関門海峡・門司港レトロ・萩・津和野・宮島・秋吉台・錦帯橋・青海島初日

関門海峡・門司港レトロ・萩・津和野・宮島・秋吉台・錦帯橋・青海島初日

2008年4月6日-4月8日

初日

 朝 5:00 に起床し、羽田空港へと向かった。やはり朝早いと眠い。集合時間が 7:10 になっていたので、この時間でないと間に合わなかった。京浜急行を乗り継ぎ、羽田空港に 7:00 に着いた。

 羽田空港では添乗員さんを探し、そこでチケットを受け取った。8:00 羽田発の広島空港行きである。早々に手荷物検査場を抜け、搭乗窓口まで到着してから、朝食のサンドウィッチを食べた。搭乗時間までしばらく時間があったので、待合室でのんびりと過ごしていた。

 時間が来たのでバスに乗り込んで搭乗機まで行った。地方路線なので、ターミナルに飛行機は到着していなかった。待機場に飛行機はいたので、バスでそこまで行く必要があったのである。飛行機は、あまり大きな機体ではなく、満席の様子であった。座る座席は後ろのほうだったので、乗り込むのに少々苦労してしまった。定刻の時間が来て、飛行機は駐機場を離れた。しばらく待機時間があってから、飛行機は、滑走路に到着し、そして離陸をした。

 飛行機に乗っている間は、目を閉じて少しの間寝ていたが、ドリンクサービスのときは起きて、飲み物をもらっていた。1 時間 20 分ほど飛行機に乗った後に定刻通りに広島空港に到着した。

 広島空港では、現地のバスガイドさんが待ち構えていた。そして、乗客をバスへと導いていった。今日から 2 泊 3 日お世話になるバスである。ツアーが満席の為、相席を求められたが、これは止むを得ないことだろうと思う。バスに乗り込むと、一路、津和野に向けてバスは走り始めた。

 バスの中ではまた寝て過ごしていた。途中でサービスエリアに到着する。そこで、昼食のお寿司の弁当が配られた。初日は、時間の関係上、バスの中で昼食を取った。そして 12 時を少し回った後、バスは、津和野に到着をした。

 津和野では、最初に殿町にある鯉を見て回った。人間と同じぐらいの寿命があるらしく、とても大きな鯉は、年齢が 60 歳を越しているという。鯉を見てから、日曜日だということで、JR 山口線を走る SL 列車を見るために橋のところで待った。しばらく待つと、SL がやってきたので、写真を取ろうとしたが、シャッタータイミングを少しミスしてしまい、先頭車両が少し欠けた状態で撮る羽目になってしまった。しかし、SL の迫力はあったと思う。

森鴎外生誕地
 それからバスに乗って数分のところにある、森鴎外の生誕地を見て回った。当時の雰囲気そのままに残されている、家であった。森鴎外と言えば、明治を代表する文豪であり、また陸軍の軍医総監まで務めた人物である。その彼の生誕の地が津和野ということで、町をあげて紹介をしていた。そこから少し行った所に、バスの停留場と、和紙のおみやげ物屋があった。和紙のおみやげ物屋では、和紙作りの実演をしていた。水に溶けた、和紙のかすをござみたいなものですくって紙にしていた。

 森鴎外生誕地を見学し終わった後、再びバスに乗り込み、続いて萩へと向かった。バスに乗り 1 時間ほどかかっただろうか。萩の最初の観光地である、松陰神社に到着した。ここは、明治維新のときに活躍をした吉田松陰を祭ってある神社である。境内には、神社のほかに吉田松陰が教鞭をとっていた、松下村塾が当時の姿のまま残されていて、ここを観光することが出来た。松下村塾の門下生には、有名な高杉晋作らがいて、幕末の激動の時期を駆け抜けた人たちばかりがそこにはいた。

   松陰神社を見学した後は、蒲鉾店へと足を進めた。最初のおみやげ物店である。ここでは、ふぐの蒲鉾やら、色々な蒲鉾があった。作り方が、小田原の蒲鉾とは違うらしく、板にのせてから下から焼くのが特徴だということである。試食をしながらお土産に買う蒲鉾を母達と選んでいた。

菊屋横丁
 再びバスに乗って、今度は萩の城下町へと足を向けた。駐車場にバスを入れて、付近を散策する。江戸屋横丁から歩いていって、呉服町すじで旧久保田家を見学した。昔ながらの家作りに関心をしながら見学をしていた。見学後、付近のコーヒーショップでコーヒーを飲んで休憩を入れた。カプチーノを飲んでみたが、なかなかおいしかった。そこから更に菊屋横丁を歩いて、昔ながらの延々と続く白壁を見学した。この通りには、高杉晋作の誕生地もあったりしたが、残念なことに見学できなかった。江戸屋横丁にある青木周弼旧宅では、お雛様が飾られていた。なかなかに立派な雛壇だった。

 萩の城下町を見学し終わると、一路萩たなかホテルへと足を向けた。温泉の付いているホテルということで、期待が膨らむ。バスに 10 分ぐらい乗ってから、ホテルに着いた。部屋に到着すると、最初に温泉に入っていった。露天風呂もあり、なかなかに心地よい風呂であった。

 食事の時間になり、食堂に下りていった。食事は、ふぐ会席ということで、ふぐの刺身や唐揚げなどふぐ尽くしの料理が並んでいた。もっともふぐふぐと騒いでみたところで、特別おいしいものでもないので、ちょっとそのあたりは残念といったところだろうか。一番おいしかったのは、から揚げであった。

 食後、しばらく経ってから、ホテル主催のナイトツアーに参加した。約 1 時間のツアーで、萩の夜景と、城跡のライトアップを見て回るというものであった。マイクロバスに乗り込むと、ホテルの係員のおじさんがタオルをくれた。何かと思ったら窓が曇ったときはそれで拭けということであった。係員のおじさんはし、実は、バスのドライバーでもあったので、最初はびっくりしてしまった。しゃべり方も山口弁丸出しでしゃべるので、実に面白かった。そのおじさん曰く、萩の夜景は、1 ドルの夜景なのだそうである。それが見え方によっては、70 セントの夜景になったりする、とか言って観客を楽しませていた。途中で萩の方言と標準語の違いを当てさせるクイズコーナーもあったりして、1 時間の予定が、1 時間 20 分ぐらいかかってしまった。

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