GUARDIANS OF THE GALAXY VOL.2(4K UHD Blu-ray)

GUARDIANS OF THE GALAXY VOL.2 4K UHD Blu-rayジャケット 邦題 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
レーベル BUENA VISTA HOME ENTERTAINMENT
制作年度 2017年
上演時間 136分
監督 ジェームズ・ガン
出演 クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ
画面 2.40:1/HDR10
音声 DOLBY ATMOS 英語 / DOLBY DIGITAL PLUS 7.1ch 英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語 / DOLBY DIGITAL 5.1ch フランス語
字幕 英語、日本語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、広東語、北京語

あらすじ

 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々は、ソヴリンの電池を怪物から守る仕事を請け負った。死闘の末、怪物は倒し、電池を守ったガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々だったが、ロケットが電池のエネルギーを盗んでしまい、ソヴリンの攻撃を受ける羽目になってしまう。必死に攻撃を交わすガーディアンズ・オブ・ギャラクシーだったが、一人の男の援護により、ソヴリンの攻撃から逃れることに成功する。一人の男とは、ピーターの実の父であるエゴであり、彼は異星人としてピーターの母親と恋に落ちてピーターを授かったのである。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々を追いかけていたヨンドゥたちは、彼らを追い詰めるが、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーの大半はエゴの惑星に移動しており、ロケットが船の修理をしているだけだったので、被害は最小限に済んだ。そして、エゴはピーターに力の使い方を教えて、ピーターを自分の側に引き込もうとしていた。エゴは宇宙を自分のものにしようと企んでいて、そのためにはピーターの補佐が必要だったのである。ピーターはエゴに心奪われるが、ガモーラたちは彼らを不審に思い、真相に迫っていく。さらに彼らを追ってソヴリンの攻撃隊が迫っていた。

レビュー

 2014年に公開され、大ヒットを記録したマーベル・シネマティック・ユニバースの一作品、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の直接の続編に当たるのが、この「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」です。製作費は相当かかっていますが、北米だけで興行収入は製作費の倍の金額を稼ぎ出し、大ヒットを記録しています。また、映画批評家、観客からの評価も高く、成功を収めている作品であります。

 この「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」は、第1作で謎になっていたピーター・クイルの真の父親とその父親の野望が中心になっている作品であります。それに育ての親であるヨンドゥとの関係、電池を盗んだことにより追われる羽目になったソヴリンとの逃走劇が絡んでくるのが特徴です。特にピーターと真の父親であるエゴとの関係は、物語の中心的テーマになっているところであります。

 この映画の中心的テーマは、親子の絆とは何か、というところに尽きるかと思います。エゴはピーターの真の父親として登場し、ピーターの母親と恋に落ちてピーターを産み落とすことになりますが、その後はピーターの母親を見捨てて宇宙に戻り、他の惑星で同じような行為を繰り返しています。エゴの野望は自分の世界を宇宙に作り上げることであったのですが、そのためにピーターを見捨てて宇宙に戻り、また、ピーターの母親に癌を埋め込むところは、非情な性格であると言えます。

 最初はエゴが親切であったことから心を許しているピーターでしたが、エゴの目的と、自分の母親にしたことを知るにつれ、エゴが許せなくなり、最終的にはエゴの野望を打ち砕く戦いに身を投じる羽目になります。この映画はピーターの真の父親であるエゴと、育ての親であるヨンドゥのどちらが父親らしいことをピーターにしてきたか、というテーマを描くことにあります。その点、ヨンドゥの方がまだ父親らしいことをしているかとは思います。血の繋がっているエゴは、父親らしいことをしてこなかったと言えます。

 あと、映画で特徴的なのはベビー・グルートであるかなと思います。前作で燃え尽きてしまったグルートですが、今作では子供のグルートとして再登場し、愛嬌を振りまきながら、いろいろな場面で活躍をするというのが印象に残っています。冒頭の怪物対ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々の戦いでは、映像が怪物との戦いにフォーカスせず、あえてベビー・グルートにフォーカスを当ててストーリーを進めていく姿は、面白い試みかなと思います。また、知能も低いようで、ロケットの言うことを理解しているのかしていないのか判断に苦しむ場面もあって、面白みが増しています。

 映画には序盤とラストでシルヴェスター・スタローンがスタカー役で登場しますが、その位置はマーベル映画に必ず登場する原作者のスタン・リーと同じくらいの位置付けかなと思います。少なくともストーリーに直接絡んでくる役割ではないところが、ゲスト出演らしいかなと思います。また、本作でもまたハワード・ザ・ダックが登場し、知っている人は笑えるようになっているのも特徴的です。

 映像は4K/HDR10での収録になります。マスターデータは2Kですのでアップスケールでの収録になります。劇場ではIMAX DIGITAL THEATERで公開されたこともあり、1.90:1のアスペクト比の画面も存在はしていますが、この4K UHD Blu-rayは2.40:1のシネスコサイズで最後まで上映されます。解像度は2Kマスターからのアップスケールであるにもかかわらず、十分な精細感を持って表示され、また、カラフルな映像が最大限効果を発揮しているので、非常に楽しい映像になっています。音響はDOLBY ATMOSで収録され、三次元空間を埋め尽くすようなサラウンドが効果を発揮しています。宇宙船が頭上を通り抜けるシーンなどで頭の上を移動する音響効果があり、面白いサラウンドになっています。

 なお、このアメリカ版4K UHD Blu-rayの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」は、日本語字幕、日本語吹き替え音声がついています。メニュー画面も日本語化されているので、視聴するのは非常に楽です。BEST BUYという小売店限定のスティールブック仕様で提供されています。元々Blu-ray 3D目的に購入したものですが、実際は4K UHD Blu-rayで試聴することになりました。通常のディスクと違って、別のアートワークで提供されてるので、それがコレクションに最適であるという気がします。

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