コンテイジョン(HD/Netflix)

No Image 原題 CONTAGION
レーベル WARNER HOME VIDEO
制作年度 2011年
上演時間 106分
監督 スティーヴン・ソダーバーグ
出演 マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーン
画面 1.85:1/アナモルフィック
音声 DOLBY DIGITAL PLUS 5.1ch 英語
字幕 日本語

あらすじ

 香港での出張業務を終えたベスは、不倫相手と電話で話をしていたが、会話の途中から咳き込むようになる。ベスは夫であるミッチのもとに戻る前に不倫相手と密会し、それから自宅に戻った。しかし、ベスは病気を発症し、倒れて病院に担ぎ込まれるが死亡する。そして、ベスの息子も同じく病気で死亡する。ベスと息子の死に動揺するミッチだったが、事態は深刻な方向に向かい、ベスとほぼ同じタイミングで世界中で病気で死亡する人が現れる。アメリカのCDCは事態を重く見て、ベスが亡くなった原因を探り始め、未知のウイルスが原因であると判断するが、そのウイルスの能力を掴み切れないでいた。調査の途中で所員が死亡し、感染者が多く現れ始める。その中でフリーライターのアランは自身のブログで「レンギョウ」が有効であると書きまくり、大金を手に入れる。

感想

 2011年というかなり前に制作、公開された映画ですが、2020年の初頭から世界中で蔓延する新型コロナウイルスの影響を受け、ストリーミング配信サイトで急激に視聴者が増えているパニック映画が、この「コンテイジョン」です。専門家の意見を取り入れ、リアルな世界観を描いた映画ですが、2020年の新型コロナウイルスの蔓延とよく似た設定の映画のため、真実味にあふれた内容になっています。

 物語は最初香港に出張する会社員ベスが出張から帰るところから物語は始まりますが、そこで電話をするのが結婚相手であるミッチではなく、不倫相手であるというところが捻ってあるなと思います。空港で電話をしているベスが咳込むところから、すでに未知のウイルスに感染していることが示唆されますが、それが本格化するのは、ベスがミッチの元に戻った後です。

 そのベスの発症とほぼ時を同じくして、世界各国で未知のウイルスに感染し、発症する人たちが多数現れるところに、恐怖感があります。アメリカのCDCやWHOが事態の把握に努めますが、未知のウイルスが感染する速度が速く、次々に感染者が現れ、そして死亡していく様が描かれています。それはCDCの職員も例外ではなく、ミアーズ博士も調査の途中で感染してしまい、死亡するという現実感があります。

 CDCは必死の調査を続けますが、未知のウイルスの特定ができず、悪戯に感染者を増やしてしまうところは、今の新型コロナウイルスと同じ展開になっているかと思います。その中でフリーライターのアランが自身のブログで「CDCを信用するな。レンギョウを飲めばウイルスは退治できる」と書き続け、民間人がレンギョウを飲めば病気が治ると信じ込んでしまうところも、今のSNSでデマを信じた民間人がマスクやトイレットペーパー買い占めなどに走ってしまうところを彷彿させます。

 この映画はすでに輸入盤Blu-rayで鑑賞していますが、今回見たNetflix版では、輸入盤Blu-rayで表示のあった「Day1」などの経過日数の表記がありません。輸入盤Blu-rayで表記のあった「Day1」などの経過日数の表示は、物語によりリアリティを持たせるために有効であったと思いますが、なぜそれが今回のマスターから消えたのかは謎です。少なくとも、Blu-rayのマスターとは違うものを使っていると思われます。

 映像はHDでのデリバリーになっていますが、解像度に不満を感じるところはないです。色乗りも十分で、映像にのめり込ませるような表現をしていると言えます。音響も5.1chサラウンドで、環境音などで効果的にサラウンドを使っている印象を受けます。AVアンプのDOLBY SURROUNDモードで視聴すると、三次元サラウンドの効果が出て、没入感を得ることができます。

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