KONG:SKULL ISLAND(Blu-ray 3D)

KONG:SKULL ISLAND Blu-rayジャケット 邦題 キングコング:髑髏島の巨神
レーベル WARNER BROS. HOME ENTERTAINMENT
制作年度 2017年
上演時間 132分
監督 ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
出演 トム・ヒドルストン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・グッドマン
画面 2.40:1/アナモルフィック
音声 dts-HD MA 5.1ch 英語
DOLBY DIGITAL 5.1ch フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、チェコ語、トルコ語
字幕 英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語、アラビア語、ブルガリア語、クロアチア語、チェコ語、ヘブライ語、ハンガリア語、ルーマニア語、スロヴェニア語、トルコ語

あらすじ

 ベトナム戦争終結後の1973年。特務機関モナークのビルは、太平洋の地図に載っていない幻の島に何かがいると直観を働かせ、上院議員を説得してアメリカ軍の助けを借りて、幻の島、髑髏島への上陸を試みる。アメリカ軍からはパッカード大佐が支援し、パッカードはコンラッドや女性カメラマンのウィーバーを採用して、髑髏島へヘリコプターでの上陸を果たす。何かいないか、サイズミック・チャージで島を調査中、巨大な生命体コングが現れ、ヘリコプターを破壊され、多くの兵士が命を落とす。生き残ったパッカードやコンラッド、ビルは離れ離れになってしまう。しかも髑髏島はコングだけでなく、様々なクリーチャーが生息していて、生き残った兵士たちも次々に命を落としていく。パッカードはコングへの復讐を誓い、コングを葬り去るべく準備を行う。一方コンラッドとウィーバーたちは現地人たちと遭遇し、そこで生活をしていた太平洋戦争の生き残りマーロウと出会う。マーロウは1944年に髑髏島に墜落し、共に生き残った日本兵士と対決中、コングに襲われた過去を持っていた。マーロウの墜落した飛行機の部品を使って船を作ったコンラッドたちは、島からの脱出を目指す。

感想

 1933年と2005年の「キングコング」に引き続き、新たな視点でキングコングを描いた「モンスターバース」シリーズの第二弾が、この「キングコング:髑髏島の巨神」です。1933年や2005年の「キングコング」とは違い、髑髏島で暴れまくるキングコングの姿を描いた一編ではありますが、大ヒットは記録したものの北米だけでは制作費は回収できず、若干厳しい状態にある映画であると言えます。

 前述のようにこの「キングコング:髑髏島の巨神」は、太平洋の未知の島、髑髏島に調査に訪れた科学者と軍人が島に生息するキングコングやその他クリーチャーたちに襲い掛かられ、命をかけての逃避行をするという展開になっています。この展開は結構面白く、キングコングやクリーチャーたちが軍人たちを次々に血祭りに上げていくのが、緊迫感を持っていると言えます。彼らがどのようにキングコング等に対応し、どのような最後を遂げるのかが焦点になっていて、その過程を楽しむ展開になっていると言えます。

 物語冒頭が1944年の太平洋戦争下でのマーロウと日本兵の髑髏島での死闘と、キングコングの登場で掴みを放ち、その後オープニングクレジットでその後の歴史を語っていく様は、スピーディな展開を予感させます。そのオープニングにたがわず、物語はいい展開をしていると思います。冒頭のシーンに意味があるのかというと、本編に歳を取ったマーロウが登場し、物語に関与してくるのが面白いと言えます。

 キングコングやクリーチャーに襲われて仲間を失いつつも島からの脱出を図る主人公たちですが、パッカード大佐は次第にキングコングを倒すという妄想に取り憑かれていくことになります。それを演じているのがサミュエル・L・ジャクソンなので、設定にリアリティがあるような気がします。パッカードの狂気がどこまでキングコングに迫られたのかは、物語本編で確認頂くとして、パッカードが次第に孤立していく様が物語を面白くしている点であると言えます。

 その一方でパッカードにスカウトされたコンラッドたちは、現地人と出会い、そこで生き延びていたマーロウと遭遇することで、島からの脱出に現実感が出てきていると思います。マーロウの墜落した飛行機の部品を使って船を作り、島からの脱出を図るシーンは、緊迫感があると言えます。そして、パッカードと合流して脱出を考えますが、パッカードは狂気に駆られるところで展開が読めないところがあると言えます。彼らの生死がどうなるのかが物語の肝で、ラストの展開に意味合いを持っています。

 エンドクレジットでマーロウのその後と、エンドクレジット後にコンラッドとウィーバーがモナークで取り調べを受けているシーンがあり、そこで「モンスターバース」シリーズのゴジラが登場するのが、シリーズの展開を期待させるものになっていると言えます。シリーズ第一弾と第三弾が「ゴジラ」の映画であり、2020年にキングコングとゴジラが対決する映画が公開されるという期待を持たせる設定になっています。

 映像は3Dで、比較的昼間のシーンが多いことから、映像の立体感や奥行き感が明確に現れ、キングコングやクリーチャーたちの巨大感がよく現れていると思います。色は赤みを帯びた色彩をしていますが、フィルムライクな色調で映画を見ている気にさせます。解像度も十分にあり、映画を楽しむことができます。音響はdts-HD MA 5.1chでの収録ですが、サラウンド感は十分にあり、音に包み込まれる感覚はあると言えます。モンスターたちのバトルは迫力があり、音響効果が優れていると言えます。

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