オーシャンズ11(DOLBY VISION/Netflix)/Apple TVで観た映画のレビュー

オーシャンズ11(DOLBY VISION /Netflix)

No Image 原題 OCEAN’S ELEVEN
レーベル Warner Bros.Home Entertainment
制作年度 2001年
上映時間 116分
監督 スティーヴン・ソダーバーグ
出演 ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ
画面 2.39:1/DOLBY VISION
音声 DOLBY DIGITAL 5.1ch 英語
字幕 日本語

あらすじ

数々の犯罪を犯してきたダニー・オーシャンは、ある仮面を強奪した罪で刑務所に服役していたが、その仮面強奪事件以外では有罪にならなかったので、刑務所から仮釈放される。ニュージャージーから他の州に移動しないことが仮釈放の条件の一つだったが、ダニーは仮釈放後、早速昔の仲間で今はハリウッドで働いているラスティに連絡を取る。ダニーはラスベガスにあるカジノホテル、ベラージオ、ミラージュ、MGMグランドの売上金が集まるベラージオの金庫からカジノの売上金を強奪する計画を持っていて、ラスティと協力してその計画を実行に移そうとしていたのである。ダニーとラスティはベラージオの金庫室からカジノの売上金を強奪するためのエキスパートを集め始め、ダニエルとラスティを含め11人のメンバーが集まった。そして、カジノの売上金を強奪するための計画を実行に移すべくラスベガスに飛び、ベラージオの金庫室のセキュリティを詳細に調べ、計画を緻密に組み上げていく。そんな中、ダニーは刑務所に服役中に離婚を言い渡された元妻のテスと再会する。テスはベラージオ、ミラージュ、MGMグランドの三大カジノの経営者ベネディクトと交際していたのである。テスとよりを戻したいダニーは、ベラージオ、ミラージュ、MGMグランドの売上金を手に入れるのと、テスとよりを戻すため、緻密に建てた計画を実行に移していく。

レビュー

ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、マット・デイモンなどの人気俳優を一堂に介し、大規模な強盗事件を起こす犯罪者たちを描いた映画が、この「オーシャンズ11」です。この映画のオリジナルは1960年にフランク・シナトラが出演した「オーシャンと十一人の仲間」であり、そのリメイク作品です。興行収入は製作費を軽く上回り成功とみなされていて、批評もRotten Tomatoesの批評家評価は83%、観客評価が80%と結構高評価を得ています。興行収入としては成功したので、続編である「オーシャンズ12」、「オーシャンズ13」が製作されています。

ハリウッドを代表する人気俳優が勢揃いした犯罪映画ということで、映画には華やかさが漂います。犯罪者視点の映画なので、当然犯罪は悪事なわけですがそれは悪事とはみなされず、どうダニーやラスティたち犯罪のエキスパート11人が、ラスベガスにある三大カジノの金庫室から大金を盗み出すかという困難なことにチャレンジングしていく様子が、スタイリッシュに描かれています。

映画はあくまでスタイリッシュな展開が貫かれており、金庫室から大金を盗み出すための計画を実行に移す際にもスリリングさという点ではいまひとつな感じはしますが、それでもダニーやラスティたちの立てた計画が無事成功するかというお決まりの展開には、安心して物語に没入できるようにはなっています。ダニーやラスティたちの立てた計画と実際の行動にはズレも生じますが、それも何事もなかったかのように修正されますので、人気俳優たちの華のある演技を存分に堪能することができます。

ダニーのカジノの売上金強奪の計画には、もう一つの計画が潜んでいて、ダニーが刑務所に服役中に離婚を言い渡された元妻のテスとの関係を元に戻したいという、ダニーの欲求が、この計画のもう一つの柱になっています。カジノの経営者であるベネディクトの経営するカジノから売上金を強奪するという計画には、ベネディクトとテスが交際しているからという理由もあったりして、なぜダニーが三大カジノに狙いをつけたかという説明にもなっています。

物語の中心にいるのはジョージ・クルーニー扮するダニーと、ブラッド・ピット扮するラスティですが、ラスティもダニーに負けず劣らず物語を動かす中心人物として存在感を発揮しています。シーンによっては、ダニー以上にラスティの存在感が強いこともあり、ラスティの存在が物語を進行していく一つの重要点であるといってもいいかと思います。

映像は4K/DOLBY VISIONで配信されています。Netflixの場合、4K配信はNetflixオリジナル作品か、一部のSONY PICTURES作品に限られていましたが、アメリカの4K UHD Blu-ray/Blu-ray/DVDの情報サイトであるTHE DIGITAL BITSで「オーシャンズ11」シリーズが4K/DOLBY VISIONで配信されている」という情報を発信していましたので、確かめる意味で試聴しました。「オーシャンズ11」はWARNER BROS .PICTURESの映画ですが、確かに視聴すると4K配信のようです。NetflixのHD画質の配信とは質が異なっていて、精彩感がありますし、フィルムのグレインノイズも終始見ることができます。ただ、フィルムが元データなのと、保存用の4Kマスターデータを作っていないみたいなので、4K UHD Blu-rayもリリースされていないし、AppleのiTunes Moviesでも4K配信は行っていません。Netflix以外では4Kの映像は見ることができないものと思われます。DOLBY VISIONで色彩管理はしていますが、鮮やかな色彩というわけではないし、高輝度な色合いをしているわけでもないです。しっとりとしたフィルムの色調そのものという感じです。SDR的に感じる部分もありますが、Netflixのメニュー画面では「DOLBY VISION」の表示が出ているので、DOLBY VISIONなのは確かだと思います。

音響はDOLBY DIGITAL 5.1chサラウンドです。オリジナル映画そのものが5.1chサラウンドですので、特にアップミックスしているわけでもないですが、平面的サラウンドの効果は十分に出ていて、カジノの賑やかさやラスベガスの交通量の多さ、ダニエルの売上金強奪計画実行時の音場感などで効果的なサラウンドを提供しています。

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