、悪党に盗まれた宝石をもとある場所に戻して、キーワードを発声する事だと知った4人は、戸惑いながらもゲームの世界で問題をクリアしていく。

感想

 1995年にロビン・ウィリアムズ主演でヒットした「ジュマンジ」の20年後を舞台に、新たにバージョンアップした設定で、4人の高校生がテレビゲーム「ジュマンジ」の世界でゲームをクリアしていくアドベンチャー映画がこの「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」です。北米での映画興行収入はソニー・ピクチャーズの映画の中では歴代1位の座に位置することになったぐらいヒットを記録している映画です。

 1995年の「ジュマンジ」では、ボード・ゲームの「ジュマンジ」が現実世界で大暴れする映画でしたが、今回の「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」は、そのボード・ゲームがテレビゲームへと進化し、主人公たちがそのテレビゲームの世界に入り込むという、逆転の発想をしているところが目新しいところであります。

 また、面白いのは、主人公の高校生4人が「ジュマンジ」の世界に入り込むと、アバターとしてのキャラが現実世界とは全く違う性格、体格、性別になってしまうところにあるかと思います。オタクのスペンサーは筋肉モリモリのキャラになり、黒人のフリッジは口達者なキャラに、スマホ依存のべサニーは女性から男性に変身し、一人周囲から浮き上がるマーサは、格闘が得意の女性キャラにと、現実世界とは異なっています。その辺のギャップはこの映画の特徴の一つでしょう。

 演じている役者も家族向けという感じがあります。ドウェイン・ジョンソンにジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギランと、見ていて安心感のある俳優たちが出演していることで、子供連れで見ていても激しいバイオレンスやセックスシーンは少なく、ファミリー・ムービーとしては、安定感を感じるところであります。その分、意外感は少ない感じはします。

 ただ、映画がファミリー・ムービーとしての出来になっている分、ストーリーの意表をついた展開というのは少ない気がします。キャラの性格を描くのに費やされ、ゲームとしての「ジュマンジ」の世界観というのが乏しい感じはします。サブタイトルにある「ジャングル」というのがゲームの世界というより現実世界の感覚が強く、映画としての違和感を感じるところが随所にあると思います。主人公たちがどうなるのか? というハラハラドキドキ感が足りないところもあり、そこはこの作品の弱点かと思います。

 映像は3D映像です。色彩が赤が強く出ていて、フィルム調の色調をしていると思いますが、その分高画質感は少ない気がします。解像度もシーンによっては甘く、ハッとさせられるようなシーンは少ないと感じるところであります。3Dはシーンにもよりますが、そこそこの効果を発揮していると言えます。音響はdts-HD MA 5.1chですが、音のセパレーションがあまり良くない感じがします。サラウンドもあまり効果を発揮しているとは言えず、明瞭度が甘い感触を受けます。

 なお、このBlu-rayはイギリス盤での鑑賞になっています。リージョンコードはフリーなので、日本やアメリカでのプレイヤーでも再生可能になっています。アメリカ盤では3D Blu-rayのリリースはされていませんので、3Dで楽しむためには、イギリス盤が選択肢に入ります。日本盤も3D Blu-rayのリリースがされるとのことです。

2018年5月27日