MAD MAX:FURY ROAD(輸入盤Blu-ray 3D)

邦題:マッドマックス 怒りのデス・ロード

基本データ

MAD MAX:FURY ROAD Blu-rayジャケット
  • レーベル:WARNER HOME VIDEO
  • 制作年度:2015年
  • 上演時間:120分
  • 監督:ジョージ・ミラー
  • 出演:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト
  • 画面:2.40:1/アナモルフィック
  • 音声:DOLBY ATMOS 英語 / DOLBY DIGITAL 5.1ch フランス語、スペイン語
  • 字幕:英語、フランス語、スペイン語

あらすじ

 荒廃した地球で、マックスは生き抜いていた。しかし、彼はイモータン・ジョー率いる軍団に捕まり、捕虜にされる。イモータン・ジョーは、水などを支配し、多くの人々を縛っていた。その中、石油を産出する街にフュリオサが向かうのだが、フュリオサは、途中で方向転換をし、東に向かい始める。フュリオサは、イモータン・ジョーの奴隷になっていた女性を解放し、オアシスに向かう決意をしていたのである。イモータン・ジョーの軍団がフュリオサを追いかける中、マックスも生贄として同行されるが、マックスも奴隷から解放され、フュリオサとともにオアシスに向かっていくことになる。

感想

 80年代に一斉を風靡した「マッドマックス」シリーズの30年ぶりとなる第4段の映画が、この「マッドマックス 怒りのデス・ロード」です。映画としての評価も高く、興行収入的にも成功を収めた映画として、話題になった作品であります。

 

 この映画の特徴としては、とにかく激しいアクションシーンの連続が続く、ということが挙げられるかと思います。アクションシーンの連続で、息つく暇すらない、というのがこの映画の魅力になっていて、荒廃した地球の映像と相まって、その壮絶感が見るものを圧倒させてくれます。また、音響効果がものすごく、壮絶に破壊音が響くので、それに取り囲まれる印象が強く、観客に圧力をかけているかと思います。

 

 キャストは一新されていますが、一応80年代の「マッドマックス」シリーズの設定を使っているのか、マックスの過去があっさりと描きすぎで、シリーズを見ていない人には、ちょっとマックスの苦悩が分かりづらい気がします。僕も過去、テレビで「マッドマックス」は見た記憶はあるのですが、設定をほぼ忘れているので、マックスに関しての設定は置いてきぼりを食らった印象があります。

 

 主役はマックスのはずですが、実際はシャーリーズ・セロン扮するフュリオサが主役なのでは、という気がします。美人の彼女が、頭をほぼ坊主頭にして、かつ左手を失った戦士として描かれ、その強さとともにインパクトを観客に与えていると思います。そのために、マックスの印象は弱くなっていると思います。フュリオサが、イモータン・ジョーの奴隷から逃れ、彼のハーレムになっていた女性たちを解放すべく、逃亡するという設定は、かなり面白いと思います。

 

 イモータン・ジョーは奴隷になっている人々を支配している男ですが、フュリオサが反旗をひるがえすと、彼女を追跡すべく、軍団を追跡に向かわせます。物語の大半は、イモータン・ジョー率いる軍団の追跡を逃れるフュリオサと、マックスの戦いがメインになっています。ただ、それだけの話ですが、圧倒的な映像でその戦いを描いていますので、そこが魅力かと思います。

 

 ただ、少し気になったのは、クライマックスの戦闘シーンで、特殊効果の粗が見えてしまっているところがあり、それが興醒めになっている部分はあります。それまでのアクションシーンは、圧倒的な迫力で見せつけているのに比べると、俳優、女優の演技のためとはいうものの、少し現実に戻ってしまうところはあります。

 

 映像は、3D映像ですが、かなりの立体感を持っているかと思います。映像の色乗りや、解像度は万全で、荒廃した地球の雰囲気を見事に表していると思います。音響はDOLBY ATMOSなのですが、実際はDolby TrueHDで鑑賞しました。このサラウンドはすでに書いてるように、ものすごい効果を発揮していて、重低音も多用しており、とにかくど迫力の音場を作っています。サラウンドも効果が高く、映像を補強する意味で、デモに使えそうなサウンドデザインをしています。

 

2016年12月11日