STAR WARS:REVENGE OF THE SITH(4K UHD Blu-ray UK)

No Image 邦題 スター・ウォーズ:シスの復讐
レーベル BUENA VISTA HOME ENTERTAINMENT
制作年度 2005年
上演時間 140分
監督 ジョージ・ルーカス
出演 ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン
画面 2.39:1/HDR10
音声 DOLBY ATMOS 英語 / DOLBY DIGITAL PLUS 7.1ch ドイツ語、フランス語 / dts 5.1ch イタリア語
字幕 英語、フィンランド語、ドイツ語、イタリア語、ノルウェー語、スウェーデン語、フランス語

あらすじ

 分離主義と共和国の戦争は終盤に至っていた。分離主義は共和国の議長、パルパティーンを誘拐する。パルパティーンを救助すべく、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーは分離主義の船に潜入し、ダークサイドに落ちたドゥークー伯爵と対決し、ドゥークーを倒してパルパティーンを救助する。しかし、アナキンの活躍にも関わらず、ヨーダたちはアナキンのジェダイマスターへの昇格を認めなかった。アナキンはパドメが自身の子供を宿していることを知り喜ぶが、パドメが死ぬ夢を見て動揺する。その心の隙をついてパルパティーンはアナキンをフォースのダークサイドに落とそうと画策する。パルパティーンこそジェダイに相対する悪の使者シスであり、アナキンを自身の弟子にしようとしていたのである。分離主義はパルパティーンの指示のもと、サイボーグであるグリーヴァスをドゥークーの代わりにリーダーとして立て直しを図るが、オビ=ワンがグリーヴァス退治に向けて動き出す。アナキンはメイス・ウインドゥにパルパティーンがシスであることを告げ、ウインドゥはパルパティーン逮捕に赴くが、アナキンの裏切りに遭い死亡する。そして、ジェダイ粛清に向けた行動を起こす。かろうじて生き残ったヨーダとオビ=ワンはパルパティーンとアナキンを始末しようとする。

感想

 1999年の「スター・ウォーズ:ファントム・メナス」と2002年の「スター・ウォーズ:クローンの攻撃」に続く「スター・ウォーズ」のプリクエル三部作の第三作に位置し、ジェダイの崩壊とアナキンがダース・ベイダーになる経緯を描いた、ジョージ・ルーカスが関与するシリーズとして最終作になるのが、「スター・ウォーズ:シスの復讐」です。今回、「スター・ウォーズ:スカイウォーカーの夜明け」の4K UHD Blu-rayのリリースとともに発売された「スター・ウォーズ:スカイウォーカー・サーガ」という9作品のボックスセットを入手し、それを鑑賞しています。

 映画はクローン対戦の終盤を描いています。戦いは大詰めを控えていますが、そこでパルパティーン議長を誘拐されるという事件が起こり、オビ=ワンとアナキンがパルパティーン救助に向かうところから話は始まります。第二作目の「クローンの攻撃」では手強い相手であったドゥークー伯爵ではありますが、「シスの復讐」では成長したアナキンに意外とあっさり殺害されてしまい、敵としての立ち位置が弱い感じがします。今作ではシスの弟子としてグリーヴァス将軍や、アナキンがダース・ベイダーになるところが物語としてフィーチャーされているので、ドゥークー伯爵の存在は軽いのかもしれません。

 アナキン自身もフォースの使い手として成長はしていますが、ジェダイの評議会はアナキンをジェダイマスターとして認めようとしません。それがアナキンの不満につながり、彼を高く評価するパルパティーンに寄り添っていく様子が描かれています。オビ=ワンが「パルパティーンを信用するな」と忠告しても、アナキンがそれを聞き入れることはなく、それがパルパティーンの陰謀につながっていくようになります。

 一方でアナキンはパドメとの間に子供ができることを知り喜びますが、パドメが子供を生む際に死ぬという夢を見て、動揺します。ジェダイが誰かを愛したりするのを禁じていますが、アナキンはジェダイの規則を色々破っているところにパルパティーンにつけ入れられる隙を作っており、パルパティーンの計画通りの野望に加担する羽目になっていきます。

 一方でオビ=ワンは、ドゥークー伯爵の後任リーダーであるグリーヴァス将軍と対峙することになりますが、ここはオビ=ワンのフォースの見せ場になっていると言えます。サイボーグであるが故に4本の腕を持ち、その4本の腕でライトセーバーを振り回すグリーヴァス将軍との対決は、映画の見どころの一つであります。このプリクエル三部作であまり見せ場のなかったオビ=ワンも、今作ではいろいろな活躍を見せます。

 次第に明らかになるパルパティーンの陰謀と、それによって粛清されるジェダイの騎士、生き残ったヨーダとパルパティーンの対決とオビ=ワンとアナキンの対決は、映画のクライマックスとして大きな見せ場であり、どう話が決着するのかに興味を持たせますが、すでに「新たなる希望」で描かれたように帝国軍が存在している以上、パルパティーンの勝利とアナキンがダース・ベイダーに生まれ変わるシーンがあるのは当然の話で、プリクエル三部作でオリジナル三部作にどう話の展開をミスなくつなげるかという関心をうまく仕上げたなと、感動すること請け合いです。

 映像は4K UHD/HDR10で収録されています。映像はマスターが2Kのデジタル仕様であり、4K UHD Blu-rayではアップコンバートの画質になっていますが、解像度に不満はありません。アップコンバートがうまくいっていて、4Kの映像らしい高精細の解像度を誇っていると言えます。HDR10での色管理なのもあって、カラフルな映像が終始展開され、魅力的な映像を提供しています。音響はDOLBY ATMOS MIXでの収録であり、三次元サラウンドが効果を発揮していると言えます。特にオビ=ワン対アナキンの火山の惑星での溶岩が流れるところでのライトセーバー戦は、溶岩の流れる音がイマーシヴで効果を最大限に発揮していると言えます。

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