南十字星を求めてケアンズへ|3泊5日オーストラリア旅行記プロローグ

南十字星を求めてケアンズへ|3泊5日オーストラリア旅行記プロローグ

はじめに

2026年のゴールデンウィーク、僕はオーストラリアのケアンズへ、3泊5日の旅行に出かけた。

前年2025年のゴールデンウィークにはロンドンを訪れている。長年の念願を果たしたことで、しばらくは次の旅行先を考える余裕すらない、いわば“燃え尽きた”状態にあった。

しかし、2025年も終わりに近づくにつれて、次の旅を模索し始めることになる。

南十字星を見たい──旅の原点

次の旅行先を決めるうえで、明確なテーマが一つあった。

「南十字星を見たい」

2016年、僕は沖縄の波照間島を訪れている。波照間島は日本で南十字星が見られる数少ない場所である。しかし、その日は曇天。星空は閉ざされ、南十字星を目にすることはできなかった。

その時の悔しさが、10年越しに再び蘇ったのである。

なぜケアンズなのか

南十字星を見るためには南半球に行く必要がある。候補としてはオーストラリアやニュージーランドが挙がった。

しかしニュージーランドは首都圏からの直行便がなく、アクセスの面で現実的ではなかった。

一方オーストラリアは、シドニーやメルボルンといった大都市も検討したが、星空観測ツアーがほとんど存在せず、今回の目的には適さなかった。

そこで「南十字星が見られる星空観測ツアーがある都市」を軸に再検索した結果、行き着いたのがケアンズである。

ケアンズは赤道に近く、南半球でありながら日本と気候差が比較的小さい点も大きな決め手となった。

旅行手配はH.I.S.を選択

今回の旅行も手配はH.I.S.を利用した。

航空券はスカイスキャナーで調査したが、成田〜ケアンズ間の直行便はJetstarのみであった。価格差もH.I.S.のツアーと大きくは変わらない。

さらに重要だったのはスケジュールである。ケアンズ到着は早朝4:30。到着後にラウンジまで送迎があるH.I.S.ツアーの方が合理的だと判断した。

当初は4月29日出発を検討していたが満席となり、4月30日出発へ変更。この1日の違いが結果的に重要だった。

星空観測ツアーはゴールデンウィーク中は休止されており、5月3日から再開される。この日程に滑り込めたことで、南十字星を見るチャンスを確保できたのである。

費用感について

ロンドン旅行と比較すると、ケアンズ旅行はおおよそ半額程度で収まっている。それでも総額は約40万円である。

決して安い旅ではないが、「南十字星を見る」という目的を考えれば納得できるコストである。

薬剤証明書の準備

海外旅行では持病の薬の扱いが重要となる。

前回のロンドン旅行で作成した英文の薬剤証明書をベースに、今回も調整を行った。ChatGPTでオーストラリア向けに書き直し、主治医のサインを取得して携帯している。

結果として使用する場面はなかったが、「備え」としては必要不可欠である。

ETA申請(オーストラリア入国)

オーストラリア入国にはETA(電子渡航許可)の取得が必要となる。

iPhoneアプリから申請を行ったが、パスポート読み取りや顔写真撮影で何度も失敗し、完了までに約1時間を要した。

申請費用は20AUD(約2,200円)。申請後すぐに承認され、無事入国許可が下りた。

旅行計画の立て方

今回の旅の計画は、オプショナルツアーへの参加とChatGPTへの相談を軸に組み立てた。

ケアンズは公共交通機関が少なく、観光はツアー主体となる。

  • 5月2日:キュランダ観光
  • 5月3日:グリーン島観光
  • 5月3日夜:星空観測ツアー(南十字星)

この構成で日程を確定した。

5月1日は到着日であり、夜行便の疲労を考慮して、無理をせず休息中心のスケジュールとした。

宿泊と移動手段

宿泊はCairns Queenslander Hotelである。

空港〜ホテル間は公共交通機関がないため、移動はUberを利用することにした。事前にアプリをインストールして準備している。

通信・デバイス環境

通信はキャリアのローミングを利用した。eSIMとの差額が小さく、設定の手間も少ないためである。

また、ロンドン旅行時に契約していたExpressVPNを再契約したが、結果的には不要だった。ローミング回線だけでブログへのアクセスは問題なかった。

持ち物と電源対策

iPhoneやApple Watch、iPad Airを充電するため、Apple純正のワールドトラベルアダプタキットを持参した。

さらにモバイルバッテリーも用意した。iPhone 16 Proはバッテリー劣化が進んでおり、旅行中の撮影では電池消耗が激しいと予想されたためである。

ケアンズの支払い事情

ケアンズはクレジットカード決済が非常に発達している都市である。

Apple Payにカードを登録しておけば、ほぼすべての支払いをスマートフォンで完結できる。

ただし注意点として、オーストラリアでは決済手数料(1〜3%程度)が利用者負担となるケースがある。この点は日本との大きな違いである。

日にち別の旅行記

ここから先は、実際の行動を日にちごとに記録していく。

  1. 南十字星を求めてケアンズへ|成田空港から出発・Jetstar搭乗記【2026年4月30日】
  2. 南十字星を求めてケアンズへ|早朝到着・パームコーブ散策と初日のオーストラリア飯【2026年5月1日】
  3. 南十字星を求めてケアンズへ|キュランダ観光・Skyrailと高原鉄道で熱帯雨林を巡る【2026年5月2日】
  4. 南十字星を求めてケアンズへ|グリーン島と星空ツアーで念願が叶った日【2026年5月3日】
  5. 南十字星を求めてケアンズへ|Uberで空港へ、Jetstarで帰国する旅の最終日【2026年5月4日】

果たして南十字星を見ることはできたのか──。

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