Ray

Ray DVDジャケット 邦題 レイ
レーベル UNIVERSAL STUDIOS HOME VIDEO
制作年度 2004年
上演時間 153分
監督 テイラー・ハックフォード
出演 ジェイミー・フォックス、ケリー・ワシントン
画面 1.85:1/アナモルフィック
音声 DOLBY DIGITAL 5.1ch 英語、フランス語
字幕 英語、スペイン語、フランス語

あらすじ

 レイ・チャールズはソウルミュージックで次第にスターダムになっていく。しかし名声とは裏腹に彼の私生活は波乱万丈だった。

感想

 ソウルミュージシャンとして今でも評価の高いレイ・チャールズの半生を描いた実話を元にしたドラマです。

 物語はレイ・チャールズがフロリダから旅立つところから始まって、彼がようやく自分自身が抱えていたトラウマと折り合いを付けるところまでを描いています。ヒット曲を連発し、ミュージシャンとして成功しつつも私生活の様々なトラブルにより何度もその成功から挫折してしまう、しかもその挫折の大きさを物語終盤に怒涛のごとく描ききっているところに他の実話の映画化作品と異なる印象の強さを感じます。

 この作品ではレイ・チャールズという実在の人物の半生を題材に人生の幼少時代にトラウマを受けた人たちに対するメッセージを送っているように感じられます。彼は人を信用できず、女性関係で問題を起こし、覚醒剤にまで手を出しますが、その要因は幼少時代に受けたトラウマであり、彼の責任ではないということを言うことで同じようなトラウマを抱えた人に「悪いのはあなたの責任ではないですよ。」と言いたかったのではないでしょうか。

 レイ・チャールズが歌って大ヒットした「我が心のジョージア」は実は彼が幼少に受けたトラウマを投影させて歌ったのではないかと思われる節があります。歌詞を深読みするとそう取れなくもありません。またトラウマの象徴として水がとても効果的に使われています。

 レイ・チャールズを演じたジェイミー・フォックスの演技は見事です。彼にになりきり、実際にピアノまで演奏しています。

 映像はまるで1950年代や60年代のジャズやソウルのレコードジャケットを彷彿させるような黄みがかった映像と物語後半まで少し赤みの強いシーンが多いのが印象的です。時折本物の映像なのか、わざとなのか荒れたシーンが入るのも印象的です。

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