マイル22(HD/Netflix)

No Image 原題 MILE 22
レーベル UNIVERSAL PICTURES HOME ENTERTAINMENT
制作年度 2018年
上演時間 95分
監督 ピーター・バーグ
出演 マーク・ウォールバーグ、ローレン・コーハン、イコ・ウワイス
画面 2.40:1/アナモルフィック
音声 DOLBY DIGITAL 5.1ch 英語
字幕 日本語

あらすじ

 CIAの特殊部隊を率いるジェームズは、ロシア人が企てている企みを阻止するべく、ロシア人が隠れている家を襲撃し、ロシア人全員を抹殺し、ロシア人が持っていたデータを奪取することに成功する。それから数ヶ月後、東南アジアのインドカーという国にいたジェームズたちは、何者かに奪われたセシウムを取り戻すべく、調査していた。そこに現地警官であるリーという男が投降してくる。リーはSSDを所持していて、そのSSDにセシウムのありかが隠されていた。しかし、SSDには時限装置が仕組まれており、リーがパスワードを言わないとデータが消去される仕組みになっていた。リーの願いはアメリカに亡命することで、亡命と引き換えにパスワードを教えると言い放った。ジェームズや彼の部下たちはリーを亡命させるべく、空港までの22マイルを車で移動することになる。しかし、リーやジェームズを狙う何者かが彼らの行く手を阻み、ジェームズの部下たちは次々に倒れていく。その中でもリーを保護して空港にたどり着こうとしたジェームズたちだったが、リーには隠された秘密があった。

感想

 主演であるマーク・ウォールバーグと監督であるピーター・バーグが4度目のタッグを組み、CIAの特殊部隊を率いるジェームズとその部下たちが、奪われたセシウムのありかを探すために、東南アジアのインドカーという国の現地警官であるリーという男を亡命させるべく奮闘するアクション映画が、この「マイル22」です。映画批評家、観客からはかなり低い評価しか得られておらず、興行収入も北米だけでは映画製作費を回収できず、全世界でようやく製作費を多少上回るという残念な出来になっています。

 タイトルにもなっている「マイル22」とは、インドカーのアメリカ大使館から空港までの走行距離を指しています。その22マイルの間にジェームズとその部下たちが亡命を希望しているリーと共に謎の刺客に襲われ、次々に仲間が倒れていく中、なんとか空港までたどり着こうという物語です。22マイルの間には刺客が多数登場するので、手に汗握る攻防を鑑賞することができます。

 物語冒頭でロシア人の秘密の家をジェームズたちは襲撃をして、18歳の少年を含むロシア人全員を抹殺して行きますが、物語はそれで止まったまま、後の方でようやくその冒頭のシーンが意味合いを持ってくるという展開になっています。それ以外はロシア人の登場がほとんどないので、冒頭のシーンが宙ぶらりんになったまま、別の物語が進行していくことになります。

 CIAは何者かに奪われたセシウムを取り戻すべく、インドカーで作戦を起こしていますが、その奪われたセシウムのありかを握っているのがインドカーの現地警官であるリーという男であります。彼はSSDにセシウムのありかを書き込んでいますが、当然暗号化されていて、その暗号化を解くにはパスワードが必要になります。そのパスワードと引き換えにアメリカへの亡命を希望しているところから、物語はテンション高く進行していくことになります。

 リーを空港に届けるためにジェームズたちは車で移動するのですが、そこに謎の刺客たちが次々に現れ、リーやジェームズたちを襲撃するので、物語中盤から後半は、ずっと戦闘シーンが続くことになります。それがワンパターン的とも取れなくもあり、映画の評価が低い原因ではないかと思われるところでもあります。また、戦闘シーンの途中でCIAの監視部隊が監視カメラで状況をチェックしている場面がかなりあり、そこで派手なアクションが途切れるという欠点も併せ持っています。

 物語ラストは意外な展開で幕を閉じますが、それがジェームズたちの戦いが無駄であったということを示唆していて、どんでん返し的エンディングかなと思います。そのどんでん返しは当然物語でどこかでヒントが描かれているのですが、それが忘れていた頃に登場するので、そんな展開があるのか?という不思議な気分に落とし込まれます。ジェームズが戦いに負けたと言ってもよく、ハリウッド映画としては珍しい終わり方かなと思います。

 画像はHD画質で提供されています。外の映像は十分な解像度があり、色乗りもしっかり乗っていて美しいのですが、室内の壁とかのシーンになりますと、映像がブロックノイズで破綻気味になっています。音響はDOLBY DIGITAL 5.1chでEXOFIELD THEATERで鑑賞すると、銃撃シーンの銃の発射音とか着弾音が四方八方に広がる感覚を覚えます。また、サラウンド感も満載で、音の移動感もよく出ていると言えます。映画館ではDOLBY ATMOSかつIMAX仕様になっているので、その効果は5.1chでも再現できているのではないかと思われます。

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