Apple TVで観た映画のレビュー/視聴環境

Apple TVで観た映画のレビュー

視聴環境

Apple TVで映画を観る時の視聴環境は下記の通りです。

  • 部屋のサイズ : 約 10.5 畳
    フローリングの1Kのルームである。
  • TV : Panasonic TH-55LX950
    2020年2月23日から使用していたSONY KJ-55A8Gが使用開始丸4年で故障し、修理見積もりを聞いたら新品テレビが買えるほどの修理代だったので修理を中止し、慌ててネットで候補を調べて購入し、2024年3月14日より使用開始した4Kテレビ。今まで有機ELテレビだったが寿命等を考慮し、今回は液晶テレビに切り替えている。DOLBY VISION、倍速対応、AV雑誌の評価、実売価格も検討対象に入れている。接続機器は従来と変わらず、マランツのAVアンプ、CINEMA 70sを介して4K UHD BDプレイヤー、Apple TV 4K、TVゲーム機で視聴している。
  • AV アンプ : マランツ CINEMA 70s
    2023年6月25日より使用開始したAVアンプ。2022年の冬に発売された時にそのスタイリッシュな外観に興味を持ったのだが、2023年の6月に2割引で売られていたことと、今まで使ってきたYAMAHAのRX-A770が購入5年を経過し、最新フォーマットに対応しきれない状況と音質がエントリーモデルなので不満が出てきたこと、DOLBY ATMOSやdts:Xを使用すると、YAMAHAの売りであるシネマDSPを掛け合わせることができなくなり、使う機会を失ったのでYAMAHAにこだわる必然性がなくなり、買い替えを決意した次第。マランツのラインアップではエントリーモデルなのだが、価格設定は他メーカーではミドルクラスのためか、RX-A770に比べて低音域の響きが素晴らしく、また、RX-A770では聞こえなかった音が聞こえるなど、5年前のモデルとは格段の音質の違いを見せている。DOLBY ATMOSの音場感もかなり異なっていて、イマーシヴ感が素晴らしい。
  • メインスピーカー : POLK AUDIO Monitor XT60
    センタースピーカー : なし
    サラウンドスピーカー : POLK AUDIO Monitor XT60
    サブウーハー : POLK AUDIO Monitor XT10
    ハイトスピーカー : POLK AUDIO Monitor XT90
    2023年8月10日より使用開始した4.1.2chのDOLBY ATMOS対応のスピーカーシステム。AVアンプをマランツのCINEMA 70sに買い換えたことで2011年より使い続けたBose Acoustimass 6 Series IIIの音質に不満があったのと、このモデルが実はリコールを起こしてしまい、最悪火災を発生するという問題を抱えてしまったために買い替えを決意し、コストパフォーマンスの高さからPOLK AUDIOのシステムに一新した。テレビの設置位置の関係上、センタースピーカーなしの構成になっているが、メインとサラウンドのXT60はトールボーイ型なので、センターなしの構成でも不満のないサラウンド環境を再現できている。システム全てでPOLK AUDIOに統一したので、イマーシヴサラウンドは素晴らしく、Boseで気になっていた低音のブーミーさがないことや、微妙なニュアンスの音の再生にも適しているのはAVアンプとの組み合わせの妙だと思う。
  • サラウンドヘッドフォン : Victor EXOFIELD THEATER XP-EXT1
    2020年8月28日より使用開始したサラウンドヘッドフォン。YAMAHAのAVアンプでの映画鑑賞が近隣のクレームになり、対処方法を探していたところ、頭外定位音場処理技術「EXOFIELD」を使って、ヘッドフォンでDOLBY ATMOSやdts:Xの再生が可能なEXOFIELD THEATER XP-EXT1が発売されたことで、システムに追加をした機材。ヘッドフォンで自分の頭の頭部伝達関数を計測し、最適な音場を構成するというシステム。言ってみればBluetooth出力のついたAVアンプとも言えなくもない。残念ながらDOLBY VISIONパススルーには未対応だが、周囲に気兼ねなくイマーシヴなサラウンドが楽しめるのはアドバンテージである。2023年1月より配信では使用していない。
  • セットトップボックス : Apple TV 4K(第二世代)
    2021年5月22日より使い出した、第二世代のApple TV 4K。映像は4K/60fpsまで対応し、HDR10、DOLBY VISIONに対応している。また、音響はDOLBY DIGITAL PLUSベースのDOLBY ATMOSに対応し、映画をストリーミングで楽しむ準備のできているセットトップボックスである。2019年に入手した第一世代と比較すると、SoCがA10XからA12に変更され、動作の高速化に寄与している。
  • 空間オーディオ用ヘッドフォン : Beats Fit Pro
    2023年1月9日より使用開始したAppleの空間オーディオ用ヘッドフォン。Apple TV 4K(第二世代)専用での利用に用いている。これまでVictorのEXOFIELD THEATER XP-EXT1でDOLBY ATMOSをヘッドフォン再生してきたが、2022-2023年の年末年始にiPad Pro+AirPods Pro (第二世代)でNetflixのオリジナルドラマ「ウェンズデー」を視聴したところ、意外とDOLBY ATMOSの効果が出ていたので、AirPods Pro(第一世代)と性能が似ているBeats Fit ProをAppleの初売りで購入し、Apple TV 4K専用のヘッドフォンとして活用を始めたもの。DOLBY ATMOSを始め、5.1ch、7.1chにも対応し、かつEXOFIELD THEATERの弱点の一つだったDOLBY VISIONのパススルー非対応を回避できるので、配信限定ながらDOLBY VISION/ATMOSのコンボで映画を楽しむことができる。Beats Fit Proは、AppleのAirPods Proと比較して低音の出方が激しいので、映画の迫力を堪能するには十分である。ただ、EXOFIELD THEATERとは音場感は違うので、性能の違いはある。2023年3月19日視聴の「西部戦線異状なし」を最後に使用を停止。

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