マッドマックス 怒りのデス・ロード(4K UHD/iTunes Movies)

No Image 原題 MAD MAX:FURY ROAD
レーベル WARNER BROS. HOME ENTERTAINMENT
制作年度 2015年
上演時間 120分
監督 ジョージ・ミラー
出演 トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト
画面 2.40:1/DOLBY VISION
音声 DOLBY ATMOS 英語
字幕 日本語

あらすじ

 地球は、核戦争により文明が荒廃し、力が正義となる世界に変わっていた。愛する家族を失った元警官のマックスは、砂漠で強大な勢力を持つイモータン・ジョーの配下に捕まり、血液の供給源として利用されていた。イモータン・ジョーはガス・タウンにあるガソリンを手に入れるべく、部下のフュリオサにタンクを運転させていた。しかし、フュリオサはイモータン・ジョーの意向を無視して、タンクを別の方角に向けて運転する。フュリオサはジョーの子供を宿した女性たちを匿っており、彼女たちとともにかつてあったはずの緑の地に向けて移動していたのである。フュリオサの裏切りを知ったジョーは部下たちを仕向けるが、その中で囚われていたマックスは、囚われの身から解放され、フュリオサたちとともに緑の地に向けて移動することになる。

レビュー

 1979年に公開され、ヒットを記録した「マッドマックス」シリーズのまさかの第4作目にあたる作品が、この「マッドマックス 怒りのデス・ロード」です。第4作目ではありますが、続編ではなく、リメイク的作品になっています。製作費は結構かかっており、アメリカでは興行収入が僅かに製作費を上回る程度で終わっていますが、全世界的にはヒットを記録しています。また、映画批評家、観客の評価も高く、内容は絶賛されています。

 映画は「マッドマックス」とタイトルされていますが、主人公であるマックスよりも、緑の地を目指す女性闘争家フュリオサが目立つ結果になっています。見ていて、主人公がフュリオサなのではないか、と思うぐらいに彼女の存在感は強いものがあります。そのため、マックスの影は多少薄い状態になっています。特に前半はマックスがイモータン・ジョーの部下に囚われの身になっているため、活躍する場がないところが、そう感じさせるのかもしれません。

 ストーリーは、イモータン・ジョーの管理から逃れ、緑の地を目指すフュリオサとマックス、女性たち、ニュークスの逃走劇がメインでありますが、物語の大半がカーチェイスシーンで締められているため、アドレナリンが出っ放し状態になってしまう珍しい映画になっています。しかもイモータン・ジョーの部下の追跡劇が独特なので、頭がおかしくなります。排気孔から炎を出しまくるは、何故かダブルネックのギターを弾き続けている男はいるは、ド派手なカーチェイスシーンはあるはで、見ていて飽きることがありません。

 荒廃した地球という設定が舞台のためか、物語は終始砂漠のシーンで描かれています。そのため、思う存分に派手なアクションシーンが繰り広げられています。どこまで行っても砂漠なので、車が1台横転したぐらいでは迫力がなく、さまざまな車が横転したり爆発したりします。その辺のアクションシーンは見ていて爽快感を感じるところであり、この映画を特徴づけていると言えるでしょう。

 映像は4KでHDR10およびDOLBY VISIONで収録されています。マスターフォーマットは2Kの映像なので、アップスケールの4K映像になっておりますが、解像度に不満を感じるところはないと言えるでしょう。HDR10による砂漠の描写はとても明るく、高コントラストを最大限発揮していると言えます。その中で色彩豊かなジョー配下の車とか、炎とかが映える描写をしています。音響はDOLBY ATMOSでミックスされていて、サラウンドが終始自分を取り囲むかのような配置をしています。効果的にサラウンドバックのチャンネルや天井チャンネルが使われており、映像に寄り添う音響効果になっています。

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