バッドボーイズ(4K UHD/iTunes Movies)

No Image 原題 BAD BOYS
レーベル SONY PICTURES HOME ENTERTAINMENT
制作年度 1995年
上演時間 118分
監督 マイケル・ベイ
出演 ウィル・スミス、マーティン・ローレンス、ティア・レオーニ
画面 1.85:1/DOLBY VISION
音声 DOLBY ATMOS 英語
字幕 日本語

あらすじ

 マイアミ市警の保管庫に収納されていた犯罪の押収物であるヘロインが、何者かによって奪われた。犯行の手口からマイアミ市警の内部の犯行が疑われた。麻薬係のマイクとマーカスは、早速捜査を開始する。FBIが事件に関与するまで3日間しか余裕はなく、FBIの関与を防ぐために、マイクとマーカスは事件の真相を追いかける。その頃、犯罪グループは内部分裂を起こしており、その顛末をジュリーという女性が見ていた。ジュリーはマイクに救いを求めるが、たまたまマイアミ市警にはマーカスしかおらず、マーカスがマイクのふりをしてジュリーを保護し、犯人追跡を行う。しかし、マイクに扮したマーカスの言動の数々にジュリーも不審を抱き、捜査は難航する。

感想

 SONY PICTURESが経営に問題を抱えていた頃に低予算で製作され、スマッシュヒットを記録した映画が、この「バッドボーイズ」です。アクション映画を撮り続けるマイケル・ベイの監督デビュー作であると同時に、まだラッパーとしての名声の方が高かったウィル・スミスを主役に備え、コメディアンのマーティン・ローレンスとコンビを組んで、笑いを取るトークスタイルのアクション警察物になっています。

 作品は、その後のシリーズ物と違って、まだウィル・スミスが俳優としてのキャリアを積んでいないことから、マーティン・ローレンス扮するマーカスが主役のような設定になっています。その結果、トークで笑いを取るシーンが多く、他の警察物とは一味違った展開になっています。特にマーカスが事件の証人であるジュリーを保護するために、マイクのふりをして捜査するところなどは、笑いの極地であると言えます。

 事件の証人であるジュリーもマーカスがマイクのふりをしていることを薄々感じ取っていますが、彼女自身は身の危険を感じ取っていることから、マーカスのいうことをそれなりに聞いています。でも、マイクの家でジュリーとその飼い犬が起こす数々の粗相に、マーカスが頭を抱えるというシーンは面白いです。一方でマーカスは家庭持ちでありますが、この事件の捜査のために夫婦の絆に亀裂が入り始め、余計に腹を抱えて笑う場面であります。

 相棒のマイクはマイクで、一人で事件の捜査をしていますが、彼の情報屋の女性が犯罪組織に殺されたことから、犯罪組織に敵意を持っており、人一倍復讐心が強いキャラになっています。そのマイクがマーカスがマイクのふりをしている間、マーカスの家で暮らすことになりますが、マーカスの奥さんと仲良くやっているので、マーカスがよりイライラを募らせることになってしまいます。

 「バッドボーイズ」は一貫してマイアミの麻薬組織との戦いがメインになっていますが、この第一作である「バッドボーイズ」では、マイアミ市警の押収物であるヘロインが強奪され、それをFBIの介入される前までに事件解決しなければならないという麻薬組織との戦いであり、タイムリミット物でもあります。笑いのシーンは多いですが、警察物なので、要所要所ではアクションシーンも映えます。

 映像は4K/DOLBY VISIONでの収録ですが、1995年のフィルム撮影の映画の4K化ということもあってか、思ったほど高解像度というわけではありません。シーンによっては高解像度で提供されるシーンもありますが、ピントが甘いシーンもあり、全般的には少し物足りないかなと感じるところであります。色合いはどちらかというと赤みの強いシーンが多く、クライマックスの銃撃シーン等でのナチュラルな色調と比較すると、少し違和感も感じます。音響はSDDSをDOLBY ATMOSにリミックスしたサウンドトラックですが、コメディシーンが多いので、あまり三次元サラウンドを構築しているとは言えません。もちろん、銃撃シーンやカーチェイスシーンなどでは、効果的にイマーシヴ・オーディオを発揮していますが、全体量からすると、少ないと言えます。

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